群馬サファリパーク 飼育員(研修生) ゾウに踏まれ 救急搬送 2017年8月30日
群馬県富岡市の群馬サファリパークから、2017年8月30日午前10時頃、「飼育員が象に右足を踏まれた」と消防を通じて 110番通報がありました
群馬県警富岡署によると、ゾウに踏まれた飼育員は、人事交流で来日したインドネシア人の 30代男性研修生で、ゾウに腰付近を踏まれ、病院に救急搬送されたということで、右足骨折の疑いがあるものの、搬送時、男性の意識はあったとしています
群馬県警富岡署によると、飼育員を踏んだゾウは 8歳オスのスマトラゾウで、体重は推定 2トン、飼育員は別のインドネシア人の飼育員と作業中、獣舎から展示スペースに誘導中に踏まれたとみられています
サファリパークによると、ゾウに踏まれた男性飼育員は、2017年8月29日に来日したばかりで、30日はゾウにえさをやったり、掃除をしたりしていたということです
群馬サファリパーク 過去にも 従業員や客が動物に襲われる 死傷事故発生 2016年8月16日
群馬サファリパークは、1979年開園、約 36万平方メートルの園内に、約 100種、約 1000頭を飼育、園内を客がマイカーやバスで巡り見学するレジャーランドで、昨年(2015年)は、約
38万人が来場しています
群馬サファリパークでは、過去にも従業員や客が動物に襲われ死傷する事故が起きており、その都度、対策を取っているとしていますが、過去、何度も死傷事故が繰り返されています
群馬サファリパークで起きた 主な事故 履歴
年 |
月日 |
内容 |
2016年 |
8月16日 |
女性従業員がツキノワグマに襲われ死亡 |
2010年 |
12月 |
観覧見学用バスの運転手がアフリカスイギュウに襲われ重傷 |
1997年 |
8月 |
自家用車で、「トラゾーン」を見学中の老夫婦が、途中で車を降りたところをトラに襲われ、全身をかまれ死亡 |
1990年 |
8月 |
ゾウ舎で飼育係の男性がゾウに前足で踏まれ死亡 |
1983年 |
11月 |
観光バスにライオンが入り込みバスガイドの女性が重傷 |
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