ホーム > 辞典 > たばこ > タバコ値上げ 年間負担 32万円! 異常増税 4年連続 便乗値上げ
目次 | 元のページ 前のページ | 次のページ サイトマップ | ページEND

タバコ値上げ 年間負担 32万円! 異常増税 4年連続 便乗値上げ


タバコ値上げ 「わかば」など 旧3級品たばこ 今後 4年連続増税 メビウス 便乗値上げ



たばこ(タバコ)の主要な品目で、例えば、1箱 400円の場合、その内 245円が税金、実に  61%もの不当に高率な課税がなされています ・・・ お金持ちでもない普通の庶民に、税率 61% ・・・ 他に例を見ない途方もない程の重税を課しているというのに ・・・

2015年度以降のたばこ税軽減措置廃止に伴い、2016年4月1日から、「わかば」など旧3級品6銘柄たばこを毎年増税値上げしていくのに合わせ、JT (日本たばこ産業) では、この時とばかりに、増税分以上の値上げ(増税分20円 + 10円~30円上乗せ)を実施、2016年4月1日の増税値上げとは無関係の「メビウス」ファミリー全35銘柄たばこまでもが一斉に便乗値上げしました

メビウス 値上げ 1箱 440円 2016年4月 増税以外で 民営化後初 参照


さらに、JTは、便乗値上げに対する批判を全く無視、2017年4月1日の増税値上げ時に続き、2018年4月1日の増税値上げ時にも、増税分以上の便乗値上げを実施します

JT セブンスター メビウス など 115銘柄で 10円~90円 値上げ 2019年10月1日 参照
JT わかば エコー しんせい 等 旧3級タバコ 1箱 40円値上げ 2018年4月1日 参照
JT わかば エコー しんせい 等 旧3級タバコ 1箱 30円値上げ 2017年4月1日 参照


また、国内たばこ販売 2位のフィリップモリスでも、JTの動きに追随、JTの便乗値上げ分に合わせ、「パーラメント」の一部を 2016年8月1日から、「マールボロ」の 32銘柄を 2017年10月1日、20本入りで 一律 10円、一斉便乗値上げしています

PM マールボロ 32銘柄 タバコ 1箱 10円 値上げ 2017年10月1日 参照
ラーク パーラメント 値上げ 1箱 420円~490円 2016年8月1日 参照



タバコ値上げ 銘柄(品目)一覧 わかば、エコー、しんせい、ゴールデンバット、ウルマ、バイオレット



増税額は、2016年4月に 20円、2017年4月に 20円、2018年4月に 30円、2019年4月に 約59円の4段階、合計 約130円で、その都度その額、値上げとなるはずでしたが、実際には、JT(日本たばこ産業)は、それ以上の金額を上乗せ値上げ(便乗値上げ)しています


時期 20164 20174 20184 201910 備考
増税額 20 20 30 59 1箱 (20本あたり)
1 1 1.5 3 1本あたり
JT便乗値上額 ※1 10 10 10 30 1箱 (20本あたり)
0.5 0.5 0.5 1.5 1本あたり
値上額 30 30 40 90 1箱 (20本あたり)
1.5 1.5 2 4.5 1本あたり

※1. JT便乗値上額 : 毎回目立たないようこっそり上乗せしてくる ・・・ やり口が姑息で きたないですね


個価格
20本入り)
20163
以前
201641 201741 201841 2019101
増税価格 増税価格 増税価格 増税価格
実際価格 実際価格 実際価格 実際価格
(累積) 増税額 20 40 70 130
(累積) JT便乗値上額 10 20 30 60
(累積) 値上額 30 60 100 190
わかば、ウルマ 260 280 300 330 390
290 320 360 450
エコー、しんせい
バイオレット
250 270 290 320 380
280 310 350 440
ゴールデンバット 210 230 250 280 340
240 290 330 420
(累積) 増税額 0
(累積) JT便乗値上額 10
(累積) 値上額 10
メビウス 430 430
440 480 円 ※1 490

※1. 2018年10月1日 たばこ税引き上げによる値上げ



わかば(若葉)、ウルマ(うるま URUMA) 負担見込み価格の推移 ( 価格一覧表 1 )



わかば(若葉)、ウルマ(うるま URUMA)での負担見込み価格の推移を下記に示します
今でも年間18万7200円も掛かっているたばこ代が、増税分だけでも 年間 28万0800円へ、10万円近い負担増、さらに、JTの便乗値上げ分が加算され、年間 10万円以上の負担増となる見込みです


わかば
ウルマ
2014年12月
価格
201641 201741 201841 2019101 累積
増税額
増税価格 増税価格 増税価格 増税価格
実際価格 実際価格 実際価格 実際価格
JT便乗分 JT便乗分 JT便乗分 JT便乗分 JT便乗分

20本入り)
260 280 300 330 390 130
290 320 360 450
10 20 30 60 120
1 カートン
10個入り)
2600 2800 3000 3300 3900 1300
2900 3200 3600 4500
100 200 300 600 1200
月額 15600 16800 18000 19800 23400 7800
17400 19200 21600 27000
600 1200 1800 3600 7200
年額 187200 201600 216000 237600 280800 93600
208800 230400 259200 324000
7200 14400 21600 43200 86400

月額は1日2個(20本入り)、月60個消費として計算 (単価 x 60)





エコー(echo)、しんせい、バイオレット(Violet) 見込み価格の推移 ( 価格一覧表 2 )



エコー(echo)、しんせい、バイオレット(Violet)での見込み価格の推移を下記に示します
今でも年間18万0000円も掛かっているたばこ代が、年間 27万3600円へ、10万円近い負担増、さらに、JTの便乗値上げ分が加算され、年間 10万円以上の負担増となります


エコー
しんせい
バイオレット
2014年12月
価格
201641 201741 20184 20194 累積
増税額
増税価格 増税価格 増税価格 増税価格
実際価格 実際価格 実際価格 実際価格
JT便乗分 JT便乗分 JT便乗分 JT便乗分 JT便乗分

20本入り)
250 270 290 320 380 130
280 310 350 440
10 20 30 60 120
1 カートン
10個入り)
2500 2700 2900 3200 3800 1300
2800 3100 3500 4400
100 200 300 600 1200
月額 15000 16200 17400 19200 22800 7800
16800 18600 21000 26400
600 1200 1800 3600 7200
年額 180000 194400 208800 230400 273600 93600
201600 223200 252000 316800
7200 14400 21600 43200 86400

月額は1日2個(20本入り)、月60個消費として計算 (単価 x 60)





「メビウス」ファミリー全35銘柄 価格の推移 ( 価格一覧表 3 )



「メビウス」ファミリー全35銘柄は、旧3級品たばこが対象の今回(2016年4月1日)の増税とは無関係ですが、JT (日本たばこ産業) では、どうせ値上げ申請するのならついでに ・・・ とでも思ったのか、ここぞとばかりに便乗値上げされました


「メビウス」 ファミリー全35銘柄 2014年12月 201641 2018101 2019101
個価格 (20本入り) 430 440 480 490
1 カートン価格 (10個入り) 4300 4400 4800 4900
月額 25800 26400 28800 29400
年額 309600 316800 345600 352800

月額は1日2個(20本入り)、月60個消費として計算 (単価 x 60)





「旧3級品たばこ」 「たばこ税軽減措置」 とは



通常のたばこには、たばこの葉の部分しか使われないのに対し「旧3級品」と呼ばれるたばこは、茎の部分も使用し、味、品質は劣りますが、その分量を水増しすることによって、安く提供しようという製品です

たばこの葉の部分への課税と捉えると、使っているたばこの葉が少ないため、決して「軽減」措置ではないのです

政府・与党は、(新聞等報道を見る限り)そのことには一切触れず、単に税率が違うのは~うんぬん~で押し通そうとしています


「旧3級品」と呼ばれるタバコは、わかば、エコー(echo)、しんせい、ゴールデンバット、ウルマ、バイオレット(Violet)の6銘柄で、税率が通常の半分程度に抑えられており、税率が上がれば、(本当は民間企業なんだから営業努力で・・・というところですが、親方日の丸体質の抜けない)日本たばこ産業(JT)は、当然の様な顔をして値上げするでしょう

たばこ税は、消費者が負担すべき一般消費税ではないのにです

(注.一般消費税は、消費者が負担すべき税金として、価格転嫁が求められており、増税分を値引きして価格を据え置く事は、認めれれていません)



たばこ税軽減措置廃止の口実として、「商品によって税率が異なることには海外からの批判もあり、軽減措置の廃止で課税の適正化を図る必要があると判断した」と主張しているようですが、これは逆でしょう

ヒステリー民主党政権 鳩山内閣で、2010年に異常に値上げされた、一般銘柄の税率を下げるのが筋というもの

実際のたばこの値段の推移を見ると、2010年度の価格(たばこ単価推移を示す赤線 代表的なたばこ単価(円/箱))だけ、異様な変化を示したことが見て取れます

たばこ単価と税率の推移表

平成27年度 主な税制改正要望の概要 - 厚生労働省 P6 」より



たばこ税法 (昭和五十九年八月十日法律第七十二号)

(税率)
第十一条  たばこ税の税率は、千本につき五千三百二円とする。
2  特定販売業者(たばこ事業法第十四条第一項 (特定販売業の承継)に規定する特定販売業者をいう。以下同じ。)以外の者により保税地域から引き取られる製造たばこに係るたばこ税の税率は、前項の規定にかかわらず、千本につき一万千四百二十四円とする。

(税率に係る経過措置)
第二条  たばこ事業法附則第二条(たばこ専売法及び製造たばこ定価法の廃止)の規定による廃止前の製造たばこ定価法(昭和四十年法律第百二十二号)第一条第一項(製造たばこの種類及び最高価格)に規定する紙巻たばこ三級品の当該廃止の時における品目と同一である第一種の製造たばこに係るたばこ税の税率は、第十一条第一項の規定にかかわらず、当分の間、千本につき二千五百十七円とする。




値上げ対象たばこ(軽減税率対象銘柄)品目 と たばこ税一覧



「たばこ税」と一言で言っても、実際は、「国たばこ税」「たばこ特別税」「道府県たばこ税」「市町村たばこ税」と、4つもの税金が課せられています

取れるところから搾り取ろうという意図が見え見え、今回(2015年)の税制改正では、この4種類全ての税金が増税となり、「わかば」、「エコー」、「しんせい」、「ゴールデンバット」、「ウルマ」、「バイオレット」の6品目のタバコが、「メビウス」、「セブンスター」、「マイルドセブン」並みに値上げされます


製造たばこ(旧3級品を除く) 1個当たり税額 割増額
区分 税目 税率(1,000本当たり)
改正前 改正後 引上額
国税 たばこ税 3,552円 5,302円 1,750円
たばこ特別税 820円 820円
地方税 道府県たばこ税 1,074円 1,504円 430円
市町村たばこ税 3,298円 4,618円 1,320円
合計 8,744円 12,244円 3,500円 244.88円 128.64円

旧3級品の製造たばこ 1個当たり税額 割増額
区分 税目 税率(1,000本当たり)
改正前 改正後 引上額
国税 たばこ税 1,686円 2,517円 831円
たばこ特別税 389円 389円
地方税 道府県たばこ税 511円 716円 205円
市町村たばこ税 1,564円 2,190円 626円
合計 4,150円 5,812円 1,662円 116.24円 -128.64円

たばこ税の手持品課税の概要|お知らせ|国税庁」より編集 1個は、20本入りで計算



第6章 附則|通達目次/たばこ税法取扱通達|国税庁

(軽減税率が適用される製造たばこの取扱い)
第46条 法附則第2条《税率に係る経過措置》の規定により軽減税率が適用される「紙巻たばこ三級品」とは、「わかば」、「エコー」、「しんせい」、「ゴールデンバット」、「ウルマ」及び「バイオレット」の6品目をいう。

( 国税 ) 「たばこ税」  とは

25%は、地方交付税交付金として全国各自治体に分配され、残りは国の一般財源に組み込まれます

( 国税 ) 「たばこ特別税」  とは

もともと旧国鉄および国有林野事業の債務を補うために作られた税金です
何故、政府 ・ 与党の政策の失敗のつけを、国民の一部である喫煙者が負担しなければいけないのでしょう

( 地方税 ) 「道府県たばこ税」  「市町村たばこ税」  とは

各地方公共団体の一般財源に組み込まれます




平成27年度税制改正 財務省 たばこ税の見直し



財務省が出してきた「平成27年度税制改正」説明資料では、他の項目では税制改正の理由をきちんと述べているにもかかわらず、「(4) たばこ税の見直し」項目に限って、何故、どういった理由で増税するのか、何の説明もなく、ただ増税しますとだけしか書かれていません

筋の通る理由の無いことは明白です
こっそりやれば気付かんだろうと ・・・ 気付いた時はもう決まった事だからで押し通す ・・・ 納税者を馬鹿にしています


(4) たばこ税の見直し

旧3級品の紙巻たばこに係る国及び地方のたばこ税の特例税率については、平成28年4月1日から平成31年4月1日までの間、段階的に税率を引き上げることによって廃止します。

※ 「旧3級品の紙巻たばこ」とは、「わかば」、「エコー」、「しんせい」、「ゴールデンバット」、「ウルマ」及び「バイオレット」の6銘柄をいいます。


財務省 平成27年度税制改正 消費課税 たばこ税の見直し たばこ1箱当たりのたばこ税額

(備考) 上記のたばこ税額は、国税であるたばこ税及びたばこ特別税、地方税である道府県たばこ税及び市町村たばこ税の合計税額です。
 また、旧3級品の紙巻たばこの小売定価は、たばこ事業法により、メーカーの申請に基づき財務大臣が認可することとされています。

財務省 平成27年度税制改正 消費課税 たばこ税の見直し P14 」 より





酒税との比較一覧



酒税と比較するとたばこ税がいかに高いかが良く分かります


酒税の税率 1キロリットル
当たり
1リットル
当たり
分類
発泡性酒類 基本税率 220,000円 220円
特別税率 発泡酒(麦芽比率25%以上50%未満) 178,125円 178円
発泡酒(麦芽比率25%未満) 134,250円 134円
その他発泡性酒類 80,000円 80円
醸造酒類  基本税率 140,000円 140円
特別税率 清酒 120,000円 120円
果実酒 80,000円 80円
蒸留酒類  基本税率 21度未満 200,000円 200円
21度以上1度超当り加算 10,000円 10円
特別税率 ウイスキー、ブランデー、スピリッツ(37度未満)
(37度以上は 基本税率)
370,000円 370円

酒税法等の改正のあらまし(平成18年4月)|酒税関係法令等の改正|国税庁」より編集



たばこ税 vs 酒税 簡易一覧


分かり易くする為、たばこ税 vs 酒税の簡易比較表を作りました

日額 月額 年額 比率
ビール 1リットル 220円 110円 3300円 3万9600円
たばこ(一般) 1箱(20本) 245円 490円 1万4700円 17万6400円 4.5倍
発泡酒 1リットル 80円 40円 1200円 1万4400円
たばこ(旧3級品) 1箱(20本) 116円 232円 6960円 8万3520円 5.8倍



たばこ税(旧3級品以外) vs 酒税(基本税率)


高いと言われるビールで1リットル当たり 220円、たばこ1箱(個)約 245円
たばこを毎日1箱吸う人はざらにいても、ビールを毎日1リットル飲む人はそうはいないでしょう
むしろ、毎日吸う、または、飲む人を考えた時、たばこは2箱、ビールは500ミリリットルではないでしょうか
そう考えると、たばこを毎日吸う人の税負担は、1日 490円、ビールを毎日飲む人では、110円ということになり、たばこを吸う人の方が、4倍以上もの税金を取られていることが分かります


たばこ税(旧3級品) vs 酒税(特別税率 その他発泡性酒類)


同様に比較すると、その他発泡性酒類 80円、旧3級品たばこ現行 116円
たばこを毎日吸う人の税負担は、1日 232円、ビールを毎日飲む人では、40円で、実に7倍近い高率で課税されていることが分かります
何故、発泡性酒類の税率が低く抑えられているかを考えた時、既に旧3級品たばこ税が高率になり過ぎていることは、お分かりですよね
それをさらに上げようというのですから、もはやまともな論理は成り立ちません




健康理由はこじつけ



もともと、たばこ税は、酒税などと同様に嗜好品への課税という「嗜好品税」で、国産たばこの専売制は、日清戦争後の財政再建のために設けられ、日露戦争のときには、戦費調達のために、輸入販売等も専売制の対象となりました
太平洋戦争後も同じ理由で、たばこ消費税が徴収されるようになり、1989年の消費税導入に伴って「たばこ税」という名称に変更されています
その精神としては、「贅沢は敵だ」、「欲しがりません 勝つまでは」に相通じるものです

さすがに何時までもそんな標語は通じません
2010年に、当時の民主党 鳩山由紀夫首相が「健康目的のために喫煙者を減らす」と発言をしたことを発端とし、新たに出してきたキーワードが「健康目的」です

アメリカ合衆国カリフォルニア州バークリー市で、2015年1月1日から「ソーダ税」を導入することになったのと同様の考え方です
ソーダ水(炭酸飲料の事です)は健康に悪い?! かつて禁酒法のあった、いかにも、アメリカ人らしい考え方(極端過ぎ!)ですね




たばこは健康に悪い?



かくして、「健康目的」が錦の御旗として掲げられることになったのですが、その根拠はというと、実際に、「 平成27年度 主な税制改正要望の概要 - 厚生労働省 P6 」で示された根拠資料は、下図だけでした


タイトルにはでかでかと、「喫煙~リスクとの関係」と謳っていますが、何の資料かを示す著作権表記は小さく、英語表記で、「(Sobue T, et. al. 2002)」と書かれています

喫煙及び禁煙と肺がん罹患リスクとの関係

平成27年度 主な税制改正要望の概要 - 厚生労働省 P6 」より

いったいどのような論文なのか、どのような調査を行ったのか、著作権表記が英語なのに、表題が日本語になっている、誰か翻訳したのか、編集したのか、全く触れられていません

STAP細胞論文もまっ青
信じる方がどうかしてると思います

厚生労働省という国の機関が、この程度の資料で主張を押し通そうとする、いかに国民をなめているか良く分かります

最も重要なのは、この資料の調査対象が日本人なのか欧米人なのかという点、日本人と欧米人で、がんの発症罹患傾向が異なることぐらい誰でも知ってますよね

この手の調査で、日本人を対象として調査を行い、同様の結果が出たという論文、資料を見たことがありません

厚生労働省の主張が事実であるのでしたら、同じ資料の中で喫煙率の減少を報告し、また、受動喫煙の対策も進んできているのですから、それに比例して肺がんの罹患率も下がってきていますよ、という資料を添付できるはずで、それが最も説得力があると思いますが、そうしないのは、事実が異なっていてできないのでしょう




沖縄たばこ(琉球煙草) と JT (日本たばこ産業)



特に、「ウルマ」、「バイオレット」は、沖縄たばこ(琉球煙草)といわれ、1972年5月、沖縄返還よるたばこ専売制への移行に伴い、それまで、琉球煙草、オリエンタル、沖縄煙草の民間三社で製造されていた銘柄を引き継ぐ形でJT那覇工場が設立され、「バイオレット」「ウルマ」「ハイトーン」として、JT(日本たばこ産業)に統合された銘柄です

その上、JTは、「ハイトーン」の販売量が少ないといって廃止し、JT那覇工場も生産合理化の名のもとに、2004年3月末をもって閉鎖してしまいました


日本国内で異常に高い価格設定をして、市場規模が縮小すると、今度は海外でたたき売りを始め、2013年度には、売上高の52.9%、営業利益の58.0%を海外たばこ事業が稼ぐ事態になっています

中でもロシアでは、2014年6月時点で、35.7%のシェアを持ち、業界首位の座をを占めるまでになっています

日本の企業でありながら日本国民に背を向けて海外で稼ぐ、こんな企業の独占を何時まで許さなくてはいけないのでしょうか


歴史的経緯を無視してまで、軽減税率を廃止するというのであれば、同時に、たばこ専売制自体を廃止し、与党としての党名に偽りがないのであれば、自由民主主義国家として、民間の自由な競争、市場原理によって価格が決められるよう、JTを分割し、他社の参入を認めるべきでしょう




選挙で大勝すれば即増税



わかば エコー しんせい ウルマ バイオレット たばこ 1箱 440円~450円へ値上げ



衆議院選挙で自民党大勝との選挙結果が確定したのが、 2014年12月15日、その翌日の2014年12月16日、政府・与党は、「旧3級品」紙巻きタバコに適用されているたばこ税の軽減税率を、2015年度から数年間で段階的に縮小 ・ 撤廃し、増税すると発表、自民、公明両党の税制調査会が2014年12月29日まとめた2015年度(平成27年度)与党税制改正大綱の最終案に盛り込みました

2015年度(平成27年度)税制改正大綱では、「旧3級品」と呼ばれるたばこ6銘柄(品目)、わかば(若葉)、エコー(echo)、しんせい(新生 SHINSEI)、ゴールデンバット(GOLDEN BAT)、ウルマ(うるま URUMA)、バイオレット(Violet)について、2016年4月から毎年増税を繰り返し、たばこ税軽減措置を2019年3月末で廃止する方針です


選挙前にはおくびにも出さず、選挙で大勝した途端増税の話が出てくる
自民党大勝との選挙結果の確定が 2014年12月15日、そしてこの増税話が、まさにその翌日の 2014年12月16日、あまりにも露骨過ぎ

自民党税制調査会は、2014年12月16日の幹部会合で、軽減税率の廃止を了承、与党が12月30日の取りまとめを目指す来年度税制改正大綱に盛り込まれています
つまり、選挙で勝って最初の仕事が増税だったわけです


国民は、何度騙されれば気が済むのでしょう
大勝させれば、それまで考えもしなかったところで増税を持ち出されることを何回経験すれば学習するのでしょうか

もっともっと騒ぎ立てるべきでしょう
ここで騒がなければ、次は、一般のたばこ税も増税されていくことでしょう
その次は酒税、その次は・・・、増税し放題となります




JT (日本たばこ産業) 日本国内 タバコ値上げによる利益が 海外資本 買収資金に



JT (日本たばこ産業) では、「メビウス」ファミリー全35銘柄たばこ一斉便乗値上げの理由として、公式には、「品質向上などの投資」の為としていますが、メビウス吸ってて、値段を上げてでも、もっと品質を上げて欲しいと思っている人がいるとでも言うのでしょうか?

実際、改善策を出したのは、、「わかば」「エコー」「しんせい」「ゴールデンバット」の 4銘柄のみで、「全てフィルム付き仕様にして、フィルターを付けます」 ・・・ だけです
JT わかば エコー しんせい ゴールデンバット 品質改善 2016年6月中旬 」 参照


JT (日本たばこ産業) も、旧国鉄(現 JR各社)や旧道路公団(現 各高速道路会社)の様に分割して、競争させるべきでしょう
その方が、よっぽど安くて品質の良いたばこを作ってくれることでしょう


JT (日本たばこ産業) がいかなる理由付けをしようとも、その真の目的は、

  「 JT 米レイノルズ社資産(商標 販売会社等) 約 6000億円で買収 」、
  「 JT フィリピン たばこメーカー 2位 マイティー資産 約 1178億円で買収 」、
  「 JT インドネシア クレテックたばこ事業 全株式 約 1100億円で買収 」、
  「 JT エチオピア 大手たばこ会社を傘下に 約 540億円で株式の40%取得 」、
  「 JT ドミニカ たばこメーカー 株式 50% 約 16億円で買収

のように、海外資本の買収資金を確保、増強する為にしか見えません




JT (日本たばこ産業) 問い合わせ先



注.下記、JT (日本たばこ産業)問い合わせ先と本件の記事と直接の関係はありません
一般的な「たばこに関するお問い合わせ」先になります
値上げするなと物申す窓口が良く分かりませんので ・ ・ ・ JT は、国民の声を聴く明確な窓口を設けるべきでしょう

JT (日本たばこ産業)ウェブサイト お問い合わせ

お電話によるお問い合わせ
日本たばこ産業株式会社 お客様相談センター
電話番号  03-5572-3336
受付時間 平日 9:00~17:40
休業日  土日祝日、創立記念日(6月最初の平日)、12月30日~1月4日


目次 | 元のページ 前のページ | 次のページ サイトマップ | ページTOP
ホーム > 辞典 > たばこ > タバコ値上げ 年間負担 32万円! 異常増税 4年連続 便乗値上げ
   

© 2014 abhp.net All Rights Reserved.

関連情報サイト


JTウェブサイト
JT (日本たばこ産業)ウェブサイト お問い合わせ
日本たばこ産業 - Wikipedia
平成27年度 税制改正 財務省
平成27年度 主な税制改正要望の概要 厚生労働省
【たばご税】また上がるの! 2015年たばこ税改正を解説

コンテンツ一覧

ページTOP
ページTOP

関連記事

ページTOP


関連記事を下記に紹介します



2018年2月20日

たばこ6銘柄、40円値上げ=「わかば」「エコー」など―JT 時事通信 2018年2月20日 16:17


 日本たばこ産業(JT)は20日、「わかば」「エコー」など「旧3級品」の低価格紙巻きたばこ6銘柄の値上げについて、申請通り財務省から認可されたと発表した。4月1日に1箱当たり40円引き上げる。
 わかばと沖縄限定のウルマは360円、エコー、しんせい、沖縄限定のバイオレットは350円、ゴールデンバットは330円になる。


2018年1月29日

「わかば」「エコー」…たばこ6銘柄4月値上げ 読売新聞 2018年1月29日 09:15


 日本たばこ産業(JT)は、旧3級品と呼ばれる「わかば」「エコー」など紙巻きたばこ6銘柄について、4月1日から1箱40円の値上げを財務省に申請したと発表した。
 「わかば」は1箱(20本入り)320円を360円に、「エコー」は同310円を350円に値上げする。安い葉タバコを使っている旧3級品は、税率が低めに設定されていた。この特例が廃止され、2016年4月から19年にかけて段階的に税率が引き上げられる。今年4月からは、1本あたりの税金が1・5円増える。


2018年1月25日

JT、たばこ6銘柄の値上げ申請 時事通信 01月25日 16:32


 JT〈2914〉は25日、「わかば」「エコー」など「旧3級品」と呼ばれる低価格の紙巻きたばこ6銘柄の値上げを財務相に申請した。4月1日から1箱40円引き上げる。旧3級品は2015年の税制改正で、税率を19年4月までに段階的に引き上げることが決まり、これに伴う措置。


2018年1月25日

たばこ6銘柄、値上げ申請=JT 時事通信 2018年1月25日 16:31


 日本たばこ産業(JT)は25日、「わかば」「エコー」など「旧3級品」と呼ばれる低価格の紙巻きたばこ6銘柄の値上げを財務相に申請した。4月1日から1箱40円引き上げる。旧3級品は2015年の税制改正で、税率を19年4月までに段階的に引き上げることが決まり、これに伴う措置。
 わかばと沖縄限定で販売しているウルマは360円、エコー、しんせい、沖縄限定のバイオレットは350円、ゴールデンバットは330円になる。


2017年1月27日

たばこ値上げ、「わかば」「エコー」などJT6銘柄 マイナビニュース 2017/01/27


 日本たばこ産業(JT)は1月27日、「わかば」「エコー」等6銘柄(いわゆる「旧3級品」)について小売定価改定の認可申請を財務大臣に対し行ったことを発表した。小売定価改定は、認可を受けられれば、4月1日より行われる予定。
 それぞれ改定後の価格は30円の値上げとなり、「わかば」が320円、「エコー」が310円、「ウルマ」が320円、「バイオレット」が310円、「しんせい」が310円、「ゴールデンバット」が290円となる。
 2015年税制改正において、たばこ税法等が改正され、旧3級品の紙巻たばこに係る特例税率が2016年4月に廃止となり、以降2019年4月1日までの間で段階的に税率の引き上げを行うことが決定された。この改正に基づき、2017年4月1日に「わかば」「エコー」等6銘柄のたばこ税率が1本当たり1円引き上げられることに伴い、小売定価改定の認可申請を行うこととしたという。
 同社は、「当該6銘柄については、今後予定されているたばこ税率引き上げの都度、段階的に小売定価の改定を行う予定ですが、価格については市場動向を見極めながら慎重に検討してまいります」とコメントしている。


2016年4月4日

JT、たばこを値上げ - 「メビウス」35銘柄、「わかば」「エコー」なども マイナビ 04月04日 18:35


 JT(日本たばこ産業)は4月1日、「メビウス」の紙巻たばこ全35銘柄及び旧3級品6銘柄「わかば」「エコー」「ウルマ」「バイオレット」「しんせい」「ゴールデンバット」の小売定価改定を行った。1月22日に財務大臣に申請し、2月22日に認可を受けたもの。
 ○メビウスシリーズは10円値上げ
 メビウス全35銘柄ともに各430円が各440円に。それぞれ10円の値上げとなる。
 メビウスは、1977年に「マイルドセブン」として発売以降、国内No.1ブランドとして販売。2013年にはマイルドセブンからメビウスへとブランドを刷新した。製品品質やデザインの改善に加え、カプセル搭載製品の発売などが行われてきた。
 一方、国内たばこ市場は、成年人口の減少や高齢化の進展等の構造的要因、喫煙規制の強化を背景に販売数量が継続的に減少。「その中で当社は従来から合理化を含めた不断のコスト削減に努めてまいりました。加えて、たばこを吸う方と吸われない方の共存社会の実現に向けた喫煙環境の整備にも積極的に取り組んでまいりました」と同社。
 値上げの理由については「よりお客様にご満足いただくための品質の向上やサービスの提供を行っていくため」とコメントしている。


2016年2月23日

JT、たばこ41銘柄の値上げ認可と フジサンケイビジネスアイ 2016年2月23日 08:21


 日本たばこ産業(JT)は22日、財務省から4月1日以降のたばこの値上げが認可されたと発表した。対象は「メビウス(旧マイルドセブン)」の35銘柄と「旧3級品」と呼ばれる「わかば」「エコー」「ウルマ」「バイオレット」「しんせい」「ゴールデンバット」−の6銘柄。「メビウス」は10円、「旧3級品」の6銘柄は30〜50円それぞれ値上げされる。


2016年2月22日

JTのたばこ値上げ、財務省が認可 時事通信 02月22日 18:15


 日本たばこ産業(JT)〈2914〉は22日、主力ブランド「メビウス」全銘柄と、「旧3級品」と呼ばれる「わかば」など6銘柄の値上げについて、財務省から認可されたと発表した。メビウスは4月から1箱(20本入り)当たり440円となる。


2016年2月22日

JT、たばこ値上げ認可 メビウスは10円高に 産経新聞 02月22日 18:14


 日本たばこ産業(JT)は22日、財務省から4月1日以降のたばこの値上げが認可されたと発表した。対象は「メビウス(旧マイルドセブン)」の35銘柄と「旧3級品」と呼ばれる「わかば」「エコー」「ウルマ」「バイオレット」「しんせい」「ゴールデンバット」の6銘柄。「メビウス」は10円、「旧3級品」の6銘柄は30〜50円それぞれ値上げされる。


2016年1月22日

JT、たばこ値上げへ 4月から10―50円アップ 朝日新聞 2016年1月22日22時51分


 日本たばこ産業(JT)は4月から、主力ブランドの「メビウス」(旧マイルドセブン)を税込み430円から440円に値上げする。たばこ税の軽減措置が廃止される「わかば」「エコー」「ゴールデンバット」など旧3級品の6ブランドも30~50円値上げする方針だ。
 財務省に22日申請した。メビウスは計35種類あり、販売本数で国内シェア3割強のトップブランド。値上げは消費増税分を転嫁した2014年4月以来となる。1985年の民営化以降、増税以外の理由で値上げするのは初めてという。メビウスの販売本数は13年の644億本から、15年は587億本に減っている。
 JTはメビウスの高級化をめざしており、岩井睦雄・専務執行役員は「品質を向上させる投資を続けるため」と説明した。旧3級品については、税金が上がる分は1箱あたり20円だが、値上げに伴う減収見込み分も価格に転嫁したという。


2016年1月22日

JT値上げ:メビウスなど全銘柄の新価格 毎日新聞 2016年1月22日 20時28分


メビウスシリーズの全35銘柄と「エコー」や「わかば」など6銘柄の値上げは以下の通り。銘柄、旧価格、新価格の順。
メビウス 430円→440円
メビウス・ボックス 430円→440円
メビウス・100’s・ボックス 430円→440円
メビウス・ライト 430円→440円
メビウス・ライト・ボックス 430円→440円
メビウス・ライト・100’s・ボックス 430円→440円
メビウス・スーパーライト 430円→440円
メビウス・スーパーライト・ボックス 430円→440円
メビウス・スーパーライト・100’s・ボックス 430円→440円
メビウス・エクストラライト 430円→440円
メビウス・エクストラライト・ボックス 430円→440円
メビウス・エクストラライト・100’s・ボックス 430円→440円
メビウス・ワン 430円→440円
メビウス・ワン・ボックス 430円→440円
メビウス・ワン・100’s・ボックス 430円→440円
メビウス・インパクト・ワン・100’s・ボックス 430円→440円
メビウス・モード・6 430円→440円
メビウス・モード・ワン・100’s 430円→440円
メビウス・モード・スタイルプラス・6 430円→440円
メビウス・モード・スタイルプラス・ワン 430円→440円
メビウス・モード・6・100’s 430円→440円
メビウス・モード・3・100’s 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・8 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・5 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・ワン 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・ワン・100’s 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・オプション・8 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・オプション・5 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・オプション・ワン・100’s 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・オプション・イエロー・8 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・オプション・イエロー・5 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・オプション・イエロー・ワン・100’s 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・スプレッド・8 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・スプレッド・5 430円→440円
メビウス・プレミアムメンソール・スプレッド・ワン・100’s 430円→440円
わかば 260円→290円
エコー 250円→280円
ウルマ 260円→290円
バイオレット 250円→280円
しんせい 250円→280円
ゴールデンバット 210円→260円


2016年1月22日

JTが「メビウス」を1箱10円値上げ、4月から440円へ ロイター 2016年1月22日 18:39


 [東京 22日 ロイター] - JT <2914.T>は22日、主力商品「メビウス(旧マイルドセブン)」を4月1日から1箱10円値上げすると発表した。値上げにより、1箱440円となる。JTは「メビウス」をグローバルなプレミアムブランドに育てたいとしており、値上げにより、品質向上などの投資を継続的に行えるようにする。
 メビウスの値上げは、8%に消費税が上がった2014年4月以来となる。増税時以外の値上げは、1985年の民営化後、マイルドセブン時代も含めて初めて。
 岩井睦雄専務執行役員(たばこ事業本部長)は会見で「値上げにより、一定のシェア減は免れない」と述べた。ただ、業績への影響については、2月の決算発表時に行うとしている。
 「メビウス」は、2015年に32.1%の国内シェアを持つトップブランド。ただ、2013年は644億本、14年は598億本、15年は587億本と、販売本数は減少している。


2015年5月21日

アングル:ニコチン悪玉論は本当か、喫煙めぐり誤解も ロイター 5月21日(木)10時5分


 ニコチンは体に悪いのか──。科学者の間では、喫煙による健康問題とニコチンの関係をめぐる議論が高まっている。ニコチンに依存性はあるものの、コーヒーに含まれるカフェインと同程度に無害であり、それ自体は直接的な死因にはならないという指摘もある。
 一部の研究では、ニコチンにはカフェイン同様、プラスの効果があることも分かっている。ニコチンには心拍数上昇や感覚情報処理機能の向上のほか、緊張緩和や覚醒効果などの作用があるという。


2015年5月20日

JT「わかば」など国産6銘柄値上げへ 最大1箱当たり130円程度か フジサンケイビジネスアイ 07:41


 日本たばこ産業(JT)は19日、紙巻きたばこの「エコー」や「わかば」など「旧3級品」と呼ばれる国産6銘柄を値上げする方向で検討に入った。旧3級品に設けられているたばこ税の軽減措置が、来年4月から段階的に縮小・廃止されるためだ。増税分がそのまま価格に転嫁されると、来年4月からの3年で最大1箱当たり130円程度の引き上げになる可能性もある。
 値上げを検討する6銘柄は、エコーとわかばのほか、「ゴールデンバット」「しんせい」「ウルマ」「バイオレット」。旧3級品のたばこ税は、一般品の「メビウス」の1箱当たり244.88円に対し、116.24円と半分程度に抑えられている。このため、価格は安く、メビウスの430円に対し、代表的な銘柄のエコーで250円、わかばで260円などとなっている。
 昨年の消費税増税後は特に、一般品に比べ価格が割安なことから人気で、2014年度の国内たばこ販売ランキングでわかばは6位(13年度は8位)、エコーも7位(同9位)と、上位を占めた。


2015年5月20日

「エコー」「わかば」など、国産紙巻きたばこ6銘柄値上げへ 産経新聞 05:03


 日本たばこ産業(JT)は19日、紙巻きたばこの「エコー」や「わかば」など「旧3級品」と呼ばれる国産6銘柄を値上げする方向で検討に入った。旧3級品に設けられているたばこ税の軽減措置が来年4月以降、段階的に縮小・廃止され、増税になるため。増税分をそのまま価格に転嫁すれば、来年4月からの3年間で1箱当たり最大130円程度の値上げになる。
 値上げを検討する6銘柄は、エコー、わかばのほか「ゴールデンバット」「しんせい」「ウルマ」「バイオレット」。旧3級品のたばこ税は、一般品の「メビウス」の1箱当たり244・88円に対し、116・24円と半分程度に抑えられている。このため価格も安く、メビウスの430円に対し、代表銘柄のエコーで250円となっている。
 昨年の消費税増税後は低価格という特徴に人気が集まり、26年度の国内たばこ販売ランキングでわかばは6位、エコーも7位と、上位を占めた。ただ、政府・与党は、海外メーカーの軽減措置見直しを求める声に配慮し、27年度税制改正大綱に見直しを盛り込んだ。旧3級品のたばこ税の軽減措置は来年4月から段階的に縮小され、31年4月に一般品と同じになる。
 JTは年度内にも財務省に値上げを申請し、認可が得られれば、まず来年度分の値上げに踏み切りたい考えだ。


2015年5月16日

JTの4月たばこ販売37%増 13カ月ぶりプラス転じる フジサンケイビジネスアイ 05月16日 08:21


 日本たばこ産業(JT)が15日発表した4月の国内紙巻たばこの販売量は、前年同月比37.2%増の92億本となり、昨年3月以来13カ月ぶりにプラスに転じた。
 大幅増は、昨年4月の消費税増税で激減した販売量が回復したため。一方、日本たばこ協会が15日発表した4月の国内販売量も同34.4%増の152億本となり、昨年9月以来7カ月ぶりに前年実績を上回った。


2015年4月1日

景気に配慮 改革先送り 15年度税制改正法が成立 日本経済新聞 2015/4/1 1:18


 2015年度税制改正の関連法が31日、国会で成立した。消費再増税の延期が正式に決まったほか、国際的に高い法人税率の見直しに一歩を踏み出したのも特徴だ。所得税改革は本格的な議論に至らなかった。景気に配慮する姿勢を打ち出した一方、財政健全化や成長を促す税制の改革は先送りした格好で、来年度以降に課題を残した。
 15年度税制改正は、消費税、法人税、所得税の基幹3税の見直しが俎上(そじょう)に上ったが、結局、改革はほとんど進まなかった。
 消費再増税は昨秋に早々と延期が固まった。15年10月に予定していた税率10%への引き上げは17年4月に延期する。14年4月に消費税率を8%に引き上げた後、消費が落ち込んだためだ。再増税の可否を判断する「景気条項」は今回の法律からは削除した。
 法人税改革も「数年で20%台」という目標への道筋ははっきりしない。
 税率の下げは15年4月、16年4月の2段階で実施することを明記した。企業の実質的な税負担は15~16年度にそれぞれ総額で2060億円減る。だが、税率は現在の34.62%から2年目に31.33%へ下がる道筋しか描けておらず、改革への一歩にすぎない。
 税率下げの代わりの財源を確保するために、赤字企業への課税強化や研究開発減税の縮小も盛り込まれた。ただし、中小企業を赤字法人課税の対象から除外したほか、租税特別措置と呼ばれる政策減税の廃止・縮小も十分には進まなかった。
 所得税は一時、配偶者控除、公的年金控除など控除の見直し論が浮上したが、結局、本格的な議論は見送り、来年度以降の課題となった。
 一方、世代間格差の解消を狙った措置も持ち込まれた。4月から20歳以上の子や孫に結婚、出産、子育てに使う資金を贈与した際の非課税制度が始まる。税制で高齢者の資産が若年世代に移るよう促し、個人消費を活性化させる狙いだ。1人につき最大1000万円が非課税になる。
 株式の運用益を非課税にする少額投資非課税制度(NISA)では、16年1月から未成年者を対象にした「子ども版」を作る。両親・祖父母が子や孫のために専用口座を開いて投資する場合、年80万円まで非課税だ。


2015年2月8日

東京五輪へ「全面禁煙化」条例化の是非 JIJICO 2015年2月8日(日)17:00


東京都の舛添要一知事は、平成32年(2020年)に開催が予定されている東京五輪に向けて、都内での飲食店や公共機関などの全面禁煙化を目指しています。


2015年2月5日

JT、1754人が希望退職 共同通信 2015年2月5日(木)18時47分


 日本たばこ産業(JT)は5日、国内のたばこ工場閉鎖に伴って募集した希望退職に、予定した約1600人を上回る1754人が応じたと発表した。工場が閉鎖する3月末で退職する。1年遅れの2016年3月末に閉鎖する平塚工場(神奈川県平塚市)でも今後募る予定で、退職者はさらに増える見通しだ。
 国内たばこ事業は、喫煙者の減少や消費税増税を背景に厳しい経営環境が続く。東京都内で記者会見した小泉光臣社長は「変化への対応ということで工場の閉鎖を行った」と説明。今後はバングラデシュやネパールをはじめとした海外進出を加速する考えを示した。


2015年1月16日

菅長官が通常国会の26日召集を伝達 会期は6月24日まで 産経ニュース 2015.1.16 12:04


 菅義偉官房長官は16日午前、衆参両院の議院運営委員会理事会に出席し、通常国会を今月26日に召集する日程を伝達した。会期は6月24日までの150日間。 これに先立ち自民党の佐藤勉国対委員長は与野党国対委員長会談で、平成27年度当初予算の年度内成立や、農業・医療などの分野の規制改革を進める関連法案の速やかな審議に向け、野党側に協力を求めた。野党側は「丁寧な国会運営をお願いしたい」と求めた。


2014年12月31日

たばこ税は「罪悪税」?「わかば」など安い銘柄の税率がいま見直される理由 税理士ドットコム 2014年12月31日(水)10時32分


自民・公明の与党が検討していた2015年度の税制改正大綱が12月30日、決まった。そのなかで、愛煙家に気になる「増税」があった。「わかば」「エコー」など6銘柄のたばこについて、税率の軽減措置が見直されることになったのだ。対象となるのは、「わかば」「Echo(エコー)」「ゴールデンバット」「しんせい」「うるま」「ヴァイオレット」の6銘柄。旧3級品と呼ばれるものだ。


2014年12月30日

先行減税、2年で4000億円=法人税改革、経済成長優先-15年度大綱決定・与党 -  時事通信 2014年12月30日(火)15時17分


 自民、公明両党は30日午後、2015年度税制改正大綱を決定した。安倍政権の成長戦略の柱である法人税改革で、法人実効税率(標準税率34.62%、東京都で35.64%)の下げ幅を15年度に2.51%、16年度までの2年間で3.29%とする。経済好循環の実現を目指し、成長を優先させるため、法人課税全体で減税額が増税分を上回る「先行減税」になる。


2014年12月30日

「わかば」など旧3級品たばこ、4段階増税へ 読売新聞 2014年12月30日(火)08:55


 自民、公明両党の税制調査会は29日、2015年度与党税制改正大綱の最終案をまとめた。
 30日に決定する。「わかば」など6銘柄のたばこ製品のたばこ税を安くしている特例を、19年3月末で廃止する。16年4月から毎年、増税し、他のたばこの税率と同額にする。「わかば」(20本入りで税込み260円)や「エコー」(同250円)などは4段階で値上げになる。


2014年12月17日

たばこ税の軽減措置廃止へ 共同通信 2014年12月17日(水)12時46分


 政府、与党が、「わかば」など紙巻きたばこ6商品に適用されている、たばこ税の軽減措置を段階的に廃止する方向で検討していることが17日、分かった。通常の税率の半分程度に抑えられており、税率が上がれば、販売している日本たばこ産業(JT)は値上げする可能性が高い。


2014年12月17日

政府・与党、たばこ税軽減措置廃止へ=「わかば」など、15年度から数年で 時事通信 2014年12月17日(水)


 政府・与党は16日、「わかば」など一部の紙巻きたばこに適用されているたばこ税の軽減税率を廃止する方針を固めた。2015年度から数年間で段階的に縮小・撤廃する。商品によって税率が異なることには海外からの批判もあり、軽減措置の廃止で課税の適正化を図る必要があると判断した。


2014年12月13日

ビール類 酒税一律55円で調整 来年度は見送るが、28年度以降5~7年で実施 産経 2014.12.13 05:00


 政府は12日、麦芽比率などに応じて異なるビール類の酒税を見直し、350ミリリットル缶の小売価格に含まれる酒税額を約55円にそろえる案を軸に検討に入った。税率の高いビールは減税となる一方、税率が低い発泡酒と第3のビールはそれぞれ増税になる。平成27年度税制改正大綱では見直しは見送り、改革の方向性だけ示して来年夏に具体案をまとめる。実施にあたっては、28年度から5~7年の猶予期間を設ける方向だ。
 現在、350ミリリットル缶当たりの酒税額はビール77円、発泡酒47円、第3のビール28円。ビールと発泡酒の税額には30円、ビールと第3のビールには49円の差があり、与党内では税率格差が販売数量に影響を与えているとして疑問視する声も強かった。このため、政府は税率格差を段階的に縮小しビール類全体では税収規模が変わらない制度を検討することに着手。ビールを減税する一方、発泡酒と第3のビールを増税するのを有力案として検討している。


ページTOP
ページTOP
ページTOP