(左写真) モーゼスレイクへ向かう MRJ 飛行試験 3号機 (三菱航空機提供)
MRJ 飛行試験 3号機は、2017年3月13日午前9時23分に愛知県営名古屋空港(小牧)を出発、グアム国際空港、マーシャル諸島マジュロ国際空港を経て、2017年3月14日午後6時13分(現地時間
13日午後11時13分)にホノルル国際空港へ到着しました
その後、ホノルル国際空港から次の経由地であるサンノゼ国際空港へ向かって離陸した際、コックピットに油圧低下の表示が出たためホノルル国際空港に引き返し、着陸後に機体を確認したところ、油圧の細い配管が破断しており、油が漏れているのが見つかりました
改修後、試験飛行を 1回実施、2017年4月1日午前0時23分(現地時間3月31日午前5時23分)、ホノルルを離陸し、サンノゼを経由してモーゼスレイクのグラントカウンティ国際空港に、2017年4月1日午前11時24分(現地時間3月31日午後7時24分)到着しました
愛知県営名古屋空港からの総フライト距離は、1万4000キロ、総飛行時間は19時間48分です
三菱航空機の親会社である三菱重工業は、2017年1月23日、MRJの量産初号機の納入時期について、5度目の延期となる 2020年半ばにすると発表、納入の半年前にあたる、2020年初頭までに型式証明(TC)の取得を目指しています
残る全日本空輸(ANA/NH)塗装の MRJ 飛行試験 5号機 (JA25MJ)は、愛知県営名古屋空港に隣接する最終組立工場内にて、設計変更による機器配置の見直しなどに使用される見通しです
(左写真) モーゼスレイクのグラントカウンティ国際空港へ着陸する MRJ 飛行試験 3号機 (三菱航空機提供)
(左写真) モーゼスレイクのグラントカウンティ国際空港へ着陸した MRJ 飛行試験 3号機とチェース機 (三菱航空機提供)
(左写真) モーゼスレイクに並んだMRJの(左から)飛行試験初号機と2号機、3号機 (三菱航空機提供)
(左写真) モーゼスレイクに到着した MRJ 飛行試験 3号機 (三菱航空機提供)
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