羽田空港 (東京国際空港) 第4 D滑走路増設 再拡張事業 2010年10月末 |
羽田空港 (東京国際空港) 第4 D滑走路増設 再拡張事業 2010年10月末羽田空港は、国内航空旅客の 約 60%が利用する国内航空輸送ネットワークの要であると同時に、既にその能力の限界に達している中、今後さらに 国内 ・ 国際航空需要の増大が見込まれ、首都圏空港として成田空港との一体的な活用が求められています 羽田空港の再拡張事業は、新たに 4本目の滑走路等を増設整備し、年間の発着能力を 40.7万回に増強して、発着容量の制約の解消、多様な路線網の形成、多頻度化による利用者利便の向上を図るとともに、国内 ・ 国際双方の需要の伸びを勘案し、国際定期便の就航を図るもので、2010年(平成22年)10月末の供用開始を目指して事業が進められています 羽田空港 (東京国際空港) 第4 D滑走路増設 再拡張事業 事業実施に至った経緯 ・ 必要性羽田空港は沖合展開事業によって順次輸送力を拡大してきましたが、1990年代の航空需要の増大により、需要に対して発着能力が逼迫する状況が続き、早期の対応が期待されていました 国土交通省では2000年9月より学識経験者、関係地方公共団体等からなる「首都圏第3空港調)事査検討会」で対応策を検討し、2001年7月に既存ストックの有効活用、アクセス等の旅客利便等の観点から、東京国際空港の再拡張を優先して推進するとの方針が確認されました 羽田空港 (東京国際空港) 第4 D滑走路増設 再拡張事業 事業の概要
「 東京国際空港 再拡張整備事業 - 国土交通省 関東地方整備局 」 より
※PFIとは、公共施設の整備・維持管理・運営等を、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法 ※発着回数の増加は、管制の安全確保等を図りつつ段階的に実施 羽田空港 (東京国際空港) 第4 D滑走路増設 再拡張事業において、国内線については、更なるネットワークの充実を図るとともに、国際線については、昼間はソウル、上海、北京、台北、香港等へ、深夜早朝は更に欧米を含む世界の主要都市への就航を図られます |
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羽田空港 (東京国際空港) 第4 D滑走路増設 再拡張事業 事業の見直しによる費用削減
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羽田空港 (東京国際空港) 羽田空港の機能向上羽田空港は、国内航空交通の中心として、全国 49空港との間に 1日 約 420往復(2008年(平成20年)7 月ダイヤ)のネットワークが形成され、国内線で、年間 約 6,100万人(2007年度(平成19年度)定期便実績)の人々が利用しています 羽田空港の重要性に鑑み、今後とも、国内拠点空港としての役割を果たしつつ、今後の国内 ・ 国際航空需要に適切に対応していくため、既存施設についても、空港能力、利便性等の向上を図ることが不可欠であり、そのための整備を推進し、羽田空港の機能向上が図られています |
羽田空港 (東京国際空港) 国際線便数増加と就航都市の拡大旅客輸送の増加羽田空港の国際線は2010年の再国際化により、2009年の東アジア地域への3路線から、2014年にはASEAN 北米欧州を中心に26路線に拡大 運航便数は196便/週から1114便/週へ拡大し、利便性が大幅に向上 「 東京国際空港 再拡張整備事業 - 国土交通省 関東地方整備局 」 より 貨物輸送の増加羽田空港再国際化により、国際線貨物取扱量は、D滑走路供用後、2009年から2015年にかけて、1.2万トンから33.2万トンに、約28倍に急増 羽田税関の貿易額は、D滑走路供用後、2009年から2015年にかけて、約2千億円から約1兆円に、約5倍に増加 |