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北陸 ・ 中京新幹線 は 福井-東京間 の最速ルート 所要 1時間52分に


北陸 ・ 中京新幹線 は 福井-東京間 の最速ルート 所要 1時間52分に 2017年6月2日



北陸 ・ 中京新幹線ルート、北陸新幹線 敦賀-大阪間 小浜 ・ 京都ルート、リニア中央新幹線ルートのルート位置関係図

北陸 ・ 中京新幹線ルート、北陸新幹線 敦賀-大阪間 小浜 ・ 京都ルート、リニア中央新幹線ルートのルート位置関係図
福井−東京間1時間52分 県試算、北陸・中京新幹線完成で 中日新聞 06月03日 05:00 」 より

西川一誠福井知事は、2017年6月2日、中部圏知事会議の場で、敦賀-名古屋間を結ぶ北陸 ・ 中京新幹線が完成した場合、福井-東京間の所要時間は 1時間52分と、現在の北陸新幹線利用より 1時間半短縮されるとの試算を明らかにしました

そして、北陸と中京圏のアクセス向上に向け、敦賀と名古屋を結ぶ 北陸 ・ 中京新幹線の整備を検討する必要性を訴え、検討の場として、沿線の関係自治体でつくる事務レベルの調整会議の設置を提案、同意されました


北陸 ・ 中京新幹線が建設されれば、2027年のリニア中央新幹線名古屋開業後、福井が北陸三県で最も東京に近くなります


北陸 ・ 中京新幹線ルート と 北陸新幹線 敦賀-大阪間 小浜 ・ 京都ルート図

北陸 ・ 中京新幹線ルート と 北陸新幹線 敦賀-大阪間 小浜 ・ 京都ルート図
「北陸・中京新幹線」に戸惑いの声 「北陸新幹線に全力を」 福井新聞 06月15日 08:47 」 より

福井県新幹線建設推進課によると、試算は、北陸 ・ 中京新幹線を敦賀-米原間で整備したと想定、米原-名古屋間は東海道新幹線に乗り入れ、名古屋からはリニアに乗り換えるとしています

所要時間の最短は、福井の 1時間52分で、金沢は 2時間16分、富山は 2時間36分となり、北陸新幹線で東京に向かうケースと比較すると、名古屋で乗り換えが生じても福井と金沢は到着時間が短縮されます


北陸 ・ 中京新幹線は、1973(昭和48)年の整備新幹線計画において、整備計画路線の前段に当たる基本計画路線の一つ、敦賀-名古屋間を結ぶ路線で、敦賀-名古屋間の直線距離 約 90キロに対し、敦賀-米原間(約 50キロ)を新線建設、米原-名古屋は東海道新幹線との共用を想定、建設には北陸新幹線と同じ整備計画路線への格上げが必要です

福井県が想定する 北陸 ・ 中京新幹線 は、北陸新幹線の敦賀以西のルート案である 北陸新幹線 敦賀-大阪間 米原ルート案を想定しており、国土交通省によると、米原ルート案の建設費は 5900億円となっています



陸新幹線 敦賀-大阪間 小浜京都ルート を止めて 北陸 ・ 中京新幹線 整備に 一本化を



北陸新幹線 敦賀-大阪間 米原ルート案は、整備新幹線の最も重要な着工条件である、費用対効果が 2.2と最良で、公共事業着手の目安となる 1を倍以上上回っていますが、これは 北陸新幹線 敦賀-大阪間 小浜京都ルート が建設されないことを前提に、関西方面の流動を見込んだ数字で、小浜京都ルートが整備されれば費用対効果の低下は避けられません

北陸 ・ 中京新幹線 実現のためには、巨額な資金を必要とする 北陸新幹線 敦賀-大阪間 小浜京都ルート の建設を止めて、費用対効果の高い 北陸 ・ 中京新幹線 の整備に 一本化することが、重要な要件となってきます


国土交通省は、北陸新幹線の全線開業を 2034年度(平成46年度)と想定しており、北陸新幹線 敦賀-大阪間が 小浜京都ルート で建設される場合、北陸 ・ 中京新幹線は基本計画から整備計画への格上げが必要なため、北陸 ・ 中京新幹線の開業は、それよりはるかに後ということになってしまいます

基本計画路線を巡っては、与党検討委員会が、2016年12月、整備計画化に向けた検討に言及、2017年度の政府予算には、調査費などとして 2億8千万円が計上されています



北陸新幹線 敦賀-大阪間小浜 ・ 京都ルート は 実現目処無い 無謀な計画



PT(与党プロジェクトチーム)は、北陸新幹線の大阪延伸にあたり、敦賀-大阪間の小浜 ・ 京都ルートの採用を決定していますが、まだ政府から認可されておらず、着工に必要な事業認可の手続きはこれからで、天文学的な数字に膨れ上がった事業費確保の目途はたっていません ・・・ というより、京都一府の為だけに捻じ曲げられた我田引鉄路線の為に、誰が国民の税金投入を許すのでしょうか

PT(与党プロジェクトチーム)が、2016年12月20日に、小浜 ・ 京都ルートを決定して以降、2017年6月20日現在に至るも、半年間全く何の進展も見られないことが、その目論見の無謀さを物語っています

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関連記事を下記に紹介します



2017年6月17日

知事「北陸新幹線はフル規格で」 フリーゲージ、九州見送り案受け 中日新聞 06月17日 05:00


 北陸新幹線でのフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)導入について、西川一誠知事は十六日の定例会見で「フル規格が早くできるのが本筋だと思う。北陸は雪も降るし、九州に比べて課題は多い」との見解を示した。
 新幹線と在来線の双方を走行できるFGTを巡っては、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)による開発が難航。JR九州では、維持コスト高などを理由に、九州新幹線長崎ルート(博多−長崎)への導入を見送る案が浮上している。国の専門家委員会は今夏、中断している走行試験の再開の可否を判断する方針。
 北陸新幹線では二〇二三年春の敦賀開業後、全線開業までの暫定措置として、敦賀以西ルート(敦賀−新大阪)で導入計画がある。九州で実用化した車両を基に、雪対策を加えた改良型を導入予定のため、九州の動向が影響する。
 西川知事はJR九州の正式発表ではないと断った上で「北陸への導入はJR西日本が判断する。どう考えるかを早く明らかにしてほしい」とあらためて強調。「特急をこれからどう運行するかにも関わる」と述べた。
 一方、中部圏知事会議で提案した敦賀−名古屋間をつなぐ基本計画路線の北陸・中京新幹線には「滋賀県が大部分。北陸新幹線と東海道新幹線をどう結ぶか、関心を高めてほしいという狙いがあった」と語った。


2017年6月15日

「北陸・中京新幹線」に戸惑いの声 「北陸新幹線に全力を」 福井新聞 06月15日 08:47


 北陸と中京圏のアクセス向上策として、福井県の西川一誠知事が敦賀と名古屋を結ぶ「北陸・中京新幹線」の整備検討を提案したことに戸惑いの声が上がっている。福井県は、北陸新幹線新大阪延伸後のステップにつなげたい考えだが、北陸・中京新幹線は米原ルートと区間が同じ。昨年末に与党が決定した小浜・京都ルートは、まだ政府から認可されていないだけに、「まずは北陸新幹線に全力を注ぐべきだ。両にらみの作戦は足をすくわれる恐れがある」と懸念する関係者もいる。
 北陸・中京新幹線は米原ルートと同じく敦賀―米原を新規に建設し、米原―名古屋を東海道新幹線と共用することを想定した基本計画路線。
 西川知事は6月2日に大津市で開かれた中部圏知事会議で北陸・中京新幹線を含むアクセス向上策の検討を提案。事務レベルの調整会議を設けることを求め、愛知と岐阜、滋賀、石川、富山の各県と名古屋市が同意した。2023年春の北陸新幹線敦賀開業後の特急増便を議論した後、北陸・中京新幹線の整備に向け理解を深めていく予定だ。
 滋賀県は、西川知事の提案を受け入れたものの、受け止めは複雑だ。というのも「私たちが訴えていた米原ルートと同じ考え方」(同県交通戦略課の担当者)だからだ。


2017年6月3日

「北陸・中京新幹線」の整備提案 中部圏知事会議で福井県知事 福井新聞 06月03日 08:05


 福井など中部9県と名古屋市で構成する「中部圏知事会議」が2日、大津市で開かれた。北陸と中京圏のアクセス向上に向け、西川一誠福井県知事は敦賀と名古屋を結ぶ北陸・中京新幹線の整備を検討する必要性を訴えた。検討の場として、沿線の関係自治体でつくる事務レベルの調整会議の設置を提案し、同意を得た。
 北陸・中京新幹線は山陰新幹線などと同じ基本計画路線の一つ。敦賀―米原(約50キロ)を新たに建設し、米原―名古屋は東海道新幹線との共用を想定している。建設には北陸新幹線と同じ整備計画路線への格上げが必要となる。
 福井県が提示した資料によると、敦賀―米原は北陸新幹線敦賀以西の3案の一つだった米原ルートと同じ区間を通り、事業費も同額の約5900億円と見込む。将来的に北陸新幹線から北陸・中京新幹線、さらに名古屋からリニア中央新幹線に乗り換えれば、福井―東京の所要時間は1時間52分と試算している。


2017年6月3日

「北陸・中京新幹線」の整備を提案 中部圏知事会議で福井県知事 福井新聞 2017年6月3日 午前7時00分


 福井など中部9県と名古屋市で構成する「中部圏知事会議」が2日、大津市で開かれた。北陸と中京圏のアクセス向上に向け、西川一誠福井県知事は敦賀と名古屋を結ぶ北陸・中京新幹線の整備を検討する必要性を訴えた。検討の場として、沿線の関係自治体でつくる事務レベルの調整会議の設置を提案し、同意を得た。
 北陸・中京新幹線は山陰新幹線などと同じ基本計画路線の一つ。敦賀―米原(約50キロ)を新たに建設し、米原―名古屋は東海道新幹線との共用を想定している。建設には北陸新幹線と同じ整備計画路線への格上げが必要となる。
 福井県が提示した資料によると、敦賀―米原は北陸新幹線敦賀以西の3案の一つだった米原ルートと同じ区間を通り、事業費も同額の約5900億円と見込む。将来的に北陸新幹線から北陸・中京新幹線、さらに名古屋からリニア中央新幹線に乗り換えれば、福井―東京の所要時間は1時間52分と試算している。


2017年6月3日

福井−東京間1時間52分 県試算、北陸・中京新幹線完成で 中日新聞 06月03日 05:00


 西川一誠知事は二日開かれた中部圏知事会議で、敦賀−名古屋間を結ぶ北陸・中京新幹線が完成した場合、福井−東京間の所要時間は一時間五十二分と、現在の北陸新幹線利用より一時間半短縮されるとの試算を明らかにした。二〇二七年のリニア中央新幹線名古屋開業後、北陸・中京新幹線も開通すれば、福井が北陸三県で最も東京に近くなる。
 県新幹線建設推進課によると、試算は北陸・中京新幹線を敦賀−米原間で整備したと想定。米原−名古屋間は東海道新幹線に乗り入れ、名古屋からはリニアに乗り換えるとした。
 所要時間の最短は福井の一時間五十二分。金沢は二時間十六分、富山は二時間三十六分となった。北陸新幹線で東京に向かうケースと比較すると、名古屋で乗り換えが生じても福井と金沢は到着時間が早まる。
 ただ、実現には課題もある。北陸・中京新幹線は、東海道新幹線への乗り入れや建設距離で、北陸新幹線の敦賀以西ルートで候補となった米原案と共通点を持つ。
 米原案は着工条件の一つ、費用対効果が2・2と公共事業着手の目安となる1を上回ったが、これは関西方面の流動を見込んだ数字。小浜−京都ルートの整備で費用対効果の低下は避けられない。


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