JR 京葉線 幕張新駅 建設 イオンモール幕張新都心 隣接 2018年4月20日
幕張新駅の予定地南側（海側）には複合商業施設「イオンモール幕張新都心」が隣接します 新駅南側と線路を挟んだ北側とを結ぶ自由通路の整備は棚上げとなりました 約 130億円が見込まれる新駅の建設費用については、イオングループの中核企業であるイオンモール（千葉市）が半額を、千葉県、千葉市、JR東日本がそれぞれ 6分の1を負担することを、千葉県、千葉市、イオンモールで構成する幕張新都心拡大地区新駅設置協議会がJRと締結した基本協定で決定しました 幕張新駅は、自治体や地域の企業、住民が設置を要望し、原則として費用の全額を負担する「請願駅」で、JRの費用負担は異例のこととなりますが、JR東日本千葉支社では、「新駅は多数の利用者が見込めるうえに、設置によって幕張新都心全体の集客力向上も期待できる」と費用負担の理由を説明しています 駅舎の設計と工事の施行はJR東日本が担当、概略設計の後は 2019年度以降に 約 1年半で詳細設計を、約 3年半で施工を行う予定ですが、自由通路は費用対効果を見込めないとして、今回の決定では棚上げとなっています 新駅設置協議会は、約 50億円を投じて改札口のある南側から北側に通じる自由通路を付設することも検討してきましたが、自由通路は 延長 約 150mで、京葉線の線路だけでなくJRの車両基地もまたぐ上、南側と異なり、新駅北側は、利用者の多い大型施設は千葉運転免許センターがあるくらいで極めて少ない状況です 協議会では、JRとの基本協定書に自由通路の整備は盛り込まず、千葉市交通政策課では、「50億円に見合う費用対効果を現時点では見込めないので、整備するかどうかの判断を先送りした」としています |
