強毒アリ 「ヒアリ」 京都府向日市 大阪南港経由 中国コンテナ 約 2000匹 2017年10月12日
環境省と京都府は、2017年10月14日、中国から京都府向日市の倉庫に運ばれてきたコンテナから 2017年10月12日朝見つかった、女王アリ
1匹やサナギなどを含むアリ 約 2000匹が、強毒アリ 「ヒアリ」と確定したと発表しました
業者が 2017年10月12日朝コンテナを開けたところ、コンテナ内の床や積み荷の表面などに強毒アリ 「ヒアリ」とみられるアリがいるのを発見、殺虫剤で駆除した後、京都府に通報しました
コンテナの積荷は、中国海南省海南島の海口港を 2017年9月23日に出港した別のコンテナで運ばれてきた毛布で、 2017年9月30日、香港で積み替えられ、2017年10月3日、大阪南港(大阪市住之江区)に到着、大阪南港からトレーラーで
12日朝、京都府向日市の倉庫に到着しました
環境省と京都府によると、現地に派遣された環境省職員は形状などからヒアリの疑いが強いとみており、環境省が、DNA検査など確定作業を進めた結果、2017年10月14日、強毒アリ
「ヒアリ」と確定したということで、環境省は京都府、京都市とともに現場の殺虫処理を行うとともに周辺で駆除を実施します
環境省によると、国内でヒアリが確認されたのは 11都府県、21事例目で、京都府でのヒアリ確認は初めてのこととなり、また、約 2000匹という個体数は、国内で一度に確認された数として最多ということです
京都府は、これまでにコンテナ外では確認されていないということですが、念のためコンテナ内で改めて液剤による駆除を実施、周辺に捕獲トラップを設けることになります
|