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MRJ 3号機 フェリーフライト 南回りルート 米モーゼスレイク 4機体制に


MRJ 3号機 フェリーフライト 南回りルート 米モーゼスレイク 4機体制に



三菱スペースジェット (旧MRJ) 飛行試験 3号機(登録番号JA23MJ)は、2017年4月1日、飛行試験の拠点となる米国モーゼスレイクに到着しました


MRJ 2号機の飛行経路図

(参考) MRJ 2号機の飛行経路 (南回りルート) 「 三菱航空機 MRJ 特設サイト MRJ ニュースレター 2016年12月 」 より



米国モーゼスレイク グラントカウンティ国際空港 に集結した MRJ 飛行試験機 MRJ 1号機(JA21MJ) 2号機(JA22MJ) 3号機(JA23MJ) 4号機(JA24MJ) 三菱航空機提供

米国モーゼスレイク グラントカウンティ国際空港 に集結した MRJ 飛行試験機 MRJ 1号機(JA21MJ) 2号機(JA22MJ) 3号機(JA23MJ) 4号機(JA24MJ) 三菱航空機提供



三菱航空機では、5機ある飛行試験機の内 4機体制にて、米国で飛行試験を行う計画で、先に到着している、MRJ 1号機(登録番号JA21MJ)、2号機(JA22MJ)、4号機(JA24MJ)と合わせ、今回の 3号機(JA23MJ)の到着で全て揃い、米国モーゼスレイクでの飛行試験は、4機体制となりました



モーゼスレイクへ向かう MRJ 飛行試験 3号機 1 (三菱航空機提供)
モーゼスレイクへ向かう MRJ 飛行試験 3号機 2 (三菱航空機提供)
モーゼスレイクへ向かう MRJ 飛行試験 3号機 3 (三菱航空機提供)
モーゼスレイクへ向かう MRJ 飛行試験 3号機 4 (三菱航空機提供)
モーゼスレイクへ向かう MRJ 飛行試験 3号機 5 (三菱航空機提供)
モーゼスレイクのグラントカウンティ国際空港へ着陸する MRJ 飛行試験 3号機 (三菱航空機提供)
モーゼスレイクのグラントカウンティ国際空港へ着陸した MRJ 飛行試験 3号機とチェース機 (三菱航空機提供)
モーゼスレイクに並んだMRJの(左から)飛行試験初号機と2号機、3号機(三菱航空機提供)
モーゼスレイクに到着した MRJ 飛行試験 3号機 (三菱航空機提供)

(左写真) モーゼスレイクへ向かう MRJ 飛行試験 3号機 (三菱航空機提供)



MRJ 飛行試験 3号機は、2017年3月13日午前9時23分に愛知県営名古屋空港(小牧)を出発、グアム国際空港、マーシャル諸島マジュロ国際空港を経て、2017年3月14日午後6時13分(現地時間 13日午後11時13分)にホノルル国際空港へ到着しました

その後、ホノルル国際空港から次の経由地であるサンノゼ国際空港へ向かって離陸した際、コックピットに油圧低下の表示が出たためホノルル国際空港に引き返し、着陸後に機体を確認したところ、油圧の細い配管が破断しており、油が漏れているのが見つかりました


改修後、試験飛行を 1回実施、2017年4月1日午前0時23分(現地時間3月31日午前5時23分)、ホノルルを離陸し、サンノゼを経由してモーゼスレイクのグラントカウンティ国際空港に、2017年4月1日午前11時24分(現地時間3月31日午後7時24分)到着しました

愛知県営名古屋空港からの総フライト距離は、1万4000キロ、総飛行時間は19時間48分です


三菱航空機の親会社である三菱重工業は、2017年1月23日、MRJの量産初号機の納入時期について、5度目の延期となる 2020年半ばにすると発表、納入の半年前にあたる、2020年初頭までに型式証明(TC)の取得を目指しています

残る全日本空輸(ANA/NH)塗装の MRJ 飛行試験 5号機 (JA25MJ)は、愛知県営名古屋空港に隣接する最終組立工場内にて、設計変更による機器配置の見直しなどに使用される見通しです





(左写真) モーゼスレイクのグラントカウンティ国際空港へ着陸する MRJ 飛行試験 3号機 (三菱航空機提供)








(左写真) モーゼスレイクのグラントカウンティ国際空港へ着陸した MRJ 飛行試験 3号機とチェース機 (三菱航空機提供)










(左写真) モーゼスレイクに並んだMRJの(左から)飛行試験初号機と2号機、3号機 (三菱航空機提供)








(左写真) モーゼスレイクに到着した MRJ 飛行試験 3号機 (三菱航空機提供)



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リージョナルジェット - Wikipedia
MRJ - Wikipedia

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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2017年6月1日

MRJ整備、米2社と正式契約 電気配線は仏社 Aviation Wire 2017年6月1日 18:25


 三菱航空機は、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の試験を、米ワシントン州モーゼスレイクにある飛行試験拠点で進めている。MRO(整備・改修・オーバーホール)を担う米2社と正式契約を締結し、電気配線の開発プログラムのパートナーに仏社を選定した。
 MROサービスは、HAECOアメリカとPemcoワールドエアサービスの米国2社と正式契約。北米でのMROを担う。三菱航空機は2016年7月、英国で開催されたファンボロー航空ショーで、2社との基本合意を発表していた。
 MRJは一部装備品の配置などを変更し、電気配線全体を最新の安全性適合基準を満たす設計への変更を進めている。設計変更の作業パートナーに仏Latecoere Interconnection Systems社を選定。両社で設計課題の解決に取り組む。
 6月1日には、搭載するプラット・アンド・ホイットニー(PW)製新型エンジン「PW1200G」がFAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得したと発表した。


2017年4月3日

MRJ、3号機が米国到着 4機で飛行試験、5号機は設計変更用に Aviation Wire 2017年4月3日 15:48


 三菱航空機は4月3日、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)が、飛行試験の拠点となる米国モーゼスレイクへ現地時間3月31日(日本時間4月1日)に到着したと発表した。
 三菱航空機では、5機ある飛行試験機のうち、4機を米国へ持ち込む。すでに初号機(JA21MJ)と2号機(JA22MJ)、4号機(JA24MJ)は到着済みで、3号機の到着により全機がそろった。
 3号機は、日本時間3月13日午前9時23分に県営名古屋空港(小牧)を出発。グアム国際空港、マーシャル諸島マジュロ国際空港を経て、現地時間13日午後11時13分(日本時間14日午後6時13分)にホノルル国際空港へ到着した。
 ところが、ホノルルから次の経由地であるサンノゼ国際空港へ向かって離陸した際に、コックピットに油圧低下の表示が出たため、引き返した。着陸後に機体を確認したところ、油圧の細い配管が破断しており、油が漏れていた。
 改修後に試験飛行を1回実施し、現地時間3月31日午前5時23分(同4月1日午前0時23分)にホノルルを離陸し、サンノゼを経由してモーゼスレイクのグラントカウンティ国際空港に現地時間3月31日午後7時24分(同4月1日午前11時24分)に到着した。名古屋からの総フライト距離は1万4000キロ、総飛行時間は19時間48分だった。
 3号機は今後、モーゼスレイクを拠点に飛行試験を進めていく。


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