年月日 |
状況 |
1902年 |
1902年(明治35年)に蒲田から穴守駅(現 穴守稲荷駅の位置)まで穴守線を開通させ、14年に羽田駅を新設した京浜急行は、1956年に、初代羽田空港駅を開設しましたが、空港は、駅前の海老取川の対岸にあり、空港へのアクセス機能は果たせていません |
1964年 |
1964年の東京オリンピックに合わせ、1964年8月に首都高速1号羽田線が空港西出入口まで開通、1964年9月に浜松町-羽田(現 天空橋)間の東京モノレールが開通し、空港のアクセスとして利用されることになります |
1970年 |
1970年には、東京モノレール浜松町駅に隣接して、当時東洋一の超高層ビル「世界貿易センタービル(152m)」が竣工しています(2014年現在、2024年度完成を目指した再開発計画が進んでおり、当ビルも200m級のビルに建て替えられる予定になっています) |
1978年 |
1978年に千葉県成田市に新東京国際空港が開港し、中華航空以外の国際線が成田に移転し、羽田は国際空港から国内空港となります |
1993年 |
京浜急行空港線は、羽田空港の沖合拡張展開に伴い、1993年(平成5年)に、第一期空港線延長工事が完了し、京急蒲田から羽田(現・天空橋駅)まで開通、1993年9月にビッグバード(羽田空港新ターミナル)が完成し、羽田駅で東京モノレールと接続、連絡運転を開始しています |
1998年 |
1998年には、第二期空港線延伸工事が完了し、羽田-羽田空港間が開通、羽田駅は天空橋駅に名称を変更しました |
2010年 |
2010年に、国際線ターミナル開業に伴い、天空橋-羽田空港間に羽田空港国際線ターミナル駅ができ、羽田空港駅は羽田空港国内線ターミナル駅に改称しました |
2014年 |
2014年、京浜急行は、横浜方面からは羽田空港直行の急行で28分、品川方面からは、直行の快特で15分と、便利な路線になっており、京急線と東京モノレールで、羽田と都心を行き来する利用客の約6割を担っていますが、成田空港までは、経由する都営地下鉄線の区間が各駅停車となり、通過運転をするエアポート快特でも、羽田空港国内線ターミナル-成田空港間は、約90分を要しています |
2014年8月19日 |
2014年8月19日、JR東日本は、東京都心と羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス線構想」を発表しました
新宿、東京、新木場駅から乗り換えなしで羽田空港へ向かう直行路線で、3路線の所要時間は18~23分程度、新木場からのルート上には、2020年オリンピック・パラリンピックの会場もあるため、空港近くに暫定駅をつくり、先行暫定開業、全線では、2020年代の中頃の完成を見込んでいます
東京モノレールにも、東京駅までの延伸構想はありますが、実現にはかなりの困難を伴うとみられています |