北陸新幹線 大阪延伸 京都-大阪間 敦賀以西 南側ルートは迷惑ルート |
北陸新幹線 大阪延伸 京都-大阪間 敦賀以西 南側ルートは迷惑ルート 2016年11月24日北陸新幹線の大阪延伸をめぐり、京都-新大阪間で検討されている南北の新ルート 2案のうち、関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)を通る「南側ルート」について、2016年11月24日、奈良県の荒井正吾知事が与党の検討委員会に出席、経済的便益の観点から南側ルートに反対を表明したため、与党は、奈良県を経由しない新ルートの検討を国土交通省に要請しました 「財政負担に見合うメリットない」 奈良県奈良県 荒井知事によると、現状の南側ルートで奈良県内を 5キロ経由した場合、奈良県の財政負担は 250億円で、補助金を除いた奈良県単独負担でも 150億円にのぼりますが、奈良から北陸方面に向かう場合、近鉄かJRで京都を経由するのが一般的で、けいはんな学研都市経由では多くの利用者が期待できず「財政負担に見合うメリットがない」としています 奈良県 荒井知事の反対表明を受け、与党の敦賀 ・ 大阪間整備検討委員会の委員長で、南側ルートの提唱者でもある西田昌司参院議員(自民)は、「学研都市の南側を通る案は奈良、近畿全体にとっても新幹線の利益を享受できると考えたが残念」と述べました 奈良県を通らず JR京田辺 近鉄新田辺 と連絡する 代替案そのうえで与党の敦賀 ・ 大阪間整備検討委員会 西田委員長は、京都府京田辺市の JR京田辺駅や、隣接する近鉄新田辺駅と連絡しつつ奈良県を通らない代替案を示し、「ここに新幹線が入ってくれば、ネットワーク的に良いのでは」と述べ、この奈良回避ルート案については、奈良県 荒井知事も歓迎の意向を示しました 国交省は今後、奈良県を通らない京都-新大阪間南側新ルートの費用対効果などについての調査を行います |