三菱スペースジェット (旧MRJ) 米エアロリース最大 20機 キャンセル |
三菱スペースジェット (旧MRJ) 米エアロリース最大 20機 キャンセル
開発再開時には再契約を検討する方向で合意したということですが、開発を一旦立ち止まった後、スペースジェットの発注キャンセルが生じたのは初めてです エアロリースは、座席数が90席クラスの「SpaceJet M90(旧MRJ90)」を最大20機発注する契約を、2016年8月31日に三菱航空機と締結、2018年から受領する計画で、確定発注とオプション(仮発注)が10機ずつでした スペースジェットは、開発遅延により納期をこれまで6度延期、2020年10月30日には、開発を事実上凍結し、現時点で明確な納期が見えていません また、ローンチカスタマーで最大25機(確定発注15機、オプション10機)を発注する全日本空輸(ANA/NH)や、32機すべてを確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)には、開発凍結を発表した段階で詳しい説明をしていませんでした ANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD)の片野坂真哉社長は、「認可を取る志はまだお持ちだと伺っており、航空機を作っていく道のりは厳しいと実感している。具体的な次のステップの説明はまだ受けておらず、その先の計画について説明いただいていない。飛行機を最初に発注した会社として、気持ちの上では応援させていただいている」と、翌2020年10月31日の会見で発言しています 今回の契約終了で、スペースジェットの総受注は287機から20機減の267機となり、このうち確定受注は163機から10機減の153機、残るオプションと購入権も124機から10機減の114機になりました この他に、スウェーデンのリース会社ロックトンから最大20機(確定10機、オプション10機)受注する契約締結に向け、2016年7月に開かれたファンボロー航空ショーで基本合意(LoI)を結んでいます |
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