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HTML ファイル名( URL )変更のやり方 新しい URL に自動転送


HTML ファイル名( URL )変更のやり方 新しい URL に自動転送


「 rel=”canonical” と meta nonemeta refresh 」 の活用



旧ファイルヘッダー部
<link rel="canonical" href="https://abhp.net/hp/xxxx.html">
<meta name="robots" content="none">
<meta http-equiv="refresh" content="0;URL=https://abhp.net/hp/xxxx.html">

※XHTMLで記述するときは、最後を「 ~" />」で終了します




ホームページビルダー ファイル名の変更方法



ファイル名の変更そのものは、ホームページビルダーのビジュアルサイトビュー(サイトの確認)画面で、長矢印箱上での右クリックメニューから、「ファイル名の変換」 → 「名前の変更」で簡単にできてしまいます

そのファイルへの内部リンクも自動的に修正してくれるので、内部的にはそれだけで終了です
実に簡単にできてしまいますが、


問題なのは、Google へのSEO対策です



せっかく検索サイトで上位をとっていても、検索結果ページには、かなりの期間 (数か月間以上 2014.6.3 現在)、旧ページが表示されて、アクセスしようとしても、ページ無の 404 NotFound エラーになって、サイトまで来てくれません

また、Googleのインデックスに残っている間は、重複コンテンツとして、現用サイトの評価を下げてしまいます
検索結果の表示ページを新しいファイル(URL)に置き換えてもらい、旧ページのインデックスを削除してもらう必要があります




Google に、URL変更を通知する



ファイル名の変更は、ホームページビルダのファイル名変更機能を使うと、全ての関連リンクも一緒に変更してくれるので、とても便利です

その際、「 rel=”canonical” と meta none/meta refresh 」 を旧ファイル名ファイルのヘッダーに埋め込みます


以下の手順で行います



1. 旧名のファイルは消えてしまうので、その前に、まずバックアップコピーを取りましょう
2. ホームページビルダー、リンク画面(長矢印の箱が表示されている画面)で、右クリックメニューでファイル名を変更します
3. バックアップコピーのファイル名をエクスプローラーで、旧ファイル名に戻します
4. エクスプローラーの旧ファイル名ファイル上で右クリックメニューから、「ホームページビルダー19で編集」をクリックする
5. ホームページビルダー編集画面が開くので、旧ファイル名ページのヘッダー部に下記 3行を書き加えます

<link rel="canonical" href="https://abhp.net/hp/xxxx.html">
<meta name="robots" content="none">
<meta http-equiv="refresh" content="0;URL=https://abhp.net/hp/xxxx.html">

ヘッダー部中どこでもいいのですが、後で見つけやすいように、「 </head> 」の直前(ヘッダー部の最後)が、おすすめです




rel=”canonical”meta nonemeta refresh;」 の説明


rel=”canonical”


rel=”canonical”(カノニカル)とは、新URLが正規のURLであると宣言することです
canonicalとは正統な, 公式という意味(canon+ical)で、「このページの正規ページは、このURLです」と提示することです

これは、旧ファイル名ページのヘッダー部に以下のように記述します

<head>
~他のヘッダー部要素~
<link rel="canonical" href="https://abhp.net/hp/xxxx.html">
~他のヘッダー部要素~
</head>

「https://abhp.net/hp/xxxx.html」の部分に、新URLを指定します


注意しないといけないのは、ページ分割等で、新ページが複数できてしまった場合、link rel="canonical"を複数記述したいところですが、1つのページの中の複数記述は、NGです

Googleから全て無視されてしまうと、「rel=canonicalタグによくある5つの間違い 海外SEO情報ブログ」で述べられています

また、「重複ページにあるメインコンテンツの大部分が正規ページにも出現することを確認する」こと、
「一連のコンテンツをページネーションで複数のページに分割した場合も、link rel="canonical"ではなく、ビューオールページか rel=”prev/next”を使用する」ようにと述べられています

(参考) rel=canonicalタグによくある5つの間違い 海外SEO情報ブログ 2013年04月10日



「meta none」 は 「meta noindex,nofollow」 と同義です



下記の様に、記述します

<head>
~他のヘッダー部要素~
<meta name="robots" content="none">
~他のヘッダー部要素~
</head>


<meta name="robots" content="noindex">は、Google等の検索サイトにインデックスさせないようにする指定です
「 , 」(カンマ)に続けて、「 nofollow 」を付けることによって、そのページからのリンクによる、他のページへのクローリングも防止できます
「 noindex,nofollow 」に替えて、「 none 」と記述できます



meta refresh



下記の様に、記述します

<head>
~他のヘッダー部要素~
<meta http-equiv="refresh" content="0;URL=https://example.com/xxxx.html">
~他のヘッダー部要素~
</head>


<meta http-equiv="refresh" content="0;URL=https://example.com/xxxx.html">は、旧ページが呼び出された際、新ページにリダイレクトさせる指定です

「content="0」の「0」は、0秒後に、すなわち、即、新URLにリダイレクト(自動転送)する指定になります
「https://example.com/xxxx.html」の部分に、新URLを指定します

これで、検索サイトで旧名ファイルがヒットした場合でも新ファイルに自動的に表示が切り替わります
また、rel=”canonical”と併用することで、301 リダイレクト同様、リンクジュースも引き継がれます


meta refresh 書式


<meta http-equiv="refresh" content="秒数;URL=新URL">

秒数に 「10」 と記述すると、10秒後、自動的に新URLに表示が切り替わります



注意.
「301が使えない時のURL変更 〜 meta refresh 0秒とrel=“canonical”は併用できるか 海外SEO情報ブログ 2012年01月18日」によると、0秒リダイレクトは、スパムに利用されることもあるため、間違ってスパム扱いされるリスクが指摘されています

確かに意図的に乱用するのは考え物ですが、URL変更に伴って使用するような普通の使い方では、問題になることはありませんが、とりあえず、ご留意下さい

心配な方は、5秒くらいの値を指定して、その間、「XXにお引越ししました。自動的に画面が変わります。」みたいなメッセージ画面を表示する、というのもよ使われている手法です




旧名ファイルのアップロード



FFFTPを利用していない方は、旧名ファイルを適当なページからリンクしておく必要があります
そうしておかないと、ホームページビルダーでは、サーバーサイトへアップロードされません
おすすめは、後述の「 不要ファイル 削除方法 ( FFFTPミラーリング ) 」の併用です
旧名ファイルをリンクしておかなくても、アップロードとゴミ掃除を同時に行ってくれます




(参考)
「 rel=”canonical” と meta none /meta refresh 」についての詳細につきましては、
 「 SEO対策 URL(ファイル名)変更を明示する 」 を
サイト移転、ディレクトリ名変更につきましては、
 「 .htaccess 使い方 書き方 作り方
 「 .htaccess 使い方 リダイレクト URL変更 サイトの引越 移転
 「 .htaccess 使い方 リダイレクト URL変更 ディレクトリ名 変更
 「 .htaccess 使い方 ページ URL 変更 URL変更 リダイレクト
各ページを ご参照下さい (別タブ(ウィンドウ)が開きます)

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参考情報


meta http-equiv=refresh content=秒数;URL=URL 自動的に特定のページにジャンプさせる -HTMLタグ辞典-

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