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みずがめ座η流星群 2016年5月7日午前2時頃から明け方観測ピーク


みずがめ座η(イータ)流星群 2016年5月7日午前2時頃から明け方にかけて観測ピーク



2016年5月6日22時頃(日本時間)がピークとなる、みずがめ座η(イータ)流星群は、ハレー彗星が母天体で、南半球では、1時間に50個程度流れる大型の流星群として知られていますが、放射点の関係から、北半球では中・高緯度での観測は難しく、日本では、放射点が昇ってくる明け方にかけてが見頃となり、ピーク時は、1時間に10個以上見える可能性があります


今年(2016年)は、ピークである5月6日の翌日が新月とあって、月の明かりの影響をほとんど受けないため、例年よりも観測条件の良い当たり年となっており、予想される流星の数は、だいたい1時間に約5個程度となっています

放射点は、東の空に見える、みずがめ座の特徴的な三ツ矢マークのすぐ側、ペガスス座とみずがめ座の間にあり、午前2時頃から東の空に昇り、明るい流星が地平線付近から速い速度で浮かび上がるように見え、地平線から上に向かって翔ける流星が見られる不思議な光景を楽しむことができ、また、速度が速いために痕(流星痕)を残すものもあります


観測ピークはなだらかなので、6日深夜~7日明け方だけでなく、前後数日2~3日は、同じくらいの流星が観測できる予想で、5月6日前後2~3日の未明(午前2時頃)から夜明け前まで見える可能性があり、また、流れ星は、夜空のどこで光るか分かりませんので、観測時は、夜空全体を広く見渡すのがポイントとなります




みずがめ座η(イータ)流星群 とは



流星とは、宇宙にあるチリ(直径1ミリ~数センチ程度)が地球に入ってきて、大気との摩擦によって光を放ちながら燃え尽きる現象によって起こります


彗星は、チリを放出しながら公転しているので、地球が彗星の軌道を横切ると、彗星の軌道上に残されたまとまった量のチリが地球に降ってきて、まとまった量の流星、流星群として観測されます

その為、最も流星がたくさん出現するのは、地球と彗星の軌道が交差するところで、みずがめ座η(イータ)流星群の場合、元となっているのは、最も有名な彗星といって良い、あの約76年周期で公転するハレー彗星が出したチリです


地球が彗星の軌道を横切る際、地上から眺めると、宇宙のある場所から放射状に流星が流れ出しているように見える為、その付近(放射点)に見える星座にちなんで、流星群には「ペルセウス流星群」や、「ふたご座流星群」といった名前で呼ばれれ、今回のみずがめ座η(イータ)流星群は、みずがめ座を構成するη(イータ)星の付近から流星が流れ出すように見えるため、その名がついています

みずがめ座を放射点とする流星群には、毎年7月中旬から8月中旬ごろにかけて活動する「みずがめ座δ(デルタ)流星群」もあります

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2016年5月4日

5月6日に「みずがめ座η流星群」見ごろ GWの天体ショー THE PAGE 05月04日 20:00


 5月のゴールデンウイーク(GW)終盤にピークを迎える「みずがめ座η(イータ)流星群」。今年は見ごろのピークである5月6日の翌日が新月とあって、月の明かりの影響をほとんど受けないため、例年よりも観測条件が良いという。GWに楽しめる天体ショーをまとめた。
 5月6日の前後2〜3日ごろが観測しやすい
 流星とは、宇宙にあるチリ(直径1ミリ〜数センチ程度)が地球に入ってきて、大気との摩擦によって光を放ちながら燃え尽きる現象を指す。
 比較的まとまった量の流星が見られるのは、地球と彗星の軌道が交差するところ。彗星は、チリを放出しながら公転しているので、地球が彗星の軌道を横切ると、軌道上のチリが地球に降ってきて、流星となる仕組み。みずがめ座η流星群の場合、もととなっているのは、あの約76年周期で公転するハレー彗星が出したチリだ。


2015年5月6日

明日7日(木)未明はみずがめ座η流星群! お天気ナビゲータ 2015年5月6日(水)10:00


明日7日(木)未明はみずがめ座η流星群がピークを迎えます。
みずがめ座η流星群は、明るい流星が地平線付近から速い速度で浮かび上がるように見えます。また、速度が速いために痕(流星痕)を残すものもあります。
■いつ見える?
観測のピークは午前3時頃です。
みずがめ座η流星群は4月25日(土)~5月20日(水)にかけて活動します。
活動のピークは6日(水)午後11時頃の予想ですが、輻射点がまだ上がっていないため、7日(木)午前3時頃の観測がおすすめです。
■どの方向?
みずがめ座は午前3時頃に東の空に見えます。
みずがめ座η流星群の輻射点は、午前3時頃に東の空から昇ってきます。
輻射点はペガスス座とみずがめ座の間にあります。まずペガススの四辺形を見つけ、ペガススの頭をたどっていくと、近くにみずがめ座と輻射点があります。
流れ星は輻射点の方角だけとは限りませんので、夜空全体を見渡してみましょう。
■いくつ見える?
ピーク時は1時間に10個以上見える可能性があります。
南半球では、ピーク時で1時間に50個以上見える可能性があり、年間最大の活動となりそうです。


2015年5月5日

連休最後のお楽しみに「みずがめ座η流星群」、午前2時ごろから明け方にかけて見ごろ INTERNET Watch 2015年5月5日(火)06:00


 株式会社ウェザーニューズは日本時間の5月6日23時~25時、「みずがめ座η流星群」をライブ中継する。同社が提供する24時間ライブ番組「SOLiVE24」で実施するもので、ウェブサイト「ウェザーニュース」の「SOLiVE24 Ch.」、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」、YouTube、ニコニコ生放送、BSテレビ放送(BS 910Ch)で視聴できる。
 みずがめ座η流星群はハレー彗星が母天体で、南半球では1時間に50個程度流れる大型の流星群として知られているという。そこでSOLiVE24 Ch.のライブ中継は、ニュージーランドから実施。「流星とサザンクロスのコラボ動画をリアルタイムにお届けする」としている。
 ウェザーニューズによると、ピークは日本時間の5月6日22時ごろだが、放射点の位置の関係から北半球では中・高緯度での観測は難しく、日本では放射点が昇る明け方にかけてが見ごろだという。放射点は、みずがめ座の特徴的な三ツ矢マークのすぐ側にあり、午前2時ごろから東の空に昇る。「地平線から上に向かって翔ける流星が見られる不思議な光景を楽しむことができる」としている。
 なお、ピークはなだらかなので、6日深夜~7日明け方だけでなく、前後数日は同じくらいの流星が観測できるとしている。
 ウェザーニューズのスタッフは昨年、日本において3時間で25個の流星を確認したそうだ。


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