三菱スペースジェット (旧MRJ) 飛行試験機 11機体制 役割分担
三菱航空機では、かねてより、TC(型式証明)取得に向けた米国モーゼスレイクでの飛行試験に、2017年の設計変更に対応した飛行試験機を追加投入する予定でしたが、この追加分を従来の
2機から 3機へと増やし、試験実施体制の強化を図ることになりました
まずは飛行試験機 10号機を 2019年秋には日本での飛行試験後、米国モーゼスレイクでの飛行試験に加える予定になっていますが、その後、7号機と
11号機も追加する計画で、従来の 1~4号機に加えて、米国モーゼスレイクでの飛行試験は、最大 7機体制となる見通しです
米国モーゼスレイク グラントカウンティ国際空港 に集結した MRJ 飛行試験機 MRJ 1号機(JA21MJ) 2号機(JA22MJ) 3号機(JA23MJ)
4号機(JA24MJ) 三菱航空機提供
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「~号機」の数字は製造開始の順番で、登録記号は国土交通省に登録された順番を示しています
なお、1号機の前に機体構造試験機(静強度試験用)、同(疲労強度試験用)の2機が製造されています
顧客に納入する量産初号機は2019年8月1日時点で未定(顧客と調整中)
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