三宅島 火山ガス放出量増加 火山性微動 伊豆諸島 |
三宅島 火山ガス放出量増加 火山性微動 伊豆諸島 2016年5月12日伊豆諸島の三宅島(東京都三宅村)では、2016年5月11日夜から12日にかけて、火山性微動が発生し、2016年5月12日行った現地調査で、火山ガスの放出量が増えていることが確認され、他の地震活動などに大きな変化はありませんが、気象庁は、引き続き山頂火口やその周辺では突発的な火山灰の噴出や火山ガスの放出に注意するよう呼びかけています 気象庁によりますと、三宅島では、2016年5月11日午後11時頃から12日午前3時頃にかけ、地下の火山ガスなどの動きを示す火山性微動が発生、火口の南側の地盤が僅かに沈むような変化が観測されたということです 気象庁が2016年5月12日行った現地調査では、火口から放出される火山ガスの二酸化硫黄の量が、 1日当たりおよそ 1200トンと、これまでの 1日数百トンから増加しており、三宅島で二酸化硫黄の放出量が 1日1000トンを超えるのは、3年前の2013年(平成25年)8月以来のこととなります 今年(2016年)2月に火山性微動やそれに伴う地盤の変化が観測された際には、二酸化硫黄の放出量に目立った変化はなかったということで、気象庁は、火山活動が進む兆候は見られないとし、噴火警戒レベルをレベル 1(活火山であることに留意)のままとする一方、山頂火口やその周辺では突発的な火山灰の噴出に注意するとともに、火口の風下に当たる地域では火山ガスの放出に注意するよう呼びかけています 三宅島では、2013年(平成25年)1月にごく小規模な噴火が起きて以降、噴火活動は確認されていませんが、長期的には山の地下深くが膨らんでいることを示す、緩やかな地殻変動が続いています |
関連記事 |
ページTOP | |||||||||
関連記事を下記に紹介します |
||||||||||
|
||||||||||
ページTOP | ||||||||||