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三菱 SpaceJet M90 2020年中頃 納入開始 M100 2023年 市場投入


三菱 SpaceJet M90 2020年中頃 納入開始 M100 2023年 市場投入



MRJを改称した「三菱スペースジェット」(三菱航空機提供)

MRJを改称した「三菱スペースジェット」 (三菱航空機提供)

三菱航空機は、現地時間1919年6月17日、同日開幕したパリ航空ショーで、「MRJ(三菱リージョナルジェット)」から改称した「三菱スペースジェット(Mitsubishi SpaceJet)」について、従来「MRJ90」と呼んでいた「SpaceJet M90」の量産機納入開始は、これまで通り2020年中ごろを維持、M90をベースに新設計する70席クラスの「SpaceJet M100」の市場投入は、2023年を目指すことを発表しました


M100は米国リージョナル市場に最適化した機体サイズで、座席数は3クラス65-76席、最大1クラス88席まで設定でき、北米市場に存在する「スコープ・クローズ」と呼ばれるリージョナル機の座席数や最大離陸重量を制限する労使協定に準拠した仕様になっています

現在は機体の設計方針を固める「コンセプトスタディ」を進めており、ローンチが決定した場合、2019年後半の発表を計画しています


三菱航空機では、今後燃油価格が上昇するとして、既存機の置き換え需要に対し、低燃費・低騒音を売りとするスペースジェットに商機があるとみています

客室は、1列2-2席のシート配列で、M100はクラス最大のオーバーヘッドビン(手荷物収納棚)を設け、機内インターネット接続にも対応できるようにする計画です


一方、M90は機体の安全性を航空当局が確認する「型式証明(TC)」の取得に向けた試験が進んでいることから、客室仕様は変更せず、従来のままでTC取得を目指すとしています

これまでのMRJは、90席クラスのMRJ90と、短胴型で70席クラスのMRJ70の2機種で構成しており、将来像として100席クラスのMRJ100Xが描かれていましたが、スペースジェットでは、MRJ90はそのままM90にスライドしますが、M100はM90をベースとするものの、新たに設計することから従来と命名基準が変わっています


また、MRJ100Xと同程度の座席数とみられる「M200」の構想も示されましたが、三菱航空機では、「まずはM100の事業化の見通しを立てたい。M200はその先で検討したい」としています

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三菱航空機 MRJ 特設サイト
リージョナルジェット - Wikipedia
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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2018年6月18日

三菱スペースジェット、70席級M100は23年投入目指す Aviation Wire 2019年6月18日 06:29


 三菱航空機は現地時間6月17日、同日開幕したパリ航空ショーで、「MRJ(三菱リージョナルジェット)」から改称した「三菱スペースジェット(Mitsubishi SpaceJet)」の報道関係者向け説明会を開いた。従来「MRJ90」と呼んでいた「SpaceJet M90」の量産機納入開始は、これまで通り2020年中ごろを維持。M90をベースに新設計する70席クラスの「SpaceJet M100」の市場投入は、2023年を目指す。
 M100は米国市場に最適化した機体サイズで、座席数は3クラス65-76席、最大1クラス88席まで設定できる。M100は、北米市場に存在する「スコープ・クローズ」と呼ばれるリージョナル機の座席数や最大離陸重量を制限する労使協定に準拠した仕様にした。
 現在は機体の設計方針を固める「コンセプトスタディ」を進めており、ローンチが決定した場合、今年後半の発表を計画している。
 三菱航空機では、今後燃油価格が上昇するとして、既存機の置き換え需要に対し、低燃費・低騒音を売りとするスペースジェットに商機があるとみている。客室は1列2-2席のシート配列で、M100はクラス最大のオーバーヘッドビン(手荷物収納棚)を設け、機内インターネット接続にも対応できるようにする。
 一方、M90は機体の安全性を航空当局が確認する「型式証明(TC)」の取得に向けた試験が進んでいることから、客室仕様は変更せず、従来のままでTC取得を目指す。


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