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天ケ瀬ダム ダム 改造方式一覧 バイパストンネルの構築 |
天ケ瀬ダム ダム 改造方式一覧 バイパストンネルの構築堤体の構造が頑強なものであれば、堤体自体に手を加えるという選択が可能ですが、コンクリートの厚さが限られているなど、構造上、既存の堤体に穴を開けることが困難な場合、放流施設を増強する手法として、バイパストンネルの構築という手法があり、国交省が愛媛県内で進める鹿野川ダムの改造工事や、同じく国交省が京都府内で進める天ケ瀬ダムの改造工事で採用されている手法が代表例です ドーム型アーチ式コンクリートダムである天ケ瀬ダムの工事では、堤体自体に穴を開けることが難しい構造の為、バイパストンネルの整備によって、ダムの放流能力を毎秒 840m3から毎秒 1140m3に改善していますが、この場合、水をためたダムの上流側と下流を結ばなければならず、上流側では大水深での仮設工事などが生じてきます この工事では、バイパストンネル上流側の流入部周辺で、機械のアタッチメントを変更すれば、砕岩や土砂のかき集めなど複数の作業をこなせる優れもの、無人で動く施工機械を活用しています ダム湖の底は濁っていて、その視界は20cmほどで、ソナーや超音波カメラを使って湖底の状況を把握できるようにし、その情報をもとに、台船上のオペレーターが遠隔操作で機械を動かす仕組みです
バイパストンネル部の長さは 617m、流入部などを除いて、山岳トンネル工法の NATM 工法で施工している 最下流の吐口部は、内径が 10.3mあり、水路トンネルとしては、国内最大級
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