MRJ　ファンボロー航空ショー（英）出展　初の飛行展示デモ飛行　-　三菱スペースジェット開発進捗最新情報

MRJ　ファンボロー航空ショー（英）出展　初の飛行展示デモ飛行

三菱航空機は、2017年6月19日から25日の 7日間に渡り、パリ郊外のル・ブルジェ空港で開かれた世界最大級の航空ショー第52回「パリ航空ショー」に、ANAカラーに塗り直された三菱スペースジェット（旧MRJ）飛行試験 3号機（登録番号JA23MJ）を出展しました　写真：2017年6月15日撮影三菱航空機提供

2017年6月「パリ航空ショー」の様子は、「 MRJ　3号機　パリ航空ショー初出展　ANAカラーに塗り直し」をご参照下さい

三菱航空機は、「パリ航空ショー」と並ぶ、世界最大規模の航空ショー「ファンボロー航空ショー」（英国ロンドン近郊）に、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」を出展、飛行展示をおこないました

三菱航空機は、2017年6月19日から25日の 7日間に開かれたパリ航空ショーに、ローンチカスタマーである全日本空輸（ANA/NH）のカラーリングを施した MRJの飛行試験 3号機（登録番号JA23MJ）を持ち込みましたが、地上展示のみに留まっています

現地時間 2018年7月16日から22日まで、英国ロンドン近郊で開かれる「ファンボロー航空ショー」では、米国の飛行試験拠点であるワシントン州モーゼスレイクで試験を続けている4機の飛行試験機のうちの 1機を持ち込み、「MRJ」としては初となる飛行展示を実施しました

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示に向けて待機するMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示に向かうMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示に向け離陸するMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示に向け急上昇するMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を披露するMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示で翼を左右に大きく振るMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示で翼を左右に大きく振るMRJ

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示で翼を左右に大きく振るMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を披露するMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を終え着陸態勢に入るMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を終え滑走路に進入するMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を終え着陸するMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を終え着陸したMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を終え駐機場所へ向かうMRJ＝18年7月18日

けん引車に当てられ機首を一部損傷したもののファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を披露したMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を終え駐機場所へ向かうMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を終え駐機場所で方向転換するMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を終え駐機場所で停止するMRJ＝18年7月18日

ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を終え駐機場所で車止めが置かれるMRJ＝18年7月18日

		ファンボロー航空ショー3日目の飛行展示を終え駐機場所に停止したMRJ＝18年7月18日
		「翼大きく振ってフライト復帰　写真特集・ファンボロー3日目のMRJ飛行展示　Aviation Wire　2018年7月19日 17:14 」より

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翼大きく振ってフライト復帰　写真特集・ファンボロー3日目のMRJ飛行展示　Aviation Wire　2018年7月19日 17:14

　世界最大規模を誇る英国のファンボロー航空ショーで、初のフライトディスプレー（飛行展示）を現地時間7月16日に披露した三菱航空機のMRJ。飛行展示を終えた直後、機体を駐機場所に移動させる際にアクシデントが起きた。
　16日に現地で委託している業者がMRJを駐機位置へけん引している際、機体にけん引車が接触。機首の一部が損傷したため、2日目の17日は飛行展示をキャンセルし、機体補修用のテープなどで応急処置を施した。
　機体の安全性が確認できたことで、18日は飛行展示に復帰。ファンボローで2回目の飛行展示を披露した。約10分ほどのフライトだが、着陸態勢に入る前、最後に会場上空を飛行する際は、翼を大きく振ってアピールした。
　操縦桿を握るチーフテストパイロットの安村佳之機長によると、静粛性を実感してもらえるフライトを心掛けているという。
　三菱側では当初、18日がMRJの飛行展示最終日となる予定だったが、予備日の19日にファンボロー最後の飛行展示を予定している。

2018年7月18日

ＭＲＪ、英航空ショー2日目のデモ飛行中止　けん引車が接触　ロイター　07月18日 10:45

　英国で開催中の世界最大級の航空見本市「ファンボロー国際航空ショー」初日に、初の「フライトディスプレー（デモ飛行）」を成功させた国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット（ＭＲＪ）」は、２日目に予定されていたデモ飛行を中止した。ＭＲＪを移動する際にけん引車が接触し、機体の一部が損傷したためという。
　ＭＲＪを開発する三菱航空機は、１７日はデモ飛行を中止すると発表。機体の展示は実施することを明らかにした。
　ＭＲＪは、２００８年に開発を始めて以降、納入時期を５度延期している。初号機の納入時期は現在のところ２０２０年半ばで、ＡＮＡホールディングス＜9202.T＞に引き渡す予定。
　度重なる納期延期により、ＭＲＪは燃料効率の高いリージョナルジェット（ＲＪ）の最新世代をいち早く売り出す絶好の機会を逃した。
　一方、三菱航空機の親会社である三菱重工業＜7011.T＞の宮永俊一社長は「ＭＲＪはここ数十年で最新の機体デザインだ」と述べ、「エンジンや空気力学面において最も新しいタイプのリージョナルジェットで、非常に競争力が高い」と自信を示した。
　三菱航空機にとり直近の課題は、米国でＲＪ機の運航制限を定めたパイロット組合協定の改定の見通しが立っていないことだとアナリストは指摘する。

2018年4月19日

「MRJ」7月にデモフライト、英航空ショーで　ニュースイッチ　2018年4月19日 07:32

　三菱航空機（愛知県豊山町）の水谷久和社長は１８日会見し、航空ショーでは初めて国産小型ジェット旅客機「ＭＲＪ」の飛行展示（デモフライト）を実施する方針を明らかにした。７月に英国で開催されるファンボロー国際航空ショーで行う予定。ただ、度重なる開発スケジュールの延期などで新規受注は「具体的な商談に進むところまで来ていない」のが実態。また２０１８年３月期は２期連続の債務超過に陥る見通しで、会社設立から１０年を迎える中、財務面でも厳しい状況が続く。
　資本増強について水谷社長は「三菱重工業グループとして事業を続けていくことに変わりはない」と前置きした上で、「先々考える必要性は出てくるのだろう」と明かした。また、追加の受注キャンセルの動きについては「具体的な話は特にない」と述べた。
　米国中心の飛行試験が約１９００時間に到達するなど２０２０年半ばの初号機納入は「なんとか守れる」としたが、型式証明の取得に向けて航空当局のパイロットが操縦する「型式証明飛行（ＴＣフライト）」には現時点で至っていない。
　１８年内にも設計見直しを反映した機体を２機製造し、飛行試験に投入する方針だ。

2018年4月19日

ＭＲＪ、７月に英で初飛行展示　三菱航空機　開発遅れの不安払拭　SankeiBiz　2018年4月19日 05:07

　三菱航空機の水谷久和社長は１８日、記者会見し英ロンドン郊外のファンボローで７月に開催される世界最大の航空ショーで、開発中の国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット（ＭＲＪ）」の機体を実際に飛ばすデモフライト（飛行展示）を行う方針を明らかにした。
　昨年のパリ航空ショーではＭＲＪの実機展示のみでデモフライトは初めて。各国の航空関係者が一堂に集まる場でデモフライトを披露し、開発遅れに伴う不安を払拭するほか、「昨年より一歩進んだ段階をみてもらい、前向きな反応をいただけるようにしたい」と、新規受注への商談の機会を探る意向を示した。
　だが、三菱航空機を取り巻く状況は厳しい。昨年１月には電気配線などの設計を見直すとして、量産初号機の５度目の納入延期を発表。当初計画の２０１３年から２０年半ばに大幅にずれ込んだ。新規受注が１６年８月以降ないばかりか、今年に入って米イースタン航空から受注した４０機の契約がキャンセルになった。
　水谷氏は「今年中には設計変更を反映した機体を完成させる」見通しを示した。米国での社内飛行試験時間は１８日までに約１９００時間に到達。試験機は現行５機だが、さらに２機を投入して開発を加速する。

2018年4月18日

MRJ、初の飛行展示へ　ファンボロー航空ショー　Aviation Wire　2018年4月18日 21:50

　三菱航空機の水谷久和社長は4月18日、7月に開かれる世界最大規模の航空ショー「ファンボロー航空ショー」に、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」を出展する意向を明らかにした。現地では、フライトを披露する「飛行展示」を初めて実施する計画で、MRJを強くアピールする。
　初の飛行展示へ
　三菱航空機は、2017年6月に開かれたパリ航空ショーに、MRJの飛行試験3号機（登録番号JA23MJ）を持ち込んだが、地上展示のみだった。3号機は、ローンチカスタマーである全日本空輸（ANA/NH）のカラーリングをまとい、姿を現した。
　今回のファンボロー航空ショーでは、米国の飛行試験拠点であるワシントン州モーゼスレイクで試験を続けている4機の飛行試験機のうち、どの機体を持ち込むかは現時点で決定していない。
　水谷社長は、前回のパリ航空ショーにエンブラエルが出展したE195-E2について、「1機で地上展示と飛行展示した」と例を挙げた。「そういうふうにやれるのかどうか、見極めも必要だ」（水谷社長）と述べ、展示方法を今後詰めていくという。
　ファンボローに複数機持ち込む可能性については、「きょうはそこまでお話しする自信がない」と述べるに留めた。
　また、ショー直前の6月には、モーゼスレイクでの飛行試験を報道関係者に公開する予定。4機体制となった2017年4月以降では、メディア初公開となる。
　ファンボロー航空ショーは現地時間7月16日から22日まで、英国・ロンドン近郊で開かれる。

2018年4月18日

ＭＲＪ、英国で７月に初デモフライト　産経新聞　04月18日 21:29

　三菱航空機の水谷久和社長は１８日、英ロンドン郊外のファンボローで７月に開催される世界最大の航空ショーで、開発中の国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット（ＭＲＪ）」の機体を実際に飛ばすデモフライト（飛行展示）をする方針を明らかにした。
　昨年のパリ航空ショーではＭＲＪの実機展示のみでデモフライトは初めて。各国の航空関係者が一堂に集まる場でデモフライトを披露し、開発遅れに伴う不安を払拭するほか、「昨年より一歩進んだ段階をみてもらい、前向きな反応をいただけるようにしたい」と、新規受注への商談の機会を探る意向を示した。
　だが、三菱航空機を取り巻く状況は厳しい。昨年１月には電気配線などの設計を見直すとして、量産初号機の５度目の納入延期を発表。当初計画の平成２５年から３２年半ばに大幅にずれ込んだ。新規受注は２８年８月以降なく、今年に入って米イースタン航空から受注した４０機の契約がキャンセルになった。
　水谷氏は「今年中には設計変更を反映した機体を完成させる」見通しを示した。米国での社内飛行試験時間は１８日までに約１９００時間に到達。試験機は現行５機だが、さらに２機を投入して開発を加速する。

2018年4月18日

MRJ、7月に初のデモ飛行へ　英航空ショーで　共同通信　04月18日 19:07

　国産初のジェット旅客機MRJ（三菱リージョナルジェット）を開発する三菱航空機（愛知県豊山町）の水谷久和社長は18日、7月に英ロンドン近郊で開催される世界最大級の航空見本市「ファンボロー国際航空ショー」でMRJのデモ飛行を目指す方針を明らかにした。見本市でデモ飛行するのは初めて。
　MRJの初納入時期は当初計画の2013年から20年半ばにまでずれ込んでいる。デモ飛行で開発遅れの悪印象の払拭を狙う。米国で飛行試験中の機体を持ち込む。豊山町で記者会見した水谷氏は「空を舞うMRJの姿を世界にお目にかけたい」と語った。

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