ドニエプルロケット(露) ほどよし 3号 4号 打ち上げ |
ドニエプルロケット(露) ほどよし 3号 4号 打ち上げ2014年6月19日19:11(UTC)(日本時間20日4:11am)、ロシア国内のヤスネ基地から、ロシアのドニエプルロケットにて、東京大学大学院工学系研究科が開発した、2機の超小型衛星「ほどよし3号」「ほどよし4号」が打ち上げられました ほどよし3号、4号は、それぞれ、60kg 程度の超小型衛星で、共通のバス(衛星の基本部分)にて、開発されています ほどよし3号が、分解能 40m と 200m、ほどよし4号が、分解能 6m の光学カメラを使って地球の写真を撮るとともに、地上においた送信機付きセンサーからの情報を電波で集める「ストア&フォワード」ミッション、および、10cm立方の空間をユーザーに貸し出して自由なミッションを行わせる「搭載機器スペース」というミッションも実施、超小型衛星が本格的あるいは革新的な宇宙利用を行えることの実証を主目的としています さらに、ほどよし4号では、高速Xバンド通信機とイオンエンジンの実証も行います また、異なる能力を持った2機の衛星の連携運用(ヘテロ編隊飛行)の実験も行われます ドニエプルロケット 打ち上げ能力ドニエプル(ドニプロー Dnipro) ロケットは、ロシアの大陸間弾道ミサイル(ICBM)を人工衛星打上げ用に転用した3段式液体ロケットで、2013年時点の打ち上げ費用は、約3,000万ドル(30億円)、300km上空の低軌道へ、3,600kgのペイロードを、50.6度の軌道傾斜角で、300km上空の太陽同期軌道では、98.0度の軌道傾斜角で、2,300kgのペイロードを打ち上げることができます
イプシロンロケット 打ち上げ能力ちなみに、イプシロンロケットの打ち上げ能力は、下表の通りです
今回打ち上げられた 「ASNARO (アスナロ) 1」 にピッタリの仕様です 今後は、日本のロケット技術、ロケット産業の発展の為にも、国産ロケットの使用を期待したいところです |
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