少年再非行率 38.7% 増加中 愛知県警まとめ 2015年1月~8月 |
少年再非行率 38.7% 増加中 愛知県警まとめ 2015年1月~8月愛知県内、2015年1~8月、刑法犯で摘発された少年(20歳未満)のうち、非行歴のある少年の割合を指す再非行率が38.7%に上り、尚も増加中であることが愛知県警のまとめで判明しました 愛知県警少年課によりますと、2015年1月~8月に刑法犯で摘発、補導された少年は計375人で、前年同期比で、88人減少、この内、14歳以上(犯罪少年)は、274人で同37人減、14歳未満(触法少年)は、101人で同21人減 容疑別にみると、窃盗が最多で、231人と全体の6割強を占め、オートバイ盗や自転車盗、万引など少年に多い「初発型非行」と呼ばれる容疑が目立ちます 一方、8月までの犯罪少年274人のうち、2度目以上の摘発となった再非行少年は、106人で同14人減で、再非行少年は人数こそ減っているものの、犯罪少年の全体数より減少ペースが鈍いため、結果として再非行率が高くなっています 再非行対策として、愛知県警は、県や市町と連携した継続支援にも取り組んでいて、対象少年は、常時100人前後、2015年8月末時点では81人、継続的に訪問して近況を聞いたり、必要に応じて相談に乗ったりしているということです こうした継続支援対象少年では、再非行に走る比率が昨年(2014年)で16%台と全体に比べると低い傾向があり、一定の成果を上げていますが、家族の同意がなければ支援対象とならないため、危機意識の低い保護者への対応が課題で、少年課の寺師正浩管理官は「保護者の理解を得て、継続支援に結び付けていきたい」「支援対象を広げていきたい」と話しています |
関連記事 |
ページTOP | |||
関連記事を下記に紹介します |
||||
|
||||
ページTOP | ||||