丘珠空港 (札幌飛行場) 滑走路長 1500メートルを数百メートル延長 検討 |
丘珠空港 (札幌飛行場) とは 概要札幌飛行場(Sapporo Airfield)は、北海道札幌市東区丘珠町に位置、陸上自衛隊丘珠駐屯地と民間との供用飛行場で、正式名称は札幌飛行場なのですが、新千歳空港の方が札幌の空港として認知されている為、こちらは、通称である 丘珠空港(おかだまくうこう Okadama Airport)と呼ばれる方が一般的です
滑走路は14/32方向に1500 mあり、平行誘導路は無し、滑走路とエプロンの間には距離があり、2本の取付誘導路がエプロンと滑走路両端を結び、また、着陸帯の幅は 300 mありますが、計器着陸には対応していません 2008年頃の札幌飛行場 (丘珠空港)周辺 (写真左) と 1985年頃の札幌飛行場 (丘珠空港)周辺 (写真右) 札幌飛行場 (丘珠空港) は、札幌市中心部より直線距離 6kmと至近距離に位置し、最寄り駅は、札幌市営地下鉄東豊線栄町駅で、栄町駅からは車で 5分程かかり、札幌駅からでは、新千歳空港が電車で 36分に対し、札幌飛行場 (丘珠空港) は、車で約 20~25分で、北都交通や中央バスなど連絡バスが各航空会社定期便に合わせて札幌市内数ヶ所と結んでいます 丘珠空港 (札幌飛行場) 滑走路長 1500メートルを数百メートル延長 検討 2016年6月4日札幌市の秋元克広市長が、2016年6月4日、札幌飛行場(丘珠空港)(札幌市東区)の滑走路延長を検討する考えを示したことを受け、札幌市では今後、延長の必要性や課題を整理することになりました 当面は、丘珠空港発着便の誘致を優先、滑走路延長に関する具体的な調査は行わない見通しですが、周辺住民からは、「騒音や事故の危険性が高まる延長は認められない」との声も上がっています 秋元札幌市長は、2016年6月4日、航空会社 フジドリームエアラインズ (FDA)(静岡市)の丘珠-静岡間の定期便就航に関連し、「丘珠はまだまだ発着枠に余裕がある。まず多くの皆さんに使っていただき、その上で冬については滑走路の延長を検討しないといけない」と述べました 丘珠空港の滑走路は、現在 1500メートルの為、経済界や市議会最大会派の自民党は、「数百メートル延ばし、ジェット機が冬期間も安定運航できるようにすれば、多くの便を誘致できる」とし、札幌市長の発言は、こうした声を踏まえ、滑走路延長による丘珠空港活性化の可能性を探る意向を示したとみられます 丘珠空港発着の定期便は、現在、函館や三沢(青森県)などと結ぶ、北海道エアシステム (HAC)の 1日 24便と、フジドリームエアラインズ (FDA)が、2016年6月4日から10月29日まで、週 2日、1日 1往復する静岡便のみで、札幌市は、騒音が国の環境基準をクリアできる 1日 44便を上限に、現在の滑走路でも運航可能な道外定期便などの誘致を進める方針です 丘珠空港の滑走路を巡っては、札幌市と道が 1995年、当時の 1400メートルから 2000メートルに延長する方針を打ち出しましたが、周辺住民らが、「騒音で生活環境が悪化する」と反発、国からも、新千歳との役割分担が不明確になると指摘され、1500メートルへの延長に留めた経緯があります 札幌の経済人らでつくる「丘珠研究会」(会長 : 加森公人加森観光社長)は、2016年1月、滑走路を北西方向に200メートル延長した場合の事業費を 130億円と試算しています 丘珠空港は、防衛省が設置、管理する空港で、延長する場合、国が 85%、札幌市と道が各 7.5%の負担割合となります |
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