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NHK 受信料 地方文化を破壊 NHK ネット同時配信 放送法第64条1項


NHK 受信料 地方文化を破壊 NHK ネット同時配信 放送法第64条1項



総務省が、テレビ番組をインターネットで同時に配信する「ネット同時配信」を 2019年にも全面解禁する方針を固めたとの情報が、2016年10月19日、偏向 ・ ねつ造報道で有名な報道機関から伝えられています

総務省は、テレビ業界がじり貧に陥れば、ソフトを海外展開する「クールジャパン」戦略にも影響しかねないと懸念しているとし、NHKのネット同時配信を制限している放送法を改正し、民放にも参入を促す他、ネットで NHKを見る人から受信料を取る仕組みについても議論を始めるとの内容です


若い世代を中心にネット動画を好む人が増え、米ネットフリックスなどの動画配信サービスが利用者を伸ばしており、また、テレビを持たない人も増えつつあるとして、東京五輪 ・ パラリンピックを前に、スマートフォンなどで場所を選ばずテレビを見られるようにするとのことです

スマホ等ネットへの同時配信について、民放各社は、東京のキー局と同じ番組を流すことが多い地方局から視聴者を奪いかねないとして反対してきました


それに対し、総務省はテレビを見ていなかった層にアピールする効果の方が大きいとし、テレビ局が質のいい番組を作り続けられるようにする為に必要と主張しています

高市早苗総務相は、2016年10月18日、同時放送の開始に向けた課題について、有識者会議の「情報通信審議会」に諮問すると発表、来年(2017年)夏までに中間答申を、2018年夏までに最終答申を出すよう求めるということです


総務省が全面解禁の方針を固めたと伝えられるテレビ放送のネット同時配信は、全世帯からの強制徴収を狙う NHKの野望実現の道具として出されてきた方策で、民放の地方局にとっては、全滅の危機をもたらしかねない、民業圧迫の見本の様な方策です

「民放には多数のローカル局が存在している。行政が同時配信を推し進めるなら、しっかりとした議論が必要だ」。日本民間放送連盟の井上弘会長(TBS会長)は、2016年9月の定例記者会見で、ネット同時配信の解禁を進めようとする総務省にそう釘を刺しています


全国一律で経営している NHKと異なり、民放各社は、各地の地方局が独立経営しており、キー局がつくった番組に加えて各局独自のローカル番組も制作、放送しており、地方色溢れるローカルCMも地方局ごとに集めて放送しており、民放地方局にとって重要な収入源となっています

もし、在京キー局の番組がそのままネットで全国に流れれば、地方局は視聴者、ローカルCMを失い、経営が立ちゆかなくなります


地方に旅行した際に、その地方ならではの番組やCMを目にした記憶をお持ちの方もいると思いますが、その地方には、その地方なりの文化があり、それを発信し、育んでいくのに民放地方局は大きなファクターを占めています

その民放地方局がなくなり、全て東京一辺倒の文化を発信されては、地方文化消滅の危機と言っても決して過言ではないくらいの大きな問題をはらんでおり、単純に NHKの懐を増やし、利権をむさぼらせておくだけで済む問題ではありません



朝日新聞 が伝える 『ばかげた』 民放地方局のネット配信のイメージ



朝日新聞では下記の様な 『ばかげた』 民放地方局のネット配信のイメージを掲載し、「そこで民放各局が検討しているのは、各地方局もネット配信を行い、地域ごとに見られる放送局を限定する方法だ。」なんてことをのたまわっています

インターネットの仕組みを少しでも分かっている人にとっては、これはあまりにも酷い、失笑もののイメージ図ですね


朝日新聞 が伝える 『ばかげた』 民放地方局のネット配信のイメージ図

NHKは悲願、地方民放は試練 ネット同時配信解禁へ 朝日新聞 2016年10月19日 03時03分 」 より

この記事を書いた方も内心、これは酷いと思いつつ、総務省、NHKが言ってることを正確に表すとこうなりますので仕方なく伝えていますということなのか、判然としません


記事自体がその点明確な書き方がなされていませんので、記事を書いた方も良く分からずに書いていることが推定されます

その為、本当に、総務省、NHKがそんなことを言ってるのか判然としませんが、一言言っておきます


地上波の場合、電波の届く範囲が限られるため、ローカル限定放送ができますが、ネット(インターネット)の場合、双方向の情報が相互につながったサーバー上をバケツリレー式にどこまでも転送されますので、それこそ地球の裏側でも視聴できてしまいます

ローカル限定放送なんて、ネットの世界では実現不可能です


それとも、どこかの隣国のように、インターネットの世界にまで国家統制を持ち込み、特定ローカル放送のみ視聴できるよう、居住ローカル情報の書込まれた B-CASカードの様なものでも作って、そのカード無しでは、パソコンやスマートフォン、カーナビ等まで使えなくするつもりだとでも言うのででしょうか




NHK受信料 NHKの受信が目的でなければ支払う必要ありません 放送法第64条1項



1. 放送法第64条1項は「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備…を設置した者については、この限りでない」と定めています
2. インターネットの世界は、テレビ放送を受信するために作られてきたものではまく、パソコンを購入してインターネットを利用しても、テレビを見るとは限らない {少なくとも、「NHK放送を受信するために」パソコン、スマートフォン等を買う人はまずいません)
3. インターネット端末機(パソコン、スマートフォン等)は、「放送の受信を目的としない受信設備」と解釈する方が国民の感覚に沿っています


放送法
第3章 日本放送協会
第6節 受信料等
(受信契約及び受信料)
第64条 協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であつて、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。第126条第1項において同じ。)若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、この限りでない。


参照 NHKの受信が目的でなければ支払う必要ありません 放送法第64条1項 」
NHK 受信料 全世帯強制徴収の野望 ネット同時配信 放送法第64条1項 」

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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2016年10月19日

NHKは悲願、地方民放は試練 ネット同時配信解禁へ 朝日新聞 2016年10月19日 03時03分


 総務省が全面解禁の方針を固めたテレビ放送のネット同時配信は、民放の地方局にとっては経営を揺るがしかねない試練であり、受信料の対象を広げたいNHKにとっては悲願だった。テレビ各社は今後、スマートフォンやパソコンという同じ土俵で海外勢ら動画配信大手と利用者を奪い合うことになる。
 「民放には多数のローカル局が存在している。行政が同時配信を推し進めるなら、しっかりとした議論が必要だ」。日本民間放送連盟の井上弘会長(TBS会長)は9月の定例記者会見で、ネット同時配信の解禁を進めようとする総務省にそう釘を刺した。
 全国一律で経営しているNHKと違い、民放は各地の地方局が独立経営している。キー局がつくった番組に加えて各局独自の番組も流し、CMも地方局ごとに集めて収入源にしている。もし在京キー局の番組がそのままネットで全国に流れれば、地方局は視聴者を失い、経営が立ちゆかなく恐れがある。
 そこで民放各局が検討しているのは、各地方局もネット配信を行い、地域ごとに見られる放送局を限定する方法だ。


2016年10月19日

テレビ、ネット同時配信へ 法改正で19年にも全面解禁 朝日新聞 10月19日 03:01


 総務省は、テレビ番組をインターネットで同時に配信する「ネット同時配信」を2019年にも全面解禁する方針を固めた。NHKのネット同時配信を制限している放送法を改正し、民放にも参入を促す。ネットでNHKを見る人から受信料を取る仕組みについても議論を始める。
 東京五輪・パラリンピックを前に、スマートフォンなどで場所を選ばずテレビを見られるようにする。若い世代を中心にネット動画を好む人が増え、米ネットフリックスなどの動画配信サービスが利用者を伸ばしている。テレビを持たない人も増えつつある。
 総務省は、テレビ業界がじり貧に陥ればソフトを海外展開する「クールジャパン」戦略にも影響しかねないと懸念する。民放各社はスマホへの同時配信は東京のキー局と同じ番組を流すことが多い地方局から視聴者を奪いかねないとして反対してきたが、総務省はテレビを見ていなかった層にアピールする効果の方が大きいと判断。テレビ局が質のいい番組を作り続けられるようにする。
 高市早苗総務相は18日、同時放送の開始に向けた課題について、有識者会議の「情報通信審議会」に諮問すると発表した。来年夏までに中間答申を、18年夏までに最終答申を出すよう求めるという。


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