西之島 新島 気象庁 噴火警戒レベル 引き下げ 海上保安庁 航行警報 解除 2016年8月17日
2016年8月17日、気象庁は、西之島(新島)の噴火警戒レベル(※)を、レベル 3 (入山規制)から、レベル 2 (火口周辺規制)に 1段階引き下げ、立入規制を、西之島
火口中心 半径 1.5キロ以内から 0.5キロ以内に縮小、火山現象に関する海上警報を解除、海上保安庁は、西之島の火山噴火に関する「航行警報」(西之島の火口中心から半径
1.5キロ(0.9海里)以内の航行規制)を解除しました
なお、西之島の地形、及び、周辺の水深は、火山活動により大きく変化しており、詳細な水深が不明なことから、付近の航行には十分な注意が必要で、古い情報が記載されていた西之島の海図については、一時的に廃版にする等の措置がとられています
地面の温度は、依然 100度を超す場所が点在、地表にわずかに残る旧西之島の部分を除き、島全体が真新しい溶岩で覆われている為、一般の人が立ち入ることはできませんが、早ければ、今年(2016年)の秋にも、火山や生態系などの専門家が上陸、調査を行うということです
2016年2月17日、火山噴火予知連絡会は、海上保安庁による観測で、2015年11月17日以降、噴石を噴き出す噴火や溶岩の流出は確認されず、「西之島では表面的な活動に低下が認められる」と発表
赤線の円内が 「航行警報」の範囲
(西之島の中心から半径 1.5キロ(0.9海里))
|
|
気象庁は、西之島の中心から概ね 4キロ以内としていた警戒範囲を、概ね 1.5キロ以内に縮小
海上保安庁も、「航行警報」の範囲を、西之島の中心から半径 1.5キロ(0.9海里)の範囲に縮小していました
|
「 西之島周辺海域における航行警報の変更について 海上保安庁 平成28年2月17日 」 より
|
|
平成28年6月3日付、海上保安庁発行の水路通報により廃版された海図
(W49「小笠原諸島分図 第 1」の「西之島」)
|
|
|
平成28年6月3日付、海上保安庁発行の水路通報により小縮尺海図は注意書きを添えて改補済み
|
「 西之島周辺海域の航行警報等について 海上保安庁 平成28年8月17日 午後4時30分 」 より
|