タバコ値上げ 年間負担 32万円! 異常増税 4年連続 便乗値上げ |
タバコ値上げ 「わかば」など 旧3級品たばこ 今後 4年連続増税 メビウス 便乗値上げたばこ(タバコ)の主要な品目で、例えば、1箱 400円の場合、その内 245円が税金、実に 61%もの不当に高率な課税がなされています ・・・ お金持ちでもない普通の庶民に、税率 61% ・・・ 他に例を見ない途方もない程の重税を課しているというのに ・・・ 2015年度以降のたばこ税軽減措置廃止に伴い、2016年4月1日から、「わかば」など旧3級品6銘柄たばこを毎年増税値上げしていくのに合わせ、JT (日本たばこ産業) では、この時とばかりに、増税分以上の値上げ(増税分20円 + 10円~30円上乗せ)を実施、2016年4月1日の増税値上げとは無関係の「メビウス」ファミリー全35銘柄たばこまでもが一斉に便乗値上げしました
さらに、JTは、便乗値上げに対する批判を全く無視、2017年4月1日の増税値上げ時に続き、2018年4月1日の増税値上げ時にも、増税分以上の便乗値上げを実施します
また、国内たばこ販売 2位のフィリップモリスでも、JTの動きに追随、JTの便乗値上げ分に合わせ、「パーラメント」の一部を 2016年8月1日から、「マールボロ」の 32銘柄を 2017年10月1日、20本入りで 一律 10円、一斉便乗値上げしています
タバコ値上げ 銘柄(品目)一覧 わかば、エコー、しんせい、ゴールデンバット、ウルマ、バイオレット増税額は、2016年4月に 20円、2017年4月に 20円、2018年4月に 30円、2019年4月に 約59円の4段階、合計 約130円で、その都度その額、値上げとなるはずでしたが、実際には、JT(日本たばこ産業)は、それ以上の金額を上乗せ値上げ(便乗値上げ)しています
わかば(若葉)、ウルマ(うるま URUMA) 負担見込み価格の推移 ( 価格一覧表 1 )わかば(若葉)、ウルマ(うるま URUMA)での負担見込み価格の推移を下記に示します 今でも年間18万7200円も掛かっているたばこ代が、増税分だけでも 年間 28万0800円へ、10万円近い負担増、さらに、JTの便乗値上げ分が加算され、年間 10万円以上の負担増となる見込みです
月額は1日2個(20本入り)、月60個消費として計算 (単価 x 60) エコー(echo)、しんせい、バイオレット(Violet) 見込み価格の推移 ( 価格一覧表 2 )エコー(echo)、しんせい、バイオレット(Violet)での見込み価格の推移を下記に示します 今でも年間18万0000円も掛かっているたばこ代が、年間 27万3600円へ、10万円近い負担増、さらに、JTの便乗値上げ分が加算され、年間 10万円以上の負担増となります
月額は1日2個(20本入り)、月60個消費として計算 (単価 x 60) 「メビウス」ファミリー全35銘柄 価格の推移 ( 価格一覧表 3 )「メビウス」ファミリー全35銘柄は、旧3級品たばこが対象の今回(2016年4月1日)の増税とは無関係ですが、JT (日本たばこ産業) では、どうせ値上げ申請するのならついでに ・・・ とでも思ったのか、ここぞとばかりに便乗値上げされました
月額は1日2個(20本入り)、月60個消費として計算 (単価 x 60) 「旧3級品たばこ」 「たばこ税軽減措置」 とは通常のたばこには、たばこの葉の部分しか使われないのに対し「旧3級品」と呼ばれるたばこは、茎の部分も使用し、味、品質は劣りますが、その分量を水増しすることによって、安く提供しようという製品です たばこの葉の部分への課税と捉えると、使っているたばこの葉が少ないため、決して「軽減」措置ではないのです 政府・与党は、(新聞等報道を見る限り)そのことには一切触れず、単に税率が違うのは~うんぬん~で押し通そうとしています 「旧3級品」と呼ばれるタバコは、わかば、エコー(echo)、しんせい、ゴールデンバット、ウルマ、バイオレット(Violet)の6銘柄で、税率が通常の半分程度に抑えられており、税率が上がれば、(本当は民間企業なんだから営業努力で・・・というところですが、親方日の丸体質の抜けない)日本たばこ産業(JT)は、当然の様な顔をして値上げするでしょう たばこ税は、消費者が負担すべき一般消費税ではないのにです (注.一般消費税は、消費者が負担すべき税金として、価格転嫁が求められており、増税分を値引きして価格を据え置く事は、認めれれていません) たばこ税軽減措置廃止の口実として、「商品によって税率が異なることには海外からの批判もあり、軽減措置の廃止で課税の適正化を図る必要があると判断した」と主張しているようですが、これは逆でしょう ヒステリー民主党政権 鳩山内閣で、2010年に異常に値上げされた、一般銘柄の税率を下げるのが筋というもの 実際のたばこの値段の推移を見ると、2010年度の価格( 代表的なたばこ単価(円/箱))だけ、異様な変化を示したことが見て取れます 「 平成27年度 主な税制改正要望の概要 - 厚生労働省 P6 」より
値上げ対象たばこ(軽減税率対象銘柄)品目 と たばこ税一覧「たばこ税」と一言で言っても、実際は、「国たばこ税」「たばこ特別税」「道府県たばこ税」「市町村たばこ税」と、4つもの税金が課せられています 取れるところから搾り取ろうという意図が見え見え、今回(2015年)の税制改正では、この4種類全ての税金が増税となり、「わかば」、「エコー」、「しんせい」、「ゴールデンバット」、「ウルマ」、「バイオレット」の6品目のタバコが、「メビウス」、「セブンスター」、「マイルドセブン」並みに値上げされます
「たばこ税の手持品課税の概要|お知らせ|国税庁」より編集 1個は、20本入りで計算
平成27年度税制改正 財務省 たばこ税の見直し財務省が出してきた「平成27年度税制改正」説明資料では、他の項目では税制改正の理由をきちんと述べているにもかかわらず、「(4) たばこ税の見直し」項目に限って、何故、どういった理由で増税するのか、何の説明もなく、ただ増税しますとだけしか書かれていません 筋の通る理由の無いことは明白です こっそりやれば気付かんだろうと ・・・ 気付いた時はもう決まった事だからで押し通す ・・・ 納税者を馬鹿にしています
「 財務省 平成27年度税制改正 消費課税 たばこ税の見直し P14 」 より 酒税との比較一覧酒税と比較するとたばこ税がいかに高いかが良く分かります
「酒税法等の改正のあらまし(平成18年4月)|酒税関係法令等の改正|国税庁」より編集 たばこ税 vs 酒税 簡易一覧分かり易くする為、たばこ税 vs 酒税の簡易比較表を作りました
たばこ税(旧3級品以外) vs 酒税(基本税率)高いと言われるビールで1リットル当たり 220円、たばこ1箱(個)約 245円 たばこを毎日1箱吸う人はざらにいても、ビールを毎日1リットル飲む人はそうはいないでしょう むしろ、毎日吸う、または、飲む人を考えた時、たばこは2箱、ビールは500ミリリットルではないでしょうか そう考えると、たばこを毎日吸う人の税負担は、1日 490円、ビールを毎日飲む人では、110円ということになり、たばこを吸う人の方が、4倍以上もの税金を取られていることが分かります たばこ税(旧3級品) vs 酒税(特別税率 その他発泡性酒類)同様に比較すると、その他発泡性酒類 80円、旧3級品たばこ現行 116円 たばこを毎日吸う人の税負担は、1日 232円、ビールを毎日飲む人では、40円で、実に7倍近い高率で課税されていることが分かります 何故、発泡性酒類の税率が低く抑えられているかを考えた時、既に旧3級品たばこ税が高率になり過ぎていることは、お分かりですよね それをさらに上げようというのですから、もはやまともな論理は成り立ちません 健康理由はこじつけもともと、たばこ税は、酒税などと同様に嗜好品への課税という「嗜好品税」で、国産たばこの専売制は、日清戦争後の財政再建のために設けられ、日露戦争のときには、戦費調達のために、輸入販売等も専売制の対象となりました 太平洋戦争後も同じ理由で、たばこ消費税が徴収されるようになり、1989年の消費税導入に伴って「たばこ税」という名称に変更されています その精神としては、「贅沢は敵だ」、「欲しがりません 勝つまでは」に相通じるものです さすがに何時までもそんな標語は通じません 2010年に、当時の民主党 鳩山由紀夫首相が「健康目的のために喫煙者を減らす」と発言をしたことを発端とし、新たに出してきたキーワードが「健康目的」です アメリカ合衆国カリフォルニア州バークリー市で、2015年1月1日から「ソーダ税」を導入することになったのと同様の考え方です ソーダ水(炭酸飲料の事です)は健康に悪い?! かつて禁酒法のあった、いかにも、アメリカ人らしい考え方(極端過ぎ!)ですね たばこは健康に悪い?かくして、「健康目的」が錦の御旗として掲げられることになったのですが、その根拠はというと、実際に、「 平成27年度 主な税制改正要望の概要 - 厚生労働省 P6 」で示された根拠資料は、下図だけでした タイトルにはでかでかと、「喫煙~リスクとの関係」と謳っていますが、何の資料かを示す著作権表記は小さく、英語表記で、「(Sobue T, et. al. 2002)」と書かれています
厚生労働省という国の機関が、この程度の資料で主張を押し通そうとする、いかに国民をなめているか良く分かります 最も重要なのは、この資料の調査対象が日本人なのか欧米人なのかという点、日本人と欧米人で、がんの発症罹患傾向が異なることぐらい誰でも知ってますよね この手の調査で、日本人を対象として調査を行い、同様の結果が出たという論文、資料を見たことがありません 厚生労働省の主張が事実であるのでしたら、同じ資料の中で喫煙率の減少を報告し、また、受動喫煙の対策も進んできているのですから、それに比例して肺がんの罹患率も下がってきていますよ、という資料を添付できるはずで、それが最も説得力があると思いますが、そうしないのは、事実が異なっていてできないのでしょう 沖縄たばこ(琉球煙草) と JT (日本たばこ産業)特に、「ウルマ」、「バイオレット」は、沖縄たばこ(琉球煙草)といわれ、1972年5月、沖縄返還よるたばこ専売制への移行に伴い、それまで、琉球煙草、オリエンタル、沖縄煙草の民間三社で製造されていた銘柄を引き継ぐ形でJT那覇工場が設立され、「バイオレット」「ウルマ」「ハイトーン」として、JT(日本たばこ産業)に統合された銘柄です その上、JTは、「ハイトーン」の販売量が少ないといって廃止し、JT那覇工場も生産合理化の名のもとに、2004年3月末をもって閉鎖してしまいました 日本国内で異常に高い価格設定をして、市場規模が縮小すると、今度は海外でたたき売りを始め、2013年度には、売上高の52.9%、営業利益の58.0%を海外たばこ事業が稼ぐ事態になっています 中でもロシアでは、2014年6月時点で、35.7%のシェアを持ち、業界首位の座をを占めるまでになっています 日本の企業でありながら日本国民に背を向けて海外で稼ぐ、こんな企業の独占を何時まで許さなくてはいけないのでしょうか 歴史的経緯を無視してまで、軽減税率を廃止するというのであれば、同時に、たばこ専売制自体を廃止し、与党としての党名に偽りがないのであれば、自由民主主義国家として、民間の自由な競争、市場原理によって価格が決められるよう、JTを分割し、他社の参入を認めるべきでしょう 選挙で大勝すれば即増税わかば エコー しんせい ウルマ バイオレット たばこ 1箱 440円~450円へ値上げ衆議院選挙で自民党大勝との選挙結果が確定したのが、 2014年12月15日、その翌日の2014年12月16日、政府・与党は、「旧3級品」紙巻きタバコに適用されているたばこ税の軽減税率を、2015年度から数年間で段階的に縮小 ・ 撤廃し、増税すると発表、自民、公明両党の税制調査会が2014年12月29日まとめた2015年度(平成27年度)与党税制改正大綱の最終案に盛り込みました 2015年度(平成27年度)税制改正大綱では、「旧3級品」と呼ばれるたばこ6銘柄(品目)、わかば(若葉)、エコー(echo)、しんせい(新生 SHINSEI)、ゴールデンバット(GOLDEN BAT)、ウルマ(うるま URUMA)、バイオレット(Violet)について、2016年4月から毎年増税を繰り返し、たばこ税軽減措置を2019年3月末で廃止する方針です 選挙前にはおくびにも出さず、選挙で大勝した途端増税の話が出てくる 自民党大勝との選挙結果の確定が 2014年12月15日、そしてこの増税話が、まさにその翌日の 2014年12月16日、あまりにも露骨過ぎ 自民党税制調査会は、2014年12月16日の幹部会合で、軽減税率の廃止を了承、与党が12月30日の取りまとめを目指す来年度税制改正大綱に盛り込まれています つまり、選挙で勝って最初の仕事が増税だったわけです 国民は、何度騙されれば気が済むのでしょう 大勝させれば、それまで考えもしなかったところで増税を持ち出されることを何回経験すれば学習するのでしょうか もっともっと騒ぎ立てるべきでしょう ここで騒がなければ、次は、一般のたばこ税も増税されていくことでしょう その次は酒税、その次は・・・、増税し放題となります JT (日本たばこ産業) 日本国内 タバコ値上げによる利益が 海外資本 買収資金にJT (日本たばこ産業) では、「メビウス」ファミリー全35銘柄たばこ一斉便乗値上げの理由として、公式には、「品質向上などの投資」の為としていますが、メビウス吸ってて、値段を上げてでも、もっと品質を上げて欲しいと思っている人がいるとでも言うのでしょうか? 実際、改善策を出したのは、、「わかば」「エコー」「しんせい」「ゴールデンバット」の 4銘柄のみで、「全てフィルム付き仕様にして、フィルターを付けます」 ・・・ だけです 「 JT わかば エコー しんせい ゴールデンバット 品質改善 2016年6月中旬 」 参照 JT (日本たばこ産業) も、旧国鉄(現 JR各社)や旧道路公団(現 各高速道路会社)の様に分割して、競争させるべきでしょう その方が、よっぽど安くて品質の良いたばこを作ってくれることでしょう JT (日本たばこ産業) がいかなる理由付けをしようとも、その真の目的は、 「 JT 米レイノルズ社資産(商標 販売会社等) 約 6000億円で買収 」、 「 JT フィリピン たばこメーカー 2位 マイティー資産 約 1178億円で買収 」、 「 JT インドネシア クレテックたばこ事業 全株式 約 1100億円で買収 」、 「 JT エチオピア 大手たばこ会社を傘下に 約 540億円で株式の40%取得 」、 「 JT ドミニカ たばこメーカー 株式 50% 約 16億円で買収 」 のように、海外資本の買収資金を確保、増強する為にしか見えません JT (日本たばこ産業) 問い合わせ先注.下記、JT (日本たばこ産業)問い合わせ先と本件の記事と直接の関係はありません 一般的な「たばこに関するお問い合わせ」先になります 値上げするなと物申す窓口が良く分かりませんので ・ ・ ・ JT は、国民の声を聴く明確な窓口を設けるべきでしょう JT (日本たばこ産業)ウェブサイト お問い合わせ お電話によるお問い合わせ |
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