三菱スペースジェット (旧MRJ) 米リース会社から 20機 受注合計 427機に |
三菱スペースジェット (旧MRJ) 米リース会社から 20機 正式受注契約 2016年8月31日国産初のジェット旅客機 三菱スペースジェット (旧MRJ)を開発する三菱航空機は、2016年8月31日、米エアロリース社と 2016年2月16日に基本合意していた 20機について、2018年半ば以降に納入を始める予定で正式に受注契約を結んだと発表しました 受注した 20機のうち確定分は 10機で、残りはキャンセル可能なオプション契約分です エアロリースは米マイアミに本社を置く航空機リース会社で、ジェップ ・ ソーントン代表は、「MRJ は燃費の効率性や客室の快適性などに優れる。三菱航空機とともに顧客層を拡大したい」とのコメントを出しました MRJ が獲得した受注は、2016年8月31日現在、合計 447機(基本合意段階も含む)で、2016年8月27日、28日米国への移送の際、空調システムの不具合が見つかり、飛行試験を本格化するための米国行きが延期されたばかりですが、今回は、営業活動への悪影響も懸念される中で、正式契約にこぎつけた形となりました 参照 「 三菱スペースジェット (旧MRJ) 米国向けて飛び立つも 空調不備で Uターン 」 三菱スペースジェット (旧MRJ) 米リース会社から 20機 受注合計 427機に 2016年2月16日国産初の小型ジェット旅客機「三菱スペースジェット (旧MRJ)」を開発する三菱航空機(愛知県豊山町)は、2016年2月16日、米航空機リース会社エアロリースから最大で 20機を受注することで基本合意したと発表しました 三菱航空機は、2016年2月16日から開催されているアジア最大の国際航空見本市「シンガポール ・ エアショー」で、エアロリースとの基本合意を明らかにし、それによりますと、今回受注したのは、MRJの 90席クラスで、2018年納入予定、航空機リース会社からの受注は初めてとなります 三菱航空機は早期に正式契約の締結を目指しており、エアロリースからの受注が確定すれば、合計で 427機となります エアロリース社 とはエアロリース社は、1986年に設立された航空機リース会社で、本社を米国フロリダ州マイアミに構え 、中古の旅客機 ・ 貨物機のリースをグローバルに展開しており、現在は 40機超のボーイング 757型機を保有 ・ 管理しています エアロリース社代表のジェップ ・ ソーントン氏は、「今回、航空機リース会社として世界で初めてMRJ購入に関する正式契約を提携することができ、大変うれしく思います。長年の航空機製造歴史と強固な財務基盤を有する三菱が開発したMRJは、燃費効率性・客室快適性 ・ 環境性能に優れ、リージョナルジェットの新たな価値を市場、そしてお客さまに提供することができます。エアロリースは、MRJプログラムのパートナーとして、三菱航空機と共にカスタマーベースを拡大し、さらなる価値向上に貢献したいと考えています」とコメントしています また、三菱航空機社長の森本浩通氏は、「この度、エアロリース社と正式契約を結ぶことができ大変うれしく思います。エアロリース社からはMRJの資産的な価値だけでなく、国初ジェット旅客機にかける日本のものづくりについても高評価をいただきました。ソーントン代表と同社をパートナして迎え、MRJが航空機リースにおいても新たな価値を提供していけることを想像すると胸が躍る思いです」とコメントしています エアロリース社との正式契約により、MRJの合計受注機数は 427機 (確定 233機、オプション 170機、購入権24機)となり、また、7月に英国ファーンボローエアショーでスウェーデン ・ ロックトン社と交わした基本合意が確定すると、合計受注機数は 447機 (確定 243機、オプション機 180機、購入権 24機)となります 参照 「 三菱スペースジェット (旧MRJ) 欧州で初の受注 累計受注数 447機に 」 |
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