ホーム > 道路 > 東京湾岸道路 (国道357号) 多摩川トンネル 羽田空港と川崎市を直結
目次 | 元のページ 前のページ | 次のページ サイトマップ | ページEND

東京湾岸道路 (国道357号) 多摩川トンネル 羽田空港と川崎市を直結


東京湾岸道路 多摩川トンネル 羽田空港と川崎市を直結 事業着手 2016年2月24日



国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所は、2016年2月24日、国道 357号(東京湾岸道路)について、多摩川河口付近の羽田空港側(左岸)と川崎市側(右岸)を結ぶ 「多摩川トンネル」 建設の事業着手を正式に発表しました

「 国道357号「多摩川トンネル」の位置(資料:国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所) 」 より

国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所は、2016年2月24日、国道 357号(東京湾岸道路)について、多摩川河口付近の羽田空港側(左岸)と川崎市側(右岸)を結ぶ 「多摩川トンネル」 建設の事業着手を正式に発表しました


国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所の発表資料によると、同トンネルの計画延長は 3.4kmで、往復 2車線を設けるとなっています

国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所の発表資料によると、同トンネルの計画延長は 3.4kmで、往復 2車線を設けるとなっています

「 概要図(資料:国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所) 」 より

首都高湾岸線と並行する国道 357号は、首都高湾岸線を補完し、東京湾岸を結ぶ主要道路ですが、まだ、未開通区間が複数残っています


その内、東京湾を挟んで大井側と臨海副都心側とを結ぶ 「東京港トンネル」 (延長 1.9km)は、西行き(海側)が、2016年3月に開通予定、東行き(山側)は、2018年度の開通予定となっており、残る未開通区間は、羽田空港の南端付近(湾岸線の湾岸環八出入り口付近)から南側に位置する複数の箇所のみとなり、その一つが、この 「多摩川トンネル」です


羽田空港の南端付近(湾岸線の湾岸環八出入り口付近)から南側に位置する複数の箇所の一つが、この 「多摩川トンネル」です

「 概要図(資料:国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所) 」 より



現状、一般道で多摩川河口付近の両岸を行き来する場合、やや上流にある都道 ・ 県道 6号の大師橋を経由するしかありませんが、2020年の東京五輪開催、羽田空港のさらなる国際化を見据え、河口付近の両岸では、特区構想に基づく内外企業の誘致計画も本格化、多摩川を挟んだ交通 ・ 物流の連携強化が重要な課題として掲げられるようになってきました


政府は、2014年、内閣総理大臣補佐官を座長に国土交通省、経済産業省など関係省庁の局長級や、関係自治体の副首長級他で構成する、「羽田空港周辺・京浜臨海部連携強化推進委員会」を組織、2014年9月の第1回会議で、国道357号の多摩川トンネルと、羽田空港側と川崎市側(川崎区殿町付近)とを結ぶ連絡道を並行整備する方針について、確認しました

同委員会では、その後、2015年5月までに、トンネルや連絡道(橋梁)の新設に関する役割分担やスケジュールなどを整理。「多摩川トンネル」については、同委員会の検討などを踏まえて、国交省が事業着手に向けた調査や基礎的な設計を進めていました


川崎国道事務所では、事業着手の初弾作業として、2016年2月25日から同年3月18日までの期間、羽田空港側と川崎市側(川崎区浮島町)のそれぞれ 3ヶ所で、ボーリング調査を行う等、現地の地質調査を実施する予定です


川崎国道事務所では、事業着手の初弾作業として、2016年2月25日から同年3月18日までの期間、羽田空港側と川崎市側(川崎区浮島町)のそれぞれ 3ヶ所で、ボーリング調査を行う等、現地の地質調査を実施する予定です

「 国土交通省が2月25日から3月18日の予定で行う地質調査の実施範囲(資料:国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所) 」 より


羽田空港 (東京国際空港) 拡張計画 の詳細につきましては、下記をご参照下さい

  羽田空港 (東京国際空港) 第5 E滑走路増設 ターミナル増築 拡張計画


目次 | 元のページ 前のページ | 次のページ サイトマップ | ページTOP
ホーム > 道路 > 東京湾岸道路 (国道357号) 多摩川トンネル 羽田空港と川崎市を直結
   

© 2014 abhp.net All Rights Reserved.

関連情報サイト


国道357号 - Wikipedia

コンテンツ一覧

ページTOP
ページTOP

関連記事

ページTOP


関連記事を下記に紹介します



2016年2月25日

東京湾岸道路「多摩川トンネル」がついに事業着手 日経コンストラクション 2016/02/25


 東京湾岸の道路網整備で注目のプロジェクトの一つがいよいよ本格始動――。国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所は2月24日、国道357号(東京湾岸道路)について、多摩川河口付近の羽田空港側(左岸)と川崎市側(右岸)を結ぶ「多摩川トンネル」建設の事業着手を正式に発表した。同国道事務所の発表資料によると、同トンネルの計画延長は3.4kmで2車線を設けるとしている。
 首都高湾岸線と並行して伸びる国道357号は、東京湾岸で代表的な一般道。しかし未開通区間が複数残り、臨海部の“足の弱さ”の一つに数えられてきた。未開通区間のうち、東京湾を挟んで大井側と臨海副都心側とを結ぶ東京港トンネル(延長1.9km)は、西行き(海側)がこの3月に開通予定。同トンネルで2018年度の開通を目指す予定の東行き(山側)を除くと、残る未開通区間は羽田空港の南端付近(湾岸線の湾岸環八出入り口付近)から南側に位置する複数の箇所になる。その一つが多摩川トンネルで、近年注目を集めてきたポイントだ。

東京湾岸道路「多摩川トンネル」がついに事業着手 日経コンストラクション 2016/02/25 」 より


ページTOP
ページTOP
ページTOP