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JAXA SS-520 ロケット 5号機 超小型衛星「たすき」(TRICOM-1R) 打ち上げ


JAXA SS-520 ロケット 5号機 超小型衛星 「たすき」 (TRICOM-1R) 打ち上げ



超小型衛星 「たすき」 (TRICOM-1R (トリコム-ワン-アール))を搭載した SS-520 ロケット 5号機が、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)より、2018年(平成30年)2月3日(土)14時00分頃~14時20分頃(日本標準時)、JAXA (国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)によって打ち上げられました

SS-520 ロケット 5号機は計画通り飛行、打ち上げ実施後 約 7分30秒に超小型衛星 TRICOM-1R(トリコム・ワンアール)を分離、軌道投入に成功、TRICOM-1Rの状態は正常、打ち上げは成功しました


打ち上げに成功したSS-520ロケット5号機
SS-520-1 (SS-520 1号機) 打ち上げの様子

(上写真) 打ち上げに成功したSS-520ロケット5号機 「 SS-520ロケット5号機現地取材(3) 実験は成功、民生品の活用で小型ロケットの低コスト化に弾みが付くか マイナビニュース 2018/02/06 10:00:44 」 より
(下写真) SS-520-1 (SS-520 1号機) 打ち上げの様子
JAXA デジタルアーカイブス 」 より

打上げロケット SS-520 5号機
打上げ日 2018年(平成30年)2月3日(土)
打上げ時刻 14時03分00秒 (日本標準時)
打上げ時間帯 14時03分~14時13分
(日本標準時)
打上げ時天候 晴れ、北西の風3.0m/秒
気温7.0℃
打上げペイロード 超小型衛星 「たすき」
(TRICOM-1R)
(トリコム-ワン-アール)
打上げ期間 2018年(平成30年)2月4日(日)~
2018年(平成30年)2月12日(月)
(実験予備期間を含む)
打上げ場所 内之浦宇宙空間観測所
(鹿児島県肝属郡肝付町)
実験概要 2017年1月のSS-520 4号機の実験失敗に対する対策を施し、民生技術を用いたロケットによる超小型衛星打上げの実証について、再実験を実施します

本実験(SS-520 ロケット 5号機 (「たすき」  TRICOM-1R (トリコム-ワン-アール) 打ち上げ)は経済産業省 2015年度(平成27年度)宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)の採択をうけて実施するものです



実況終了しました (本ページにて打ち上げ実況を行います) (参考)

引き続き H2Aロケット 36号機 準天頂衛星システム みちびき4号機 に関する最新情報は、本ページにてお知らせします

2017年10月10日(火)

0701 天頂衛星システム みちびき3号機を搭載した H2Aロケット 36号機 ロケットは、定刻無事打ち上げられました
07:30 みちびき4号機 正常分離
08:40 みちびき4号機 所定の軌道に向けて順調に飛行中 衛星状況初期確認終了 全て正常

(最新情報を表示する際は 「F5」キー(ファンクションキー)を押す等で、画面を更新して下さい)



SS-520 ロケット 5号機 TRICOM-1R (トリコム-ワン-アール) 打ち上げ日時 について


JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、2018年2月1日、SS-520 ロケット 5号機 TRICOM-1R (トリコム-ワン-アール)の打ち上げ日時 について、下記発表を行いました

JAXA | SS-520 5号機による超小型衛星打上げ実証の実験日時設定について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成30年2月1日


 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、SS-520 5号機による超小型衛星打上げの実証実験について、下記の通り実験日時を決定しましたのでお知らせいたします。

実験日 : 平成30年2月3日(土)
実験時刻 : 14時03分(日本標準時)
実験時間帯 : 14時03分~14時13分(日本標準時)
実験予備期間 : 平成30年2月4日(日)~平成30年2月12日(月)
実験場所 : 内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)
天候その他の理由で上記日時に実験を実施できないと見込まれる場合は、速やかにお知らせします。



超小型衛星の打ち上げについて


JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、2017年4月7日、衛星打ち上げ用として世界最小級のロケット技術の実証を目指し、前回(SS-520 4号機 2017年1月15日打ち上げ)と同様、東京大学が開発する重さ 約 3キロ級の超小型衛星を搭載した、超小型ロケット「SS-520」を 2018年3月までに、再び打ち上げるとしていました

前回の SS-520 4号機は、2017年1月15日、打ち上げに失敗しましたが、軽量化の影響で電源ケーブルが損傷したことが原因と判明しており、JAXA 奥村理事長は、「宇宙技術の進歩は速く、早期の再打ち上げが必要だ。小型衛星の市場が広がる中、技術を実証できればその後の商業展開にも有利な情報を提供できる」と、SS-520 ロケット 5号機打ち上げの意義を強調しています

SS-520 4号機の詳細につきましては、「 JAXA SS-520 ロケット 4号機 TRICOM-1 (トリコム-ワン) 打ち上げ 」 をご参照下さい (別タブ(ウィンドウ)が開きます)





JAXA SS-520 ロケット 5号機 とは 概要



写真 SS-520 4号機 2017年1月15日 打ち上げられたSS-520 4号機 SS-520 ロケット 5号機は、JAXAの観測ロケット SS-520型ロケット をベースに開発している小型ロケットです

SS-520型ロケット(2段式) は、第1段に S-520の主エンジンを使用、発射上下角 80°、搭載計器重量 140kgで最高高度 1000kmにも達し、第3段を付け加えることにより、ミニ衛星の打ち上げが可能です


SS-520ロケット は、1998年2月5日に、内之浦宇宙空間観測所から SS-520ロケット 1号機(SS-520-1)が打ち上げられたのに続き、SS-520ロケット 12号機が、2000年12月4日に、ノルウェーのスバルバード実験場から打ち上げられ、磁気圏のカスプ領域での直接観測を行っています

(上写真) SS-520 4号機 「 JAXA | SS-520 5号機による超小型衛星打上げ実証実験について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年11月13日 」 より
(下写真) 2017年1月15日 打ち上げられたSS-520 4号機 (画像 JAXA提供)




SS-520 4号機 ロケット 断面図
SS-520 5号機 主要諸元
全長 9.54 m
直径 0.52 m(代表径)
全備重量 2.6 ton
燃料 固体燃料
段構成 3段式
打上げ能力 低軌道に 4kg以上
打上げ場所 内之浦宇宙空間観測所
打上げ方式 ランチャ滑走方式 (吊下げ式)

左図は SS-520 4号機 ロケット 断面図

JAXA SS-520 4号機実験の実施について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成28年12月8日 」 より





SS-520 ロケット 4号機 搭載衛星 TRICOM-1R (トリコム-ワン-アール) とは 概要



TRICOM-1R (トリコム-ワン-アールは、東京大学で開発された超小型衛星ほどよし 3 & 4号機の実績を基にした次期超小型衛星で、経済産業省宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)に採択されたことをうけて東京大学において開発されました


超小型衛星 TRICOM-1 (トリコム-ワン) 概要図
TRICOM-1R 主要諸元
概要 超小型衛星
寸法 116mm×116mm×346mm
(アンテナ部分除く)
重量 約 3kg
軌道 近地点 180km×遠地点 1,500km
の楕円軌道
傾斜角 31度

JAXA SS-520 4号機実験の実施について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成28年12月8日 」 より



地球を周回しながら地上端末から送られるデータを収集(Store)し、衛星が管制局上空に来た時にコマンドにより地上局にデータを転送(Forward)するStore and Forwardミッションや、搭載したカメラを用いた地球撮像ミッション、また、打上げ・軌道投入後ただちに自律的に地球撮像を実施して、地上との最初の通信で観測データを地上へ送る即時観測ミッションを行う予定です


TRICOM-1Rの概要。ミッションは3つ用意されている (C)JAXA

TRICOM-1Rの概要 ミッションは3つ用意されている  (C)JAXA




SS-520 ロケット 4号機 搭載衛星 TRICOM-1 (トリコム-ワン) 発射場 打ち上げ方式 (参考)



SS-520 ロケットの射点は、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)で、イプシロンの射点がある M台地よりも 1段高い標高 276mのKS台地と呼ばれるエリアで、1970年に日本初の衛星「おおすみ」を打ち上げた、歴史的な場所です


H-IIA/B ロケットやイプシロン ロケットは点火後、自立した状態で垂直に上昇していきますが、SS-520 ロケットは、ロケットの上下 2ヶ所に T字形の金具が付いており、ここでランチャーのレールから吊り下げられており、レールを滑走する形で、斜めに発射されます

SS-520 ロケットに付けられている吊り下げ用の T字形金具は、本来はロケットの上側だけにあれば良いものが、バランスを取るために反対側にも同じ金具が付けられており、T字の大きさは上下2つで違っていて、この工夫により、上昇時には 2ヶ所同時にレールから外れるようになっています


また、SS-520 ロケット打ち上げ用ランチャーは、2014年度に新設されたもので、ブームを上下に動かしたり、左右に旋回することが可能で、ロケットの目的に応じて、任意の向きに打ち上げることができます

従前は隣接するドームの中から、移動式のランチャーを使って打ち上げていましたが、設備が老朽化してきたため、固定式の新型ランチャーを導入したとのことで、現在は基本的に、この新型ランチャーを使って、観測ロケットの打ち上げが行われています




JAXA 超小型衛星「たすき」(TRICOM-1R)の運用終了について 2018年8月23日



国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケットSS-520 5号機によって打上げられた超小型衛星「たすき」(TRICOM-1R)につきまして、2018年(平成30年)8月22日をもって運用終了しました

本事業は経済産業省 2015年度(平成27年度)宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)の採択をうけて、JAXA、東京大学のほか、民生品を担当する民間企業の参画を得て実施されました

2018年(平成30年)2月3日の打上げ以降、予定していた運用期間(約 30日程度)を超えて、およそ半年に渡って「たすき」の運用を実施、その間、地球を周回しながら地上端末から送られる特定小電力無線局(送信出力20mW)による弱電波を受信することで地上データを収集(Store)、衛星が管制局上空に来た時にコマンドにより地上局にデータを転送(Forward)するStore and Forwardミッションや、搭載した小型カメラを用いた地球撮像ミッション、また、打上げ・軌道投入後ただちに自律的に地球撮像を実施、地上との最初の通信で観測データを地上へ送る即時観測ミッション等を成功させました

なお、「たすき」は地球大気圏に再突入し燃え尽きたものと推定されています




ロケット打ち上げ ライブ中継 ロケット打ち上げ 見学場所




JAXA SS-520 ロケット 5号機 超小型衛星「たすき」(TRICOM-1R) 打ち上げ ライブ中継

放送内容 放送日/放送時間 視聴ページ 備考
JAXA SS-520 ロケット 5号機 超小型衛星「たすき」(TRICOM-1R) 打ち上げ ライブ中継 2018/02/03(土)
開場:13:15
開演:13:45
ニコニコ生放送 ※ おすすめ
YouTube タイムラグ有

JAXA 種子島宇宙センター 内之浦宇宙空間観測所 ロケット打ち上げ 見学場所



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関連記事を下記に紹介します



2018年8月23日

JAXA | 超小型衛星「たすき」(TRICOM-1R)の運用終了について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 東京大学大学院工学系研究科 平成30年8月23日


 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケットSS-520 5号機によって打上げられた超小型衛星「たすき」(TRICOM-1R)につきまして、平成30年8月22日をもって運用終了しましたのでお知らせします。
 本事業は経済産業省 平成27年度宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)の採択をうけて、JAXA、東京大学のほか、民生品を担当する民間企業の参画を得て実施されました。
 平成30年2月3日の打上げ以降、予定していた運用期間(約30日程度)を超えて、およそ半年に渡って「たすき」の運用を実施いたしました。その間、地球を周回しながら地上端末から送られる特定小電力無線局(送信出力20mW)による弱電波を受信することで地上データを収集(Store)し、衛星が管制局上空に来た時にコマンドにより地上局にデータを転送(Forward)するStore and Forwardミッションや、搭載した小型カメラを用いた地球撮像ミッション、また、打上げ・軌道投入後ただちに自律的に地球撮像を実施して、地上との最初の通信で観測データを地上へ送る即時観測ミッション等を成功させました。
 なお、「たすき」は地球大気圏に再突入し燃え尽きたものと推定しております。


2018年8月23日

JAXA | 超小型衛星「たすき」(TRICOM-1R)の運用終了について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 東京大学大学院工学系研究科 平成30年8月23日


 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケットSS-520 5号機によって打上げられた超小型衛星「たすき」(TRICOM-1R)につきまして、平成30年8月22日をもって運用終了しましたのでお知らせします。
 本事業は経済産業省 平成27年度宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)の採択をうけて、JAXA、東京大学のほか、民生品を担当する民間企業の参画を得て実施されました。
 平成30年2月3日の打上げ以降、予定していた運用期間(約30日程度)を超えて、およそ半年に渡って「たすき」の運用を実施いたしました。その間、地球を周回しながら地上端末から送られる特定小電力無線局(送信出力20mW)による弱電波を受信することで地上データを収集(Store)し、衛星が管制局上空に来た時にコマンドにより地上局にデータを転送(Forward)するStore and Forwardミッションや、搭載した小型カメラを用いた地球撮像ミッション、また、打上げ・軌道投入後ただちに自律的に地球撮像を実施して、地上との最初の通信で観測データを地上へ送る即時観測ミッション等を成功させました。
 なお、「たすき」は地球大気圏に再突入し燃え尽きたものと推定しております。


2018年2月15日

米でロケットビジネス加速、日本も負けるわけにはいかない ニュースイッチ 02月15日 06:00


 使い勝手のいい小型人工衛星の打ち上げ需要が高まる中、衛星を宇宙に運ぶ小型ロケットの開発競争が勢いづいている。米国では民間企業がロケット打ち上げビジネスに続々と参入しており、従来の打ち上げ費用を大幅に抑えることに成功している。宇宙航空研究開発機構(JAXA)や国内のベンチャーもこうした小型・低価格化の流れに乗り遅れないよう開発を進めている。
 JAXAの奥村直樹理事長は超小型衛星について、「外交分野や人材育成で重要な役割を果たしている。将来の宇宙産業の中核になる」と期待する。
 地球観測画像の販売といったビジネス用途では、小型衛星よりさらに小さい100キログラム以下の超小型衛星の需要も広がっている。
 現在、超小型衛星を宇宙に運ぶためには、大型ロケットに載せる大型の主衛星に“相乗り”するのが主流だ。だが低価格の小型ロケットが開発できれば、今までのように主衛星の打ち上げスケジュールに引っ張られることなく、投入したい軌道に好きなタイミングで打ち上げられる。衛星を打ち上げる顧客のニーズに細かく対応することができる。


2018年2月6日

SS-520ロケット5号機現地取材(3) 実験は成功、民生品の活用で小型ロケットの低コスト化に弾みが付くか マイナビニュース 2018/02/06 10:00:44


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月3日、超小型衛星「TRICOM-1R」を搭載したSS-520ロケット5号機の打ち上げを実施した。ロケットは計画通り飛行し、打ち上げの約7分30秒後に衛星を分離。その後、地球を1周した衛星からの電波を受信し、軌道への投入が確認された。「世界最小」クラスの衛星用ロケットが誕生した瞬間である。
 実験の目的は民生品の技術実証
 この打ち上げは、経済産業省の「平成27年度宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)」の採択を受け、実施されたもの。民生部品・技術を活用し、ロケットの低コスト化を推進することを目的としており、新開発の第3段に搭載したアビオニクスには、キヤノン電子が協力しているという。
 昨年(2017年)1月、同じ事業で実施した4号機は、電源の喪失のため、第2段以降の点火が行われず、技術実証の目的を果たすことができなかった。再挑戦となる今回の5号機では、計画通り超小型衛星の軌道投入に成功しており、第3段に搭載した民生部品・技術が正常に動作したことが証明できた。


2018年2月3日

SS-520ロケット5号機現地取材(2) 打ち上げを実施!- 全長わずか10mのロケットが衛星の投入に成功 マイナビニュース 2018/02/03 19:39:08


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月3日、内之浦宇宙空間観測所において、SS-520ロケット5号機の打ち上げを実施した。JAXAによれば、打ち上げは成功。搭載した超小型衛星「TRICOM-1R」を周回軌道に投入したことが確認できたという。本記事ではまず、打ち上げ時の模様についてお伝えしたい。
 この日は快晴。時折、強い風が吹くことはあったが、SS-520ロケット5号機は予定通り、14時03分に飛び立った。雲に隠れることもなく、第1段モーターが燃焼を終えるまで、30秒ほど飛行を見ることができた。
 今回も、内之浦宇宙空間観測所内に無人カメラを設置することができたので、撮影した画像を添付しておく。全長10mの超小型ロケットとは言え、距離が近いので、迫力が伝わってくる。
 打ち上げがちょうど土曜になったため、宮原ロケット見学場には、大勢の見学者が訪れていた。「世界最小クラスの衛星打ち上げロケット」として、5号機はメディアでも幅広く紹介されており、注目していた人が多かったようだ。2回目の挑戦でついに実現し、現地で見守った人には良い記念になったのではないだろうか。


2018年2月3日

JAXA | SS-520 5号機による超小型衛星打上げの実証実験の結果について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成30年2月3日


 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成30(2018)年2月3日(土)14時03分00秒(日本標準時)に、SS-520 5号機による超小型衛星打上げの実証実験を内之浦宇宙空間観測所において実施しました。
 SS-520 5号機は計画通り飛行し、実験実施後約7分30秒に超小型衛星TRICOM-1R(トリコム・ワンアール)を分離、軌道投入に成功しました。TRICOM-1Rの状態は正常です。
 本件は経済産業省 平成27年度宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)の採択をうけて実施しました。
 今回のSS-520 5号機実験実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
 なお、実験実施時の天候は晴れ、北西の風3.0m/秒、気温7.0℃でした。


2018年2月2日

SS-520ロケット5号機現地取材(1) 前回のリベンジなるか? 対策を施し、超小型衛星の打上げに再挑戦 マイナビニュース 2018/02/02 20:45:07


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月3日、内之浦宇宙空間観測所からSS-520ロケット5号機を打ち上げる。昨年(2017年)1月に打ち上げた4号機は、第1段モーターの燃焼中に通信が途絶、技術実証に失敗していた。5号機は前回発生した不具合への対策を施しており、再度、世界最小クラスのロケットによる超小型衛星の軌道投入に挑む。
 SS-520ロケットは、固体燃料の2段式観測ロケットである。本来は衛星打ち上げ用ではなく、上層大気の研究などに利用するものだが、4号機はそれに新規開発の第3段を追加し、衛星を打ち上げる能力を持たせた。地球低軌道に4kg程度を投入することが可能で、同機には東京大学が開発した3Uサイズの超小型衛星「TRICOM-1」を搭載していた。
 4号機の失敗後、JAXAが原因を究明した結果、電源ケーブルの損傷により短絡が起き、電源を喪失した可能性が高いことが分かった。SS-520ロケットの第2段には、一部、電源ケーブルが機体の外側に出ている部分がある。その引き出し孔のところでケーブルの皮膜が破れ、短絡が起きたと見られている。
 今回の5号機は、その再挑戦となる。基本的に、機体の構成は4号機とほぼ同じ。搭載衛星も同型の「TRICOM-1R」となっており、前回と同じく、近地点高度180km、遠地点高度1500kmの長楕円軌道への投入を目標とする。


2018年2月1日

JAXA | SS-520 5号機による超小型衛星打上げ実証の実験日時設定について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成30年2月1日


 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、SS-520 5号機による超小型衛星打上げの実証実験について、下記の通り実験日時を決定しましたのでお知らせいたします。

実験日 : 平成30年2月3日(土)
実験時刻 : 14時03分(日本標準時)
実験時間帯 : 14時03分~14時13分(日本標準時)
実験予備期間 : 平成30年2月4日(日)~平成30年2月12日(月)
実験場所 : 内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)
天候その他の理由で上記日時に実験を実施できないと見込まれる場合は、速やかにお知らせします。


2018年1月19日

JAXA | SS-520 5号機による超小型衛星打上げ実証の実験予定日について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成30年1月19日


 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、SS-520 5号機による超小型衛星打上げの実証実験について、搭載部品の一部に不具合が確認されたため、平成29年12月28日の実施を見合わせておりましたが、原因究明・対策を行い、下記のとおり実験予定日を決定しましたのでお知らせいたします。

実験予定日 : 平成30(2018)年2月3日(土)14時00分頃~14時20分頃(日本標準時)(※1)
実験期間 : 平成30(2018)年2月3日(土)~平成30(2018)年2月12日(月)(※2)
(実験予備期間を含む)
実験場所 : 内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)
天候その他の理由で上記日時に実験を実施できないと見込まれる場合は、速やかにお知らせします。
※1  実験予定時刻は今後の詳細解析により最終的に決定します。
※2  実験予備期間中の実験予定時刻は、実験日毎に設定します。


2017年12月26日

JAXA | SS-520 5号機実験の延期について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年12月26日


 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、SS-520 5号機による超小型衛星打上げの実証実験を12月28日(木)に予定しておりましたが、搭載部品の一部に不具合が確認され、その対応のため打上げを延期することとしましたので、お知らせします。
 新たな打上げ日については、決定し次第お知らせします。


2017年12月8日

小型ロケットSS-5205号機の打上げ日を変更します METI/経済産業省 平成29年12月8日(金)


本件の概要
経済産業省からの委託によりJAXAが開発した小型ロケットSS-520 5号機について、当初の計画から変更し、本年12月28日(木曜日)にJAXA内之浦宇宙空間観測所の射場から打ち上げられることが決定しました。
1.趣旨
経済産業省では、超小型衛星の需要増加を見据え、我が国の民生部品・技術等を活用した価格競争力のある小型ロケット・超小型衛星等を開発することを目的として、宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)を実施しています。
 本事業の一環として、JAXAは、当初、本年12月25日(月曜日)にSS-520 5号機の打上げを予定していましたが、JAXA内之浦宇宙空間観測所の射場から打ち上げるイプシロンロケット3号機の作業スケジュールとの調整により、打上げ日を本年12月28日(木曜日)に変更したものです。
 SS-520 5号機には、同じく本事業により東京大学が開発した超小型衛星TRICOM-1R(トリコム-ワンアール)を搭載することとしています。
2.スケジュール(予定)
〔日時〕平成29年12月28日(木曜日)12時30分~14時15分(日本標準時)
※予備期間:平成29年12月29日(金曜日)~平成30年2月12日(月曜日)
〔場所〕JAXA内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町南方1791-13)


2017年12月8日

JAXA | SS-520 5号機実験期間の再設定について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年12月8日


 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、SS-520 5号機による超小型衛星打上げの実証実験期間を、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げるイプシロンロケット3号機との作業スケジュールの調整結果を反映し、下記の通り再設定しましたのでお知らせします。

実験期間 : 平成29(2017)年12月28日(木)~平成30(2018)年2月12日(月)
(実験予備期間を含む)
実験場所 : 内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)
実験予定日 : 平成29(2017)年12月28日(木)12時30分頃~14時15分頃(日本標準時)(※)
天候その他の理由で上記日時に打上げができないと見込まれる場合は、速やかにお知らせします。
※ 実験予備期間中は打上げ日毎に打上げ時間帯を設定します。


2017年11月13日

小型ロケットSS520、12月に再打ち上げへ 読売新聞 2017年11月13日 23時11分


 宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は13日、今年1月に打ち上げに失敗した小型ロケットSS520について、12月25日に鹿児島県肝付きもつき町の内之浦宇宙空間観測所から再打ち上げすると発表した。
 東京大学が開発した重さ約3キロ・グラムの超小型衛星を搭載する。
 SS520は全長9・54メートルで、人工衛星を打ち上げるロケットとしては世界最小級の大きさ。携帯電話の部品などで利用される民生品が多く使われており、低価格で運用できるのが特徴となっている。
 今年1月は、打ち上げの約20秒後にデータ通信に異常が起き、失敗した。


2017年11月13日

JAXA | SS-520 5号機による超小型衛星打上げ実証実験について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年11月13日


 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、SS-520 5号機による超小型衛星打上げの実証実験について、下記のとおり実施する計画としました。

実験期間 : 平成29(2017)年12月25日(月)~平成30(2018)年1月31日(水)(実験予備期間を含む)
実験場所 : 内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)
打上げ予定日 : 平成29(2017)年12月25日(月) 10:00~14:15(日本標準時)(※)
実験概要 : 本年1月のSS-520 4号機の実験失敗に対する対策を施し、民生技術を用いたロケットによる超小型衛星打上げの実証について、再実験を実施します。
本実験は経済産業省 平成27年度宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)の採択をうけて実施するものです。
※ 実験予備期間中は打上げ日毎に打上げ時間帯を設定します。


2017年4月7日

1月は失敗したけど…小型ロケット「SS520」再打ち上げへ 今年度中に 産経ニュース 2017.4.7 18:54


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、1月に失敗した電柱サイズの小型ロケット「SS520」を平成29年度中に再び打ち上げると発表した。世界的に需要が高まる超小型衛星の打ち上げ手段として、安価なロケットの技術の実証が必要と判断した。
 奥村直樹理事長が7日の記者会見で明らかにした。機体は全長約10メートル、直径約50センチと失敗した4号機と同じサイズで、衛星を軌道に投入できる世界最小のロケットとされる。家電などに使われる市販の電子部品を活用し、機体の製造と打ち上げ費用は計5億円程度を目指す。
 4号機は1月15日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げたが、発射直後に通信が途絶え、安全を優先し海に落下させた。振動による摩擦などの影響で電線がショートし、データ送信機の電源が失われたのが原因だった。次回も東京大の超小型衛星を載せ、同観測所から打ち上げる。


2017年4月7日

超小型ロケット、年度内に再挑戦=小型衛星打ち上げ―JAXA 時事通信 04月07日 15:15


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の奥村直樹理事長は7日の定例記者会見で、今年1月に失敗した超小型ロケット「SS520」を2018年3月までに再び打ち上げることを明らかにした。前回と同様、東京大が開発する重さ約3キロ級の小型衛星を搭載し、衛星打ち上げ用としては世界最小級のロケット技術実証を目指す。
 奥村理事長は「宇宙技術の進歩は速く、早期の再打ち上げが必要だ。小型衛星の市場が広がる中、技術を実証できればその後の商業展開にも有利な情報を提供できる」と意義を強調した。
 1月に打ち上げが失敗したSS520・4号機は観測用ロケットを改良したもので、全長約9.5メートル。調査の結果、軽量化の影響で電源ケーブルが損傷したことが原因と分かった。


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