LED電球 選び方 注意点 色の違い等 「昼光色」 「昼白色」 「電球色」・・・ |
LED電球 選び方 注意点LED電球 色の違い等 「昼光色」 「昼白色」 「電球色」・・・LED電球や蛍光灯の色には、「昼光色」「昼白色」「白色」「温白色」「電球色」等の表示があり、それぞれ色味が異なるのですが、実際にどのような違いがあるのか、どのような色味なのか、今一つピンとこない・・・よく分からない表現ですよね 主に使われるのは「昼光色」と「昼白色」と「電球色」の3色で、それぞれ以下のような色合いを指します 昼光色は、寒色系の青っぽい色で、パナソニックでは「クール色」、NECでは「フレッシュ色」とも呼ばれます 昼白色は、自然な白っぽい色で、パナソニックでは「ナチュラル色」、NECでは「マイルド色」とも呼ばれます 電球色は、暖色系のオレンジっぽい色で、パナソニックでは「ウォーム色」、NECでは「リラックス色」とも呼ばれます 昼光色昼光色は、部屋をすっきりと明るくし、読み書きや裁縫など細かなものを見るのに向いています また、青みがかった光の色は集中力を高め、脳を覚醒させる効果があるため、昼光色は勉強部屋や書斎・オフィスなどに適した色です ただし、明るくはっきり見やすい分、疲れやすく、偏頭痛の原因にもなります 昼白色昼白色は、太陽に近い自然な光で部屋を明るくするため、洋服選びや化粧などに向いています 昼光色が明るすぎると感じる場合は、昼白色を選ぶと、自然な感じの明るさになります 電球色電球色は、暖かみのある落ち着いた光で、寝室やリビング・和室に向いています また、電球色は料理が美しく見える色なので、食卓や飲食店にも適した色でもあります 色温度これらの色は、色温度(光の色を求める温度)で分けられ、色温度にはK(ケルビン)という単位を用いて表現されます 色温度が低い時は暗いオレンジで、色温度が高くなるにつれて明るくなり、色も黄色、白色、青色へ変わっていきます 昼光色・昼白色・白色・温白色・電球色の色温度は、おおむね以下の通りとなっています 昼光色は、6,500~6,700K 昼白色は、5,000K 白色は、4,200K 温白色は、3,500K 電球色は、2,800~3,000K なお、普通の太陽光は5,000~6,000K、澄み切った場所の正午の太陽光は6,500K、朝日や夕日は2,000Kぐらいといわれますので、昼白色が自然な太陽光の感じに近い色合いで見えます LED電球は寿命が長いので、なかなか買い換える機会もないかと思います 最近のシーリングライトは、場面に合わせて光の色・明るさを変えられるよう、色温度調整機能が付いたものも多く販売されていますので、少々値が張っても、使用状況によって変えることのできる製品を選んでおくのも良いかもしれません LED電球 選択時の注意点調光機能付きの器具・センサーによる自動点滅機能付きの器具光の明るさを調節できる調光機能付きの器具は、『調光機能に対応』と表記されたLED電球でないと使えません センサーによる自動点滅機能付きの器具に関しても、調光対応のLED電球で使える場合もあるようですが、基本的に『センサー付』や『自動点滅機能付き』のLED電球をご使用ください リモコン付きの器具や回路での使用白熱電球とLED電球は回路が違うので、前述と同じく万が一点灯したとしても基本的には使用不可です リモコン付きの器具が駄目なのではなく、あくまでリモコン付きの『白熱電球用の器具』が駄目なので、最初からLED電球専用のリモコン器具であれば問題はありません 水滴のかかる状態や湿度の高いところでの使用LED電球は白熱電球と違って密閉されておらず、内部に水分や湿気が入り込んでしまいます その場合、内部の電子基板は水に弱いので、直接水がかからずとも湿気で故障してしまいます また、発煙・発火の可能性もありうるので、湿度が高いところや濡れる可能性のある場所で使用する際は、必ず『防水』のLED電球をお選びください 浴室や洗面所で使用される『防雨・防湿型器具』にLED電球を使用する場合は、『防雨・防湿器具対応』や『密閉型対応』のものを使用する必要があります 密閉型器具での使用白熱電球程ではありませんが、LED電球でも発熱し、かつ、LED電球は『熱に弱い』という弱点があります バスルームや玄関灯などによくあるプラスチックカバーで覆われた照明器具、ガラスで覆われた照明器具、このような密閉型器具に取り付ける場合は注意が必要です 各メーカー放熱対策にはかなり力を入れています 放熱を妨げる密閉型の器具での使用は、LED電球の寿命を縮めることになり、また、器具が高温になってヤケドの危険性もありますので注意が必要です 『密閉器具対応』のLED電球を使われるか、または、メーカーによっては最低の空気容量を表記していることもありますので、密閉型の器具にLED電球を使おうとされている方は、きちんと条件を満たしているかどうか必ず確認してください 断熱材施工用器具(SB型,SGI型、SG型)での使用断熱材施工用器具とは、断熱材を天井等に敷き詰める場合でも施工可能な照明器具で、写真のようなマークの場合が照明器具に表記されているものが該当ということになります LED電球は熱に弱いので、断熱材で放熱を妨げてしまうと寿命が極端に短くなってしまいます 最悪発火でもしてしまうと最後、火事にも繋がり大変危険です LED電球の多くは、断熱材施工用器具での使用を禁止していますが、わずかながら『断熱材施工用器具対応』のものもあります 非常用照明器具での使用は不可『消防法』では、非常用照明器具は火災等の非常時でも問題なく点灯することが求められるので、耐熱性が低いLED電球では、使用は不可能ということになります 蛍光灯照明器具のLED化蛍光灯照明器具をLED化する際の注意点 ・ 方法につきましては、下記ページをご参照下さい 蛍光灯照明器具のLED化 |
|
|