西之島 新島 概要 位置 小笠原諸島 |
西之島 新島 概要 位置 小笠原諸島西之島(にしのしま)は、東京の南約1,000キロメートル、父島の西約130キロメートルに位置する、東京都小笠原村小笠原諸島の無人島で、もともと海底火山の活動により生じた火山島です |
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Map of ogasawara islands ja |
西之島(にしのしま)の位置は、左の地図の右下赤い点です かつての西之島は、南北650メートル、東西200メートル程の細長い島で、面積0.07平方キロメートルしかありませんでした 1973年にも、近海で噴火活動があり、新島が誕生しましたが、あまり大きくは成長しなかった為、波の浸食により、ほどなく、姿を消しています 西之島は、火山列島(硫黄列島)と同じ火山脈に属し、付近では海底火山活動が活発です 火山列島(かざんれっとう)は、小笠原諸島に属し、硫黄列島(いおうれっとう)とも呼ばれ、硫黄島、北硫黄島、南硫黄島の総称で、西之島が含まれることもあります |
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「海上保安庁」の「海域火山データベース」地図で見ると、右下から右上に向けて、大きく2つの固まりに分かれて赤い点(1つ1つが海底火山)が並んでいます |
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「 西之島の再噴火について 海上保安庁 平成29年4月20日 」 より |
下側の固まりの上端(北端)にあるのが、西之島です 上側の固まりの上端(北端)のちょい上には、富士山があります 同一の火山列に属していることが、良く分かります |
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噴出しているマグマについて、伊豆諸島の島である三宅島、八丈島、青ヶ島、鳥島などは玄武岩マグマを噴出しますが、西之島では、大陸地殻に似た安山岩マグマであるとされているところも、興味深いところです 日本周辺海域火山通覧 火山名 概位 概要西之島 新島 / 27°15'N 140°53'E / 父島西方約130kmにある無人島で、南北約650m、幅約200m、島頂は中央部付近(27°14.8'N,140°52.5'E,25m)で、全体として平低な安山岩質の島(SiO2 58~60%)である 1973年,西之島至近の海底で有史以来噴火記録のない西之島火山が活動を開始し、新島を形成した その後新島は西之島と接続し新島の大半が波浪による侵食を受けその一部が現存する 1999年1月現在の新島の面積250,100m2、標高15.2m、新島からシソ輝石普通輝石安山岩、カンラン石単斜輝安山岩が採取されている SiO2 58.4~58.9%, Na2O 0.41~0.42%, K2O 1.12~1.16% |
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「海上保安庁 掲載 日本周辺海域火山通覧」 より https://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo18-2.htm#gaiyo | ||
西之島 新島 地質構造図 1992年(平成4年) 海上保安庁地質構造図 「海域火山データベース 海上保安庁海洋情報部」 より |
西之島 新島 主な活動記録 |
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「海上保安庁 掲載 日本周辺海域火山通覧」 より |
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