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JAXA H2Aロケット 35号機 準天頂衛星システム みちびき3号機 打ち上げ


JAXA H2Aロケット 35号機 準天頂衛星システム みちびき3号機 打ち上げ



準天頂衛星システム みちびき3号機 (静止軌道衛星) を搭載した H-IIAロケット 35号機(H-IIA F35)が、種子島宇宙センター 大型ロケット発射場より、2017年(平成29年)8月19日(土) 14時29分00秒(日本標準時)定刻、MHI (三菱重工業株式会社)、および、JAXA (国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)によって、打ち上げられ、予定通り 高度 420キロで、みちびき3号機を正常に分離、予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました


測位衛星「みちびき」3号機を搭載し、打ち上げられたH2Aロケット35号機=鹿児島県南種子町で 2017年8月19日午後2時29分

測位衛星「みちびき」3号機を搭載し、打ち上げられたH2Aロケット35号機
鹿児島県南種子町で 2017年8月19日午後2時29分
<GPS衛星>「みちびき」搭載H2Aロケット打ち上げ成功 毎日新聞 2017年8月19日 14:33 」 より

打上げロケット H2Aロケット35号機 (H-IIA F35))
H2A204型
5m径フェアリング(5S型)
打上げ日 2017年(平成29年)8月19日(土)
打上げ時刻 14時29分00秒 (日本標準時)
打上げ時間帯 14時29分00秒~22時16分00秒
(日本標準時)
打上げペイロード 準天頂衛星システム
みちびき3号機 (静止軌道衛星)
打上げ時の天候 晴れ、弱風
打上げ予備期間 ※ 2017年(平成29年)8月20日(日)~
2017年(平成29年)9月30日(土)
打上げ場所 種子島宇宙センター
大型ロケット発射場
打上げ実施 三菱重工業株式会社
宇宙航空研究開発機構


打上げ予備期間の打上げ予定時間帯は、打上げ日毎に設定されます


実況終了しました (本ページにて打ち上げ実況を行います) 引き続き H2Aロケット 35号機 準天頂衛星システム みちびき3号機 に関する最新情報は、本ページにてお知らせします

2017年8月19日(土)

00:30 天頂衛星システム みちびき3号機を搭載した H2Aロケット 35号機 ロケットは、組み立て棟から、約 500メートル離れた発射場へ 約 25分かけて移動しました
14:29 天頂衛星システム みちびき3号機を搭載した H2Aロケット 35号機 ロケットは、定刻無事打ち上げられました
14:30 SRBA 正常分離
14:32 第一段ロケット 正常分離
14:40 第二段ロケット 太平洋上を 正常飛行中
14:53 第二段ロケット 第2回 燃焼開始
14:57 第二段ロケット 第2回 燃焼終了
14:58 みちびき3号機 正常分離

(最新情報を表示する際は 「F5」キー(ファンクションキー)を押す等で、画面を更新して下さい)




JAXA H2Aロケット35号機 主要諸元



JAXA H2Aロケット 35号機 形状図 (H2A204型)

JAXA H2Aロケット 35号機 形状 (H2A204型)

JAXA 「平成29年度 ロケット打上げ計画書 「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)/H-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)」 より



名称 H-ⅡAロケット 35号機 (H2A204型)
全長 53 m
全備質量 442 t (人工衛星の質量は含まず)
誘導方式 慣性誘導方式
第1段 固体ロケット
ブースタ
(長秒時燃焼
モータ)
第2段 衛星
フェアリング
(5S型)
全長 37 m 15 m 11 m 12 m
外径 4.0 m 2.5 m 4.0 m 5.1 m
質量 114 t 306 t  (4本分) 20 t 2.0 t
推進薬質量 101 t 264 t  (4本分) 17 t
推力 1,100 kN 9,050 kN 137 kN
燃焼時間 390 116 530
推進薬種類 液体水素
液体酸素
ポリブタジエン系
コンポジット
固体推進薬
液体水素
液体酸素
推進薬供給方式 ターボポンプ ターボポンプ
比推力 440 s 283.6 s 448 s
姿勢制御方式 ジンバル
補助エンジン
可動ノズル ジンバル
ガスジェット装置
主 要 搭 載
電 子 装 置
誘導制御系機器
テレメータ送信機
誘導制御系機器
レーダトランスポンダ
テレメータ送信機
指令破壊装置

推力、比推力は、真空中 固体ロケットブースタは最大推力で規定





JAXA H2Aロケット 35号機 飛行計画



「みちびき3号機」を搭載した H-ⅡA F35は、種子島宇宙センター大型ロケット第1射点より打ち上げられ、打上げ後まもなく機体のピッチ面を方位角 92.5度へ向けた後、所定の飛行計画に従って太平洋上を飛行します

打上げ 約 1分48秒後に固体ロケットブースタの燃焼を終了、約 2分6秒後、及び、約 2分9秒後 (以下、時間は打上げ後の経過時間を示す) に分離、衛星フェアリングを 約 3分45秒後に分離、約 6分38秒後に 第1段主エンジンの燃焼を停止、約 6分46秒後に第1段を分離します

引き続いて、約 6分52秒後に 第 2段エンジン 第 1回目の燃焼が開始され、約 11分23秒後に燃焼を停止、慣性飛行を続けた後、約 23分39秒後に 第 2段エンジン 第 2回目の燃焼を開始、約 27分49秒後に 第 2回目の燃焼を停止、約 28分40秒後に近地点高度 約 380km、遠地点高度 約 35976km、軌道傾斜角 20度の静止遷移軌道上で 「みちびき3号機」を分離します




JAXA H2Aロケット 35号機 打ち上げシーケンス



JAXA H2Aロケット 35号機 打ち上げシーケンス

JAXA 「平成29年度 ロケット打上げ計画書 「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)/H-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)」 より





JAXA H2Aロケット 35号機 飛行経路



JAXA H2Aロケット 35号機 飛行経路

JAXA 「平成29年度 ロケット打上げ計画書 「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)/H-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)」 より





JAXA H2Aロケット35号機 落下物 落下予想区域 時間



JAXA H2Aロケット35号機 落下物の落下予想区域

JAXA H2Aロケット35号機 落下物の落下予想区域

JAXA 「平成29年度 ロケット打上げ計画書 「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)/H-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)」 より

海面落下時間帯
(打上げ後)
固体ロケットブースタ
約 7~11分後
衛星フェアリング
約12~26分後
第1段
約 15~32分後




H2Aロケット 35号機 準天頂衛星システム みちびき3号機 打ち上げ日時 について


三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2017年8月9日、鹿児島県種子島宇宙センターで、2017年8月11日に予定していた H2Aロケット 35号機 準天頂衛星システム みちびき3号機の打ち上げについて、気象条件の悪化(2017年8月10日から11日午前にかけて落雷の可能性が高まり、準備作業などに支障が出る)のため 2017年8月12日午後に延期となりました

さらに、2017年8月12日には、打ち上げ前の最終点検で、午前10時半頃、燃料の液体水素や液体酸素の配管を開閉するバルブを動かすヘリウムの圧力低下量点検時、過去の機体の平均値と比べ 1.65倍の高い低下量を示し、確認が必要として、打ち上げは延期、注入した液体燃料を抜き、組立棟に戻して、推進系統の再点検、原因の究明を進める必要があるため、新たな打ち上げ日時は未定、16日以降になる見込みとなっています

ヘリウム圧力の低下原因については、ヘリウムが漏洩した可能性があるとするものの、漏洩した場所は特定できていないとのことです

問題のバルブはエンジンへの燃料供給や、エンジン内部の冷却のための配管などに使われており、圧力の低下量は基準値内ではあったものの、そのまま打ち上げると漏洩が増大してバルブを動かせなくなり、打ち上げが失敗する恐れがあると判断したとのことです

2017年8月16日、不具合の原因を特定(第1段ロケットのヘリウムガス漏れが起きていた場所を特定)し、対策処置(部品の交換)を完了したとして、2017年8月19日の打ち上げ予定が発表されました

2017年8月17日、2017年8月19日の打ち上げ予定時刻 14時29分00秒が発表されました

2017年8月18日、2017年8月12日の打ち上げ時の不具合の原因が、第1段にあるヘリウムタンクの栓に異物が付着していたことが原因だったことが発表されました


JAXA | H-IIAロケット35号機による「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の打上げ時刻及び打上げ時間帯について

三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年8月17日


 三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)を搭載したH-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)の打上げについて、下記のとおり決定しましたのでお知らせいたします。

打上げ日 : 平成29年8月19日(土)
打上げ時刻 : 14時29分00秒(日本標準時)
打上げ時間帯 : 14時29分00秒~22時16分00秒(日本標準時) (※)
打上げ予備期間 : 平成29年8月20日(日)~平成29年9月30日(土)
(※) 打上げ予備期間中の打上げ時間帯は、打上げ日毎に設定します。


H2Aロケット 35号機 2017年8月12日の打ち上げ時の不具合の原因 について


不具合が起きたのは、エンジンに燃料を供給する配管などのバルブの開閉に使うヘリウムガスのタンクの栓(封止プラグ)で、密封用の栓を覆っている金属製のシールに大きさ 約 0.5ミリ程度の非金属の『異物』が付着、タンクとの間に隙間ができてヘリウム漏れが生じたことが判明しました

『異物』は、機体に断熱材を取り付けるための接着剤で、栓の装着前に写真で点検した際にはなかったが、その後に付着したとみられ、タンクの栓を覆うシールを交換、再検査にて、圧力の降下量は従来と同レベルに戻り、復旧したと判断、打ち上げに支障がないことを確認、16日からは通常通りの整備作業を行っているということです

ヘリウム系統は、タンクに蓄えたヘリウムガスの圧力を用いて、エンジンなどのバルブを動かすのが役目で、タンクの片側の穴に配管を繋ぎ、そこからガスを供給/充填するのですが、製造上の都合で、配管の反対側にも、使用目的の無い同型状の穴が開いており、その穴は封止プラグで塞ぐのですが、その気密のために使ったシールに『異物』が付着していたため隙間ができ、ヘリウムガスが漏洩していたということです

部品交換を行い、見つかった異物の成分を分析したところ、液体酸素/液体水素タンクに断熱材を貼り付けるための接着剤(エラストフォーム)であることが分かり、封止プラグをねじ込む前に撮影した記録写真では、シール部に異物は見られませんでしたが、その後の封止する作業工程において、異物が付着してしまったとみられるとしています

H2Aロケット 35号機はタンクの調達が遅れたため、MHI 飛島工場における製造工程で、機体を組み立てる順序を変更した為、タンクに関連する作業中、見えにくい場所が生じたことも背景にあるということで、通常、ヘリウムタンクは、エンジン部が単体の状態で組み付けられていますが H2Aロケット 35号機は、入手が遅れたためそれに間に合わず、エンジン部と液体水素タンクが結合されてから、装着することになってしまったということです

ヘリウム系統の点検は、MHI 飛島工場からの出荷前、種子島への輸送後、打ち上げ直前の 3段階で実施しており、その時点ですでに異物は挟まっていたはずですが、最初の 2回では、特に異常は見つかっておらず、その理由については、発射場がある種子島宇宙センター(鹿児島県)で会見した平嶋秀俊射場チーム長は、「良く分からないが、異物が非金属だったので、何らかの動きがあったのかもしれない」とし、基本的なミスとしつつ、「新たな知見を得た。対策強化を徹底したい」と話しています




準天頂衛星システム 準天頂衛星 みちびき 3号機 とは 概要



「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星) 軌道上外観図

「みちびき3号機」 (準天頂衛星システム 静止軌道衛星) 軌道上外観図

JAXA 「平成29年度 ロケット打上げ計画書 「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)/H-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)」 より

準天頂衛星システム みちびき 3号機は、準天頂衛星システム(QZSS:Quasi-Zenith Satellite System) 「4機体制の整備」 計画に基づき、2010年9月11日に打ち上げられた みちびき 1号機、2017年6月1日に打ち上げられた みちびき 2号機に続く 3番目の準天頂衛星システムを構成する衛星ですが、前の 2機が準天頂軌道を回るのに対し、今回打ち上げられる みちびき 3号機は、静止軌道に打ち上げられる静止衛星となります


準天頂衛星システムは、日本付近で常時天頂付近に 1機以上の衛星が見えるように、複数の衛星を配置した日本の衛星測位システムで、今回打ち上げられる 準天頂衛星システム みちびき 3号機(静止衛星)、2017年度中に打ち上げられる 準天頂衛星システム みちびき 4号機と合わせ、日本版GPS(全地球測位システム)となる準天頂衛星システムを構成、2018年度初めに 4機体制の運用を始める計画となっており、4機体制のためにかかる費用は 約 2850億円とされます

みちびき 2~4号機の開発費は 計 557億円、打ち上げ費用は 計 342億円で、静止軌道に投入される みちびき 3号機は、災害時の衛星安否確認機能を行う通信機器を搭載しており、災害時において、避難所における避難者数や個人安否情報等、救難活動に不可欠な情報を衛星経由で防災機関等へ配信する機能を併せ持ちます



準天頂衛星 みちびき 整備スケジュール

みちびきとは|みちびきについて|みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)公式サイト - 内閣府 」 より



米国のGPS(Global Positioning System)(全地球測位システム)衛星が文字通り、全地球を周回し、全世界をカバーするのに対し、日本版GPS、準天頂衛星は、地球の自転を利用して、日本上空近辺のみを飛行する特異な軌道を持ち、当面運用される 4基の内 3基が常に日本上空付近を飛行することから準天頂衛星と呼ばれます

「準天頂衛星システム」は、米国のGPS衛星と互換性のある位置情報電波を使用、米国GPSのみを利用する際の誤差 約 10メートル、欧州測位衛星 ガリレオの誤差 約 1メートルに対し、米国GPSと 「準天頂衛星システム」を組み合わせて使うことにより、山間地やビル陰等でも、高度な衛星測位サービスを享受することが可能 (補完機能) となり、また、軌道やクロックの補正情報を送信することにより、さらに高精度な測位を実現 (補強機能)、その誤差を最高で数センチに縮めることができると期待されています


自動車の自動走行や無人飛行機の自動飛行をはじめ、無人の除草作業といった農業分野、地震や津波、テロなどの情報を、準天頂衛星 みちびきを経由していち早く伝える防災分野などでの活用を目指しています

準天頂衛星 みちびき 2、3、4号機は、高さ 約 6.2メートル、軌道上展開後の全長 約 19メートル、設計寿命は、2010年に打ち上げた初号機よりも 3年長い 15年以上とされ、さらに、2023年度までに、準天頂衛星を 7基体制に拡充し、米国GPSシステムが不要となる、日本独自の位置測位システムの構築も目指しています



準天頂衛星システム 準天頂衛星 みちびき の軌道 (準天頂衛星軌道) について



衛星の軌道には、例えば、北極と南極上空を通って、地球を南北に飛行する極軌道があります

南北方向に、24時間で地球を 1周する速度で飛行すると、地球は 24時間で 1回転(自転)していますので、24時間後、衛星は、同一緯度の 24分の360度西の位置、つまり、15度西の位置を通過し、そして、24時間後には、また、同一地点の上空に戻ってくることになります

地球観測衛星等、全世界にわたって、地上の定点観測を行いたい場合等に使われる軌道です


また、よく知られている衛星軌道として、衛星放送(BS放送、CS放送)等でお馴染みの静止軌道があります

赤道上空を東向きに 24時間で地球を 1周する速度で飛行させると、地球の自転速度に同期して、地上からは同じところに留まっている、動いていないように見える ・・・ これが、静止衛星、静止軌道です

この時、その静止衛星の真下、赤道上の地上からは、静止衛星は、正に天頂の 1点に留まっているように見える、完全で理想的な天頂衛星となるのですが、残念ながら、この天頂衛星を実現できるのは、赤道上だけです


静止軌道を南北方向に振動させたものを傾斜静止軌道衛星といい、地上から見ると、衛星は、南北対称の「8の字軌道」を描いて飛行します

JAXA|準天頂軌道とは 」 より

そして、この静止軌道を南北方向に振動させたものを傾斜静止軌道衛星といい、地上から見ると、衛星は、南北対称の「8の字軌道」を描いて飛行しているように見えます


日本の様に、赤道から離れた地域では、天頂衛星は実現できませんので、準天頂衛星システムでは、この傾斜静止軌道「8の字軌道」を変形させ、天頂衛星に近い特性を実現するための特異な軌道、準天頂衛星軌道「非対称の8の字軌道」で衛星を飛行させます


北半球にある日本の上空に遠地点がくるよう、そして、そのちょうど反対側の南半球(オーストラリアのあたり)に近地点がくるよう、楕円軌道で、24時間で地球を 1周する速度で衛星を飛行させると、その衛星を地上から見ると、衛星軌道は北側が小さく、南側の大きな、ひょうたん型の8の字軌道を描いているように見えます


準天頂衛星システム 準天頂衛星 みちびき の軌道 概念図
準天頂衛星システム 準天頂衛星 みちびき の軌道

みちびきの軌道|技術情報|みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)公式サイト - 内閣府 」 より

日本上空では、(実際には、この時衛星は、猛烈なスピードで、地球から遠ざかっている、あるいは、近づいているのですが)、地上から見ると、まるで動いていないかのようにゆっ~~くりと、小さな円を描いて移動します


やがて、衛星は、南の空に飛び去ってしまうのですが、南半球では、地球の近地点を通過するため、実際の衛星の移動距離は短いもので済み、(コーナーの外側より内側の方が、移動距離が短くなり、同じ速度であれば、通過所要時間も短くて済むのと同じで)、短い時間で通り抜けてしまい、程なく、日本の上空に舞い戻ってきて、また、まった~~りと、長時間、日本上空に滞在してくれます

注.日本の真上に滞在できる時間は 7~ 9時間程度、北半球には 約 13時間、南半球には 約 11時間留まります


この軌道を準天頂軌道と呼び、旧郵政省電波研究所(現 情報通信研究機構)の研究者が 1972年(昭和47年)に考案したもので、はからずも、1998年(平成10年)、打ち上げに失敗した通信衛星が予定外の軌道を飛行し始めた際、衛星が日本の真上を通過するとき、東京 丸の内の高層ビル街でも安定して電波を受信できることが実証され、準天頂軌道実用化への道が開かれました



準天頂衛星システム 準天頂衛星 みちびき の東京付近から観測した軌道

みちびきの軌道|技術情報|みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)公式サイト - 内閣府 」 より



準天頂衛星システムを構成する 準天頂衛星 みちびき は、3機が 8時間ごとに順番に現れ、少なくとも 1機以上の衛星が仰角70度以上の「ほぼ」天頂付近に位置し、4機体制の準天頂衛星システムは、この準天頂軌道を周回する 3機の準天頂衛星と、赤道上空の静止軌道に配置する 1機の静止衛星で構成しています



準天頂衛星システム 静止衛星 みちびき 3号機 の軌道 静止軌道にする理由



中高度軌道をつかうGPS衛星

中高度軌道をつかうGPS衛星

GPS衛星 地球全体を31機の衛星でカバー

地球全体を31機の衛星でカバー
出典:みちびき(準天頂衛星システム)

静止衛星の軌道面を傾けた準天頂軌道(みちびき初・2・4号機)

静止衛星の軌道面を傾けた準天頂軌道(みちびき初・2・4号機)



衛星の場所がいつも同じ静止軌道をつかう「みちびき3号機」

衛星の場所がいつも同じ静止軌道をつかう「みちびき3号機」

「みちびき3号機」が静止軌道なのはなぜ? | ファン!ファン!JAXA! 」 より

測位精度の向上 (DOPを小さくする)



みちびきの準天頂軌道は、北半球では地球から遠い位置をまわり、南半球では地球に近い位置をまわる南北非対称の「8の字軌道」なので、4機体制(準天頂軌道3機、静止軌道1機)の場合、準天頂軌道の 3機が 8時間ごとに順番に現れ、少なくとも 1機以上の衛星が仰角70度以上の「ほぼ」天頂付近に位置することになります


衛星測位では、特定方向に衛星が偏った状態で信号を受信すると精度が落ちるので、測位精度を向上させるには衛星がまんべんなく天空に散らばっている状態が望ましいとされています (=DOP:Dilution of Precision、精度低下率といいます)


3機が交替で「ほぼ」天頂付近に位置すると、もう1機が(地球の自転と同じ周期で公転し、一点に留まっているように見える)静止軌道であれば、GPS衛星(=地球の自転周期と無関係の中高度軌道で、地上から見て常に位置が変わる)と組み合わせて、DOPを小さくし、測位精度を向上させることができます


DOP (測位精度低下率) とは

DOP は、Dilution of Precisionの略で、直訳すると「精度の希釈」、測位精度劣化係数とも呼ばれています

衛星測位においては、特定方向に衛星が偏った状態の時、DOPの値は大きくなり、測位の精度は落ちることになり、逆に、衛星がまんべんなく天空に散らばっている時(DOPが小さい時)、測位の精度は向上します

出典 : みちびき用語集(みちびき(準天頂衛星システム))


衛星が散らばっている状態=DOPが小さい

衛星が散らばっている状態=DOPが小さい
衛星が偏った状態=DOPが大きい

衛星が偏った状態=DOPが大きい

「みちびき3号機」が静止軌道なのはなぜ? | ファン!ファン!JAXA! 」 より




航空機へ補正データなどの配信を予定



また、静止軌道衛星である みちびき 3号機を使って、航空機などに対して測位衛星の誤差補正情報や不具合情報を提供する「SBAS(衛星航法補強システム)」信号の配信サービスも計画されています

現在、日本では国土交通省の運輸多目的衛星ひまわり(静止衛星)が SBAS信号を配信していますが、2020年頃から国土交通省が作成した信号が みちびき 3号機でも配信される予定です



日本版GPS 準天頂衛星 みちびき 自衛隊も利用 北朝鮮の妨害電波から防御 2017年5月29日



日本版GPS(衛星利用測位システム)ともいわれる 準天頂衛星 みちびき 2号機は、緊迫した北朝鮮情勢が続く中、自衛隊の利用への妨害電波を防ぐ高度なセキュリティー機能を搭載しており、準天頂衛星システムの本格運用時には、自衛隊は、米国のGPSに頼らなくても任務を遂行でき、民間利用だけでなく安全保障上も重要な役割を担っています


自衛隊による準天頂衛星みちびきの利用イメージ図

日本版GPSを防衛利用へ 北朝鮮の妨害電波を防御 政府、1日に衛星打ち上げ 産経新聞 05月29日 11:29 」 より

内閣府は、今回の準天頂衛星 みちびき 2号機を含め年内に準天頂衛星を 3基を打ち上げ、2018年4月に米国のGPSとの併用で 24時間運用を始める予定で、現在、誤差 約 10メートルのGPS(商用等一般利用)をはるかにしのぐ、誤差 約 6センチの高い位置精度が確保されます


米国のGPSは、民間のカーナビゲーションやスマートフォンなどのほか、自衛隊の航空機や艦船でも利用されており、2023年度(平成35年度)にみちびきが 7基体制になると、GPSに頼らなくても部隊運用が可能となります


みちびきは幅広い民間利用が期待されていますが、今回の準天頂衛星 みちびき 2号機以降は、高度に暗号化した特殊な測位信号も発信する予定で、敵国の妨害電波や偽の信号による攪乱(かくらん)を防ぐことができ、内閣府では、「技術的には安全保障上の利用にも耐えうるレベル」としています

GPSは、冷戦時代に米国が軍事目的で開発し、防衛省 ・ 自衛隊も部隊運用の他、ミサイルの精密誘導など多くの場面で活用しており、北朝鮮の弾道ミサイル対策として議論が続く「敵基地攻撃能力」の候補となる米国の巡航ミサイル「トマホーク」もGPSを使って命中精度を上げています


北朝鮮では、近年、韓国に向けてGPSの妨害電波を繰り返し発信、航空機や船舶の運航に広範囲で障害を与えており、朝鮮半島有事の際等、当然、日本に向けて妨害電波を発信されると考えられ、自衛隊関係者は「みちびきの信頼性が確認されれば、こうしたリスクは減る」と話しています



準天頂衛星 みちびき 3号機 (準天頂衛星システム 静止軌道衛星) 主要諸元



項 目 諸 元
名称 「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)
目的 GPS補完信号、及び補強信号を送信することにより、より高精度で安定した衛星測位サービスを実現する
災害時等の携帯電話等の通信インフラが利用できない状況でも、衛星経由で避難所等の情報を収集する
みちびき 3号機 みちびき 2号機 (参考)
予定軌道 静止軌道 (東経 127度) 準天頂軌道
設計寿命 15年以上 15年以上
打上げ時質量 約 4.7トン 約 4トン
寸法 2翼式太陽電池パドルを有する箱型
収納時 : 高さ 約 5.4m × 幅 約 3.2m × 奥行 約 4.1m
(太陽電池パドル両翼端間 : 約 19 m )
2翼式太陽電池パドルを有する箱型
収納時 : 高さ 約 6.2m × 幅 約 2.9m × 奥行 約 2.8m
(太陽電池パドル両翼端間 : 約 19 m )
電力 約 6.3 kw (軌道上 15年後の発生電力) 約 6.3 kw (軌道上 15年後の発生電力)
ミッション機器 以下の衛星測位サービス、測位補強サービス用ミッション機器
衛星測位サービス (信号名称:L1C/A、L1C、L2C、L5)
サブメーター級測位補強サービス(信号名称:L1S)
災害・危機管理通報サービス(信号名称:L1S)
測位技術実証サービス(信号名称:L5S)
センチメーター級測位補強サービス(信号名称:L6)
衛星安否確認サービス

(みちびき 2号機につきましては、「 JAXA H2Aロケット 34号機 準天頂衛星 みちびき2号機 打ち上げ 」 をご参照下さい) (別タブ(ウィンドウ)が開きます)




準天頂衛星システム みちびき 測位制度 と 送信信号 との対応 一覧



準天頂衛星システム 「みちびき」のシステムでは、測量誤差が 数cm(センチメータ級)、1m以下(サブメータ級)、従来のGPSと同じ誤差 10m程度と、精度に応じた 3つのサービスが提供され、それぞれ信号の種類が異なりますので、サービスに応じたアンテナやソフトを搭載した機器が必要です

例えば、現在流通しているスマートフォンにも「みちびき」の信号に対応した製品がありますが、精度としては従来のGPSと同じ(誤差 10m程度)で、「センチメータ級」や「サブメータ級」の測位はできません


準天頂衛星システム 「みちびき」の信号に対応した製品としては、現状、「みちびき」の信号に対応したスマートフォンやカーナビ、電波時計などが発売されており、内閣府の準天頂衛星システムウェブサイトにも記載されていますが、これら製品のうち、対応信号が「L6」となっているものがセンチメータ級に、「L1S」となっているものが「サブメータ級」の測位に対応するもので、それ以外の信号は基本的に現在のGPSに相当する精度のみの対応となります

現在、センチメータ級に対応したアンテナを積んだ農業機械や建設機械で、自動運転の試験が行われており、夜間に自動運転で作業させたり、複数台を隊列走行させたりといった試験が行われています


数 cm 単位という高精度の位置測位によって、カーナビであれば、走行中の車線まで把握できたり、位置情報をクルマどうしで交換し合うことで自動運転も可能になったり、建設機械であれば、ブルドーザーを cm 単位で制御したりといったこともできるようになり、また、横断歩道や階段の位置など道路の詳細な情報も把握でき、スマートフォンなどを利用した歩行ナビゲーションに反映できるということです


信号
名称
初号機 2~4号機 配信サービス 中心
周波数
ブロックIQ ブロックIIQ ブロックIIG
準天頂軌道 静止軌道
1 機 2 機 1 機
L1C/A 衛星測位サービス 1575.42 MHz
L1C 衛星測位サービス
L1S サブメータ級
測位補強サービス
災害・危機管理通報
サービス
L1Sb - -
2020年頃から配信予定
SBAS配信サービス
L2C 衛星測位サービス 1227.60 MHz
L5 衛星測位サービス 1176.45 MHz
L5S - 測位技術実証サービス
L6 センチメータ級
測位補強サービス
1278.75 MHz
Sバンド - - 衛星安否確認サービス 2 GHz帯




JAXA H2Aロケット 打ち上げ基準



JAXAでは、全長 53メートル、重さ 286トンの H2Aロケットを安全、確実に打ち上げる為、打ち上げ基準が設定されています

従来の基準では、氷結層雲について、その厚さ 1.8km以内のみで判断していましたが、今回の打ち上げから、氷結層雲に関する基準が改められ、今後は、厚さ1.8km以上でも、レーダーで雲の内部状態を測定、反射強度が規定以下であれば、打ち上げ可能となります

これまで、H2Aロケットの打ち上げでは、氷結層雲による打ち上げ延期が 8機で発生していましたが、新基準で評価すると、その半分は打ち上げが可能なケースだったとのことで、今後は、打ち上げ延期の減少が期待され、コストダウンにも繋がります

2016年(平成28年)2月12日(金)に予定していた、H2Aロケット 30号機 の打ち上げでは、「射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲(別紙参照)の発生が予想されること、および打上げ作業に支障のある強風が予想されることから、2016年(平成28年)2月17日(水)に、打上げ」が延期されました


打ち上げ基準
氷結層雲の厚さ 1.8km以内 ただし、厚さ1.8km以上でも、レーダーで雲の内部状態を測定、反射強度が規定以下であれば、打ち上げ可能 (H2Aロケット 30号機 打ち上げ時から適用)
風速 (最大瞬間風速) 20.9m/s



JAXA 打上げ天候制約 (氷結層を含む雲) について

JAXA H-IIAロケット27号機による情報収集衛星 レーダ予備機の打上げ中止について 三菱重工業株式会社 宇宙航空研究開発機構 2015年1月29日 02:00」 より


氷結層とは、雲の中で温度が0度から-20度になっている部分のことで、雲の中に氷の粒の層があるような状態になっています

氷結層雲等、H2Aロケット打ち上げの制約についての詳細は、「JAXA H2Aロケット とは 特徴 性能 制約 高度化計画」をご参照下さい





H2Aロケット H2Bロケット 打ち上げ回数 成功率



H2Aロケット 35号機 準天頂衛星システム みちびき3号機の打ち上げにより、H2Aとしての打ち上げ成功回数は、35機打ち上げ中、34機の成功で、成功率は 97.1 %、同じエンジン (LE-7A ※) を使用している「H2B」を合わせた成功回数は、41機打ち上げ中、40機の成功となり、成功率は 97.6 % となっています

国際的な信頼性の基準は 95 % とされています



※ LE-7A
LE-7Aは、H-IIロケット第一段に使われていたLE-7エンジンの改良型で、宇宙開発事業団(現JAXA)が、三菱重工業、石川島播磨重工業と共に開発した液体燃料ロケットエンジンで、H-IIAロケットの第一段に1基、H-IIBロケットの第一段には2基使用されています

H2A と H2Bは、三菱重工業が製造、H2A 13号機からは打ち上げ業務も、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から三菱重工業(MHI )に移管されています



H2A H2B ロケット および 世界の主力大型ロケット 打ち上げ回数 成功率



日本は、大型ロケット打ち上げの成功率では、世界でもトップクラスですが、打ち上げ回数では、主要各国 地域より 1桁少ないのが実情です


国 地域 ロケット名 打上回数 成功回数 成功率
日本 H2A 35 34 97.1 %
H2B 6 6 100 %
H2A + H2B 41 40 97.6 %
アメリカ アトラス 387 340 87.9 %
ファルコン 19 15 78.9 %
ヨーロッバ アリアン 221 210 95.0 %
ロシア プロトン 401 354 88.3 %
中国 長征 201 191 95.0 %

諸外国のデーターは、「 2015年1月21日現在 三菱重工業調べ 」





ロケット打ち上げ ライブ中継 JAXA 種子島ライブカメラ ロケット打ち上げ 見学場所




JAXA H2Aロケット 35号機 準天頂衛星 みちびき3号機 打ち上げ ライブ中継

放送内容 放送日/放送時間 視聴ページ 備考
JAXA H2Aロケット 35号機 準天頂衛星 みちびき3号機 打ち上げ ライブ中継 2017/08/19(土)
開場:13:50
開演:14:00
ニコニコ生放送 ※ おすすめ
YouTube タイムラグ有

みちびき3号機打ち上げライブ中継~パブリックビューイング・CATVのご案内

  みちびき3号機打上げライブ中継│みんなのみちびき


JAXA|種子島ライブカメラ


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関連記事を下記に紹介します



2017年8月19日

JAXA | H-IIAロケット35号機による「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の打上げ結果について 三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年8月19日


 三菱重工業株式会社及び国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから平成29年8月19日14時29分00秒(日本標準時)に、「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)を搭載したH-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)を打ち上げました。
 ロケットは計画通り飛行し、打上げ後約28分37秒に「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)を正常に分離した事を確認しました。
 今回のH-IIAロケット35号機打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。


2017年8月19日

【日本版GPS衛星】準天頂衛星みちびき3号機、打ち上げ成功 地上の位置を高精度に測定へ 産経新聞 2017年8月19日 15:14


 日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う政府の準天頂衛星みちびき3号機を載せたH2Aロケット35号機が19日午後2時29分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。
 みちびきは6月の2号機に続くもので、秋に4号機を打ち上げ、来年度から地上の位置を高精度に測定できる4基体制で本格運用を開始する。
 3号機はロケットの不具合などで打ち上げが2回延期されていた。
 他の3基が日本のほぼ真上(準天頂)に長時間とどまる特殊な軌道を飛行するのに対し、3号機は赤道上空の静止軌道を飛行する。衛星の場所を分散し、測定精度を高めるためだ。
 災害時に被災者の安否や避難所の状況を防災機関に伝える機能も装備。航空機が飛行位置を正確に把握するため、GPSの誤差を補正する信号も出す。
 米国が開発したGPSは日本でもカーナビゲーションやスマートフォンなどで広く利用されているが、位置情報の誤差が10メートルと大きい。みちびき4基を併用すると誤差を最小6センチに抑えられる。


2017年8月19日

みちびき3号、打ち上げ成功=日本版GPS衛星―鹿児島 時事通信 2017年8月19日 15:05


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日午後2時29分、日本版GPS(全地球測位システム)の実現を目指す政府の測位衛星「みちびき」3号機を、鹿児島県・種子島宇宙センターからH2Aロケット35号機で打ち上げた。みちびき3号機は約30分後にロケットから分離され、予定の軌道に投入された。打ち上げは成功した。
 みちびきは米国のGPSを補完し、最高で数センチ〜数十センチ単位の精密測位を実現する日本独自の測位衛星。日本のほぼ真上を「8の字」を描くように周回する準天頂衛星3機(1、2、4号機)と、静止衛星1機(3号機)の計4機体制を年内に整備する計画で、来年4月から測位データの提供を開始する。
 3号機の打ち上げは12日に予定されていたが、直前の点検で、ロケットエンジンなどのバルブを動かすヘリウムガスの圧力低下が見つかり延期。ヘリウムタンクの漏えい箇所を特定し、部品を交換した。
 1号機は2010年9月、2号機は今年6月に打ち上げられた。4号機は秋に打ち上げる。


2017年8月19日

日本版GPS構築、「みちびき」3号機打ち上げ 読売新聞 2017年8月19日 15:01


 日本版GPS(全地球測位システム)を構築する測位衛星「みちびき」3号機を載せたH2Aロケット35号機が19日午後2時29分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
 打ち上げ主体の三菱重工業などによると、3号機は約28分後に分離、予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
 H2A35号機は、機体を正常に飛行させるためのヘリウムガスが漏れていることが明らかになり、部品の交換などで12日の打ち上げを19日に延期していた。
 みちびきは、宇宙から電波を送って日本周辺の地上の位置を高精度で測るための衛星で、米国のGPSを補う役割を担う。GPSでは最大約10メートルある誤差を、専用の受信機との併用で6センチ以内まで小さくさせることができる。無人トラクターの耕作や小型無人機「ドローン」を使った荷物の配送など、この位置情報を利用した産業応用の実証実験も進められている。
 衛星を運用する内閣府は年内に4号機も打ち上げ、来年度から本格運用を始める計画だ。


2017年8月19日

JAXAとMHI、準天頂衛星「みちびき3号機」の打ち上げに成功 マイナビニュース 2017年8月19日 14:58


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は8月19日14時29分ころ、JAXA種子島宇宙センターにて準天頂衛星「みちびき3号機」を搭載したH-IIロケットA35号機の打ち上げを行った。
 準天頂衛星システム(QZSS)は日本およびその近隣地域におけるGPS衛星による測位の精度を向上することを目的とした衛星測位システム。3次元座標と時刻をもとに位置の測量を行うことで、常時、cmオーダーの精度を実現することができるようになる。ただし、そのためには人工衛星が飛行している位置の関係から、最低4機が飛行している必要があり、みちびき3号機はその中でも唯一の静止軌道に投入される準天頂衛星となっている。
 当初の予定では、8月11日に打ち上げ予定であったが、天候判断から翌8月12日に延期。しかし、打ち上げ直前になって、第1段のヘリウム系統で通常よりも大きなガス漏れが見つかったことから、打ち上げを中止し、改めて原因の特定と対策を実施。問題を解決できたことが確認されたことから、今回の打ち上げに至った。
 H-IIAロケット35号機は、打ち上げ228秒後に衛星フェアリング分離を実施した後、第2段エンジンを2回燃焼させ、1715秒後にみちびき3号機を分離した。


2017年8月19日

【日本版GPS衛星】準天頂衛星みちびき3号機を打ち上げ 種子島宇宙センター 産経新聞 2017年8月19日 14:39


 日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う政府の準天頂衛星みちびき3号機を載せたH2Aロケット35号機が19日午後2時29分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。順調に行けば、衛星は約29分後に予定の軌道に投入される。
 みちびきは6月の2号機に続くもので、秋に4号機を打ち上げ、来年度から地上の位置を高精度に測定できる4基体制で本格運用を開始する計画だ。
 他の3基が日本のほぼ真上(準天頂)に長時間とどまる特殊な軌道を飛行するのに対し、3号機は赤道上空の静止軌道。衛星の場所を分散し、測定精度を高めるためだ。災害時に被災者の安否を防災機関に伝える機能も備える。


2017年8月19日

<GPS衛星>「みちびき」搭載H2Aロケット打ち上げ成功 毎日新聞 2017年8月19日 14:33


 日本版GPS(全地球測位システム)の構築のため、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日午後2時29分、政府の測位衛星みちびき3号機を載せたH2Aロケット35号機を、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。みちびきは予定通り高度420キロで分離され、打ち上げは成功した。
 みちびきは米GPSと組み合わせることで、測位誤差を現在の約10メートルから最高で6センチ以下に縮めることができる。政府は当面、4機体制での運用を計画。最後の4号機を10月にも打ち上げ、来年度に測位サービスを始める予定だ。
 3号機は赤道上空にとどまる静止衛星で、その他は交代で日本上空をカバーする「準天頂衛星」。現在利用している米GPSなどでは障害物となるビルや山などに影響されず測位できる。自動車やトラクターの自動運転、ドローン(小型無人機)の物資輸送などへの応用が期待される。


2017年8月19日

【日本版GPS衛星】準天頂衛星みちびき3号機、きょう午後打ち上げ 三度目の正直なるか 「不具合の対策完了」と三菱重工業 産経新聞 2017年8月19日 08:19


 日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う政府の準天頂衛星みちびき3号機を載せたH2Aロケット35号機が19日午前、鹿児島県の種子島宇宙センターで午後2時29分の打ち上げに向け最終点検に入った。
 打ち上げは当初、11日の予定だったが天候悪化のため延期。12日には打ち上げ前の点検作業で、第1段のエンジン関連のバルブを動かすヘリウムガスが漏れている恐れがみつかり、再度延期した。
 打ち上げを行う三菱重工業が調査した結果、ヘリウムのタンクを密封する部品に微細な異物が付着していたことが漏れの原因と判明。部品を交換し再点検したところ、正常に機能することを確認し、不具合の対策を完了したとしている。
 みちびきは6月の2号機に続く打ち上げ。3号機は日本のほぼ真上に長時間とどまる準天頂軌道ではなく、赤道上空の静止軌道に投入する。
 秋に4号機も打ち上げ、来年度から4基体制で位置を高精度に測定する本格運用を開始する。米国が開発し日本でも普及しているGPSと併用すると、位置情報の誤差を現在の10メートルから最小6センチに抑えられる。


2017年8月19日

日本版GPS衛星 準天頂衛星みちびき3号機、きょう午後打ち上げ 三度目の正直なるか 「不具合の対策完了」と三菱重工業 産経新聞 8/19(土) 8:15


 日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う政府の準天頂衛星みちびき3号機を載せたH2Aロケット35号機が19日午前、鹿児島県の種子島宇宙センターで午後2時29分の打ち上げに向け最終点検に入った。
 打ち上げは当初、11日の予定だったが天候悪化のため延期。12日には打ち上げ前の点検作業で、第1段のエンジン関連のバルブを動かすヘリウムガスが漏れている恐れがみつかり、再度延期した。
 打ち上げを行う三菱重工業が調査した結果、ヘリウムのタンクを密封する部品に微細な異物が付着していたことが漏れの原因と判明。部品を交換し再点検したところ、正常に機能することを確認し、不具合の対策を完了したとしている。
 みちびきは6月の2号機に続く打ち上げ。3号機は日本のほぼ真上に長時間とどまる準天頂軌道ではなく、赤道上空の静止軌道に投入する。
 秋に4号機も打ち上げ、来年度から4基体制で位置を高精度に測定する本格運用を開始する。米国が開発し日本でも普及しているGPSと併用すると、位置情報の誤差を現在の10メートルから最小6センチに抑えられる。


2017年8月19日

【日本版GPS衛星】準天頂衛星みちびき3号機、きょう午後打ち上げ 三度目の正直なるか 「不具合の対策完了」と三菱重工業 産経ニュース 2017.8.19 08:14


 日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う政府の準天頂衛星みちびき3号機を載せたH2Aロケット35号機が19日午前、鹿児島県の種子島宇宙センターで午後2時29分の打ち上げに向け最終点検に入った。
 打ち上げは当初、11日の予定だったが天候悪化のため延期。12日には打ち上げ前の点検作業で、第1段のエンジン関連のバルブを動かすヘリウムガスが漏れている恐れがみつかり、再度延期した。
 打ち上げを行う三菱重工業が調査した結果、ヘリウムのタンクを密封する部品に微細な異物が付着していたことが漏れの原因と判明。部品を交換し再点検したところ、正常に機能することを確認し、不具合の対策を完了したとしている。
 みちびきは6月の2号機に続く打ち上げ。3号機は日本のほぼ真上に長時間とどまる準天頂軌道ではなく、赤道上空の静止軌道に投入する。
 秋に4号機も打ち上げ、来年度から4基体制で位置を高精度に測定する本格運用を開始する。米国が開発し日本でも普及しているGPSと併用すると、位置情報の誤差を現在の10メートルから最小6センチに抑えられる。


2017年8月19日

H2Aロケット、発射地点に移動 19日午後打ち上げ 朝日新聞 2017年8月19日 01:49


 機体の不具合から12日に予定していた打ち上げを当日に中止し、作業をやり直していたH2Aロケット35号機が19日未明、鹿児島県の種子島宇宙センターで再び発射地点へ移動し、最終準備に入った。打ち上げは19日午後2時29分の予定。
 35号機はGPS(全地球測位システム)の精度を高める測位衛星「みちびき3号」を搭載。19日午前0時半ごろ、組み立て棟から姿を現し、約500メートル先の発射地点へ約25分かけて移動した。早朝に液体燃料の注入が始まる。
 12日午後1時40分に打ち上げる予定でいったん発射地点に移動したが、最終点検でエンジン関連のバルブを動かすガスが漏れているおそれが出たため、機体を組み立て棟に戻して原因究明を進めていた。
 18日午後に会見した三菱重工業によると、ガスをためるタンクを組み立てる作業で部品に直径0・5ミリほどの異物が付着し、そのすき間からガスが漏れ出ていたのが原因。部品を交換・点検し、漏れのないことを確認したという。


2017年8月18日

H-IIAロケット35号機現地取材 - ヘリウム系統の問題は、シール部への異物付着が原因と特定 マイナビニュース 08月18日 17:53


 三菱重工業(MHI)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月18日、H-IIAロケット35号機の打ち上げに関するプレス向けブリーフィングを開催した。同機は準天頂衛星「みちびき3号機」を搭載。12日に打ち上げる予定だったが、ロケットの推進系統に問題が見つかり、延期していた。新たな打ち上げ日時は、8月19日14時29分00秒。
 延期の原因となったのは、第1段のヘリウム系統で通常よりも大きなガス漏れが見つかったことだが、同14日〜15日にガス漏れの箇所を特定、部品交換を実施した。交換後に再検査したところ、圧力の降下量は従来と同レベルに戻ったという。これで復旧したと判断し、16日からは通常通りの整備作業を行っている。
 ヘリウムガスの漏洩が見つかったのは、気蓄器(タンク)の封止プラグで使われていたシール部分(下図参照)。シールは金属製(耐熱合金にテフロンコーティングを施したもの)だが、ここに大きさ0.5mm程度の非金属の異物が挟まっており、そこからヘリウムが漏れていたようだ。
 ヘリウム系統は、タンクに蓄えたヘリウムガスの圧力で、エンジンなどのバルブを動かすのが役目。タンクの片側には配管が繋がっており、ここからガスを供給/充填するが、製造上の都合で、配管の反対側にも、同型状の穴が開いている。この穴は特に利用しないので、封止プラグで塞ぐのだが、気密のために使ったシールから漏れてしまっていたわけだ。


2017年8月18日

【日本版GPS衛星】ヘリウム漏れの原因はタンクの栓に異物 みちびき3号機搭載のロケット 産経新聞 08月18日 17:39


 政府の準天頂衛星みちびき3号機を搭載したH2Aロケット35号機で起きた不具合について、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、第1段にあるヘリウムタンクの栓に異物が付着していたことが原因と発表した。対策は完了しており、19日午後2時29分に打ち上げる。
 不具合が起きたのは、エンジンに燃料を供給する配管などのバルブの開閉に使うヘリウムガスのタンク。密封用の栓を覆っている金属製のシールに大きさ約0.5ミリの異物が付着し、タンクとの間に隙間ができてヘリウム漏れが生じたことが分かった。
 異物は機体に断熱材を取り付けるための接着剤と判明。栓の装着前に写真で点検した際にはなかったが、その後に付着したとみられる。
 35号機はタンクの調達が遅れたため、機体を組み立てる順序を変更。この影響でタンクに関連する作業中に見えにくい場所が生じたことも背景にあるという。
 発射場がある種子島宇宙センター(鹿児島県)で会見した同社の平嶋秀俊射場チーム長は、基本的なミスと認めた上で「新たな知見を得た。対策強化を徹底したい」と話した。


2017年8月18日

【日本版GPS衛星】ヘリウム漏れの原因はタンクの栓に異物 みちびき3号機搭載のロケット 産経ニュース 2017.8.18 17:35


 政府の準天頂衛星みちびき3号機を搭載したH2Aロケット35号機で起きた不具合について、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、第1段にあるヘリウムタンクの栓に異物が付着していたことが原因と発表した。対策は完了しており、19日午後2時29分に打ち上げる。
 不具合が起きたのは、エンジンに燃料を供給する配管などのバルブの開閉に使うヘリウムガスのタンク。密封用の栓を覆っている金属製のシールに大きさ約0.5ミリの異物が付着し、タンクとの間に隙間ができてヘリウム漏れが生じたことが分かった。
 異物は機体に断熱材を取り付けるための接着剤と判明。栓の装着前に写真で点検した際にはなかったが、その後に付着したとみられる。
 35号機はタンクの調達が遅れたため、機体を組み立てる順序を変更。この影響でタンクに関連する作業中に見えにくい場所が生じたことも背景にあるという。
 発射場がある種子島宇宙センター(鹿児島県)で会見した同社の平嶋秀俊射場チーム長は、基本的なミスと認めた上で「新たな知見を得た。対策強化を徹底したい」と話した。
 不具合は12日の打ち上げ前の点検中に判明。タンクの栓を覆うシールを交換し、打ち上げに支障がないことを確認したとしている。


2017年8月18日

「みちびき」3号機 ガス漏れの原因は異物混入 NHKニュース 08月18日 17:33


 日本版GPS衛星「みちびき」の3号機は、今月12日、打ち上げの直前に機体のガス漏れが見つかり、打ち上げが延期されましたが、原因は、ガスを入れるタンクを組み立てる作業中にごく小さな異物が入り込み、隙間ができたためだったと三菱重工業が発表しました。
 スマートフォンなどの位置情報を飛躍的に高める日本版GPS衛星「みちびき」の3号機を載せたH2Aロケットの35号機は、今月12日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でしたが、直前にエンジン冷却用のバルブなどを作動させるヘリウムガスが漏れているおそれのあることがわかり、打ち上げが延期されました。
 打ち上げを行う三菱重工業が調べたところ、ガスを入れるタンクのふたの部分に大きさが0.5ミリほどの異物が入り込み、わずかにできた隙間からガスが漏れていたということです。
異物は燃料のタンクに断熱材を貼り付ける接着剤だったということで、組み立て作業中に誤って入り込んだと考えられるということです。
 三菱重工業の担当者は「異物の付着には注意していたが、このような事態になってしまった。確認作業を強化するなど対策を徹底したい」と話しています。
三菱重工業によりますと問題の部品は交換され、対策はできたということで、「みちびき」は、19日の午後2時29分に打ち上げられる予定です。


2017年8月17日

日本版GPS衛星 みちびき3号機、19日午後2時29分に打ち上げ  SankeiBiz(サンケイビズ) 2017.8.17 14:32


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、政府の準天頂衛星みちびき3号機を搭載したH2Aロケット35号機を19日午後2時29分、鹿児島県の種子島宇宙センターで打ち上げると発表した。
 12日に打ち上げる予定だったが、点検中に機体の第1段のバルブの開閉に使うヘリウムガスが漏れ出している疑いが判明し、延期していた。漏れた場所の部品を交換し、問題がないことを確認したとしている。


2017年8月17日

【日本版GPS衛星】みちびき3号機、19日午後2時29分に打ち上げ 産経新聞 08月17日 14:19


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、政府の準天頂衛星みちびき3号機を搭載したH2Aロケット35号機を19日午後2時29分、鹿児島県の種子島宇宙センターで打ち上げると発表した。
 12日に打ち上げる予定だったが、点検中に機体の第1段のバルブの開閉に使うヘリウムガスが漏れ出している疑いが判明し、延期していた。漏れた場所の部品を交換し、問題がないことを確認したとしている。


2017年8月17日

準天頂衛星「みちびき3号機」、新たな打ち上げ日は8月19日14時29分を予定 マイナビニュース 08月17日 14:17


 三菱重工業(MHI)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月17日、8月12日に「ロケットの推進系統に確認を必要とする事項が生じた」ことから、中止していたH-IIAロケット35号機による準天頂衛星「みちびき3号機」の打ち上げを、8月19日の14時29分(日本標準時)に行うことを決定したと発表した。
 新たに設定された打ち上げ日時は19日の14時29分だが、打ち上げ時間帯としては、14時29分00秒〜22時16分00秒までを予定している。また、打ち上げの予備期間は当初の計画どおり9月30日までを予定しているという。
 なお、天候不順などにより打ち上げが後日に延期になった場合の打ち上げ時間帯は、打ち上げ日ごとに設定され直すこととなる。


2017年8月17日

JAXA | H-IIAロケット35号機による「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の打上げ時刻及び打上げ時間帯について 三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年8月17日


 三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)を搭載したH-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)の打上げについて、下記のとおり決定しましたのでお知らせいたします。

打上げ日 : 平成29年8月19日(土)
打上げ時刻 : 14時29分00秒(日本標準時)
打上げ時間帯 : 14時29分00秒~22時16分00秒(日本標準時) (※)
打上げ予備期間 : 平成29年8月20日(日)~平成29年9月30日(土)
(※) 打上げ予備期間中の打上げ時間帯は、打上げ日毎に設定します。
※ 本情報につきましては、次のURLでもご覧頂けます。


2017年8月16日

日本版GPS衛星「みちびき」3号機 19日打ち上げへ NHKニュース 8月16日 18時48分


 打ち上げが延期されていた日本版GPS衛星「みちびき」の3号機について、三菱重工業は、延期の原因となったガス漏れへの対策はできたとして、3日後の今月19日に打ち上げを行うと発表しました。
日本版GPS衛星「みちびき」の3号機を載せたH2Aロケットの35号機は、今月12日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でした。
 しかし、打ち上げの直前にエンジンを冷却するバルブなどを作動させるヘリウムガスが漏れているおそれのあることがわかり、打ち上げは延期されていました。
 打ち上げを行う三菱重工業によりますと、その後の点検でガス漏れが起きていた場所が特定され、16日までに部品の交換も終わったということで、三菱重工業は、3日後の今月19日に打ち上げを行うと発表しました。
 「みちびき」は、来年春に本格運用が始まると、GPSの位置情報の誤差を現在の10メートルほどから数センチにまで縮め、建設機械の自動運転やドローンによる物資の輸送など、社会のさまざまな分野で新たなサービスが展開できると期待されています。


2017年8月16日

みちびき3号、19日打ち上げ=H2A不具合を修理-三菱重など 時事ドットコム 2017/08/16 18:42


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16日、日本版GPS(全地球測位システム)の実現を目指す政府の測位衛星「みちびき」3号機を19日午後に打ち上げると発表した。打ち上げは12日に予定されていたが、衛星を搭載するH2Aロケット35号機に不具合が見つかり、延期されていた。
 三菱重などによると、35号機は打ち上げ直前の点検で、エンジンなどのバルブを動かすヘリウムガスの圧力低下が見つかった。再点検でヘリウムガスの漏えい部分を特定し、修理を行った。


2017年8月16日

みちびき3号機、19日に打ち上げ ヘリウム漏れで部品交換 産経新聞 8/16(水) 18:41


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16日、政府の準天頂衛星みちびき3号機を搭載したH2Aロケット35号機を鹿児島県の種子島宇宙センターで19日午後に打ち上げると発表した。
 12日に打ち上げる予定だったが、点検中に第1段のバルブの開閉に使うヘリウムが漏れ出している疑いが判明し、延期していた。原因の特定と対策を完了したとしている。


2017年8月16日

みちびき3号、19日打ち上げ=H2A不具合を修理―三菱重など 時事通信 8/16(水) 18:41


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16日、日本版GPS(全地球測位システム)の実現を目指す政府の測位衛星「みちびき」3号機を19日午後に打ち上げると発表した。
 打ち上げは12日に予定されていたが、衛星を搭載するH2Aロケット35号機に不具合が見つかり、延期されていた。
 三菱重などによると、35号機は打ち上げ直前の点検で、エンジンなどのバルブを動かすヘリウムガスの圧力低下が見つかった。再点検でヘリウムガスの漏えい部分を特定し、修理を行った。


2017年8月16日

【日本版GPS衛星】みちびき3号機、19日に打ち上げ ヘリウム漏れで部品交換 産経ニュース 2017.8.16 18:39


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16日、政府の準天頂衛星みちびき3号機を搭載したH2Aロケット35号機を鹿児島県の種子島宇宙センターで19日午後に打ち上げると発表した。
 12日に打ち上げる予定だったが、点検中に第1段のバルブの開閉に使うヘリウムが漏れ出している疑いが判明し、延期していた。原因の特定と対策を完了したとしている。


2017年8月16日

H-IIAロケット35号機による 「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の打上げ日について 三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年8月16日


 三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)を搭載したH-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)について、ロケット推進系統の確認のため、平成29年8月12日の打上げを見合わせておりましたが、調査の結果、原因を特定し、本日までに対策処置を完了いたしました。
 上記の調査結果・処置状況を踏まえ、H-IIA・F35の打上げ日を下記のとおり決定しましたのでお知らせいたします。

打上げ日 : 平成29年8月19日(土)
打上げ時間帯 : 14時00分頃~23時00分頃(日本標準時)(※)
打上げ予備期間 : 平成29年8月20日(日)~平成29年9月30日(土)
(※) 打上げ予備期間の打上げ時間帯は、打上げ日毎に設定します。


2017年8月13日

H-IIAロケット35号機現地取材 - ヘリウム系統の問題により打ち上げは延期、原因究明後の再挑戦へ マイナビニュース 08月13日 12:06


 三菱重工業(MHI)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月12日、同日13時40分に予定していたH-IIAロケット35号機の打ち上げを直前に中止、延期を発表した。理由は「ロケットの推進系統に確認を必要とする事項が生じた」ため。対策に日数を要する見込みで、現時点で新たな打ち上げ日は決まっておらず、早くても17日以降になる模様だ。
 35号機は、準天頂衛星「みちびき3号機」を搭載。当日0時ころ、VAB(大型ロケット組立棟)から姿を現した同機は、25分ほどかけて第1射点への移動を完了。打ち上げに向け、順調に準備作業が進んでいた。しかし上記の問題が発生したため、12時22分頃に手順を止め、打ち上げ時刻をずらして対応しようとしたが、16時前に打ち上げの中止が決まった。
 MHIとJAXAは同日17時より記者会見を開催し、中止の原因や今後の見通しなどについて説明した。出席者は、MHIの二村幸基氏(防衛・宇宙セグメント技師長)と、JAXAの藤田猛氏(鹿児島宇宙センター長)。


2017年8月12日

H-IIAロケット35号機の打ち上げは中止 - 推進系統に異常を確認 マイナビニュース 08月12日 16:37


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は8月12日16時ころ、同日中の打ち上げを予定していた種子島宇宙センターからの準天頂衛星「みちびき3号機」を搭載したH-IIAロケット35号機の打ち上げ中止を決定したことを明らかにした。
 当初のスケジュールでは、13時40分ころの打ち上げを予定していたが、射場での推進系の点検に時間がかかっているという理由で、打ち上げを一時見合わせていた。その後、16時以降での打ち上げを目指して作業を改めて作業を進めていたが、ロケット推進系統の一部のデータに再確認を要する必要が生じたため、最終的に12日中の打ち上げ中止を決定した。
 なお、現時点での新たな打ち上げ日については、まだ決まっていない。また、JAXAとMHIでは本日夕方より、記者説明を開催する予定としており、改めて詳細などの説明などが行われる見通しだ。


2017年8月12日

【日本版GPS衛星】打ち上げ延期のH2A 第1段でヘリウム漏れか? 16日に打ち上げも 産経ニュース 2017.8.12 19:44


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日、政府の準天頂衛星みちびき3号機を搭載したH2Aロケット35号機の打ち上げを延期した理由について会見し、第1段エンジン関連のバルブを開閉するためのヘリウムが漏れた可能性があると発表した。新たな打ち上げ日は17日以降となる見込み。
 三菱重工業によると、12日午前10時半ごろ、燃料の液体水素や液体酸素の配管を開閉するバルブを動かすヘリウムの圧力低下量を点検したところ、過去の機体の平均値と比べ1・65倍の高い低下量を示した。
 バルブはエンジンへの燃料供給や、エンジン内部の冷却のための配管などに使われている。圧力の低下量は基準値内だったが、そのまま打ち上げると漏れが増大してバルブを動かせなくなり、打ち上げが失敗する恐れがあると判断した。漏洩した場所は特定できていない。
 今後は発射地点にある機体から燃料をいったん排出し、組立棟に戻して原因の究明を進める。原因の特定や修復が迅速に進めば、16日に打ち上げる可能性もあるという。
 打上執行責任者を務める三菱重工業の二村幸基執行役員フェローは「衛星を正常に分離するのがわれわれの仕事。一点の疑義もないロケットに仕上げて打ち上げる」と話した。


2017年8月12日

みちびき3号、打ち上げ延期=H2Aロケットに不具合-三菱重など 時事ドットコム 2017/08/12 19:09


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日、日本版GPS(全地球測位システム)の実現を目指す政府の測位衛星「みちびき」3号機の打ち上げを延期すると発表した。打ち上げは同日午後に予定していたが、衛星を搭載したH2Aロケット35号機の点検で、エンジンなどのバルブを動かすヘリウム圧力の低下が見つかった。注入した液体燃料を抜いて再点検が必要なため、打ち上げは17日以降になる見込み。
 三菱重などによると、12日午前10時半ごろ、打ち上げ前の最終点検で、第1段エンジンなどのバルブ駆動用ヘリウムガスの圧力低下が確認された。配管の継ぎ手部分などからヘリウムが漏れている可能性があるとみて、打ち上げ時間を遅らせて調査を続けたが、原因が特定できないため延期を決めた。
 発射場のある鹿児島県・種子島宇宙センターで記者会見した三菱重の二村幸基技師長は「残念ながら、きょう打ち上げることはできなかったが、一点の曇りもない状態にして打ち上げるのがわれわれの使命だ」と述べた。
 H2Aロケットの不具合による打ち上げ延期は、情報収集衛星を搭載した2011年8月の19号機以来。


2017年8月12日

みちびき3号、打ち上げ延期=H2Aロケットに不具合―三菱重など 時事通信 08月12日 19:07


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日、日本版GPS(全地球測位システム)の実現を目指す政府の測位衛星「みちびき」3号機の打ち上げを延期すると発表した。打ち上げは同日午後に予定していたが、衛星を搭載したH2Aロケット35号機の点検で、エンジンなどのバルブを動かすヘリウム圧力の低下が見つかった。注入した液体燃料を抜いて再点検が必要なため、打ち上げは17日以降になる見込み。
 三菱重などによると、12日午前10時半ごろ、打ち上げ前の最終点検で、第1段エンジンなどのバルブ駆動用ヘリウムガスの圧力低下が確認された。配管の継ぎ手部分などからヘリウムが漏れている可能性があるとみて、打ち上げ時間を遅らせて調査を続けたが、原因が特定できないため延期を決めた。
 発射場のある鹿児島県・種子島宇宙センターで記者会見した三菱重の二村幸基技師長は「残念ながら、きょう打ち上げることはできなかったが、一点の曇りもない状態にして打ち上げるのがわれわれの使命だ」と述べた。
 H2Aロケットの不具合による打ち上げ延期は、情報収集衛星を搭載した2011年8月の19号機以来。


2017年8月12日

日本版GPS衛星「みちびき」打ち上げ17日以降に延期 NHKニュース 8月12日 18時05分


 日本版GPS衛星、「みちびき」の3号機を載せたH2Aロケットの35号機は12日午後、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でしたが、エンジンのバルブを作動させるガスが漏れているおそれのあることがわかり、打ち上げは延期されました。打ち上げは、17日以降になる見通しです。
日本版GPS衛星「みちびき」の3号機を載せたH2Aロケットの35号機は、きょう午後の打ち上げに向けて種子島宇宙センターで作業が進められていました。
 しかし、打ち上げを行う三菱重工業は、エンジンを冷却するバルブなどを作動させるヘリウムガスが漏れているおそれがあることがわかり、JAXA=宇宙航空研究開発機構と協議し、打ち上げは延期されました。
 12日夕方会見した三菱重工業によりますと「漏れている量は許容範囲以内だが、万全を期して、確実に打ち上げるため延期した」としています。今後の打ち上げは、今月17日以降になる見通しです。
 「みちびき」は、来年春に本格運用が始まるとGPSの位置情報の誤差を現在の10メートルほどから数センチにまで縮め、建設機械の自動運転やドローンによる物資の輸送など社会のさまざまな分野で新たなサービスが展開できると期待されています。


2017年8月12日

【日本版GPS衛星】準天頂衛星みちびき3号機の打ち上げは再延期に 推進系統の点検に時間がかかり… 産経ニュース 2017.8.12 16:08


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日、日本版GPS(全地球測位システム)の実現を目指す政府の測位衛星「みちびき」3号機の打ち上げを延期すると発表した。打ち上げは同日午後に予定していたが、衛星を搭載したH2Aロケット35号機の点検で、エンジンなどのバルブを動かすヘリウム圧力の低下が見つかった。注入した液体燃料を抜いて再点検が必要なため、打ち上げは17日以降になる見込み。
 三菱重などによると、12日午前10時半ごろ、打ち上げ前の最終点検で、第1段エンジンなどのバルブ駆動用ヘリウムガスの圧力低下が確認された。配管の継ぎ手部分などからヘリウムが漏れている可能性があるとみて、打ち上げ時間を遅らせて調査を続けたが、原因が特定できないため延期を決めた。
 発射場のある鹿児島県・種子島宇宙センターで記者会見した三菱重の二村幸基技師長は「残念ながら、きょう打ち上げることはできなかったが、一点の曇りもない状態にして打ち上げるのがわれわれの使命だ」と述べた。
 H2Aロケットの不具合による打ち上げ延期は、情報収集衛星を搭載した2011年8月の19号機以来。


2017年8月12日

「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の打ち上げの延期について|みちびきについて|みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)公式サイト 内閣府宇宙開発戦略推進事務局 2017年08月12日


 内閣府が整備を進めている準天頂衛星システムの「みちびき3号機」の打ち上げについては、平成29年8月12日に予定しておりましたが、ロケットの推進系統に確認を必要とする事項が生じたため、打ち上げを延期することといたしましたのでお知らせします。新たな打ち上げ日については、決定次第、お知らせいたします。


2017年8月12日

H-IIAロケット35号機による「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の本日の打上げ中止について 三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 2017年8月12日


 三菱重工業株式会社及び国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)を搭載したH-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)の打上げを平成29年8月12日に予定しておりましたが、ロケットの推進系統に確認を必要とする事項が生じたため、本日の打上げを中止いたします。
  なお、新たな打上げ日については、決定し次第お知らせいたします。


2017年8月12日

H-IIAロケット35号機による 「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の 本日の打上げ中止について 三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年8月12日


 三菱重工業株式会社及び国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)を搭載したH-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)の打上げを平成29年8月12日に予定しておりましたが、ロケットの推進系統に確認を必要とする事項が生じたため、本日の打上げを中止いたします。
 なお、新たな打上げ日については、決定し次第お知らせいたします。


2017年8月12日

「みちびき」3号機 打ち上げは午後4時以降に NHKニュース 8月12日 14時47分


 日本版GPS衛星、「みちびき」の3号機を載せたH2Aロケットの35号機は、12日午後1時40分に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でしたが、機体の点検作業に時間がかかり、カウントダウンが中断されたままとなっています。打ち上げは、午後4時以降になる見通しです。
日本版GPS衛星「みちびき」の3号機を載せたH2Aロケットの35号機は、12日午前0時ごろにロケットを組み立てた建物から発射場に移され、午後1時40分の打ち上げに向けて最終的な点検作業が進められていました。
 しかし、ロケットの推進系統の点検作業に時間がかかり、正午すぎからカウントダウンが中断されたままとなっていて、打ち上げは午後4時以降になる見通しです。
 「みちびき」は来年春に本格運用が始まるとGPSの位置情報の誤差を、現在のおよそ10メートルから数センチにまで縮め、建設機械の自動運転やドローンによる物資の輸送など社会のさまざまな分野で新たなサービスが展開できるようになると期待されています。


2017年8月12日

H2Aロケットの打ち上げ遅れる 燃料系統の点検作業で 朝日新聞 2017年8月12日 14:33


 GPS(全地球測位システム)の精度を高める測位衛星「みちびき3号」を載せたH2Aロケット35号機の打ち上げが遅れている。12日午後1時40分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定だったが、同日午後0時22分でカウントダウンが中断した。三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、燃料系統の点検作業に時間がかかっているため、という。新たな打ち上げ時刻は午後4時以降となる見込み。


2017年8月12日

H2Aロケット打ち上げに遅れ 南日本新聞 2017年8月12日 14:01


 12日午後1時40分に、南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げ予定だった、人工衛星「みちびき3号機」を搭載したH2Aロケット35号機は、燃料系統の点検に時間を要しているため、カウントダウン作業をいったん中断、打ち上げが遅れている。打ち上げ時刻は未定。


2017年8月12日

「みちびき」3号機 打ち上げは午後4時以降に NHK 2017年8月12日 13:21


 日本版GPS衛星、「みちびき」の3号機を載せたH2Aロケットの35号機は、12日午後1時40分に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でしたが、機体の点検作業に時間がかかり、カウントダウンが中断されたままとなっています。打ち上げは、午後4時以降になる見通しです。
 日本版GPS衛星「みちびき」の3号機を載せたH2Aロケットの35号機は、12日午前0時ごろにロケットを組み立てた建物から発射場に移され、午後1時40分の打ち上げに向けて最終的な点検作業が進められていました。
 しかし、ロケットの推進系統の点検作業に時間がかかり、正午すぎからカウントダウンが中断されたままとなっていて、打ち上げは午後4時以降になる見通しです。
 「みちびき」は来年春に本格運用が始まるとGPSの位置情報の誤差を、現在のおよそ10メートルから数センチにまで縮め、建設機械の自動運転やドローンによる物資の輸送など社会のさまざまな分野で新たなサービスが展開できるようになると期待されています。


2017年8月12日

日本版GPS衛星 H2Aロケットの打ち上げに遅れ カウントダウンが停止 産経新聞 8/12(土) 13:19


 政府の準天頂衛星みちびき3号機を搭載し、鹿児島県の種子島宇宙センターで打ち上げ準備が続いていたH2Aロケット35号機は12日、カウントダウンが停止した。打ち上げは午後1時40分の予定より遅れることになり、午後10時14分までの間に実施されるか、13日以降に延期される。
 12日午後0時20分ごろの同センター内の放送によると、カウントダウンの停止は推進系統の点検作業に時間がかかっているため。三菱重工業の広報担当者は「詳細は調査中」とした。


2017年8月12日

【日本版GPS衛星】H2Aロケットの打ち上げに遅れ カウントダウンが停止 産経新聞 2017年8月12日 13:09


 政府の準天頂衛星みちびき3号機を搭載し、鹿児島県の種子島宇宙センターで打ち上げ準備が続いていたH2Aロケット35号機は12日、カウントダウンが停止した。打ち上げは午後1時40分の予定より遅れることになり、午後10時14分までの間に実施されるか、13日以降に延期される。
 12日午後0時20分ごろの同センター内の放送によると、カウントダウンの停止は推進系統の点検作業に時間がかかっているため。三菱重工業の広報担当者は「詳細は調査中」とした。


2017年8月12日

【日本版GPS衛星】H2Aロケットの打ち上げに遅れ カウントダウンが停止 産経ニュース 2017.8.12 13:00


 政府の準天頂衛星みちびき3号機を搭載し、鹿児島県の種子島宇宙センターで打ち上げ準備が続いていたH2Aロケット35号機は12日、カウントダウンが停止した。打ち上げは午後1時40分の予定より遅れることになり、午後10時14分までの間に実施されるか、13日以降に延期される。
 12日午後0時20分ごろの同センター内の放送によると、カウントダウンの停止は推進系統の点検作業に時間がかかっているため。三菱重工業の広報担当者は「詳細は調査中」とした。


2017年8月12日

みちびき3号機 打ち上げ時刻変更 MBC 08/12 12:41


 12日午後1時40分に打ち上げ予定だった日本版GPS衛星「みちびき3号機」を搭載したH2Aロケット35号機で、燃料系統に確認が必要な事象が発生したとして、打ち上げ時間が再設定されることになりました。新しい打ち上げ時刻は未定です。種子島宇宙センターでは三菱重工業がカウントダウンを停止し、現在、確認作業を進めています。


2017年8月12日

日本版GPS衛星「みちびき」3号機 きょう打ち上げ NHK 8月12日 11時59分


 昼用スマートフォンの位置情報システムの性能を飛躍的に高めたり、災害時に救援活動に必要な情報を自治体に送れたりする日本版GPS衛星「みちびき」の3号機が、12日午後1時半すぎに、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられます。
 日本版GPS衛星「みちびき」の3号機を載せたH2Aロケットの35号機は、種子島宇宙センターの発射場で現在、打ち上げに向けた最終的な点検が進められています。
 「みちびき」は、アメリカのGPSと同じようにスマートフォンなどで位置情報が得られる衛星で来年春に本格的な運用が始まれば現在、10メートルほどあるGPSの位置情報の誤差を数センチにまで小さくできるということです。
 これによって、建設業や農業で使われる機械を自動運転したり、ドローンによる物資の輸送を自動で行ったりするなど、社会のさまざまな分野で新たなサービスが展開できると期待されています。
 また3号機には、災害時に地上の通信手段が使えなくなっても、救援活動に必要な情報を自治体に送れる直径3メートルほどのアンテナも搭載されています。


2017年8月12日

H-IIAロケット35号機現地取材 - みちびき3号機はどんな衛星? 準天頂衛星なのに準天頂軌道ではない理由は? マイナビ 2017年8月12日 09:00


 三菱重工業(MHI)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月12日、準天頂衛星システムを構成する3機目の衛星となる「みちびき3号機」の打ち上げを実施する。みちびき3号機には、どんな役割があるのか。本記事では、搭載する衛星と、打ち上げに使うH-IIAロケット35号機について、改めて説明しておこう。
 準天頂衛星システム(QZSS:Quasi-Zenith Satellite System)は、衛星測位システムの一種である。衛星測位システムとしては、GPSが最もお馴染みだろう。自動車のカーナビや、スマートフォンの機能として、普段から利用している人も多いはずだ。人気ゲーム「ポケモンGO」なども、このGPSによる測位機能がなければ成立しない。
 衛星測位の原理について、ここで詳しく説明はしないが、3次元座標と時刻という4つのパラメータを計算で求めるため、最低4機の衛星からの信号を受信する必要がある。これは多ければ多いほど、精度が良くなるので望ましい。
 便利なため広く普及したGPSであるが、弱点もあった。高い山やビルなどで視野が塞がれると、衛星からの信号が届きにくくなる。すると、測位に時間がかかったり、測位の精度が低下してしまう。


2017年8月12日

【日本版GPS衛星】みちびき3号機、きょう午後1時40分に打ち上げ 緊張高まる種子島宇宙センター 産経新聞 2017年8月12日 07:49


 日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う政府の準天頂衛星みちびき3号機を載せたH2Aロケット35号機は12日午前、鹿児島県の種子島宇宙センターで午後1時40分の打ち上げに向け最終点検作業に入った。
 同日未明、大型ロケット組立棟から発射地点へ移動したH2Aは、午前5時ごろに燃料の注入を開始。打ち上げ時間帯の天気予報は晴れ時々曇りで、発射に問題はないもようだ。発射地点の約3キロ南にあるプレスセンターではカウントダウンに向け、記者らが慌ただしく準備を進めるなど緊張感が高まっている。
 H2Aの打ち上げ成功率は97%で信頼性は世界トップクラスだ。連続成功も28回を数えているが、気の緩みは許されない。打ち上げを行う三菱重工業の担当者は「作業は順調。定められた手順を一つ一つ丁寧に進めている」と語った。
 打ち上げの様子は動画サイト「ユーチューブ」の宇宙航空研究開発機構(JAXA)のチャンネルなどで生中継される。従来は衛星を無事に分離するまで中継されてきたが、6月の2号機では打ち上げ直後に打ち切られ、中継を企画した内閣府に対し「飛行経過や結果が分からない」などと批判が相次いだ。


2017年8月12日

【日本版GPS衛星】みちびき3号機、きょう午後1時40分に打ち上げ 緊張高まる種子島宇宙センター 産経 2017.8.12 07:40


 日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う政府の準天頂衛星みちびき3号機を載せたH2Aロケット35号機は12日午前、鹿児島県の種子島宇宙センターで午後1時40分の打ち上げに向け最終点検作業に入った。
 同日未明、大型ロケット組立棟から発射地点へ移動したH2Aは、午前5時ごろに燃料の注入を開始。打ち上げ時間帯の天気予報は晴れ時々曇りで、発射に問題はないもようだ。発射地点の約3キロ南にあるプレスセンターではカウントダウンに向け、記者らが慌ただしく準備を進めるなど緊張感が高まっている。
 H2Aの打ち上げ成功率は97%で信頼性は世界トップクラスだ。連続成功も28回を数えているが、気の緩みは許されない。打ち上げを行う三菱重工業の担当者は「作業は順調。定められた手順を一つ一つ丁寧に進めている」と語った。
 打ち上げの様子は動画サイト「ユーチューブ」の宇宙航空研究開発機構(JAXA)のチャンネルなどで生中継される。従来は衛星を無事に分離するまで中継されてきたが、6月の2号機では打ち上げ直後に打ち切られ、中継を企画した内閣府に対し「飛行経過や結果が分からない」などと批判が相次いだ。


2017年8月12日

日本版GPS衛星、しめて2000億円の皮算用。今日みちびき3号打ち上げ ニュースイッチ 2017年8月12日 06:00


 内閣府は12日に、地上の位置と時刻を正確に特定できる準天頂衛星「みちびき」3号機を種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の国産ロケット「H2A」35号機で打ち上げる予定だ。米国や欧州の衛星測位システムより高い、数センチメートルの位置精度を生かし、自動運転や農業技術などに応用する。10月にも残り1機を打ち上げ、2018年度からの4機本格稼働体制へ移行する。
 みちびきは日本版全地球測位システム(GPS)と呼ばれ、内閣府が運用する。1、2、4号機が静止軌道に対し軌道面を40―50度傾けた「準天頂軌道」を取るのに対し、3号機は気象衛星「ひまわり」などが飛行する上空3万6000キロメートルの静止軌道を周回する。
 3号機は重さ4・7トン、高さ6メートル弱で、軌道上展開後の全長は約19メートルとなる。2―4号機の開発や運用、打ち上げなどにかかる費用は2000億円強。


2017年8月11日

人工衛星「みちびき」、GPS誤差数センチを実現する「知られざる技術」 Business Journal 08月11日 06:00


 今年6月、「日本版GPS」とも呼ばれる人工衛星「みちびき」2号機を載せたH-2Aロケット34号機の打ち上げに成功したことが広く報じられました。「準天頂衛星」といわれる「みちびき」によって、位置情報などの精度が格段に向上し、将来的には誤差が数センチの世界になるといわれています。
 この計画の画期的な点はどこなのか。また、私たちの生活はどう変わるのでしょうか。
 今から7年前の2010年9月、「みちびき」1号機は400億円の開発費用を投じ、日本初の準天頂衛星としてH-2Aロケット18号機で打ち上げられました。
 基本設計に三菱電機の汎用衛星規格(衛星バス)DS2000型を採用し、電子機器を搭載する本体部分の大きさは高さ6.2m×幅2.9m×奥行2.8m、打ち上げ時の重さは4.1tもあります。全長19mもの太陽電池パネルを優雅に展開する2翼式・3軸制御衛星です。


2017年8月10日

H2A35号機、12日午後打ち上げ みちびき3号搭載 朝日新聞 08月10日 14:34


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10日、GPS(全地球測位システム)の精度を高める測位衛星「みちびき3号」を載せたH2Aロケット35号機の打ち上げ時刻を12日午後1時40分と発表した。鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げる。11日午後に打ち上げ予定だったが、天候の悪化が予想されたため1日延期していた。
 みちびきは米国のGPSを補う信号を送る衛星。GPSと一体で利用すれば、10メートル前後とされる従来の測位の誤差が数センチになるという。3号機は静止衛星。日本のほぼ真上(準天頂)を通る準天頂衛星3機とあわせて4機体制とし、高精度な位置情報を提供する日本版GPSの構築を目指す。政府は年内に4号機を打ち上げ、来年度から24時間使えるようにする計画。
 3号機は、災害時に避難所などの情報を自治体や消防などに伝える衛星通信システムも搭載する。電話やインターネットが不通になっても専用端末で利用可能。年内にも実証実験を始める。


2017年8月10日

JAXA | H-IIAロケット35号機による「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の打上げ時刻及び打上げ時間帯について 三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年8月10日


 三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)を搭載したH-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)の打上げについて、下記のとおり決定いたしましたのでお知らせいたします。

打上げ日 : 平成29年8月12日(土)
打上げ時刻 : 13時40分00秒(日本標準時)
打上げ時間帯 : 13時40分00秒〜22時14分00秒(日本標準時) (※1)
打上げ予備期間 : 平成29年8月13日(日)〜平成29年9月30日(土)
(※1) 打上げ予備期間中の打上げ時間帯は、打上げ日毎に設定します。


2017年8月9日

H2A打ち上げ、12日に延期=気象条件悪化で-鹿児島・種子島 時事ドットコム 2017/08/09-17:58


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、鹿児島・種子島宇宙センターで11日に予定していたH2Aロケット35号機の打ち上げを、気象条件の悪化のため12日午後に延期すると発表した。
 H2A・35号機は日本版GPS(全地球測位システム)を実現する測位衛星「みちびき」3号機を搭載。三菱重などによると、10日から11日午前にかけて落雷の可能性が高まり、準備作業などに支障が出ることから、打ち上げを1日延期した。


2017年8月9日

JAXA | H-IIAロケット35号機による「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の打上げ延期について 三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年8月9日


 三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)を搭載したH-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)の打上げを平成29年8月11日に予定しておりましたが、当日の気象状況(発雷等)を慎重に判断した結果、下記のとおり打上げ日を変更いたします。

打上げ日 : 平成29年8月12日(土)
打上げ時間帯 : 14時00分頃〜23時00分頃(日本標準時)(※)
打上げ予備期間 : 平成29年8月13日(日)〜平成29年9月30日(土)
(※) 打上げ予備期間の打上げ予定時間帯は、打上げ日毎に設定する。


2017年8月7日

8月11日は「みちびき3号機」打ち上げライブ中継を見よう! | ファン!ファン!JAXA! 2017年8月7日


 「みちびき3号機」(準天頂衛星)を搭載したH-IIAロケット35号機は、2017年8月11日(金)に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
 プレスリリース
 この「みちびき3号機」の打ち上げの様子を、打ち上げ時刻の約30分前からライブ中継いたします。ぜひお見逃しなく!
 みちびき3号機打ち上げライブ中継(YouTubeライブ)
 みちびき3号機打ち上げライブ中継 ドワンゴ(ニコニコ生放送)
 ※番組は、打ち上げ準備の状況などにより、延期・時刻変更・休止する場合があります。詳しくは以下のページをご覧ください。
 みちびき3号機打ち上げライブ中継~パブリックビューイング・CATVのご案内
 また、ファン!ファン!JAXA!では、みちびき3号機の打ち上げ写真をTwitterで募集します。種子島で打ち上げを見守られるみなさん、ぜひ写真にハッシュタグ #H2A打ち上げ写真 をつけてツイートしてください。貴重な一枚をお待ちしております!


2017年7月2日

「みちびき」打ち上げで何が変わる? 「日本版GPS」衛星、その効果は 乗りものニュース 2017.07.02


 「日本版GPS」とも呼ばれる人工衛星「みちびき」は、2017年6月1日に2号機が、年度内にはもう2機が打ち上げられ、2018年以降、4機体制で本格的な運用が始まります。これによって私たちの生活はどう変わるのでしょうか。
 日本による、日本のための衛星
 2017年6月、「日本版GPS」とも呼ばれる人工衛星「みちびき」の2号機が打ち上げられました。
 この「みちびき」は、ふだん携帯電話やカーナビなどの位置情報取得に利用されているGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)を補完するものです。GPSはアメリカの衛星を利用したものですが、「みちびき」は日本政府の主導による、主に日本での利用を想定したシステムであり、初号機は2010(平成22)年に打ち上げられています。
 31機あるGPS衛星は地球全体に配置されており、時間帯や場所によってその場から見える衛星の数が少なくなることから、測位の精度が乱れることがありました。これを補う「みちびき」は「準天頂衛星」と呼ばれ、日本の真上(天頂)を通る軌道を描き、日本から常に見える衛星の数が増えることから、安定したサービスが受けられるといわれています。


2017年6月15日

「誤差6cm」着々、みちびき3号機打ち上げへ 読売新聞 2017年06月15日 19時05分


 内閣府などは15日、日本周辺の位置情報を高い精度で提供する準天頂衛星システム「みちびき」の3号機を、H2Aロケット35号機で8月11日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。
 みちびきは、誤差の少ない日本版GPS(全地球測位システム)を構築するために打ち上げられる人工衛星。衛星を運用する内閣府は、年内に4号機も打ち上げて、誤差が6センチ以内の高精度な位置情報を常時提供できる体制を来年度までに整える。


2017年6月15日

日本版GPS衛星「みちびき」3号機 打ち上げ前に公開 NHK 6月15日 18時57分


 スマートフォンの位置情報システムの性能を飛躍的に高めたり、災害時に避難所の情報を自治体に届けたりできる日本版GPS衛星「みちびき」の3号機が、8月の打ち上げを前に報道陣に公開されました。
 15日公開された「みちびき」3号機は、幅およそ3メートル、高さ5メートル余りで、地球の上空およそ3万6000キロの静止軌道に打ち上げられる予定です。
 来年春までに4号機も打ち上げられ、4機体制が整えば、現在は、10メートルほどあるGPSの位置情報の誤差を、数センチほどにすることが可能で、建設機械の自動運転や、ドローンによる物資の輸送などへの利用が期待されています。
 また3号機には、災害時に携帯電話やインターネットなど地上の通信手段が使えなくなった場合でも、専用の端末を使って、避難所からけが人や食料の有無などさまざまな情報を自治体に配信できる機能が備わっていて、災害時の被災状況の把握などに役立つと期待されています。
「みちびき」の3号機は、8月11日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。


2017年6月15日

衛星「みちびき」3号機公開=8月打ち上げ-三菱電機 時事ドットコム 2017/06/15-18:43


 内閣府の衛星「みちびき」3号機が神奈川県鎌倉市の三菱電機鎌倉製作所で完成し、報道陣に15日公開された。この衛星は日本版GPS(全地球測位システム)と呼ばれる準天頂衛星システムの一つで、米国のGPS衛星群の信号を補完して地上の場所を精密に測定できるようになる。鹿児島県・種子島宇宙センターから8月11日にH2Aロケットで打ち上げられる予定。


2017年6月15日

みちびき3号機、8月11日打ち上げ=H2A・35号機で-三菱重など 時事ドットコム 2017/06/15-11:52


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は15日、測位衛星「みちびき」3号機を搭載したH2Aロケット35号機を、鹿児島・種子島宇宙センターから8月11日午後に打ち上げると発表した。打ち上げ時間帯は午後2時から同11時までの間。


2017年6月15日

みちびき3号機、8月11日打ち上げ 産経ニュース 2017.6.15 11:27


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は15日、日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う政府の準天頂衛星みちびき3号機を8月11日午後、H2Aロケット35号機で種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げると発表した。
 みちびき3号機は1、2号機の準天頂軌道ではなく静止軌道を周回し、日本周辺などで地上の位置情報を安定して得られるようにする。災害時の安否確認機能も搭載する。


2017年6月15日

「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の打ち上げ予定日について|みちびきについて|みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)公式サイト 内閣府宇宙開発戦略推進事務局 2017年06月15日


 内閣府が整備を進めている準天頂衛星システムの「みちびき3号機」の打ち上げについて、下記のとおり実施することといたしましたのでお知らせします。

打ち上げロケット:H-IIAロケット35号機
打ち上げ予定日:平成29年8月11日(金)
打ち上げ予定時間帯:14:00頃~23:00頃(日本標準時)(※)
打ち上げ予備期間:平成29年8月12日(土)~9月30日(土)
打ち上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
(※)打ち上げ予備期間の打ち上げ予定時間帯は、打ち上げ日ごとに設定されます。


2017年6月15日

H-IIAロケット35号機による 「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の打上げについて 三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年6月15日


 三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H-IIAロケット35号機による「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の打上げについて、下記のとおり実施することをお知らせいたします。

打上げ予定日 : 平成29年8月11日(金)
打上げ予定時間帯 : 14:00頃~23:00頃(日本標準時) (※)
打上げ予備期間 : 平成29年8月12日(土)~平成29年9月30日(土)
打上げ場所 : 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
(※)打上げ予備期間の打上げ予定時間帯は、打上げ日毎に設定する。


2017年6月15日

H-IIAロケット35号機による 「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の打上げについて 三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年6月15日


 三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H-IIAロケット35号機による「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)の打上げについて、下記のとおり実施することをお知らせいたします。

打上げ予定日 : 平成29年8月11日(金)
打上げ予定時間帯 : 14:00頃~23:00頃(日本標準時) (※)
打上げ予備期間 : 平成29年8月12日(土)~平成29年9月30日(土)
打上げ場所 : 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場

平成29年度 ロケット打上げ計画書 「みちびき3号機」(準天頂衛星システム 静止軌道衛星)/H-IIAロケット35号機(H-IIA・F35)


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