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MRJ 2号機 初飛行 愛知県営名古屋空港 と 遠州灘上空 を往復


MRJ 2号機 初飛行 愛知県営名古屋空港 と 遠州灘上空 を往復 2016年5月31日



三菱スペースジェット (旧MRJ)の 2号機は、2016年5月27日、滑走路を走る地上走行試験を終え、2016年5月31日午前 10時4分に、開発を担っている三菱航空機の拠点、愛知県営名古屋空港(同県豊山町)を離陸、遠州灘上空 高度約 8,400mとの間を 最高時速 250kt(約 460km/h)にて、約 130分間かけて往復、性能を確認する初飛行を行いました

2015年11月11日に初飛行に成功した 1号機は、白い胴体に赤、黒、金の流れるようなラインが入っているのに対し、2号機は鮮やかな赤だけのややシンプルな塗装になっていました


三菱航空機は、MRJ の航空会社への納入を 2018年半ばに始めることをめざし、5機態勢で試験を進める予定で、この内、1号機、2号機を含む 4機を、米国西海岸シアトル郊外、モーゼスレイク市(ワシントン州) グラント・カウンティ国際空港に、2016年夏から順次移し、試験を本格化させる計画です

現地は滑走路が多く、晴天の日も多い等天候も安定しているため、世界の航空機メーカーが飛行テストを実施していますが、愛知県営名古屋空港(同県豊山町)からシアトル郊外の空港まで直線距離で約 8千キロあり、近距離用として開発されている MRJ の航続距離は、標準タイプで 約 2100キロ程の為、どの様なルートで移送飛行するのかも、注目したいところです

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関連記事を下記に紹介します



2016年5月31日

MRJ、試験2号機が初飛行--森本社長「初号機の初飛行同様に静かでスムーズ」 マイナビ 05月31日 15:03


 三菱航空機と三菱重工業は5月31日、次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)飛行試験機2号機の初飛行を実施。初飛行では県営名古屋空港を離陸後、太平洋側の空域を利用し、基本特性の確認を行った。
 赤いラインが特徴の2号機は、10時04分に名古屋空港を離陸して太平洋上空2万7,500ft(約8,400m)へ向かい、最高時速250kt(約460km/h)にて、基本的な飛行特性を確認する、約130分間のフライトを行った。2号機では今後、主にMRJの性能確認を目的とした飛行試験を実施する。
 三菱航空機の森本浩通社長は、「昨年11月の飛行試験機初号機の初飛行と同様に、静かでスムーズな初飛行となりました。後続号機の開発も順調に進め、型式証明の取得、さらには量産初号機の納入に向け邁進(まいしん)していきます」とコメントしている。


2016年5月31日

鮮やかな赤、大空へ MRJの2号機が初飛行 朝日新聞 05月31日 12:24


 国産初のジェット旅客機MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)の2号機が31日、初飛行した。開発を担っている三菱航空機の拠点、愛知県営名古屋空港(同県豊山町)を午前10時過ぎに離陸。遠州灘上空との間を2時間余りかけて往復し、性能を試した。
 昨年11月に初飛行に成功した1号機は、白い胴体に赤、黒、金の流れるようなラインが入っているのに対し、2号機は鮮やかな赤だけ。滑走路を走る試験を今月27日に済ませていた。
 三菱航空機は、MRJの航空会社への納入を2018年半ばに始めることをめざし、5機態勢で試験を進める。このうち1号機や2号機を含む4機を今夏から順次、米国西海岸シアトル郊外の空港に移し、試験を本格化させる計画だ。


2016年5月10日

MRJ、22回の飛行試験を経て今夏以降米国で飛行--三菱重工「中期経営計画」 マイナビ 05月10日 12:21


 三菱重工業は5月6日、2015年度〜2017年度までの3カ年にわたる経営の計画「中期経営計画(2015事業計画)」に対する推進を発表。MRJに関して、2016年夏以降に米国での試験飛行に向けて輸送準備が進められており、量産体制整備も着実に推進しているという。
 MRJの開発に関しては、2016年内に米国飛行試験、2017年にTC(Type Certificate: 型式証明)飛行試験、最終審査を経て2018年にANAへ初号機を納入する見通しとなっている。4月12日の時点で試験飛行機1号機によるフライトは22回にわたり、4月13日に次のフェーズに向けて機体を改修。2号機は地上試験を経て、5月に初フライトを予定している。


2016年4月21日

MRJの4月進捗 - 連日飛行試験を実施、2号機も5月より走行・飛行試験へ マイナビ 2016/04/21


 三菱航空機は4月21日、次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)に関するWEB情報発信ツール「MRJ Newsletter」第12号にて、4月のトピックスを発表。初号機による連日の飛行試験に続き、2号機も走行・飛行試験に向けてエンジン試験の段階に移行した。
 3月の中旬以降、飛行可能な気象条件では連日飛行試験を実施。片エンジンでの飛行、エンジンや補助動力装置の空中停止・再始動、非常用発電機の機能点検など、安全飛行に関する特性や緊急時のシステム機能・操作手順に関する多くの項目を飛行で確認している。3月31日には、能登空港にて滑走路上の低空飛行を実施。この飛行では、速度・高度等を地上・機体の両方で計測し、その結果を照合することで、搭載計器を校正するためのデータを取得した。


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