三菱 SpaceJet M90 2020年中頃 納入開始 M100 2023年 市場投入 |
三菱 SpaceJet M90 2020年中頃 納入開始 M100 2023年 市場投入
M100は米国リージョナル市場に最適化した機体サイズで、座席数は3クラス65-76席、最大1クラス88席まで設定でき、北米市場に存在する「スコープ・クローズ」と呼ばれるリージョナル機の座席数や最大離陸重量を制限する労使協定に準拠した仕様になっています 現在は機体の設計方針を固める「コンセプトスタディ」を進めており、ローンチが決定した場合、2019年後半の発表を計画しています 三菱航空機では、今後燃油価格が上昇するとして、既存機の置き換え需要に対し、低燃費・低騒音を売りとするスペースジェットに商機があるとみています 客室は、1列2-2席のシート配列で、M100はクラス最大のオーバーヘッドビン(手荷物収納棚)を設け、機内インターネット接続にも対応できるようにする計画です 一方、M90は機体の安全性を航空当局が確認する「型式証明(TC)」の取得に向けた試験が進んでいることから、客室仕様は変更せず、従来のままでTC取得を目指すとしています これまでのMRJは、90席クラスのMRJ90と、短胴型で70席クラスのMRJ70の2機種で構成しており、将来像として100席クラスのMRJ100Xが描かれていましたが、スペースジェットでは、MRJ90はそのままM90にスライドしますが、M100はM90をベースとするものの、新たに設計することから従来と命名基準が変わっています また、MRJ100Xと同程度の座席数とみられる「M200」の構想も示されましたが、三菱航空機では、「まずはM100の事業化の見通しを立てたい。M200はその先で検討したい」としています |
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