2016年11月26日

舛添氏、別荘売ってなかった! 現在もファミリー企業名義 夕刊フジ 11月26日 17:05


 知事でなければ、約束は果たさなくてもいいということか。政治資金の「公私混同」問題で6月に東京都知事を辞職した舛添要一氏が疑惑への「けじめ」として売却を約束した神奈川県湯河原町の別荘が、24日現在、同氏のファミリー企業名義のままであることが登記簿から判明した。25日付の産経新聞が報じた。
 舛添氏は都知事時代の昨年4月から今年4月にかけ、公用車で別荘に頻繁に通っていたことが批判を集めたことで、「行かないことになるので要らないことになる」と売却する考えを示していた。
 さらに、都の選挙管理委員会が公表した2015年分の政治資金収支報告書によると、舛添氏の政治団体の支出で、法律で報告書への記載を義務付けられていない「5万円未満」が多く計上され、詳細不明の項目が多かった。
 公私混同疑惑では、舛添氏が購入した美術品の代金を報告書に記載したことに批判が集まったが、同年分でも浮世絵などの専門店に資料代計約19万円を支出していた。ただ、資料代などとして、ほかに計上した約177万円の詳細は記載されなかった。


2016年11月25日

舛添氏、自宅事務所531万円計上 けじめの別荘は未売却 産経新聞 11/25(金) 7:55


 政治資金の「公私混同」問題で6月に東京都知事を辞職した舛添要一氏が代表を務める政治団体が昨年、ファミリー企業の「舛添政治経済研究所」に、事務所の家賃計531万円を支出していたことが24日、東京都選挙管理委員会が公表した平成27年分の政治資金収支報告書で分かった。事務所やファミリー企業は舛添氏の自宅にある。
 また、舛添氏が疑惑への「けじめ」として売却を約束した神奈川県湯河原町の別荘が、24日現在も舛添政治経済研究所名義のままであることも登記簿謄本から判明した。舛添氏の政治団体「泰山会」の報告書によると、舛添氏は事務所の家賃を舛添政治経済研究所に支出。家賃は月44万2500円で、27年は計531万円を支払った。泰山会の同年の収入は約6192万円。うち2885万円は、2回の政治資金パーティーで集めた。
 支出では、法律で報告書への記載を義務付けられていない「5万円未満」が多く計上され、詳細不明の項目が多い。舛添氏が購入した美術品の代金を報告書に記載したことに批判が集まったが、同年分でも浮世絵などの専門店に資料代計約19万円を支出。ただ、資料代などとして、ほかに計上した約177万円の詳細は記載されなかった。


2016年11月24日

舛添前知事の資金管理団体 収支報告書は支出が詳細不明 NHK 11月24日 10時42分


 政治資金をめぐる問題などで辞職した東京都の舛添前知事の資金管理団体「泰山会」の去年の収支報告書が公開され、会議費としての中国料理店への支出などについて、一部記載されていますが、多くは記載が義務づけられていない5万円未満の支出で、詳細はわかりません。
 舛添前知事は、おととし2月に就任し、ことし6月に辞職したことから、今回、政治資金収支報告書が公表された平成27年はすべての期間にわたり都知事を務めていました。
泰山会の平成27年の収入は、去年2月と11月の政治資金パーティーの開催や繰り越しなどで6192万円余りで、前の年を930万円余り上回りました。
 支出は人件費や事務所費などで2705万円余りとなり、前の年を753万円余り上回りました。支出のうち、泰山会の事務所費として、月に44万円余りが支払われていますが、事務所は舛添前知事の自宅に置かれていて、支出先は妻が代表取締役を務める「舛添政治経済研究所」となっています。
 また、会議費や交際費を含む「組織活動費」は125万円余りで、このうち去年3月に都内のホテルに5万9000円余りを、6月に都内の中国料理店に6万9000円余りを支出しています。


2016年8月1日

舛添氏 家族と公用車利用は違法 毎日新聞 08月01日 19:50


 「費用算出して舛添氏に返還請求を」都に勧告
 舛添要一・前東京都知事の公私混同問題を巡り、都監査委員は1日、家族同伴の野球観戦やコンサート鑑賞で公用車を利用したことについて「知事の裁量を逸脱しており違法、不当」と判断した。その上でかかった費用を31日までに算出して舛添氏に返還請求するよう都に勧告した。
 勧告は、舛添氏が昨年8月18、29の両日、家族と東京ドーム(文京区)でプロ野球の巨人戦を観戦し、公用車で一緒に帰宅したと認定した。12月23日にもNHKホール(渋谷区)で開かれたクラシックコンサートに公用車で妻を同伴したと認めた。
 監査委員は、家族を同伴していたことなどから「公務と関係のない私的活動であるとの疑念を強く持たざるを得ない」と指摘し、運転手の人件費やガソリン代などの経費を舛添氏に返還請求するよう求めた。


2016年8月1日

舛添氏の家族同乗の公用車利用は「違法」 都監査委員会 朝日新聞 08月01日 19:22


 東京都の舛添要一前知事が家族を乗せて公用車で野球観戦やコンサートに行ったのは不当として、舛添氏に経費を返還させるよう求めた住民監査請求で、都監査委員は1日、公用車に関する都の運用規則に違反すると判断し、都に返還を求めるよう勧告した。都は今月中に燃料費や運転手の人件費などを舛添氏に請求する方針。
 監査結果によると、舛添氏は昨年8月18日と29日に東京ドーム(文京区)でプロ野球の巨人戦を観戦。同12月23日にはNHKホール(渋谷区)であったコンサートに行った。監査委員の調査に、運転手はいずれも家族が同乗し、世田谷区の自宅と行き来したと説明。舛添氏の特別秘書は「企業関係者らと会談した政務」と回答したが、会合の主催者などについては明かさなかったという。舛添氏本人からは聴取はしなかった。監査委員は「家族同伴の野球観戦や音楽鑑賞で、公務と関係のない私的活動との疑念を強く持たざるをえない」と指摘した。


2016年8月1日

公用車で野球観戦、舛添前知事に経費返還を勧告 読売新聞 08月01日 19:02


 東京都監査委員は1日、舛添要一前知事が野球観戦やコンサートに行く際に、公用車を使用したことについて、「知事の裁量の範囲を逸脱している」として、住民監査請求を認め、都に対し、前知事に公用車使用の経費の返還を求めるよう勧告した。
 都は、今月末までにガソリン代や運転手の人件費などを算定し、舛添氏に返還請求を行う見通し。都監査委員が勧告を出すのは13年ぶり。
 監査結果によると、舛添氏は家族同伴で、昨年8月に2回、東京ドーム(文京区)で巨人戦を観戦し、同12月にはNHKホール(渋谷区)で開かれたコンサートに行っていた。
 舛添氏は辞職前、いずれも「公務にあたる」と説明したが、監査委員は「私的活動との疑念を強く持たれる状況にある」とし、家族が同伴したことや、私的活動であることを否定する情報がないことから、都の公用車使用に関する規則に違反していると判断した。


2016年7月28日

東京都の公式HP 舛添要一氏の海外出張「豪遊明細」を掲示 ライブドア 2016年7月28日 21時39分


東京都HP 舛添氏コーナーに「豪遊明細」永久掲出へ…驚愕の高額支出の数々
2016年7月28日 21時39分 デイリースポーツ
 高額海外出張や公金の公私混同疑惑が問題化した、東京都の舛添要一前知事の辞職に伴い、都は一部リニューアルした公式HPの「歴代東京都知事」の舛添氏のコーナーに、在任中に計9回で総額2億4700万円を計上した全海外出張の“豪遊明細”を掲出した。各出張ごとに首をかしげたくなる支出項目が並ぶが、新都知事が就任した後も永久掲示されるとみられる。
 舛添氏のコーナーには、プロフィールなどに並んで「知事の海外出張」の項目があり、そこには、在任中に計9回赴いた米国、欧州、韓国などへの出張履歴が並ぶ。それぞれの出張の「主な行動・成果」欄には、「詳細はこちら」として、出張ごとの経費明細のPDF書面へのリンクが張られている。


2016年7月21日

知事の海外出張、8都府県が再検討 舛添氏の問題受け 朝日新聞 2016年7月21日 05:02


 東京都の舛添要一前知事の高額な海外出張が問題化した後、8都府県が知事の海外出張規定の見直しや検証を進めていることが朝日新聞のアンケートでわかった。航空機のファーストクラスを使えない規定を導入するなど、世論の批判に応えた。
 アンケートは6月末に始め、海外出張の見直しの有無などを聞く事務方向けは全都道府県が回答した。ほかに知事本人に考えを聞く項目もあり、知事不在の東京都や知事選中だった鹿児島県などをのぞく43知事が答えた。
 海外出張の規定を変えたり、知事が見直しに言及したりしたのは岩手、群馬、埼玉、東京、静岡、大阪、鳥取、福岡の8都府県だった。
 鳥取県は6月、「通常使うビジネスクラスで十分」(平井伸治知事)としてファーストクラスを使えない規定を作った。近く規定をさらに改め、近距離はエコノミー席とする。大阪府も9月議会にファーストクラスを使えなくする条例改正案を提出する。


2016年7月8日

舛添氏の公用車使用 違法性なし 毎日新聞 2016年7月8日 19:05


 住民監査請求を棄却 都監査委員「都民の理解が得がたい」
 東京都の舛添要一前知事が公務先と神奈川県湯河原町の別荘との間を公用車で行き来したのは不正使用にあたるとして、都に損害金約371万円を支払うよう舛添氏に求めた住民監査請求について、都監査委員は違法性はないとして棄却した。ただし「ほぼ毎週末、公用車で湯河原に通っていたことは都民の理解が得がたい」との内容の意見を付けた。決定は7日付。
 監査委員は、公的活動と私的活動との切り替え時に合理的な方法で公用車を使うことは、機動性の確保と危機管理の観点から違法・不当ではないと結論づけた。


2016年7月4日

<舛添前都知事>所得報告 総額は3074万円 15年分 毎日新聞 07月04日 09:43


 ◇給与以外所得は不動産所得360万円などで計380万円
 政治資金の支出などを巡る公私混同問題の責任を取り、6月21日付で辞職した舛添要一前東京都知事の2015年分の所得等報告書が4日公開された。都条例に基づき、前年1年間を通じて在職していた場合に所得が公開対象となる。都知事の給与2694万円を含めた所得総額は3074万円で、給与以外の所得は不動産所得(賃貸料)360万円、配当所得20万円の計380万円だった。
 14年2月に都知事に就任した際の資産等報告書によると、舛添氏は東京都世田谷区内に土地と建物を所有している。この建物は舛添氏の自宅、政治団体の事務所、妻が代表を務めるファミリー企業の事務所として使われている。関連政治団体の09〜14年分の政治資金収支報告書によると、政治団体からファミリー企業に年間約500万〜約530万円の家賃が支払われており、不動産所得の360万円は、この家賃の一部とみられる。
 同時に公開された資産等補充報告書では、舛添氏が15年に新たに取得した不動産などの資産はなかった。政治資金による購入が問題になった美術品も取得価格が100万円を超える場合は報告対象となるが、15年は該当のものはなかった。


2016年6月20日

舛添知事、無言で最後の退庁 疑惑残し…歴代2位の短命 朝日新聞 2016年6月20日 20:43


 自らの政治資金の問題で辞職に追い込まれた東京都の舛添要一知事が20日、疑問や疑惑を残したまま、無言で都庁を後にした。在職期間は、同じ「政治とカネ」の問題で辞職を余儀なくされた猪瀬直樹前知事に次いで歴代2番目に短い2年4カ月。辞職は21日付だが、同日の登庁の予定はないという。
 20日午後4時過ぎ、都庁第一庁舎2階の正面玄関。庁内で残務処理を終えた舛添氏は、無数のカメラのフラッシュを浴びながら、まっすぐに前を見つめて足早に公用車に乗り込んだ。集まった報道陣は約150人。「知事、一言お願いします」。記者の問いかけに、答えることはなかった。


2016年6月20日

<公私混同問題>2年4カ月、舛添都政に幕 毎日新聞 2016年6月20日 20:40


 ◇「福祉充実」施策示せず
 東京都の舛添要一知事は21日、政治資金の支出などを巡る公私混同問題で辞職する。20日は登庁して残務処理を行ったが、都によると21日は登庁の予定がなく最後の都庁勤務となった。舛添氏は在任2年4カ月で都政に何を残したのか−−。
 ◇防災など成果も
 15日の都議会本会議で辞職表明した舛添氏は自らの功績として、首都直下地震への備えをまとめた防災ブック「東京防災」を真っ先に挙げた。災害時の行動、レジ袋を使った簡易おむつなど避難生活の知恵を載せ、都内全世帯に無料配布した。
 スイス政府が全国民に配り、戦争、テロなどへの備えや対処を伝える教科書「民間防衛」に着想し、内容は全国で評価され、昨年11月に1冊140円で販売すると10日間で3万冊を完売した。3月からは新たに20万冊が20都道府県で販売された。


2016年6月20日

舛添氏“負の遺産”…韓国人学校「都有地貸し出し」 都知事選争点に 夕刊フジ 2016年6月20日 16:51


 東京都の舛添要一知事(67)は21日に都庁を退場するが、「政治とカネ」や「公私混同」など、数多の疑惑解明は道半ばだ。中でも、舛添氏が執着した韓国人学校のための「都有地の貸し出し」問題は、決して放置してはならない。その行方は、韓国メディアだけでなく、朴槿恵(パク・クネ)政権も注視していそうだ。都民から厳しい批判を浴びただけに、都知事選(7月14日告示、31日投開票)でも大きな争点だ。
 「(韓国人学校への都有地の貸し出しは)地元の理解がなければ絶対に成功しない。協議は始めたが、慎重に地元の意見を聞きながら、ゆっくりと進めていきたい。地元の理解なくして進めることはない」
 舛添氏は、疑惑を徹底追及された13日の都議会総務委員会の集中審議で、批判をかわすためか、こう語った。
 都有地貸し出し問題は、舛添氏が2014年7月に訪韓し、朴大統領と会談した際に依頼された。満面の笑みで握手した舛添氏は「全力で対応したい」と即答し、物件探しに躍起になった。


2016年6月20日

【舛添知事公私混同疑惑】舛添氏が都庁を退庁 セレモニーなし、終始無言…知事室持込みの美術品は舛添氏“自腹”で即、撤去へ 産経新聞 2016年6月20日 16:29


 政治資金の公私混同問題などの責任を取り、21日付で辞職する東京都の舛添要一知事が20日、残務処理のために登庁した。都によると、21日は登庁の予定がなく、この日は都知事としての“最後の登庁”。退庁時には都職員による花束贈呈などの見送りのセレモニーもなく、ひそやかな退場となった。
 舛添氏は午後4時、都庁2階ホールにエレベーターで降り立ち、無言で黒塗りの公用車に乗り込んだ。見送ったのは知事補佐官ら幹部8人のみ。舛添氏とともにホールに現れ、立ち去る舛添氏の車に向かって深々と頭を下げた。この日、舛添氏は午前10時前の登庁時も無言。退庁時には都庁を訪れた都民や外国人観光客らも集まり、スマートフォンを構えるなどして物珍しげに見守った。


2016年6月20日

舛添知事、まるで「夜逃げ」 安藤優子が酷評 デイリースポーツ 2016年6月20日 14:08


 最後の登庁日となった20日に会見も行わず、21日付の辞職を待つばかりとなった舛添要一東京都知事について、安藤優子が同日、フジテレビ系「バイキング」からMCを務める「直撃LIVEグッディ!」へのリレータイムで、その最後の様子を「夜逃げ」にたとえた。
 安藤はこの日の話題として舛添知事最後の登庁日の様子を説明しながら、共にMCを務める高橋克実と「まるで荷物まとめて夜逃げ状態ですね」と話し合っていたことを明かした。
 これに対して坂上忍も「大人げない印象が残っちゃう。ウソでもいいから『ありがとうね』って言って去って行った方が…」と、その去り方を残念がった。
 舛添知事は残務整理を終えたあと午後4時過ぎ、報道陣の問い掛けに応じることなく無表情で車に乗り込んだ。これが最後の公用車利用になるものと思われる。


2016年6月20日

<知事のリオ五輪視察>見送りか必要か、是非波紋 毎日新聞 2016年6月20日 11:43


 自治体トップの五輪視察は必要か−−。21日付で辞職する東京都の舛添要一知事の高額な海外出張が批判されたことを受け、2020年東京五輪に向け、外国人選手の事前合宿の誘致活動などのために知事がリオデジャネイロ五輪(8月5日開幕)を視察する是非が、論議を呼んでいる。識者からは行政の海外出張を見直すべきだとの指摘も出ている。
 リオ大会の閉会式出席を求められる東京都を除き、毎日新聞が46道府県に知事がリオ大会視察の予定があるかを取材したところ、静岡、神奈川、茨城の3県が計画を立てていることを明らかにした。
 このうち、静岡県の川勝平太知事は14日の定例記者会見で、現地のホテル代が高騰していることを踏まえ「行くべきでないというのが、差し当たっての結論」と見送る方向で検討していることを表明。東京五輪では、静岡県伊豆市の施設が自転車の競技会場になる。県は今年度当初予算にリオ視察費500万円を計上。現地で競技会場を見学したり、事前合宿の誘致活動をしたりする計画だった。


2016年6月20日

舛添氏が最後の登庁、表情険しく 読売新聞 2016年6月20日 11:40


 政治資金の私的流用問題などにより、21日付で辞職する東京都の舛添要一知事が20日午前10時前、残務整理のため、登庁した。
 都によると、21日は登庁の予定がなく、この日は都知事として最後の登庁になるとみられるが、待ち構えていた報道陣の前を険しい表情のまま、立ち止まることなく通り過ぎ、エレベーターに乗り込んだ。
 舛添知事は今月15日の都議会で、「これ以上、都政の停滞を長引かせることは耐え難い」などと辞職の理由を説明。その後は、辞職の記者会見を開かず、17日には毎週金曜日に開かれる定例記者会見も欠席していた。


2016年6月19日

党総裁としておわび…舛添氏辞職 朝日新聞 2016年6月19日 17:40


 安倍晋三首相は19日、東京都の舛添要一知事が辞職に追い込まれたことについて、「我々が推薦した候補者がこうした結果となり、都政に混乱をもたらし迷惑をかけたことに対して自民党総裁としておわびしたい」と陳謝した。フジテレビの報道番組で語った。
 首相は7月14日告示の都知事選については「国政レベルの党派的な戦いを都政に持ち込むべきではない。できるだけ多くの方々が信任するような方を選んでいきたい」と語り、東京五輪に向けて幅広い政党の支持を得られる候補が望ましいとの考えを示した。
 一方、民進党の岡田克也代表は「きちんと選択肢をつくって都民に選んでもらうことが非常に大事だ。各党の相乗りは決して良くない」と述べた。


2016年6月18日

【舛添知事辞職】政治資金規正法 抜け穴だらけ 刑事責任は追及困難か 産経新聞 2016年6月18日 07:19


 政治腐敗の防止を目的に制定された政治資金規正法は、これまで「政治とカネ」の問題が浮上するたびに不備が指摘され、「ザル法」と揶揄(やゆ)されてきた。議員立法である上、政治活動の自由を尊重するため、一部を除いて使途を制限する規定がないことが理由だ。政治資金の「公私混同」問題で辞職する東京都の舛添要一知事についても、検察関係者は刑事責任を問うのは困難とみる。それだけに専門家からは法の見直しを求める声も出ている。
 ■「規正」の意味
 「カネの『入り』は規制しているが、『出』について、われわれが適否を判断することは難しい」。検察幹部の一人は明かす。
 国民感覚ではおよそ納得できない公私混同の支出。家族旅行を「会議費」として扱った疑惑では、市民団体が5月、規正法違反罪(虚偽記載)などで舛添氏と会計責任者だった男性に対する告発状を東京地検に送付したが、「他の政治家とのバランスも勘案する必要があり、費目が違う程度で立件できない」(検察幹部)のが現状。日本大の岩井奉信(ともあき)教授(政治学)は「支出を細かく限定するのは無理だが、国民の疑惑を招かないようにしなければならない」と話す。


2016年6月17日

舛添氏 最後の定例会見出席せず NHK 2016年6月17日 14:43


 今月21日に辞職する、東京都の舛添知事は、17日に予定されていた定例記者会見に出席せず、今後、退任に伴う記者会見の予定もないことから、みずからの政治資金などを巡る一連の問題について新たな説明がないまま、都庁を去ることになる見通しです。


2016年6月16日

都知事選、共産「独自候補こだわらず」 野党一本化検討 朝日新聞 2016年6月16日 20:45


 舛添要一東京都知事の辞職に伴う都知事選で、民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党は、候補一本化の検討を始めた。
 民進の岡田克也代表は16日の記者会見で、都知事選について「野党4党プラス市民という枠組みは重要だ」と述べ、参院選で協力する4党の連携を強調。共産の志位和夫委員長も、高松市内で「国政、都政ともに4野党プラス市民という戦いで戦えるように努力したい」と述べた。
 民進の枝野幸男幹事長は16日、名古屋市内で「任期途中で辞めた2代の都知事を作ったみなさんと相乗りをするような話はない」と述べ、自民、公明両党との相乗りを否定した。
 民進内では、「勝てる候補」として蓮舫代表代行の擁立論が出ている。ただ、蓮舫氏は16日、栃木県矢板市で、都知事選への対応について「仲間の声は大事だが、まず私は参院選を考えている」と語った。
 前回知事選で共産が推した宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長は16日、「複数の市民団体などから要請を受けている」と述べた。しかし共産幹部は、宇都宮氏について「野党共闘の枠組みになったときは別の話だ」と述べ、今回は独自候補にはこだわらない考えを示した。


2016年6月16日

舛添知事 辞職決定で都政にさまざまな影響 NHK 2016年6月16日 17:04


 東京都の舛添知事が辞職することが決まり、4年後のオリンピック・パラリンピックへの準備をはじめ、都政にさまざまな影響が出ています。
 4年後のオリンピック・パラリンピックに向けて現在、東京都は組織委員会や国と大会運営のさまざまな計画づくりや必要な予算について協議を進めています。
 このうち、大会の準備・運営費は当初の想定を大きく上回る1兆8000億円に上るという試算も出され、組織委員会の財源だけでは大幅に不足することが分かり、ことし3月、舛添知事と組織委員会の森会長、それに遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣の3者が会談して費用の負担の在り方を見直すことになりました。
 当初、組織委員会が担当することになっていた仮設の競技会場の整備をはじめ、テロ対策や選手の輸送などの分野で、都や国の負担が増えると見込まれていますが、ことし4月、舛添知事は「むだな支出は避けなければいけないが、世界一の東京にするための先行投資だ」として、新たな負担を受け入れる考えを示し、9月ごろには計画をまとめることにしていました。


2016年6月16日

東京都知事選、7月31日投開票へ 毎日新聞 2016年6月16日 11:49


 東京都の舛添要一知事の辞職に伴う都知事選は7月14日告示、同31日投開票となる日程が16日、事実上決まった。都議会の川井重勇議長が16日、舛添知事から辞職願が提出されたと都選挙管理委員会に通知した。公職選挙法は選管への通知の翌日から50日以内に知事選を実施すると定めている。知事選は7月21日告示、8月7日投開票の日程も検討されたが、この場合は投開票日が通知から52日になり、除外される。17日の都選管臨時会で正式決定する。


2016年6月16日

都知事選 7月14日告示 31日投票の見通し NHK 2016年6月16日 11:31


 新しい都知事を選ぶ選挙は7月14日告示、7月31日投票となる見通しです。
 都知事選挙は、選挙管理委員会に舛添知事の辞表が都議会の議長から通知された翌日から50日以内に行われます。
 選挙管理委員会によりますと、16日午前、議長から通知があったということで17日、臨時の委員会を開いて選挙日程を正式に決めることにしています。
 【自民 稲田氏「五輪に向け政府と連携できる人物望ましい」】自民党の稲田政務調査会長は、東京都の舛添知事の後任を決める都知事選挙について、後任には政治に対する信頼を回復させ、4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向け、政府と連携できる人物が望ましいという考えを示しました。
 稲田政務調査会長は記者会見で、東京都の舛添知事が政治資金などを巡る一連の問題で来週21日付けで辞職することに関連して、「説明責任を十分に果たすことができず、都民の信頼を全く失う形で辞職するのは、大変、残念なことだ」と述べました。そのうえで、稲田氏は舛添知事の後任について、「政治に対する都民の信頼を回復できる人で、東京オリンピック・パラリンピックで日本のすばらしさを発信でき、政府と連携することができる人がいいのではないか」と述べました。


2016年6月15日

【舛添知事辞職】後任選び、与野党「相乗り」模索 桜井パパ、不出馬明言で迷走 産経新聞 06月15日 23:59


 与野党は15日、舛添要一東京都知事の後任選びに着手したが、いずれも決め手に欠けて迷走している。自民党は参院選(22日公示−7月10日投開票)への悪影響を懸念し、「与野党相乗り」を模索するが、早くも有力候補とされた桜井俊総務事務次官(62)が不出馬を明言。一方、共産党は参院選との相乗効果を狙い野党統一候補を立てる「主戦論」を訴えるが、民進党には来夏の東京都議選まで見据え、相乗りに理解を示す向きもある。
 「自民党で自ら出すというレベルでない。志があって政策が合えば推薦するし、そんな人がいないなら推薦しないこともある」
 自民党東京都連に所属する萩生田光一官房副長官は15日の記者会見で、次の都知事選は同党として積極的に擁立作業を行うべきではないとの考えを示した。
 自民、公明両党は平成26年の東京都知事選で舛添氏を支援。政治資金問題が発覚した後は、自公も「製造者責任がある」(共産党の小池晃書記局長)などと激しい批判にさらされた。


2016年6月15日

【舛添知事辞職へ】「耐え難い…身を引くのが一番」舛添知事が理由説明 全会一致で21日付辞職決定 知事選、7月末か8月初め 産経新聞 2016年6月15日 20:29


 東京都の舛添要一知事(67)が15日、政治資金の「公私混同」問題などの責任を取り、知事を辞職する意向を固め、都議会の川井重勇議長(自民)に辞表を提出した。東京都議会は15日午後に本会議を開き、辞職に全会一致で同意、21日付の辞職が正式に決定した。舛添氏は本会議で辞職の理由として「これ以上都政の停滞を長引かせることは耐え難く、私が身を引くことが一番と考えた」と述べた。
 都議会自民党や公明党が15日未明に不信任決議案を提出したことで、辞職が不可避となっていた。就任から2年4カ月。猪瀬直樹前知事に続き“政治とカネ”の問題に絡み、都知事が2代連続、任期半ばで身を引く事態になった。
 都選挙管理委員会によると、辞職に伴う都知事選は7月14日告示、31日投開票か、7月21日告示、8月7日投開票のいずれかで調整が進められる。


2016年6月15日

舛添知事「身を引くことが一番」 毎日新聞 2016年6月15日 20:29


 東京都議会は15日午後8時前、政治資金支出などを巡る公私混同問題を受けて舛添要一知事から出されていた辞職願に全会一致で同意した。舛添知事の21日付での辞職が正式に決定した。
 舛添知事は最後にあいさつに立ち、「2020年(東京五輪)成功のため全身全霊で取り組んできたつもりだが、私自身の問題で任期途中でこういうこと(辞職)になり反省している。最も懸念したのは五輪への影響だった。リオデジャネイロ大会を控える中での選挙は、次期開催都市としてふさわしくないと考えた。4年後も同様であり、この事態を避けたいと思った。しかしこれ以上都政の停滞を長引かせることは私にとっても耐え難く、私が身を引くことが一番だと考えた。これからは一都民、国民として、五輪の成功と東京の発展を心から祈ります」と述べた。


2016年6月15日

舛添知事の辞職決定 都議会同意 毎日新聞 2016年6月15日 20:10


 東京都議会は15日午後8時前、政治資金支出などを巡る公私混同問題を受けて舛添要一知事から出されていた辞職願に全会一致で同意した。舛添知事の21日付での辞職が正式に決定した。
 都知事選は、都議会議長が都選管に知事辞職の申し出を通知した翌日から50日以内に行われる。


2016年6月15日

「当然」「自民に責任」=与野党、都知事選へ対応急ぐ―舛添氏辞職 時事通信 2016年6月15日 13:28


 東京都の舛添要一知事が辞職願を提出したことについて、与野党に「当然だ」との受け止めが広がる一方、野党からは2014年の都知事選で舛添氏を支援した自民党の責任を追及する声が相次いだ。各党は後継を決める都知事選への対応を急ぐ。
 自民党の谷垣禎一幹事長は15日午後、党本部で記者団に、舛添氏を支援したことに関し「都民に迷惑を掛けたことは甚だ申し訳ない」と陳謝。後継候補の選定については「都民がどう感じているか、都議会の意向も十分承知しながらやっていく必要がある」と語るにとどめた。
 同党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相も記者団に「ざんきの念に堪えない。次は20年東京五輪を迎えるにふさわしい人を、これからしっかり選んでいかないといけない」と述べた。
 舛添氏に辞職を求めていた都連の関係者は、舛添氏の決断に関して「説得に応じたということだ」と説明。同党の茂木敏充選対委員長は党本部で、都連所属の萩生田光一官房副長官と会談し、今後の対応を協議した。


2016年6月15日

<舛添都知事>21日付の辞職願提出 都政混乱で引責 毎日新聞 2016年6月15日 11:53


 ◇辞職を21日付の理由は「副知事の人事案で」
 東京都の舛添要一知事は15日午前、政治資金支出などを巡る公私混同問題で都政を混乱させた責任を取り、都議会の川井重勇(しげお)議長(自民)に21日付での辞職願を提出した。舛添氏は続投を強く希望していたが、知事与党の自民、公明を含む都議会全7会派が15日午後の本会議に共同して不信任案を提出することを決め、可決が確実になったため、これ以上、知事職にとどまることはできないと判断したとみられる。東京都のトップが2代続けて、カネの問題で退場する事態となった。
 舛添氏は就任から2年4カ月で都政トップを退くことになった。舛添氏は辞職を21日付とした理由について「3人の副知事のうち2人が20日に辞め、21日に新たに3人が就任する人事案を(議会に)提出している。20日より前に辞職すると都政に支障が出る」と説明したという。15日中の記者会見はしないとしている。
 舛添氏の辞職願提出を受け、都議会各会派は議会運営委員会に提出していた不信任案を取り下げる。


2016年6月15日

【舛添知事辞職へ】「ほっとしている」「うんざりだ」 混乱続いた都庁に安堵の声 産経新聞 2016年6月15日 11:44


 「ほっとしている」「うんざりだった」−。
 東京都議会側からの辞職要請を拒み続けてきた舛添要一知事が辞職する意向を固めたことが判明した15日午前、都庁内では混乱に一定の区切りが付いたことへの安堵の声が聞かれた。一方で、2代続けてトップが「政治とカネ」で退場する事態に「都政の信頼失墜は深刻だ」と不安も漏れた。
 午前9時半すぎ、庁舎内のテレビに「舛添氏が辞意」のニュース速報が流れると、職員たちは驚いた様子をみせた。
 男性職員は「驚いているけど、もううんざりしていたので決断してくれて良かった」。ただ、トップ辞職となれば、それぞれの業務への影響が想定され、情報収集のために慌てた様子で廊下を走った。
 テレビを食い入るように見つめていた職員は、「都議会解散という最悪の事態は免れた。また選挙になるが、都政を進めることができる」と漏らした。
 5月に舛添氏の政治資金をめぐる問題が発覚してから今月9日までに、都庁には3万2千件以上の意見が都民から電話やメールで寄せられ、ほとんどは舛添氏への批判だった。


2016年6月15日

<舛添都知事>辞職の意向固める 不信任案可決見通しで決断 毎日新聞 2016年6月15日 10:01


 政治資金支出などを巡る公私混同問題で、東京都の舛添要一知事が辞職の意向を固めたことが分かった。舛添氏の説明姿勢に反発して与党の自民、公明を含む都議会7会派全てと無所属議員2人が舛添氏の不信任案を提出し、都議会定例会最終日の15日に本会議で可決される見通しとなったのを受けて決断した。15日午前中にも都議会の川井重勇(しげお)議長(自民)に辞職を申し出る。
 都議会最大会派の自民は舛添氏に自ら職を辞するよう促してきたが拒まれ、15日未明に不信任案提出に踏み切っていた。不信任案可決で都議会を解散する選択肢もあるが、改選後の再可決は必至なため、辞職の意向を固めたとみられる。


2016年6月15日

舛添知事 辞意固める 午前中にも辞職願提出へ NHK 2016年6月15日 09:40


 東京都の舛添知事は政治資金などを巡る一連の問題で、都議会が不信任決議案を可決することが確実となったことを受けて、みずから辞職する意向を固め、午前中にも議長に対し、辞職願いを提出することにしています。舛添知事は今月21日付けで辞職することになる見通しで、おととし2月の就任以来およそ2年4か月での辞職となりました。
 東京都の舛添知事の政治資金などを巡る一連の問題で、都議会では14日から15日未明にかけて対応を協議し、自民党と公明党を含む7つの会派が共同で、舛添知事に対する不信任決議案を15日に提出することを決めました。
不信任決議案は午後1時からの本会議で採決され、可決されることが確実となっています。
 こうした状況を受けて、舛添知事はみずから辞職する意向を固め、午前中にも議長に対し、辞職願いを提出することにしています。
舛添知事は今月21日付けで辞職することになる見通しで、おととし2月の就任以来、およそ2年4か月で辞職することになりました。


2016年6月15日

【舛添知事公私混同疑惑】舛添氏の不信任案可決へ 自民も提出、一本化 10日以内に辞職か解散 産経新聞 2016年6月15日 08:24


 東京都の舛添要一知事の政治資金「公私混同」問題で、都議会自民党は15日未明、舛添氏の不信任決議案を議会運営委員会に提出した。決議案は自民党の提出案に一本化。都議会が閉会する同日の本会議で審議される見通しで、ほぼ全会派が不信任に賛同しているため可決される。舛添氏は可決後、10日以内に辞職か都議会解散の選択を迫られ、解散しない場合、自動的に失職する。知事の進退問題は重大局面を迎えた。
 自民党は不信任案提出に先立ち、舛添氏に自ら辞職するよう断続的に働きかけたが、舛添氏は「(リオデジャネイロ五輪後の)9月まで猶予してほしい」といずれも申し出を拒否。各会派には、舛添氏が解散に踏み切る可能性があるとの臆測が広がっている。
 14日は都議会の議運に公明、共産、民進系など6会派が不信任案を提出。最大会派である自民党の対応が焦点となった。


2016年6月14日

舛添氏への苦情・意見、3万件超 辞任拒否で都政停滞も 朝日新聞 06月14日 23:41


 政治資金の公私混同疑惑への批判が高まるなか、舛添要一・東京都知事が進退をめぐって追い詰められている。14日の都議会では、「都政を混乱させるわけにはいかない」と涙ながらに弁明したものの、すでに都の業務は一部で滞り、混乱し始めている。
 14日午後2時すぎ、都議会の一室。急きょ呼び出された舛添氏は、川井重勇議長(自民)と向き合った。主要4会派からの要請を受けて、自ら辞職するよう議長が働きかけると、舛添氏は「応じられない」と断ったという。
 その後の議会運営委員会理事会。出席者によると、舛添氏は涙を浮かべて訴えた。「自分の子どもがマスコミに追いかけられ、泣きながら帰ってくる。殺害予告までされている。子どものことを考えれば辞めたいと思っているが、都政を混乱させるわけにはいかない。だから続けている」


2016年6月14日

議長の辞職要求拒否=舛添氏、涙ながらに―都議会 時事通信 2016年6月14日 20:24


 自らの政治資金流用問題などをめぐる東京都議会の厳しい追及を受け、辞職に追い込まれることが確実な情勢となった舛添要一知事。しかし、川井重勇議長からの2度にわたる辞職要求を受け入れず、「子どものことを考えれば、今すぐにでも辞めたいが、時間を下さい」と、不信任決議案の提出を9月議会まで待つよう涙ながらに訴えた。
 川井議長は14日午後、不信任案可決を前に、自発的に辞職するよう議会内で舛添氏を説得したが、舛添氏は「応じられない」と拒否。議長はその後の議会運営委員会理事会で、再度辞職を求めたが、舛添氏は応じなかった。
 舛添氏は理事会で「不信任の可決をしたら、(自分が)辞任するか、議会解散の二者択一しかない。(8〜9月の)リオデジャネイロ五輪・パラリンピックをやっているときに選挙をやる姿を世界に見せるわけにはいかない」と熱弁。自分の問題に関する報道で子どもがいじめにあっていることなども説明したという。


2016年6月14日

9月まで待ってほしい…舛添知事 NHK 2016年6月14日 18:23


 東京都の舛添知事の政治資金などを巡る一連の問題で、都議会では、15日の本会議に向けた対応を協議する委員会の理事会が開かれ、この中で舛添知事は現時点で辞職はしないとしたうえで進退については9月の定例議会まで待ってほしいという考えを伝えたということです。一方、自民党と公明党も含めた7つの会派が不信任決議案を提出する方針で、舛添知事の対応が今後の焦点となります。


2016年6月14日

【舛添氏公私混同疑惑】不信任案成立へ 全会派が賛同、舛添氏「辞職」を受け入れず 産経新聞 2016年6月14日 15:24


 東京都の舛添要一知事の政治資金「公私混同」問題で、都議会自民党は14日、舛添氏の不信任決議案を提出することを決めた。都議会の全会派が不信任に賛同しており、不信任案が成立する。都議会が閉会する15日の本会議で審議される見通し。舛添氏は不信任案の可決後、10日以内に辞職か、都議会解散の選択を迫られ、解散しない場合は自動的に失職する。
 自民党都連は同日朝、国会議員や都議が都内のホテルで対応を協議し、参院選への影響を懸念して「早期の辞職が必要」との考えで一致した。
 当初は不信任案の提出には慎重だったが、関係者によると、議会運営委員会に先立ち、川井重勇議長(自民)が14日午後、舛添氏に自ら辞職するよう促したが、舛添氏は受け入れなかったといい、不信任案の提出に踏み切った。
 この日は、公明や共産などが舛添氏の不信任案を提出する意向を示しており、最大会派である自民党の対応が焦点となっていた。


2016年6月14日

自民、舛添氏への不信任案提出固める 辞職決断を説得 朝日新聞 2016年6月14日 14:46


 東京都の舛添要一知事をめぐる政治資金などの公私混同疑惑で、都議会最大会派の与党・自民党は14日午前、都連の幹部会を開き、舛添氏への不信任決議案を提出する方針を固めた。辞職を求める意思を表明している与党の公明党も同調する。舛添氏には自ら辞職を決断するよう説得を続けており、説得に応じなければ不信任案を出す構えだ。
 この日の都連の幹部会で対応を協議した。自民は2014年の知事選で舛添氏を支援。一連の問題による世論の批判は与党にも向きはじめており、参院選に影響しかねないという見方が強まった。党幹部によると、会合では「かばいきれない」との意見で一致したという。だが、不信任案が可決された場合に舛添氏が都議会解散を選択するリスクへの警戒も強く、「舛添さんが自分から辞めれば、不信任を出さなくてすむ」とし、舛添氏に自ら辞めるよう説得しているという。


2016年6月14日

舛添氏の辞任やむなし…公明代表 毎日新聞 2016年6月14日 12:27


 公明党の山口那津男代表は14日、東京都の舛添要一知事の政治資金支出などを巡る問題で、舛添氏の進退について「今の都政が混乱、停滞した状態が続いていることを考えれば、やはり辞任やむなしだと考える」と述べ、早期辞任を求めた。
 舛添氏が自らの進退について今夏のリオ五輪・パラリンピック終了までの「猶予」を求めていることを否定した形だ。また、知事不信任案提出については「都議会公明党として知事へ辞職を迫った。それにふさわしい対応を取ると思う。我が党としては不信任案を出す方向で進めていく」と述べた。党本部で行った報道各社のインタビューで答えた。


2016年6月14日

舛添知事、辞職不可避の情勢 自公が不信任案提出も 朝日新聞 2016年6月14日 05:02


 東京都の舛添要一知事をめぐる政治資金などの公私混同疑惑で13日、都議会総務委員会は集中審議を開いた。だが疑惑は晴れないままだったとして舛添氏を支えてきた与党の自民党内でも見放す声が強まっており、舛添氏の辞職は不可避の情勢だ。
 都議会最大与党の自民党はこれまで、集中審議を見て判断するとの考えだった。審議を終えた13日夜、同党幹部は「党内でも、舛添氏を守ろうと思っている人は誰もいない」と発言し、将来的に辞職は避けられないとの認識を示した。集中審議で質疑した鈴木隆道氏は「大変残念。知事はいまだに事態の深刻さや都民の気持ちがわかっていない」と指摘した。
 自民は2014年の知事選で舛添氏を支援してきた経緯や、次の候補者探しも難しいことから、早期の進退追及には慎重な立場をとってきた。だが、集中審議を経ても舛添氏への世論の反発は高まるばかり。今定例会中に野党が出す不信任案を否決すると批判の矛先が与党に向かい、参院選への影響も避けられないとする見方が強まった。


2016年6月13日

「知事にしがみつくわけでは」 舛添氏、審議最後に訴え 朝日新聞 2016年6月13日 21:42


 東京都議会の各会派が一問一答形式で舛添要一知事に迫った13日の集中審議。与党からの「辞職要求」や一部会派が予定している不信任決議案に対し、舛添氏が猶予を求める場面も。傍聴した市民らからは、これまでと同じような答弁に失望の声が漏れた。
 都議会の総務委員会。自らの政治資金をめぐる疑惑で、追及を受け続けた舛添氏は最後に、「一言申し上げたい」と切り出した。
 「今日も私は一生懸命、ご質問にお答えしたつもりだが、なお厳しいご批判があることは胸に刻んでおります」
 舛添知事は疲れた表情を見せながら、議会側から不信任決議案の提出が検討されていることに自ら言及。同案が可決されると、知事は辞職するか、議会を解散するかしかなくなる。


2016年6月13日

<舛添氏公私混同>共産都議団、不信任案14日提出 毎日新聞 2016年6月13日 11:01


 東京都の舛添要一知事の公私混同問題を巡り、共産党都議団は舛添氏の不信任決議案を提出することを決めた。14日に提出し、15日の定例会閉会日に審議される見通し。知事与党の自民、公明は13日午後に開催される都議会総務委員会の集中審議を踏まえ、対応を決めるとみられる。
 不信任決議案は3分の2以上の議員が出席する本会議で4分の3以上の賛成が得られると成立する。成立すると、知事は辞職か都議会の解散を選ぶ。解散の場合、改選後の議会で再度、不信任案が可決されれば知事の失職が決まる。
 13日の集中審議は7、8日の本会議代表・一般質問の答弁が不十分として、与野党が全会一致で開催を決めた。審議は事前に質問を通告しない一問一答形式で行われる。与党からも「(集中審議は)ラストチャンス」との指摘が上がっており、説明次第では辞職を求める声がさらに強まるとみられる。


2016年6月11日

【舛添氏公私混同疑惑】舛添氏の給与減額どうする…悩む都議会 賛成すれば「続投容認」の印象も 産経新聞 06月11日 22:59


 東京都の舛添要一知事は自らの政治資金の公私混同疑惑をめぐり15日、けじめとして自身の給与をカットする条例案を都議会に提出する。都議会では、この条例案に賛成するかどうかの議論が渦巻いている。「身を切る決断」に異論はないが、賛成すれば「続投を容認した」とも受け取られかねないためだ。同日提出される副知事人事案とあわせ、各会派は難しい対応を迫られそうだ。
 「修正案を出して給与を0円にしてやればいい」。ある与党の都議はそう冗談めかしながらも、対応に苦慮している事情を明かす。「給与の減額を認めるということは『手打ちにした』との印象を都民に与えてしまわないだろうか」と。
 舛添氏は8日の都議会一般質問の終了後、議長に対し、自らの給与を減額する条例案を提出する意向を説明。減額幅は50%とされるが、舛添氏は10日の定例会見で、「今の段階では具体的に決まっていない」と話しており、減額幅は拡大する可能性がある。
 減額の理由については「都議会で『身を切る覚悟を示せ』と言われたため」としたが、過去の給与にさかのぼって減額することについては、「今のところ、法的に不可能だと聞いている」と否定的な見解を示した。


2016年6月9日

舛添知事、逃げ道ふさがれ辞職へまっしぐら 参院選とのダブル選を避けて「9月辞職」か 東洋経済 2016年6月9日 09:20


 舛添要一東京都知事の政治とカネを巡る問題が終幕へと向かいつつある。舛添知事は「第三者」の弁護士に調査をさせ、それを明らかにさせれば批判の勢いは収まり辞任を回避できると考えていた。しかし、その目論見は完全に外れようとしているのだ。
 舛添知事は6月6日に「第三者調査報告書」を出し、「違法とはいえない」との“お墨付き”を公表した。また公用車で行き来していたことが問題視された湯河原の別荘を売却し、宿泊費や飲食費で不適切と指摘されたものは返金する意向も示した。これで東京都議会における7日の代表質問と8日の一般質問では追撃をなんとかかわすことができる。数日を挟んでの集中審議までは、批判の勢いは続かないだろう――。それが舛添知事の“戦法”だったはずだ。


2016年6月7日

<都議会>低姿勢の舛添知事 議場は憤り、失笑、ヤジ、怒号 毎日新聞 2016年6月7日 21:13


 ◇与野党から厳しい批判 「説明責任果たさず」「知事失格」
 「説明責任を全く果たしていない」「知事失格」−−。東京都の舛添要一知事の「公私混同」疑惑が7日、初めて都議会で追及された。舛添氏は終始低姿勢で「心を入れ替えたい」などと繰り返したが、疑惑についての具体的な説明はなく、傍聴した都民も憤った。
 最初に質問した与党・自民の神林茂氏は「私は怒っている。都民も議員も職員も」と切り出した。政治資金の一部支出は不適切だが違法性はないとした「グレー」の調査結果を受け、自民も厳しい追及姿勢に転じた。
 「あまりにせこい」などと批判するたび、「そうだ」の合いの手が与党席から響く。神奈川県湯河原町の別荘売却表明を「別の湯治場に引っ越すのではないか」と皮肉ると、議場に失笑が広がった。


2016年6月7日

舛添氏に都民「早く辞めて」とも 読売新聞 2016年6月7日 08:49


 「信頼を取り戻すべく、粉骨砕身、都政の運営に努めたい」と頭を下げた舛添要一知事。
 東京都民や都職員からは「説明は不十分」との声が聞かれた。
 JR有楽町駅近くでは、多くの都民が大型テレビで記者会見の様子を見守った。江戸川区の会社員の男性(25)は「適切とされた支出も多かったが、税金の使い道としては到底納得できない」と憤った。板橋区の銀行員の女性(24)も「疑惑の念を拭えず、説明責任を果たしたとは言えない」と語り、「都議会でしっかり追及してもらいたい」と求めた。
 江戸川区の会社員の男性(43)は「『これも政治活動です』と言えば何に使ってもいいのか」と首をかしげ、「都民からの信頼を失った今、続投しても都政が停滞するだけ。早く辞めてほしい」と訴えた。


2016年6月6日

【舛添氏公私混同疑惑】不適切な支出440万円 「違法性ない」と続投表明 産経新聞 2016年6月6日 21:29


 東京都の舛添要一知事は6日、政治資金「公私混同」疑惑について都庁で会見し、元検事の弁護士2人に依頼した調査結果を公表した。会見に出席した弁護士はいずれの支出も「違法ではない」とした上で、宿泊費や飲食費、美術品など計129件約440万円の支出について「不適切だった」と指摘。舛添氏は「粉骨砕身、都庁の運営に努めたい」と述べ、続投する意向を表明した。
 舛添氏は会見に先立ち、都議会の各会派に調査結果を報告。自民、公明などは7、8日に行われる代表・一般質問で厳しく追及する姿勢を見せており、一問一答形式の集中審議は避けられない見通しとなった。
 調査は元東京地検特捜部副部長の佐々木善三弁護士と元検事の森本哲也弁護士が担当。舛添氏の依頼を受けた5月25日以降、舛添氏からヒアリングを行うなどして、平成21〜26年の政治団体の支出を調べた。
 調査報告書では、正月やお盆時期に行った家族同伴の「宿泊費」6件(約80万円)と、私的な飲食だった可能性が高い「飲食費」14件(約33万円)について、「不適切だった」などと指摘した。


2016年6月6日

<舛添都知事>政治資金「違法性なし」 第三者調査 毎日新聞 06月06日 20:59


 東京都の舛添要一知事は6日、政治資金の私的流用疑惑などについて記者会見し、元検事の弁護士に依頼していた調査の結果を公表した。調査報告書は家族旅行の宿泊費や美術品購入など複数の支出を「不適切」と指摘しながらも「政治資金の使途に制限はなく違法性はない」と結論づけた。舛添氏は「皆さんにさまざまな心配をかけ申し訳ない」と謝罪した上で「都政のために粉骨砕身して働きたい」と改めて辞職の意向がないことを強調した。
 報告書の指摘を受け舛添氏は、不適切な支出とされたホテル宿泊費、飲食費、備品購入費と同額の金額を個人の資産から慈善団体に寄付する形で返済することを表明した。美術品は都の病院や福祉施設に飾ると説明した。さらに公用車での行き来が問題になった神奈川県湯河原町の別荘について「公用車の使い方で心配をかけないように売却する」と述べた。
 会見には、調査した元東京地検特捜部副部長の佐々木善三弁護士、元さいたま地検検事の森本哲也弁護士が同席した。調査対象は、舛添氏に関係する▽自民党東京都参議院比例区第28支部(2010年解散)▽新党改革比例区第4支部(14年解散)▽舛添要一後援会(11年解散)▽グローバルネットワーク研究会(14年解散)▽泰山会−−の5政治団体の支出で、期間は資料がある09〜14年の6年間。


2016年6月6日

【舛添氏公私混同疑惑】舛添氏が湯河原町「別荘」売却へ 毎週末の公用車通いで批判殺到 漫画「クレヨンしんちゃん」購入は不適切 産経新聞 2016年6月6日 17:04


 政治資金の「公私混同」疑惑について、東京都の舛添要一知事は、自身のファミリー企業が神奈川県湯河原町に所有していた別荘を売却する考えを示した。別荘は舛添氏が東京都の公用車を使用し、ほぼ毎週末、通っていたことが判明、都民から「公私混同」と多くの批判が寄せられていた。
 舛添氏の弁護士はは6日の記者会見、千葉県木更津市内のリゾートホテルに家族と宿泊し、政治資金を支出した件について「主たる目的は家族旅行であり、政治資金を用いたは不適切」と話した。これを含め、横浜市や栃木県日光市などで家族同伴での宿泊代6件も不適切とした。
 弁護士は、家族のために購入したとみられてもやむを得ない漫画「クレヨンしんちゃん」の政治資金での購入は「適切であったとは言い難い」と指摘。政治資金での美術書の購入や美術品の購入について「知識を政治活動に生かすために、不適切でも違法でもない」、絵画や版画の購入については「点数や合計金額が多すぎる」として不適切だったとした。


2016年6月6日

舛添氏、「違法ではないが不適切」分は返金 寄付の形で 朝日新聞 2016年6月6日 16:59


 東京都の舛添要一知事は6日の記者会見で、調査報告書で「違法ではないが不適切」との指摘を受けた宿泊費と飲食費について、個人資産から慈善団体などへの寄付の形で返金する方針を示した。
 さらに、購入した美術品は、公私の区別を明確にするため、美術館への寄付、都の病院や福祉施設で活用してもらう意向を示した。公用車利用が問題視された湯河原の別荘については第三者に売却するとした。


2016年6月6日

舛添氏の小説購入「適切とは言い難い」 資金問題報告 朝日新聞 2016年6月6日16時41分


 東京都の舛添要一知事の政治資金問題で6日、舛添氏の依頼を受けた弁護士、佐々木善三氏、森本哲也氏による調査報告書が公表された。
 舛添氏の政治団体が支払っていた賃料金額は相場金額と比べて割高といえず、事務所賃料の二重払いもないと説明した。美術書や美術展カタログの購入についても、政治資金の支出は「不適切ではなく、違法でもない」との判断を示した。
 一方、2009年の時代小説やミステリー小説の購入については「娯楽性の強い小説であることから、政治資金を用いての購入が適切だったとは言い難い」。さらに、11年に「クレヨンしんちゃん」などのコミック本を購入したことについては「出張に同伴した家族のために購入したとみられてもやむを得ない」とした。


2016年6月1日

舛添氏、議会冒頭「心から謝罪」 毎日新聞 2016年6月1日 13:31


 舛添要一都知事は1日、開会した都議会第2回定例会の所信表明の冒頭、一連の問題について「海外出張費、公用車の利用、政治資金の問題について都民と都議会の皆様に迷惑をかけていることに心から謝罪したい」と頭を下げた。
 海外出張については飛行機のファーストクラス、ホテルのスイートルームは使わないと明言し、公用車についても厳格に運用すると述べた。政治資金の不透明な支出については元検事の弁護士に調査を依頼しているとして「(議会の)審議に間に合うように結果を公表したい」と述べた。
 さらに「多くの批判を受けたことは全て私の不徳の致すところ、心から深く反省する」と述べた。


2016年5月25日

舛添氏の政治資金、別荘周辺で再三支出 食品店に2万円 朝日新聞 2016年5月25日 05:02


 東京都の舛添要一知事の政治団体が、舛添氏の別荘がある神奈川県湯河原町周辺で政治資金を繰り返し使っていたことがわかった。一連の問題は、政治資金規正法に支出内容に関する規定のないことが背景にあるが、過去には政治家の責任が問われた事例もある。都議会は25日、実態解明に向けた対応を協議する。
 舛添氏が代表の「新党改革比例区第4支部」(2014年に解散)の政治資金収支報告書や総務省に提出した領収書によると、支部は12年と13年に湯河原町の食料品店で、計約2万1千円を「消耗品」代として支出していた。
 この店は食料品のほかに棚一つ分のトイレットペーパーやティッシュ、洗剤を置く程度。店側の関係者は「食料品ばかりなのに(舛添氏が)事務所のものを買うわけがない」と話す。舛添氏は土曜日に妻子と来店することが多かったという。
 12年5月には同町の衣料品店に「消耗品」代として約1万円を支出していた。この店の関係者によると、年2、3回家族と来店し、大人用の下着や子ども服などを買っていたという。


2016年5月21日

舛添知事をかばえず、降ろせず=自公苦悩、出直し選なら人材難 時事通信 2016年5月21日 14:18


 政治資金問題が次々と噴き出した舛添要一東京都知事をめぐり、自民、公明両党が頭を抱えている。「猛省が必要」(谷垣禎一自民党幹事長)と冷たく突き放すものの、2014年の都知事選で支援した手前、「舛添降ろし」に動くわけにもいかないからだ。当面は舛添氏の対応や世論の動向を注視する構えだが、知事辞任に発展して出直し選挙となる場合、適当な後継人材も見当たらず苦慮しそうだ。
 「舛添氏はもう持たない。あと2年も知事を続けられない」。自民党参院幹部は20日、舛添氏が辞任に追い込まれる可能性は高いとの認識を示した。舛添氏は資金問題に関する同日の記者会見で、第三者による調査実施を口実に具体的な説明を避けており、与党内には「公私混同も甚だしい」(自民党閣僚経験者)、「どこかの時点で辞めるのではないか」(公明党中堅)と厳しい受け止めが広がっている。


2016年5月21日

舛添氏辞職なら選挙費用46億円 デイリースポーツ 2016年5月21日 08:33


 東京都の舛添要一知事(67)が20日、都庁で定例会見を行い、自身の政治資金支出に関する疑惑について、弁護士による調査に委ねる意向を盾に説明を避け続けた。会見で辞職を否定した舛添知事だが、東京都にはこの日までに約6100件の抗議が殺到した。今後、舛添氏が辞職に追い込まれた場合、それに伴う都知事選の費用は約46億円が想定される。
 東京都選管によると、猪瀬直樹前知事の途中辞職に伴う14年2月の都知事選費用は「46億円強」で、舛添氏が途中辞職した場合も同等経費となる見込み。任期満了に伴う都知事選となった11年4月(石原慎太郎氏が4選)は「42億円強」で、途中辞職のケースは約4億円が余分にかかっている。
 同選管は、途中辞職の場合、法的に50日以内に選挙実施することが定められているため「任期満了時は事前準備できるが、途中辞職の場合は期間が短く、印刷物の特急費用など多くの経費が割高になる」と説明。都民は苦渋の判断を迫られそうだ。また舛添氏が早期辞職した場合、次期知事の任期は4年で、その次の都知事選は20年7月開幕の東京五輪と時期が重複する可能性もある。


2016年5月21日

危機管理コンサル「企業なら許されぬ対応」 舛添氏会見 朝日新聞 2016年5月21日 07:43


 危機管理コンサルタントの白井邦芳さんの話 (舛添氏は)疑念について会見で答えると言っておきながら、すべて「第三者の調査に委ねる」と言い張って席を立つ。普通の企業の責任者なら許されない対応だ。都民の信頼が得られない状態で知事を続けたいと言っても、都政が停滞しかねない。「逃げ」の姿勢が海外でも報道されれば、日本としても痛手だ。そもそも6月の都議会までに十分な調査ができるのか。調査の結果、同様の問題が何種類も見つかって「意図的」とわかれば、辞任に追い込まれる可能性もある。


2016年5月20日

<舛添知事>政治資金問題、第三者に調査依頼 毎日新聞 2016年5月20日 14:25


 政治資金の使途をめぐって数々の私的流用が指摘されている東京都の舛添要一知事は20日、都庁での定例記者会見で、数々の疑いが持たれたことについて「都民の皆さまに、心から深くおわびしたい」と改めて謝罪した。「(先週の会見での説明が)分かりにくい、信じがたいという声があったことを真摯(しんし)に受け止め、公正な目で見てもらう必要があると考え、私の事務所と関係ない弁護士に、政治資金の支出について第三者の目からしっかり見てもらう」と述べた。すでに複数の弁護士に調査を依頼したという。
 また、自身の進退については、「全力を挙げていい仕事をしたい」と述べ、辞職を否定した。
 13日の会見で、家族旅行費を会議費名目で支出するなど政治資金を私的流用した疑いが持たれたことについて「誤解を招いたので(支出を)返金する」と話し、「こういう疑惑が持たれることは誠に恥ずかしい。深く反省して二度とないように努力する」と謝罪した。


2016年5月20日

【舛添知事公私混同疑惑】今度は政治資金で「エスティマ」2台購入! 1台は別荘で使用か 複数の住人「家族と同乗」目撃 産経ニュース 2016.5.20 08:18


 東京都の舛添要一知事の政治資金をめぐる私的流用疑惑で、舛添氏が代表を務めていた政治団体が平成24年の1カ月間に2台の乗用車を購入し、うち1台は別荘のある神奈川県湯河原町周辺で使用するためだった可能性があることが19日、関係者の話で分かった。1台は現地の湘南ナンバーを取得。車庫証明も舛添氏の別荘で登録していたといい、専門家は「政治資金で購入した車を、湯河原でどのような政治活動に使っていたのか」と疑問視している。
 政治資金収支報告書や関係者によると、舛添氏が代表を務めていた「新党改革比例区第4支部」(解散、東京都世田谷区)は24年4月24日、湯河原町内の自動車整備会社で、トヨタ自動車のミニバン「エスティマ」の中古車を98万5千円で購入。ほかに車両登録諸経費として計約19万円を支出していた。
 約1カ月後の5月15日には、解散した舛添氏の資金管理団体「グローバルネットワーク研究会」(同所)が宣伝自動車として同型のエスティマを99万円で購入。登録費用や諸経費として31万円を計上していた。


2016年5月20日

舛添知事、4年前に政治資金で車2台購入 1台は湘南ナンバー取得、別荘で使用か サンケイビズ 2016.5.20 07:29


 東京都の舛添要一知事の政治資金をめぐる私的流用疑惑で、舛添氏が代表を務めていた政治団体が平成24年の1カ月間に2台の乗用車を購入し、うち1台は別荘のある神奈川県湯河原町周辺で使用するためだった可能性があることが19日、関係者の話で分かった。1台は現地の湘南ナンバーを取得。車庫証明も舛添氏の別荘で登録していたといい、専門家は「政治資金で購入した車を、湯河原でどのような政治活動に使っていたのか」と疑問視している。
 政治資金収支報告書や関係者によると、舛添氏が代表を務めていた「新党改革比例区第4支部」(解散、東京都世田谷区)は24年4月24日、湯河原町内の自動車整備会社で、トヨタ自動車のミニバン「エスティマ」の中古車を98万5千円で購入。ほかに車両登録諸経費として計約19万円を支出していた。
 約1カ月後の5月15日には、解散した舛添氏の資金管理団体「グローバルネットワーク研究会」(同所)が宣伝自動車として同型のエスティマを99万円で購入。登録費用や諸経費として31万円を計上していた。


2016年5月20日

<舛添都知事>似顔絵和菓子に9万円…就任直後、政治資金で 毎日新聞 2016年5月20日 00:28


 東京都の舛添要一知事が知事就任直後の2014年3〜4月、自身の似顔絵がデザインされた和菓子を政治資金で大量購入していたことが分かった。参院議員時代の10〜12年の海外出張時にも特注印鑑などを政治資金で買っていた。神奈川県湯河原町の別荘への公用車通いでも、都のルールに反していた疑いが新たに浮上した。
 舛添氏は政治資金の支出や公用車使用を巡って13日の記者会見で釈明した。その後も不透明な支出などが相次いで明らかになり、20日の定例会見で再説明を求められる見通し。
 舛添氏の資金管理団体「グローバルネットワーク研究会」(14年解散)の政治資金収支報告書によると、14年3〜4月に「土産代」として都内の菓子製造・販売会社に計9万8552円を支出していた。この会社は、政治家をキャラクターにした商品で知られる。
 関係者によると、全額が「東京世界一 黒糖まんじゅう(舛添都知事まんじゅう)」(税抜き600円)の購入に充てられた。包装紙に舛添氏の似顔絵と「TOKYO No・1?MASUZOE No・1」の文字が書かれた商品で、14年2月の知事就任を機に発売された。支出額から150箱以上購入したとみられる。仮に都内の有権者に配っていれば、公職選挙法で禁じられた寄付行為に当たる可能性がある。


2016年5月17日

舛添氏は猛省必要 谷垣氏が批判 時事通信 2016年5月17日 11:59


 自民党の谷垣禎一幹事長は17日午前の記者会見で、東京都の舛添要一知事が家族旅行や私的な飲食に政治資金を充てていた問題について、「猛省が必要だ。日本の首都のトップに立つものとしては、それなりの居住まいがなければいけない」と批判した。都知事の進退に関しては「先走った発言は差し控えたい」と言及を避けた。
 公明党の山口那津男代表は会見で、「誠実に、明確に説明責任を果たしていただきたい」と求めた。


2016年5月16日

<舛添知事>ヤフオクで絵画落札 政治資金、「資料」と説明 毎日新聞 2016年5月16日 20:17


 東京都の舛添要一知事が、インターネットオークションサイト「ヤフーオークション(ヤフオク)」で購入した美術品代の一部を、政治資金管理団体から「資料代」として支出していたことが分かった。知事就任前に購入した絵画、掛け軸などの一部で、舛添知事は「インターネットオークションで購入した書や浮世絵などは、海外の方との交流のツールや研究資料として活用している」とのコメントを出した。
 舛添知事がヤフオクで美術品を購入したのは2012年3月〜16年4月とみられ、舛添知事のIDで、全国の美術商や個人が出品した美術品137点を落札していた。知事就任後の政治資金収支報告書には、資料代名目で美術品を購入したとする記載はない。


2016年5月15日

知事会見わかりづらい 首相側近 朝日新聞 2016年5月15日 18:57


 東京都の舛添要一知事が記者会見で私的な支出に政治資金を充てたと認めた問題について、安倍晋三首相側近で自民党東京都連所属の萩生田光一官房副長官は15日、「会見は一都民として非常に分かりづらかった」と批判した。フジテレビの番組で語った。
 ただ、舛添知事の進退について萩生田氏は「(仮に辞任した場合は)4年間で3回の都知事選をやることになる。政治の信頼をより失うことになるんじゃないかと心配している」と述べるにとどめた。


2016年5月15日

舛添知事が政治資金使いヤフオクで美術品落札か…フジ「新報道2001」報じる スポーツ報知 2016年5月15日 12:50


 フジテレビの「新報道2001」(日曜・前7時30分)は15日、東京都の舛添要一知事(67)がインターネットの「ヤフーオークション(ヤフオク)」で、政治資金を使い絵画などの美術品を購入していた疑惑があると報じた。
 番組が2013年分の政治資金収支報告書を精査すると「調査研究費(書籍・資料代)」として計上されていた日付と、ヤフオクの落札終了日時が1日のずれだけで、金額も出品者の記憶通りだったという。さらに同番組が、出品者に取材すると「『ymasuzoe』というIDだった」と証言を得たのに加え、「ymasuzoe」というIDの人物が落札した商品を舛添氏の自宅(事務所)に直接届けた、という出品者の証言も得た。


2016年5月14日

<舛添氏会見>自民・下村氏「言い訳にしか聞こえない」 毎日新聞 05月14日 00:27


 自民党の下村博文総裁特別補佐(衆院東京11区選出)は13日夜、BS日テレの番組で、舛添要一東京都知事の政治資金問題に関する釈明について「言い訳のようにしか聞こえない。会計処理を厳しくするなどけじめをつけるべきだ。舛添氏は他人に厳しく自分に甘いところがある」と批判した。


2016年5月13日

高額出張費、韓国人学校…都庁に批判1万件超 職員悲鳴 産経新聞 5月13日(金)21時13分


 高額な海外出張費をはじめ、韓国政府への都有地貸与、公用車での別荘通いと立て続けに東京都民らの批判を集めた舛添要一知事。一連の騒動を受けた都庁への批判は延べ1万件を超えた。「仕事にならない」。鳴り止まない電話に、都職員からは悲鳴も聞かれる。
 都によると、「家族旅行」の疑惑を受け、11、12日に都庁に寄せられた批判は計480件。「公私混同」「しっかり説明すべきだ」。知事直轄の政策企画局や都民の声課には、電話やメールで次々と厳しい声が届く。
 だが、政治資金は本来、舛添氏個人の事務所の問題。さらには知事就任前の不祥事とあって、事情を知らない都職員は対応に苦慮。「政治資金の問題なので答えかねる」などと丁寧に対応しているが、ある職員は「対応で業務に支障が出そうだ」。
 都庁には、舛添氏のパリ・ロンドンの出張費が5千万円に及んだことが判明した3月以降、舛添氏の政治姿勢に関する批判が殺到。都によると、「高額すぎる」など海外出張に関する意見は、これまでに延べ4200件に及ぶ。


2016年5月13日

<舛添氏会見>「誤解招いた支出分は返金」 辞職の意思なし 毎日新聞 2016年5月13日 20:48


 東京都の舛添要一知事は13日の定例記者会見で、家族旅行費を会議費名目で支出するなど政治資金を私的流用した疑いが持たれていることについて「旅行先ホテルで事務所関係者らと会議をした。家族で宿泊する部屋を利用し誤解を招いたので(支出分を)返金する」などと述べ、謝罪した。進退に関しては「批判を真摯(しんし)に受け止め、東京を世界一の都市にするため信頼を回復したい」と辞職の意思がないことを強調した。
 舛添知事の資金管理団体「グローバルネットワーク研究会」(解散)が2013年1月と14年1月に千葉県木更津市の龍宮城スパホテル三日月に会議費名目で支出した約37万円が、実際は知事の家族旅行費だったなどと週刊文春が報じた。舛添知事は、事務所スタッフと自身の記憶をもとに支出を精査したという。


2016年5月13日

舛添都知事、疑惑発覚後初TV「家族旅行」否定せず スポーツ報知 2016年5月13日 07:10


 東京都の舛添要一知事が12日、BSフジの報道番組「プライムニュース」に出演し、家族との旅行費を自らの政治団体の政治資金収支報告書に記載していた疑いについて「一つ一つ調べている」とし否定はしなかった。疑惑を報じた「週刊文春」発売後、初めてのテレビ出演となったが「精査させてほしい」「全力で調べる」などのコメントを繰り返すばかりで、疑いは濃くなる結果となった。13日には都庁で定例会見が開かれるが、どのように「調査結果」を報告するか注目される。
 自らの政治団体(解散)が2013年と翌14年の正月に、千葉県木更津市の「龍宮城スパホテル三日月」での「会議費用」として政治資金収支報告書に記載した計約37万円が家族旅行代金だったのではとの疑惑が浮上してから、初めてのテレビ出演。舛添知事は番組冒頭、「都民の方々にご迷惑と心配をおかけしておわびしたい。申し訳ありません」と神妙な表情で謝罪した。


2016年5月12日

【全国知事緊急アンケート】海外出張費、舛添都知事が突出 唯一1泊10万円の上限超え ファーストクラス利用は5人 産経新聞 2016年5月12日 01:04


 東京都の舛添要一知事の海外出張費が「高額すぎる」と批判を集めている問題に絡み、産経新聞は全国の知事に緊急アンケートを実施した。回答のあった45都道府県のうち、渡航にファーストクラスを使っていたのは東京、岩手、茨城、群馬、愛知の5知事。条例に基づく規定を上回り、1泊10万円を超える超高級ホテルに泊まっていたのは舛添氏のみだった。東京都の突出ぶりがうかがえる一方、規定はファーストクラスに乗れるのにビジネスクラスにする「倹約型」の知事も多く、各自治体の“意識の差”が浮き彫りになった。
 アンケートでは就任以降の海外出張回数や随行人数、航空機の座席ランクなどを質問。震災対応に追われる熊本、大分を除き、「文書保存期限の5年以内」「直近10回」など確認できる範囲内で、各自治体から回答があった。
 これによると、就任以降の海外出張の回数が最も多かったのは鹿児島県知事(3期)で34回。最も少なかったのは島根県知事(同)の2回だった。


2016年5月10日

舛添知事 文春報道を13日説明へ 産経新聞 2016年5月10日 20:29


 東京都の舛添要一知事の資金管理団体「グローバルネットワーク研究会」(解散)が「会議費」名目で千葉県内のホテルに支出した約37万円が、家族旅行だった疑いがあると週刊文春がインターネットで報じ、舛添知事は10日、報道陣に「今日はちょっと(その質問は)やめていただきたい」と述べ、13日の定例会見で説明する意向を示した。
 政治資金収支報告書によると、同団体は舛添氏が知事就任前の平成25、26年に木更津市のホテルにそれぞれ約24万円と約13万円を支出。文春は「2回とも会議は行われていません。お子さんを連れて、家族でご利用になりました」とするホテル関係者の証言を紹介。政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いがあると報じた。


2016年5月10日

「NEWS23」舛添都知事の生弁明も4・9% 日刊スポーツ 2016年5月10日 11:22


 東京都の舛添要一知事が生出演した9日のTBS報道番組「NEWS23」(月〜木午後11時、金午後11時30分)の平均視聴率が、4・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが10日わかった。
 同時間帯の前4週の平均視聴率は4・8%で都知事の出演で少しは注目を集めた形だ。
 生出演した舛添知事は「公用車を使って湯河原の別荘に頻繁に行っていた問題」「高額の海外出張の問題」「東京五輪の会場整備など東京都の負担が増額している問題」などに弁明した。
 答え方が「上から目線」などとも批判されている舛添知事は終始低姿勢。ただし答えの内容は「(湯河原へは)公用車は使わない」としたほかは「事務方にまかせすぎた」「真摯(しんし)に反省し今後できるだけ直していきたい」などと言うばかりだった。星浩氏よりもむしろ駒田キャスターの「ファーストクラス(移動)は止めないのか」など追及が鋭く映った。


2016年5月10日

舛添知事の公用車問題、前都知事・猪瀬氏がバッサリ スポーツ報知 2016年5月10日 08:55


 東京都の舛添要一知事(67)が公用車で別荘に通っていたことが発覚した問題で、前都知事で作家の猪瀬直樹氏が、10日に放送されたTBS系情報番組「白熱ライブ ビビット」(月〜金曜・前8時)にVTR出演、舛添知事について厳しく言及した。
 神奈川・湯河原町を公用車で行き来していたことについて「危機管理やセキュリティーの問題を考えても毎週行くってことは前代未聞。ありえないと思います」とバッサリ。
 知事などが頻繁に他府県に行くことは他の知事では考えられないことだと指摘し「首都を守る責任、自覚が欠如している」と前知事の視点で語った。


2016年5月10日

<舛添都知事>「今後は公用車を使わない」TBS報道番組で 毎日新聞 2016年5月10日 00:21


 都庁などの公務先と湯河原町の別荘の行き来問題
 東京都の舛添要一知事は9日のTBSの報道番組「NEWS23」に出演し、公用車で都庁などの公務先と神奈川県湯河原町の別荘を行き来していた問題に触れ「いろいろな批判をいただいた。今後は公用車を使わないようにしたい」と述べた。
 都によると、舛添知事は今年4月までの1年間に公用車で事務所を兼ねた別荘に計48回行き来していた。4月28日の定例記者会見で「股関節を手術して人工関節を入れているため、自宅の風呂では足を伸ばせない。湯河原の風呂は広く、週1回くらい足を伸ばして入浴することが回復を早くする」と説明したが、番組では「今後は(別荘への)頻度も見直したい」と話した。


2016年5月9日

舛添都知事、海外出張費や週末の別荘滞在に批判 読売新聞 2016年5月9日 06:00


 東京都の舛添要一知事の海外出張費や週末の別荘滞在が波紋を呼んでいる。
 都には2か月間に、電話やメールで計約4600件の意見が寄せられ、大半が批判的な声という。
 舛添知事は先月12〜18日(日本時間)、9回目の海外出張で米国を訪れた。ニューヨーク市長らとの会談や、東京を国際金融拠点にするためのPRなど、毎日4〜7件の視察や会談、講演をこなした。
 知事の航空運賃は、ファーストクラスの利用などで225万円、宿泊費は73万円。15人の随行職員の旅費を含めると、総額は数千万円になるとみられる。
 米国以外の8回の海外出張は、2年間で2億1305万円(年平均1億652万円)。近隣県知事の2014〜15年度の総額と比べると、神奈川4943万円、千葉4320万円、埼玉3491万円の4〜6倍だ。


2016年5月6日

舛添都知事、別荘に直通無線ない 東国原が調査し、指摘 デイリースポーツ 05月06日 12:54


 舛添要一東京都知事が毎週末、湯河原の別荘へ通っている問題について、元宮崎県知事のタレント・東国原英夫が6日、フジテレビ系「バイキング」に出演し、自身が調査した結果として「(別荘に)直通の無線はない」ということを明らかにした。
 東国原は、舛添知事が別荘通いが報道された後の会見で「湯河原には緊急連絡無線もある」としたことについて「僕が調べたところ、直通のはない。携帯しかない」と暴露し、批判した。
 さらには、舛添知事が「大丈夫だ」とした別荘のセキュリティー上の問題についても、自身の知事経験から「相当問題がある」と断じた。
 毎週末訪れるということは公舎扱いだが、暴漢等に襲撃された場合はどうなるのか。ポリスボックスを置くのなら、都内ではないことから神奈川県警に頼むのか、などの問題を指摘した。


2016年4月7日

都知事ら欧州視察に5000万円 都民ら「かかりすぎ」 朝日新聞 04月07日 23:33


 飛行機は往復266万円のファーストクラス、宿泊は最高級ホテルの1泊19万円のスイートルーム。東京都の舛添要一知事が昨年秋、パリやロンドンを視察した際に支出した出張費をめぐって、都民らから「費用がかかりすぎだ」などといった意見が1100件以上、寄せられている。7日には共産党都議団が記者会見し、出張費の見直しを求めた。
 問題になっているのは昨年10月27日〜11月2日の出張。舛添氏と都職員ら計20人が、2020年東京五輪・パラリンピックやラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会に向けて、W杯のイングランド大会決勝などを視察した。一行の出張費は計約5041万円。内訳は航空費約1444万円、5泊分の宿泊費約922万円(キャンセル代含む)などだ。
 都条例では、知事の宿泊費はパリなどの大都市では「1泊4万200円」、航空運賃は「最上級の運賃の範囲内の実費」と規定している。「特別な事情がある場合」は増額が可能で、職員の旅費条例にならって都人事委員会に申請する。都は今回、この手続きを経て宿泊費を増額した。


2016年3月19日

東京)知事海外出張費の詳細、都が一転して公開へ 朝日新聞 2016年3月19日03時00分


 舛添要一知事は18日の定例記者会見で、海外出張費について、費目別の詳細な金額まで公表する方針を明らかにした。これまでは総額のみの公表だった。
 都によると、海外出張費の公表は石原慎太郎氏が知事だった2007年から、同行職員を含む出張人数と総額を都のホームページで示している。今後は渡航費や滞在費、備品の購入費などを明らかにし、過去の分の公表も検討するという。
 都市外交の強化を掲げる舛添知事は14年2月の就任以降、海外に8回出張。昨秋のパリ、ロンドン出張経費は約5千万円にのぼった。今年は20年東京五輪・パラリンピックの開催地の首長として、リオデジャネイロ大会に数回出向く予定もあり、都議会から透明性の向上や経費圧縮を求める声が上がっていた。舛添知事は「詳細を明らかにすることで、説明責任を果たしたい」と述べた。


2015年2月11日

舛添都知事の来年度出張費は約2.4億円 随行員が増加し膨張 NEWSポストセブン 2015年2月11日(水)16時0分


 舛添要一・東京都知事が就任1年を迎える。この間、舛添氏がとくに注力してきたのが東京五輪の開催準備などを名目とした都市外交だ。『週刊ポスト』がその経費の詳細を情報公開請求によって入手したところ、5か国で計1.8億円も使っていたことがわかった。来年度予算では、出張費は約2億4000万円とさらに上積みされた。
 五輪誘致という海外出張の大義名分があった前任者・猪瀬直樹氏が11か月間で海外出張6回、総経費1億4000万円だったことを踏まえるとその膨張には首を傾げたくなる。


2015年2月10日

舛添都知事の来年度出張費は約2.4億円 随行員が増加し膨張 NEWSポストセブン 2015年2月11日(水)16時0分


 都知事就任わずか10日後の昨年2月21日からのソチ五輪視察に始まり、同10月のロンドン・ベルリン訪問まで、舛添要一氏のこの1年の外遊は計6回、5か国7都市に及んだ。
 昨年10月には外遊で不在中に羽田でエボラ出血熱感染の疑いのある旅行者が見つかり、デング熱騒動や小笠原諸島(東京都)近海への中国密漁船の来襲などの際も海外出張中であったことから、都議会自民党も「緊急時に知事がいないのはいかがなものか」と外遊の多さに批判の声をあげた。


2015年2月8日

東京五輪へ「全面禁煙化」条例化の是非 JIJICO 2015年2月8日(日) 17:00


 東京都の舛添要一知事は、平成32年(2020年)に開催が予定されている東京五輪に向けて、都内での飲食店や公共機関などの全面禁煙化を目指しています。
 いわゆる「喫煙の自由」なるものが、憲法上の人権として保障されているか否かは置いておいても、他人の健康や平穏な生活を侵害する自由はないため、「喫煙の自由」が無制限に認められるものでないことは当然です。
 健康増進法では、受動喫煙防止のために必要な措置を求める
 平成15年5月に施行された健康増進法25条は「学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう)を防止するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない」と定めています。


2014年11月18日

舛添都知事 2泊3日韓国訪問費用1007万円、宿泊は1泊7万円 NEWSポストセブン 2014年11月18日(火)16時1分


 2月の就任以来、舛添要一・東京都知事の外遊はすでに6回を数える。中でも注目されたのは日韓関係が冷え込む中で敢行された7月のソウル訪問だ。「東京都民の90%は韓国が好き」と現地でリップサービスしてみせたが、その効果は費用に見合うものだったのか。
 7月23~25日の2泊3日の舛添訪韓には、政務担当特別秘書、都の部長級幹部2人、局長級幹部2人ら計10人が同行した。11月6日にこの11人による外遊の総経費が公表された。その額は1007万円。一人あたり100万円近い金額となる。


2014年2月2日

舛添知事“首相代理気取り”の勘違い 日刊大衆 2014年12月2日(火)7時0分


「解散風に吹かれて、とんだ"勘違い"をこじらせているんじゃない?」こう自民党内で囁かれているのが、舛添要一・東京都知事(65)だ。
消費税10%引き上げの延期を表明した安倍政権は、異例の年の瀬解散を18日に表明。永田町は大忙しだが、「舛添知事は、11日の定例会見で"外から見ていると(解散報道が)全部誤報だったら面白いな""消費税を上げるときは、経済状況を見ての判断と言うに決まっている"など、解説者気取り。誰のおかげで都知事になれたと思っているのか。少しは自民党に恩返ししたらどうなんだ」と、ある自民党中堅議員は怒り心頭だ。


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