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MRJ 6号機 2017年内 製造開始 飛行試験機 6機体制へ 役割分担


MRJ 6号機 2017年内 製造開始 飛行試験機 6機体制へ 役割分担



三菱航空機の水谷久和社長は、第 52回パリ航空ショーが開かれているフランス近郊の ル ・ ブルジェ空港にて、2017年6月21日(現地時間)、三菱航空機が開発中の三菱リージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験機について、6機目の製造を 2017年内に始める意向を示しました


米国モーゼスレイク グラントカウンティ国際空港 に集結した MRJ 飛行試験機 MRJ 1号機(JA21MJ) 2号機(JA22MJ) 3号機(JA23MJ) 4号機(JA24MJ) 三菱航空機提供

米国モーゼスレイク グラントカウンティ国際空港 に集結した MRJ 飛行試験機 MRJ 1号機(JA21MJ) 2号機(JA22MJ) 3号機(JA23MJ) 4号機(JA24MJ) (三菱航空機提供)



三菱スペースジェット (旧MRJ) 5号機 ANAカラー MRJの飛行試験機は現在 5機あり、初号機(登録番号JA21MJ)から4号機(JA24MJ)までの4機は、米国の飛行試験拠点であるモーゼスレイクで飛行試験を実施しており、5号機(JA25MJ)は愛知県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で、地上試験などに使われています

組み立て等を行っていた 三菱重工 小牧南工場 第 6格納庫 から、MRJ 最終組立工場へ向かう ANAカラーが施された MRJ 飛行試験機 5号機 (三菱航空機提供)





MRJ 各飛行試験機の役割



MRJの飛行試験 1号機 (JA21MJ)


MRJの飛行試験 1号機 (JA21MJ)は、米モーゼスレイクにて、『 システム試験 』 に使用されています


MRJの飛行試験 2号機 (JA22MJ)


MRJの飛行試験 2号機 (JA22MJ)は、米モーゼスレイクにて、『 機能 ・ 性能試験 』 に使用されています


MRJの飛行試験 3号機 (JA23MJ)


MRJの飛行試験 3号機 (JA23MJ)は、米モーゼスレイクにて、『 アビオニクス試験とオートパイロット(自動操縦)試験、飛行特性試験 』 に使用されています

パリ航空ショーに地上展示の形で出展、機体前方は試験機器などがない状態、中央から後方は技術者が機体の状態を観測する席が設けられている状態で機内も公開しています


MRJの飛行試験 4号機 (JA24MJ)


MRJの飛行試験 4号機 (JA24MJ)は、米モーゼスレイクにて、内装が施され、『 インテリアや騒音、防氷試験 』 に使用されています


MRJの飛行試験 5号機 (JA25MJ)


MRJの飛行試験 5号機 (JA25MJ)は、ANA塗装が施されており、当初国内でオートパイロット試験に使用する予定でしたが、現在は、愛知県営名古屋空港に隣接する MRJ最終組立工場で、『 機器配置の見直し 』 などに使用されています

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関連情報サイト


MRJ — Aviation Wire
三菱航空機 MRJ 特設サイト
飛行機がどこを飛んでるのかがリアルタイムでわかる「flightradar24」が楽しい|エンジョイ!マガジン
flightradar24
リージョナルジェット - Wikipedia
MRJ - Wikipedia

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関連記事を下記に紹介します



2017年6月21日

MRJ試験6号機、年内製造開始へ 水谷社長「スケジュールしんどくなる」 Aviation Wire 2017年6月21日 22:02


 三菱航空機の水谷久和社長は現地時間6月21日、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験機について、6機目の製造を年内に始める意向を示した。第52回パリ航空ショーが開かれているル・ブルジェ空港で、Aviation Wireの単独インタビューに応じた。
 MRJの飛行試験機は現在5機。初号機(登録番号JA21MJ)から4号機(JA24MJ)までの4機は、米国の飛行試験拠点であるモーゼスレイクで試験を実施しており、5号機(JA25MJ)は県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で、地上試験などに使われている。
 パリ航空ショーには、アビオニクス試験とオートパイロット(自動操縦)試験、飛行特性試験を実施している3号機(JA23MJ)を出展。米国で全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングに塗り直して持ち込んだ。
 水谷社長は新たな飛行試験機について、「今年のしかるべき時期には製造に着手しないと、デリバリー(引き渡し)スケジュールがしんどくなる」と述べた。
 現在の納期は2020年半ばを計画。2020年初頭までに、機体の安全性を国が証明する型式証明(TC)の取得を目指す。6号機は現在進めている設計変更を反映し、TC取得に向けた飛行試験を米国で進めていく。


2017年6月20日

MRJ、試験機の機内公開 水谷社長「将来のビジネスつなげたい」 Aviation Wire 2017年6月20日 12:54


 三菱航空機は現地時間6月19日、この日開幕した第52回パリ航空ショーで全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングをまとった飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)の機内を公開した。
 5機あるMRJの飛行試験機のうち、3号機はアビオニクス試験とオートパイロット(自動操縦)試験、飛行特性試験に使用。19日の公開時は、機体前方は試験機器などがない状態で、中央から後方は技術者が機体の状態を観測する席が設けられていた。
 このほかの飛行試験機は、初号機(JA21MJ)はシステム試験、2号機(JA22MJ)は機能・性能試験、内装を施す4号機(JA24MJ)はインテリアや騒音、防氷試験に投入。初号機から4号機までは、米モーゼスレイクを拠点に試験を進めている。
 一方、当初国内でオートパイロット試験に使用する予定だったANA塗装を施した5号機(JA25MJ)は、県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で機器配置の見直しなどに使われている。


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