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舛添要一 都知事 調査依頼 弁護士 不適切 指摘事項 一覧


舛添要一 東京都知事 依頼弁護士 不適切 指摘事項 一覧 2016年6月6日



舛添要一 東京都知事の依頼を受けた弁護士、佐々木善三氏、森本哲也氏は、依頼を受けた 2016年5月25日以降、舛添要一 東京都知事からヒアリングを行うなどして、2009年(平成21年)~2014年(平成26年)の政治団体の支出を調査、下記項目について、不適切な支出と指摘しました

依頼したのは 舛添要一 東京都知事、主たる調査方法も 舛添要一 東京都知事からのヒアリング、調査対象期間も、依頼日現在までではなく、2014年までに、また、舛添要一 氏自身の政治団体の支出に限定している点には留意が必要です


また、「不適切」と指摘しながらも「政治資金の使途に制限はなく違法性はない」との表現からは、それを言う立場ではない為明確な表現を避けつつ、暗に、法律に不備があって違法性を問えないが本来は ・・・ 、と、元検事として苦渋の結論であったとも取れます

実際、湯河原町の別荘に公用車で行き来していた問題では、「知事の行為の当否という政治的問題で判断を述べる立場にない」としつつも、一般論として、「自宅に寄ってから別荘に向かうのは、移動先か移動元で公務をするという都のルールに抵触する可能性がある」と指摘しています


調査対象 舛添氏に関係する5政治団体の支出
調査期間 資料がある 2009年~2014年の 6年間



項番 調査対象 備考
1 自民党東京都参議院比例区第28支部(2010年解散) 新党改革比例区第4支部(項番3)の解散直前に、政党交付金を含む資金をグローバルネットワーク研究会(項番4)に寄付したことについては、「政党交付金の使途に関する制限がない以上、違法性を帯びることはない」としています
2 舛添要一後援会(2011年解散)
3 新党改革比例区第4支部(2014年解散)
4 グローバルネットワーク研究会(2014年解散)
泰山会



舛添要一 東京都知事 不適切支出事項



項番 指摘事項 指摘件数 指摘額
1 正月やお盆時期に行った家族同伴旅行の「宿泊費」 「主たる目的が家族旅行や私的な飲食だった可能性が高く、政治資金の支出として不適切」 6件 80万2841円
2 私的な飲食だった可能性が高い家族らとの「飲食費」 14件 33万6495円
3 2014年12月までの 3年間に購入した浮世絵などの美術品は、「点数があまりに多く、趣味的色彩が強い」 106件 約 315万円
4 海外出張時の備品購入費は、「本人が何を買ったか記憶していない」 3件 11万3354円
合計 宿泊費や飲食費、美術品など 129件 約 440万円
その他 そば打ちなど趣味に関する書籍購入は「政治資金の支出は避けるべきだった」、ミステリー小説や漫画などの購入は「娯楽性が強い」「家族のためとみられてもやむを得ない」として「適切とは言い難い」としています


舛添要一 東京都知事は、宿泊費、飲食費の約 113万円については、公職選挙法の寄付行為に該当しない慈善団体に寄付、美術品については、都の病院や福祉施設に飾り、政治団体解散時に美術館などに寄付、公用車でほぼ毎週末通っていた神奈川県湯河原町の別荘は売却すると表明しています

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