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新千歳空港 航空自衛隊 千歳飛行場 東側滑走路 3000m 活用計画


新千歳空港 と 千歳飛行場 (千歳基地) 概要



新千歳空港(しんちとせくうこう New Chitose Airport)は、国際航空輸送網、または、国内航空輸送網の拠点となる空港として位置づけられ、空港法第4条1項5号に該当する空港として政令で定める空港に区分されており、北海道千歳市と苫小牧市にまたがり、空港ターミナルビルは千歳市に位置しています


新千歳空港 全景写真
新千歳空港 と 航空自衛隊 千歳飛行場 (千歳基地) 全景写真

(上写真) 新千歳空港 全景 「 新千歳空港・千歳飛行場 | 国土交通省東京航空局
(下写真) 新千歳空港 と 航空自衛隊 千歳飛行場 (千歳基地) 「 WEB版『航空と文化』 日本航空協会 「「国際線発着調整事務局」による新千歳空港の発着調整業務の開始」 」 より

新千歳空港
所在地 北海道千歳市
所有者 国土交通省
運営者 国土交通大臣
運用時間 24時間
アクセス 札幌駅までJRで36分(旅客ターミナルビルB1Fに乗り人れ)、バスで約60分、札幌市内までタクシーで約50分
敷地面積 719 ha
標高 25 m (92 ft)
座標 北緯42度46分30秒
東経141度41分32秒
滑走路
方向 長さ x  幅 (m)
01L/19R 3,000×60
01R/19L 3,000×60
開港 1988年7月1日

千歳飛行場
所在地 北海道千歳市
設置管理者 防衛大臣
運用時間 24時間
標高 27.0m
滑走路
方向 長さ x  幅 (m)
3,000×60
2,700×45




新千歳空港 航空自衛隊 千歳飛行場 東側滑走路 3000m 活用計画 2017年8月23日



民間機利用へ調査する千歳飛行場東側滑走路

<新千歳空港>アジアLCC増便でパンク? 基地活用へ調整 毎日新聞 08月23日 09:31 」 より

北海道を訪れる外国人観光客の増加に対応するため、政府は新千歳空港に隣接する航空自衛隊千歳基地内にある千歳飛行場(旧千歳空港)の民間活用に向けた調整に入りました

アジアからの格安航空会社(LCC)の増便に向け、新千歳空港の発着枠不足に備えるため、千歳基地の利用が可能かを来年度にも調査します


2017年8月23日現在、新千歳空港は、管制業務を航空自衛隊が担っており、A、B両滑走路(各 3000メートル)の 2本の滑走路がありますが、国内、海外需要共に急速に伸びており、国土交通省新千歳空港事務所のまとめでは 2016年の旅客数は 2100万人を超え、過去最多となっています

また、2016年 1年間の国内線・国際線の合計着陸回数は 7万2096回で 10年間で 4割以上増加、2017年3月には発着枠を 1時間あたり 32回から 42回に増やしていますが、特に中国や韓国などアジアからの観光客が急増しており、抜本的な対策が必要となっています


千歳基地内の千歳飛行場には、東側滑走路(3000メートル)と西側滑走路(2700メートル)があり、民間活用する場合は新千歳空港のターミナルビルを共用できるように東側滑走路を利用する見通しです

従来でも、大雪や動物が原因で新千歳空港が閉鎖された時など、例外的に民間機が千歳飛行場滑走路を利用する例はありますが、基本的には、航空自衛隊 千歳基地の滑走路として、専ら、自衛隊が訓練や緊急発進、災害派遣などに利用しています


自民党は、これまで千歳飛行場の民間活用について国交省などに働きかけており、2017年9月5日には党本部で千歳飛行場活用に向けたプロジェクトチーム初会合を予定、国交省、防衛省も千歳飛行場(千歳基地)の民間活用に向けた調整を始めています

政府は、現在 2400万人超の訪日外国人数を 2020年に 4000万人、2030年に 6000万人にする計画で、特にアジアで知名度の高い北海道への外国人観光客対策を強化する考えです


1926年に造成された千歳飛行場は戦後、自衛隊と民間で共用されており、民間活用が実現した場合は1988年の新千歳空港開港に伴い民間機が新千歳空港に移管して以来のこととなります




新千歳空港 国際線ターミナル再整備 高級ホテル ロビー拡張 2017年11月17日



新千歳空港 国際線ターミナル再整備 高級ホテル ロビー拡張

新千歳空港、約650億円で国際線ターミナル再整備--高級ホテルやロビー拡張 マイナビニュース 11月20日 06:00 」 より

新千歳空港ターミナルビルディングは、2017年11月17日、国が進めている新千歳空港国際線ターミナル地域再編事業と協調、事業費 約 650億円(官庁エリア除く)で、出発・到着ロビー等の施設拡張やチェックインカウンター、および、保安検査レーンの増設、ターミナルビル付属ホテルの新設などを行う、施設再整備計画を発表しました

工事は 2020年3月末までを予定しており、工事が完了した部分より供用が開始されます


現在の新千歳空港国際線旅客ターミナルビルは 2010年3月より供用を開始しており、2016年度の国際線旅客数は272万人に達し、今後、2019年にラグビーワールドカップ、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催され、更なる需要が見込まれることから、今回の施設再整備を行うことになりました

主な工事内容は、出発・到着ロビー等の施設拡張、チェックインカウンター、および、保安検査レーンの増設、テロ対策などのセキュリティ強化、免税店等の商業施設の拡充、ターミナルビル付属ホテルの新設、出国エリア、および、入国エリアの施設機能強化(国の整備)を予定

延床面積は、既存ターミナル部分が地上 4階建てで 約 6万1,000平方メートル(※官庁エリア含む)なのに対し、ターミナル部分が 約 12万4,000平方メートル(官庁エリア含む)、ホテル部分(4~8階)が 約 2万500平方メートルへと拡張されます


フロア計画としては、1階が車寄せ・手荷物荷捌場、2階が到着ロビー等、3階が出発ロビー等、4階が、ラウンジ・商業施設・ホテルフロント等、5~8階がホテル客室で、チェックインカウンターは、現状の 47ブースを 74ブースに、保安検査レーンは、現状の 4レーンを 9レーンに、旅客搭乗橋(PBB)は、現状の 8基を 17基(既存施設 : 3基増設、増築施設: 6基新設)、出発荷捌搬送設備は、現状の 2基を 5基に、到着荷捌搬送設備は現状の 2基を 5基に拡充されます

旅客取扱部は 2019年8月より、ホテル部は 2020年1月より、それぞれ供用開始を予定しており、新設されるターミナルビル付属ホテルは、海外からの富裕層をターゲットにした高級ホテルを予定し、温浴施設や高級レストラン、スパなどを併設、スタンダードルームから最上級スイートまで 約 180室の客室を計画しています




新千歳空港滑走路 | ライブカメラ | STV



新千歳空港滑走路の東側に設置されたSTV パノラマカメラのライブ映像です
ライブ映像を更新するには、F5 (ファンクションキー)を押下する等して、画面を更新して下さい


民間機利用へ調査する千歳飛行場東側滑走路


※. 業務の都合により画像の更新を一時的に中断する場合があります
※. 冬季期間は凍結防止の為カメラの方向を変える場合があります
新千歳空港滑走路 | ライブカメラ | STV 」 より


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新千歳空港・千歳飛行場 | 国土交通省東京航空局
WEB版『航空と文化』 日本航空協会 「「国際線発着調整事務局」による新千歳空港の発着調整業務の開始」
新千歳空港滑走路 | ライブカメラ | STV
新千歳空港 - Wikipedia

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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2017年11月20日

新千歳空港、約650億円で国際線ターミナル再整備--高級ホテルやロビー拡張 マイナビニュース 11月20日 06:00


 新千歳空港ターミナルビルディングは11月17日、国が進めている新千歳空港国際線ターミナル地域再編事業と協調し、施設再整備を行うことを発表。事業費約650億円(官庁エリア除く)で、出発・到着ロビー等の施設拡張やチェックインカウンターおよび保安検査レーンの増設、ターミナルビル付属ホテルの新設などを行う。工事は2020年3月末までを予定しており、工事が完了した部分より供用を開始する。
 新千歳空港国際線旅客ターミナルビルは2010年3月より供用を開始し、2016年度の国際線旅客数は272万人に達した。今後、2019年にラグビーワールドカップ、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催され、更なる需要が見込まれることから、今回の施設再整備を行うこととなった。
 主な工事内容は、出発・到着ロビー等の施設拡張、チェックインカウンターおよび保安検査レーンの増設、テロ対策などのセキュリティ強化、免税店等の商業施設の拡充、ターミナルビル付属ホテルの新設、出国エリア及び入国エリアの施設機能強化(国の整備)を予定。延床面積は、ターミナル部分が約12万4,000平方メートル(官庁エリア含む)、ホテル部分(4〜8階)が約2万500平方メートルとなる。なお、既存ターミナル部分は地上4階建てで約6万1,000平方メートル(※官庁エリア含む)となっている。


2017年8月23日

<新千歳空港>アジアLCC増便でパンク? 基地活用へ調整 毎日新聞 08月23日 09:31


 北海道を訪れる外国人観光客の増加に対応するため、政府は新千歳空港に隣接する航空自衛隊千歳基地内にある千歳飛行場(旧千歳空港)の民間活用に向けた調整に入った。アジアからの格安航空会社(LCC)の増便に向け、新千歳空港の発着枠不足に備えるため、千歳基地の利用が可能かを来年度にも調査する。
 新千歳空港の管制は航空自衛隊が担っている。現在、A、B両滑走路(各3000メートル)があるが、国内、海外需要共に急速に伸びており、国土交通省新千歳空港事務所のまとめでは昨年の旅客数は2100万人を超え、過去最多となった。また昨年1年間の国内線・国際線の合計着陸回数は7万2096回で10年間で4割以上増加した。今年3月には発着枠を1時間あたり32回から42回に増やしたが、特に中国や韓国などアジアからの観光客が急増しているだけに、抜本的な対策が必要となっていた。
 千歳基地内の千歳飛行場には東側滑走路(3000メートル)と西側滑走路(2700メートル)があり、民間活用する場合は新千歳空港のターミナルビルを共用できるように東側滑走路を利用する見通し。大雪や動物が原因で新千歳空港が閉鎖された時など例外的に民間機が千歳飛行場を利用した例はあるが、基本的には自衛隊が訓練や緊急発進、災害派遣などに利用している。


2017年8月23日

<新千歳空港>基地活用へ調整 アジアLCC増でパンク? 旅客数は昨年過去最多 発着枠不足見越し先手 /北海道 毎日新聞 08月23日 00:00


 北海道を訪れる外国人観光客の増加に対応するため、政府は新千歳空港に隣接する航空自衛隊千歳基地内にある千歳飛行場(旧千歳空港)の民間活用に向けた調整に入った。アジアからの格安航空会社(LCC)の増便に向け、新千歳空港の発着枠不足に備えるため、千歳基地の利用が可能かを来年度にも調査する。【田所柳子】
 ◇来年度にも政府調査
 新千歳空港の管制は航空自衛隊が担っている。現在、A、B両滑走路(各3000メートル)があるが、国内、海外需要共に急速に伸びており、国土交通省新千歳空港事務所のまとめでは昨年の旅客数は2100万人を超え、過去最多となった。また昨年1年間の国内線・国際線の合計着陸回数は7万2096回で10年間で4割以上増加した。今年3月には発着枠を1時間あたり32回から42回に増やしたが、特に中国や韓国などアジアからの観光客が急増しているだけに、抜本的な対策が必要となっていた。
 千歳基地内の千歳飛行場には東側滑走路(3000メートル)と西側滑走路(2700メートル)があり、民間活用する場合は新千歳空港のターミナルビルを共用できるように東側滑走路を利用する見通し。大雪や動物が原因で新千歳空港が閉鎖された時など例外的に民間機が千歳飛行場を利用した例はあるが、基本的には自衛隊が訓練や緊急発進、災害派遣などに利用している。


2017年8月22日

新千歳空港隣接の自衛隊滑走路 民間機利用へ調査 国交省 北海道新聞 08/22 18:18


 国土交通省は21日、新千歳空港に隣接する旧千歳空港(千歳飛行場)の東側滑走路(3千メートル)での民間機利用に向け、調査に着手する方針を固めた。旧千歳空港は主に航空自衛隊が使っているが、来道外国人がさらに増えれば、新千歳空港の滑走路2本(各3千メートル)では民間機の受け入れが限界になる可能性があり、「第3滑走路」として活用できないか探ることにした。
 2018年度予算の概算要求に経費を盛り込む方向だ。防衛省が管理する旧千歳空港での民間機利用は、同省が空自機によるロシア軍機などへの緊急発進(スクランブル)が遅れる可能性を指摘している。調査ではこうした国防への影響を見据え、管制の面から、旧千歳空港でどれだけ航空機が離着陸でき、周辺空域を飛行できるか把握する。


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