ナビゲーションをわかりやすくしよう (パンくずリスト グローバルナビ) |
SEO対策 パンくずリストをつける / パンくずリストとはパンくずリスト( breadcrumb navigation / トピックパス topic path )とは、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるヘンゼルが、森で道に迷わず自分の家( home )まで帰れるように、自分が通った道に、パンくずを置いて道しるべにしようとしたエピソードに由来し、ホームページ(home page / top page )からのページの足取りを記したものです このページ上下端部の「 ホーム > SEO対策 」がそれです パンくずリストそのものは、人に対してつけるものですが、以下の2点に於いて、SEO対策としても有効です (1).パンくずリスト自体が、アンカーテキストの設定に使え、数も多く設けられるため、評価を高めることができる (2).構造化、階層化されたサイトは、評価が高くなる SEO対策 パンくずリストの作り方パンくずリストは、トップページから当該ページまでの階層のリンクを並べたものですから、書き方に優劣はありません リンクを列挙する下記の様に書いても構いません
リスト構造で記述するパンくずリストを、文字通り、リスト要素として捉えた場合、リスト用タグ ( <ol>タグ <ul>タグ ) を用いた方が、HTML構文上、理にかなっているとも言えます <ul> タグは、順序性のない項目リスト、順不同リストに用いるものです パンくずリストは階層構造を表すもの、つまり、順序性のあるものなので、順序性を内包する <ol> タグの方が適切と思います <ol> タグ、<ul> タグともに、行頭に順序番号、もしくは、行頭マークエリアが付いてしまいます 順序番号、もしくは、行頭マークそのものは設定で非表示にできるのですが、その分のエリアは自動的に確保されてしまう為、段落ちしてしまいます 下記例では、見栄えの整形の為、スタイルシートで、擬似要素( :after )と擬似クラス( :last-child:after )を、設定を局所化するために、「id」宣言( #bread )を使用しています
パンくずリストのSEO効果HTML5から採用される、Microdata では、これは「パンくずリスト」ですと指定できるようになりますが、HTML5の普及していない現状では、検索エンジンに対して、パンくずリストとして明示的に知らせる術はありません 先に示したように、「リンクを列挙する」書き方も、「リンク構造で記述する」書き方もSEO的には、大きな違いではありません パンくずリストがSEOに及ぼす最大のメリットは、アンカーテキストを集中できるところにあります
複数の下層ページによって、上位ページに対して、「パソコン」というキーワードで、アンカーテキストを集めることができます アンカーテキストがSEOに効果があることは、Google 「検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド」 P16~P17 「適切なアンカーテキストを書こう」にて、説明されています (参考) SEO対策 適切なアンカーテキストを書こう(ターゲットキーワードを含める) 下記は、Google 「検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド」 P10~P13 「ナビゲーションをわかりやすくしよう」を表示しています
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(引用) Google 「 検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド 」 |