東京湾岸道路 (国道357号) 東京港トンネル 大井と台場を直結 建設進む |
東京湾岸道路 (国道357号) とは国道 357号は、千葉県千葉市中央区から神奈川県横須賀市に至る一般国道で、東京湾岸道路(とうきょうわんがんどうろ)の一般部(一般道路)であり、東京都内における都市計画事業としての名称は、「東京都市計画道路幹線街路東京湾環状線」となっています 自動車専用部として、東関東自動車道、首都高速道路が並走し、千葉市、川崎市、横浜市と 3つの政令指定都市を結ぶ重要幹線道路で、大半の区間が東京湾岸の埋立地を貫く経路上に設定されているため、埋立地間の海上を中心に未開通区間が存在しています
東京湾岸道路 (国道357号) 東京港トンネル 大井と台場を直結 建設進む東京港トンネルは、東京湾岸道路 (国道357号)の首都高速湾岸線を中央に挟んで平行する一般国道の内、東京臨海部の大井と台場を結ぶ区間で、首都高速湾岸線の沈埋トンネルを中央に挟み、沈埋トンネル(ちんまいトンネル)※から水平方向にそれぞれ17mずつ離して、北側に東行きトンネル、南側に西行きトンネルが設けられます 西行きトンネルは、既に、2016年3月26日、開通しており、2016年6月からシールドトンネル掘進工事が始まる東行きトンネルは、西行きトンネルと構造や長さともに ほぼ同じ、全長 1890mの内、シールドトンネルの区間は 1315m、約 6ヶ月間で掘り進め、シールド機が台場側に到達するのは、2016年12月予定となっています
国道357号の東京港トンネルと首都高速湾岸線の位置関係 首都高の沈埋トンネルは1976年に開通、両側にある国道 357号のトンネルを沈埋工法で造ろうとすると、海底を浚渫する必要があり、その際、既存の首都高トンネルがずれ動いてしまう恐れが生じ、また、施工中は周囲を航行する船舶を止める必要もある為、国道 357号のトンネルは、首都高のトンネルや航路に悪影響を及ぼしにくいシールド工法が採用されました
沈埋トンネル(ちんまいトンネル) とは ※沈埋トンネル(ちんまいトンネル)とは、予め海底を浚渫、溝を造っておき、そこにケーソン(沈埋函 : コンクリートの箱)を沈めて土をかぶせ、埋め戻した後、ケーソン内の水を抜いて空間を造り出す、トンネル建設工法です 沈埋工法で作るトンネルは、トンネルの長さに応じてケーソンをつないでいくことで長いトンネルにも対応でき、シールドトンネルよりも浅い海底に、比較的短期間、安価に建設できます
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