「ヒアリに効果アリ」 売れる殺虫剤 相次ぐ 強毒アリ 「ヒアリ」 発見で 2017年7月19日
強毒アリ 「ヒアリ」 の発見が相次ぐ中、ホームセンターに特設の売り場もつくられる等販売拡大の動きも広がっており、殺虫剤メーカーがヒアリへの効果を確認したとしてアピールする、アリ用殺虫剤の売り上げが大きく伸びています
アリ用殺虫剤をつくるフマキラーやアース製薬は、自社製品の通常のアリ用殺虫剤が効果があると説明、海外での試験結果、検証動画も公開しています
ただし、殺虫剤を多く使えば在来種にも影響し、強毒アリ 「ヒアリ」 の繁殖環境に好影響を与えてしまう可能性もある為、環境省では、「むやみに殺虫剤を使わず、疑わしい場合は自治体に連絡を」と呼びかけています
アリ用殺虫剤は、室内に入り込むアリ駆除の目的で使われ、直接散布するスプレー剤や巣ごと退治する毒餌剤(どくじざい)などがあり、アース製薬の 2017年7月の出荷量は、前年同月の
2倍のペースとなっており、増産が進められています
フマキラーも販売が増えており、業績への期待から、2社の株価も上昇傾向となっています
2017年7月上旬にヒアリが確認された東京港大井埠頭(ふとう)の近くのホームセンター「DCMホーマック大井競馬場前店」では、入り口正面にアリ用殺虫剤の売り場を設置、通常は春先によく売れるとのことですが、2017年7月10~16日の
1週間は、前年の 10倍以上の売れ行きというとのことです
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