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霧島連山 硫黄山 噴火 警戒レベル 3 「入山規制」 に引き上げ


霧島連山 硫黄山 噴火 警戒レベル 3 「入山規制」 に引き上げ 2018年4月19日



鹿児島と宮崎の県境に広がる 霧島連山 えびの高原 硫黄山で、2018年4月19日午後3時39分頃、噴火が発生、火口周辺に大きな噴石が飛んだのが確認されました 鹿児島と宮崎の県境に広がる 霧島連山 えびの高原 硫黄山 (1317メートル)で、2018年4月19日午後3時39分頃、噴火が発生、火口周辺に大きな噴石が飛んだのが確認されました

噴火はその後も継続、噴煙は最も高いときで火口から 500メートルに達し、南東側に流れています
噴気を上げる霧島連山・硫黄山=20日午後1時47分、宮崎県えびの市(共同通信社機から)
噴煙を上げる霧島連山の硫黄山(左手前)。右奥は活動を続ける新燃岳=宮崎、鹿児島県境で 2018年4月20日午後1時51分
霧島連山・硫黄山から上がる噴煙=19日午後5時30分ごろ、宮崎県えびの市


気象庁は、改めて火口周辺警報を発表、噴火警戒レベルを「火口周辺規制」を示すレベル 2から、「入山規制」を示すレベル 3に引き上げ、硫黄山から概ね 2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています

周辺に設置された傾斜計では、噴火に伴う地盤の変動が観測された他、地下の熱水やガスの動きを示すとされる「火山性微動」も観測され、振幅の大きな状態が続いているということです


気象庁は、硫黄山から概ね 2キロの範囲で、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけ、地元の宮崎県えびの市は、この範囲の立ち入りを規制、また、風下側を中心に火山灰や小さな噴石がより遠くまで飛ぶおそれがあるとして注意を呼びかけています

霧島連山 硫黄山では、2018年2月後半から火山性地震が増加、小規模な噴火の恐れがあるとして、2018年2月20日に噴火警戒レベルを 1 「(活火山であることに留意」 から 2 「火口周辺規制」 へ引き上げられていましたが、硫黄山の噴火は 1768年以来 250年ぶりになるとのことです


霧島連山 硫黄山周辺には、足湯や温泉などの観光施設が多くあり、火口から 約 1キロには国民宿舎「えびの高原荘」もありますが、宮崎県えびの市は噴火警戒レベルの引き上げに伴い、無線放送でえびの高原一帯に速やかな避難を呼びかけました

霧島連山では、硫黄山の南東 約 5キロの新燃岳でも 2018年3月6日に 7年ぶりとなる爆発的噴火が発生し、噴火警戒レベル 3が継続されています
九州にある 17の活火山




気象庁は、霧島連山 硫黄山の連続的な噴火が、2018年4月20日午前6時半頃に停止したと発表しましたが、その後も噴気(水蒸気やガス)が活発に出ており、気象庁では噴火警戒レベル 3(入山規制)を維持、硫黄山から 2キロ以内は大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けています


(①写真) 気象庁のカメラが撮影した、噴煙を上げる霧島連山・硫黄山 2018年4月19日午後3時46分
(②写真) 噴気を上げる霧島連山・硫黄山=20日午後1時47分、宮崎県えびの市(共同通信社機から) 「 宮崎・硫黄山の噴火が停止 噴気活発、警戒レベル3継続 共同通信 2018年4月20日 18:54 」 より
(③写真) 噴煙を上げる霧島連山の硫黄山(左手前)。右奥は活動を続ける新燃岳=宮崎、鹿児島県境で 2018年4月20日午後1時51分 「 <霧島連山>硫黄山 噴火停止も活発な噴気活動続く 毎日新聞 2018年4月20日 19:08 」 より
(④写真) 霧島連山・硫黄山から上がる噴煙=19日午後5時30分ごろ、宮崎県えびの市 「 「GWに期待していたのに…」観光関係者にショック 硫黄山250年ぶり噴火 えびの高原、立ち入り規制 西日本新聞 2018年4月20日 14:29 」 より
(⑤地図) 九州にある 17の活火山 「 気象庁|九州の活火山 」 より編集





霧島連山 硫黄山 噴火警戒レベル 2 「火口周辺規制」 に引き下げ 2018年5月1日



気象庁は、2018年5月1日、霧島連山 えびの高原 硫黄山(いおうやま、宮崎県えびの市、1317メートル)の噴火警戒レベルを 3(入山規制)から 2(火口周辺規制)に引き下げるとともに、大きな噴石への警戒が必要な範囲を 2キロから 1キロへ縮小しました

福岡管区気象台によると、地下のマグマや熱水の動きを示す火山性微動が、2018年4月25日以降は観測されず、火山性の地震も同20日以降は少ない状態が続いていること、また衛星観測で見られていた山体の隆起がほぼ収まったことから、硫黄山から 1キロを超えて、大きな噴石が飛散する恐れが弱まったと判断したとしています


霧島連山 硫黄山では、2018年4月19日の噴火に伴い、噴火警戒レベルが 3 に引き上げられ、その後、同4月26日には、想定された火口域の外側にあたる山頂の西側およそ 500メートルの県道 1号線付近でもごく小規模な噴火が発生しています

今後の硫黄山の火山活動について、気象庁は、2018年4月19日と同じ程度かそれよりやや大きな噴火が起きるおそれがあるほか、県道 号線付近でも火山灰が噴出するおそれがあるとし、引き続き小規模な噴火のおそれと合わせ、火口からおおむね 1キロの範囲で、大きな噴石に警戒するよう呼びかけています




霧島連山 硫黄山 の位置図



霧島山 観測点配置図

霧島山 観測点配置図 「 気象庁|霧島山 観測点配置図 」 より





霧島山 (きりしまやま) 噴火警戒レベル



レベル キーワード 対応
5 避難 危険な居住地域からの避難等が必要
4 避難準備 警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮者の避難等が必要
3 入山規制 登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制 等
状況に応じて要配慮者の避難準備等
2 火口周辺規制 火口周辺への立入規制等
1 活火山であることに留意 状況に応じて火口内への立入規制等

注.避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なります

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関連記事を下記に紹介します



2018年5月1日

硫黄山 噴火警戒レベルを2に引き下げ 火口周辺規制 NHKニュース 2018年5月1日 15:58


 先月噴火が発生した宮崎県の硫黄山について、気象庁は1日午後、噴火警戒レベルを3から火口周辺規制を示す2に引き下げました。引き続き小規模な噴火のおそれがあるとして、山からおおむね1キロの範囲で、大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。
 鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の一つで宮崎県にある硫黄山では、先月19日に大きな噴石を300メートルほど飛ばす噴火が発生し、気象庁は噴火警戒レベルを「入山規制」を示す3に引き上げました。
 その後、先月26日には、想定された火口域の外側にあたる山頂の西側およそ500メートルの県道1号線付近でもごく小規模な噴火が発生しました。
 今後の硫黄山の火山活動について気象庁は、先月19日と同じ程度かやや大きな噴火が起きるおそれがあるほか、県道1号線付近でも火山灰が噴出するおそれがあるとしています。


2018年5月1日

硫黄山の噴火警戒レベル、3から2に引き下げ 気象庁 朝日新聞 2018年5月1日 15:18


 気象庁は1日、4月19、26日に噴火した霧島連山のえびの高原・硫黄山(いおうやま、宮崎県えびの市、1317メートル)の噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げた。大きな噴石への警戒が必要な範囲を2キロから1キロへ縮小したが、引き続き小規模な噴火の可能性があるとしている。
 福岡管区気象台によると、地下のマグマや熱水の動きを示す火山性微動が25日以降は観測されず、火山性の地震も20日以降は少ない状態が続いていること、また衛星観測で見られていた山体の隆起がほぼ収まったことから、硫黄山から1キロを超えて、大きな噴石が飛散する恐れが弱まったと判断した。


2018年5月1日

〔霧島山(硫黄山)〕噴火警戒レベル2(火口周辺規制)へ引下げ 警戒範囲を縮小(5/1) レスキューナウニュース 2018年5月1日 15:00


 1日14:00、福岡管区気象台と鹿児島地方気象台は、宮崎・鹿児島県境の霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)について、4月19日の噴火によって引上げられていた噴火警戒レベルをレベル3(入山規制)からレベル2(火口周辺規制)へ引下げる「噴火警報」を発表しました。これによって噴石などへの警戒範囲が、硫黄山からおおむね2kmの範囲から1kmに縮小されました。
 えびの高原の硫黄山では4月19日に硫黄山の南側で噴火が発生し、火口から200〜300m程度まで大きな噴石が飛散しました。また翌20日には硫黄山西側500m付近で新たに噴煙が上がり、26日に一時的に火山灰が含まれる噴煙が上がる程度の噴火も発生しています。
その後硫黄山では噴火は発生していませんが、活発な噴気活動は現在も続いています。
 火山性地震は4月20日以降おおむね少ない状態で経過し、火山性微動も4月25日以降観測されておらず、また地殻変動観測においても、硫黄山付近及びその西側にみられていた隆起がほぼ収まっています。


2018年4月20日

<霧島連山>硫黄山 噴火停止も活発な噴気活動続く 毎日新聞 2018年4月20日 19:08


 19日に250年ぶりに噴火した宮崎・鹿児島県境の霧島連山のえびの高原・硫黄山は、20日朝に噴火が停止したが、水蒸気とみられる白い噴煙が高さ約100メートルまで上がるなど活発な噴気活動が続いている。
 気象庁によると、19日午後3時39分ごろから続いた噴火は、噴煙に火山灰が混じらなくなり20日午前6時半に止まったと判断した。20日の上空からの観測では、山の南側で複数の白色の噴煙が上がり、その周辺では、土砂が混じった黒灰色の泥水などの噴出も見られた。
 気象庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を継続し、硫黄山からおおむね2キロの範囲で大きな噴石や火砕流への警戒を呼びかけている。
 新燃岳と同じマグマだまりの影響か
 今回の硫黄山の噴火について、防災科学技術研究所の中田節也・火山研究推進センター長(火山地質学)は、3月から爆発的噴火が起きている霧島連山の新燃岳にマグマを供給したのと同じマグマだまりの影響で起きた可能性が高いとみている。
 気象庁によると、マグマだまりは硫黄山近くのえびの岳の地下約6キロにあり、さらに深部からのマグマの供給が続いているとみられる。中田センター長は硫黄山の噴火は、マグマだまりに由来する熱やガスで起きた「水蒸気噴火」とみられると指摘する。マグマ上昇時にみられる地殻変動がなく、噴火した部分だけが局所的に膨張していた状態だという。


2018年4月20日

宮崎・硫黄山の噴火が停止 噴気活発、警戒レベル3継続 共同通信 2018年4月20日 18:54


 宮崎県えびの市にある霧島連山・えびの高原(硫黄山)は20日午前6時半ごろ、噴火を停止した。気象庁によると、その後も噴気の出る範囲が拡大し活発な活動が続いている。同庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持し、約2キロの範囲で大きな噴石や火砕流への警戒を呼び掛けた。宮崎県などによると、人的被害の情報はない。
 気象庁の監視カメラによる観測などから、硫黄山南側に新たな火孔が確認された。周辺では断続的に黒灰色の泥水が噴出しており、わずかに火山灰が積もっているという。同日午後、共同通信社機からは、南側の複数の火孔から白い噴気が立ち上る様子が見えた。


2018年4月20日

「GWに期待していたのに…」観光関係者にショック 硫黄山250年ぶり噴火 えびの高原、立ち入り規制 西日本新聞 2018年4月20日 14:29


 宮崎、鹿児島県境の霧島連山・えびの高原(硫黄山)で19日午後3時39分ごろ、小規模な噴火が発生した。気象庁は「活動が活発になる恐れがある」として、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、宮崎県えびの市は火口から約2キロを立ち入り規制した。
 同庁によると、硫黄山の噴火は1768年以来、250年ぶり。噴煙は高さ約500メートルまで上がり、周辺に噴石が飛んだ。地下水がマグマの熱で急激に膨張したことで発生する水蒸気噴火とみられる。レベル3になるのは2016年12月、硫黄山に噴火警戒レベルが適用されて初めて。政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。
 宮崎県によると、火口から約1・2キロにある国民宿舎「えびの高原荘」の宿泊者や従業員が避難。鹿児島県は19日夕から、同県霧島市と宮崎県えびの市を結ぶ県道の一部を通行止めにした。両県によると、けが人や事故の連絡はない。
 霧島連山の新燃岳(しんもえだけ)では3月1日に小規模噴火が起き、同6日には7年ぶりとなる爆発的噴火が発生、その後も断続的に噴火が続くなど活動が活発化している。


2018年4月20日

<霧島連山>硫黄山噴火、小康状態に 毎日新聞 2018年4月20日 11:02


 19日に250年ぶりに噴火した宮崎県と鹿児島県境の霧島連山のえびの高原・硫黄山は20日朝まで噴火が続いたが、午前6時半ごろに停止し小康状態になっている。一方で水蒸気とみられる白い噴煙が火口から約100メートルの高さまで上がるなど通常より活発な噴気活動が続いている。
 鹿児島地方気象台によると、噴火は19日午後3時39分から継続していたが、噴煙に火山灰が混じらなくなった20日午前6時半に止まったと判断した。19日に33回観測された火山性地震は、同日午後7時〜20日午前7時の間は観測されていない。噴気に伴う振動が大きいため、振幅の小さな火山性地震は計測ができない状態という。
 気象庁は午前9時現在、噴火警戒レベル3(入山規制)を継続し、硫黄山から約2キロの範囲で大きな噴石や火砕流への警戒を呼びかけている。また、風下では、小さな噴石が火山灰とともに飛んでくる可能性があるとみて注意を呼びかけている。


2018年4月20日

硫黄山、連続噴火止まる…警戒レベル3は維持 読売新聞 2018年4月20日 10:53


 250年ぶりに噴火した宮崎、鹿児島県境にある霧島連山・硫黄山(えびの高原、1317メートル)について、気象庁は20日、連続噴火が同日午前6時半頃に停止したと発表した。
 ただ、火山活動が活発な状態は続いており、噴火警戒レベル3(入山規制)は維持し、同庁は火口から約2キロの範囲で大きな噴石や火砕流への警戒を呼びかけている。
 同庁火山課によると、19日午後6時頃に火口から500メートルの高さに達した噴煙は、20日未明にかけて徐々に高度を下げ、朝には火山灰を含まない水蒸気が噴出するだけになったという。
 一方、噴火直前から続く火山性微動は収まっておらず、同庁は「いつ再噴火してもおかしくない。火口から噴気も出ており、山に近付かないでほしい」としている。
 鹿児島県霧島市も20日、火口から半径2キロ圏内にかかる同市内の一部を警戒区域に設定し、立ち入りを規制したと発表した。


2018年4月20日

霧島連山・硫黄山の噴火停止=気象庁 時事通信 2018年4月20日 10:48


 気象庁は20日、宮崎・鹿児島県境にある霧島連山・硫黄山の連続的な噴火が午前6時半ごろに停止したと発表した。その後も噴気(水蒸気やガス)が活発に出ており、同庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持し、硫黄山から2キロ以内は大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けている。
 硫黄山は19日午後3時39分ごろに噴火が始まり、噴煙は高さ500メートルまで上がった。同日の上空からの観測では、硫黄山の南側に新たな火口が複数確認された。


2018年4月19日

霧島連山・硫黄山噴火、レベル3 250年ぶり、2キロ立入規制 共同通信 04月19日 23:51


 19日午後3時40分ごろ、宮崎県えびの市にある、霧島連山・えびの高原(硫黄山)で250年ぶりに噴火が起き、火口から約500メートルの噴煙が上がった。気象庁は火口周辺に大きな噴石が飛散したのを確認、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。えびの市は火口から約2キロの立ち入りを規制。人的被害は確認されていない。
 気象庁によると、レベル3になるのは、2016年12月に硫黄山に噴火警戒レベルが適用されて初めて。


2018年4月19日

硫黄山、約250年ぶり噴火 ケガ人なし 日テレNEWS 04月19日 22:40


 宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山の硫黄山が19日、およそ250年ぶりに噴火した。気象庁は、噴火警戒レベルを「3」に引き上げ、火口から2キロメートルの範囲では、噴石と火砕流に警戒するよう呼びかけている。
 気象庁によると19日午後3時39分、霧島連山の硫黄山が噴火した。硫黄山が噴火するのは江戸時代の1768年以来、およそ250年ぶりのこと。
 噴煙は、高さ500メートルまで上がったが、噴石が警戒範囲を超えて飛ぶことはなく、ケガ人はなかった。
 気象庁は、噴火を受け、噴火警戒レベルを「2」から「3」に引き上げた。
 気象庁・斎藤誠火山課長「本日(19日)15時55分に、火口周辺警報を発表し、レベル2(火口周辺規制)からレベル3(入山規制)に引き上げました。今後、注意警戒して監視をしていきたい」
 気象庁は、今回の噴火を、地下の熱水が蒸発することで起きる「水蒸気噴火」の可能性が高いと分析していて、火口から2キロの範囲では、噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。


2018年4月19日

霧島連山・硫黄山で噴火=警戒レベル3に上げ―250年ぶり・気象庁 時事通信 04月19日 21:31


 19日午後3時39分ごろ、宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島連山のうち、えびの高原(硫黄山、1317メートル)で噴火が発生した。気象庁が発表した。硫黄山の噴火は1768年以来、250年ぶり。両県によると、被害は確認されていない。
 気象庁は宮崎県小林市とえびの市、鹿児島県霧島市を対象に噴火警報を発表。噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、硫黄山から2キロ以内では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けた。
 同庁によると、火口周辺では噴石が飛び、噴煙は火口から約500メートルの高さまで上がった。斎藤誠火山課長は記者会見で、マグマで熱せられた地下水が水蒸気となって爆発的に噴出する「水蒸気噴火」の可能性を指摘。「霧島連山全体で地下のマグマだまりにマグマが蓄積する様子があり、しっかり監視したい」と話した。
 えびの市は硫黄山から2キロの範囲で立ち入りを規制した。市によると周辺に民家はないが、宿泊施設や観光施設などがある。このうち「えびの高原荘」には宿泊客と従業員が計約20人いたとみられるが、全員避難した。


2018年4月19日

硫黄山噴火、警戒レベル3に「さらに活発化も」 読売新聞 04月19日 21:01


 19日午後3時39分頃、宮崎、鹿児島県境の霧島連山・硫黄山(えびの高原、1317メートル)が噴火した。
 気象庁は同日、5段階ある噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。噴煙は最大で火口から500メートルの高さに達した。気象庁は、火口から約2キロの範囲で大きな噴石や火砕流への警戒を呼びかけている。
 宮崎、鹿児島両県によると、けが人などの情報はない。硫黄山がある宮崎県えびの市は火口から半径2キロ圏内の立ち入りを規制した。同市によると、2キロ圏内には宿泊施設などがあるが、施設従業員や宿泊客ら少なくとも41人が、離れた温泉施設などに避難した。
 気象庁火山課によると、硫黄山の噴火は1768年以来、250年ぶりで、地下水が沸騰して爆発する水蒸気噴火とみられる。複数の地点で噴煙が上がり、火口周辺では噴石の飛散も確認された。同課は「噴火の規模は小さいが、今後、さらに活発になる可能性がある」としている。
 霧島連山では、 新燃 しんもえ岳が昨年10月に6年ぶりに噴火を再開するなど火山活動が活発化。硫黄山も今年2月20日、噴火警戒レベルが1(活火山であることに留意)から2に引き上げられていた。


2018年4月19日

気象庁会見「おおむね2キロの範囲では噴石や火砕流に警戒」 NHK 04月19日 17:08


 気象庁の齋藤誠火山課長は午後5時から記者会見を開き、「えびの高原の硫黄山で、きょう午後3時39分ごろ、噴火が発生し、火口周辺で噴石が飛んだのが確認された。今後、さらに活発になる可能性があるのでレベルを3に引き上げた。硫黄山からおおむね2キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒してほしい」と呼びかけました。 さらに、「風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してほしい」と述べました。
 そのうえで、硫黄山はこれまでも噴気活動が活発だったとしたうえで、「今回の噴火は、これまで噴気活動が活発だった場所のやや南側で発生したと見られる」と説明しました。
 また、新燃岳など霧島連山のほかの火山について、今のところ観測データに変化は見られないということですが、霧島連山の地下深いところでマグマが蓄積していることを示す地殻変動のデータが継続して観測されていることから、引き続き監視を強化していくとしています。


2018年4月19日

霧島連山 硫黄山 警戒レベル3に引き上げ tenki.jp 04月19日 17:01


 本日、19日15時39分頃にえびの高原の硫黄山で、噴火が発生しました。気象庁は噴火警戒レベル2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げ、警戒を呼びかけています。
 えびの高原の硫黄山で、本日(19日)15時39分頃に噴火が発生しました。この噴火に伴い、硫黄山火口周辺で噴石の飛散を確認されました。噴煙は火口上300mに達しています。
 防災上の警戒事項等
 今後さらに火山活動が活発になる可能性があります。えびの高原の硫黄山から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
以下の市町村では、火口周辺で警戒をしてください。
宮崎県 :小林市、えびの市
鹿児島県:霧島市


2018年4月19日

霧島連山 硫黄山で噴火 警戒レベル3に引き上げ NHKニュース 2018年4月19日 16:04


 鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山のえびの高原の硫黄山で、19日午後、噴火が発生し、火口周辺に大きな噴石が飛んだのが確認されました。 気象庁は改めて火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを「入山規制」を示すレベル3に引き上げ、硫黄山からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
 気象庁によりますと、19日午後3時40分ごろ、霧島連山の硫黄山で噴火が発生し、大きな噴石が火口の周辺に飛んだのが確認されました。
 気象庁は、午後4時前、硫黄山周辺に改めて火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルをこれまでのレベル2から「入山規制」を示すレベル3に引き上げました。
 噴火は午後5時半の時点でも続いていて、噴煙は最も高いときで火口から300メートルに達し、南東側に流れています。
 周辺に設置された傾斜計では、噴火に伴う地盤の変動が観測されたほか、地下の熱水やガスの動きを示すとされる「火山性微動」も観測され、振幅の大きな状態が続いているということです。


2018年4月19日

〔霧島山〕えびの高原(硫黄山)周辺 噴火警戒レベル3(入山規制)へ引上げ(4/19) レスキューナウニュース 04月19日 16:00


 19日15:55、福岡管区気象台・鹿児島地方気象台は、鹿児島・宮崎両県にまたがる霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)について、噴火警戒レベルをレベル3(入山規制)に引上げる「噴火警報」を発表しました。この噴火に伴い、硫黄山火口周辺で噴石の飛散が確認されました。今後さらに火山活動が活発になる可能性があり、えびの高原の硫黄山から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
火口周辺で警戒が必要な地域
宮崎県 :えびの市、小林市
鹿児島県:霧島市


2018年4月19日

硫黄山 最近は火山活動の高まり示す兆候も NHKニュース 04月19日 15:57


 えびの高原の硫黄山は、鹿児島県と宮崎県にまたがり20を超える火山からなる霧島連山にある活火山の1つです。ここ数年、火山活動の高まりを示す兆候が続いてきました。
 標高は1317メートルで、火口の西側のおよそ1キロから2キロ付近にはえびの高原の観光施設が点在しています。
 気象庁によりますと、16世紀から17世紀ごろに溶岩が流出する噴火が起き、火口からおよそ2キロ付近まで20センチ以上の噴石が飛んだと見られるほか、江戸時代の1768年に水蒸気噴火が起きた記録があります。
 えびの高原の硫黄山では3年前の平成27年、13年ぶりに噴気が出ているのが確認されるなど、火山活動の高まりを示す兆候が続いてきました。
 去年4月以降、噴気の量が増加したほか、5月には東京大学地震研究所が行った現地調査で噴気が出ている場所の内部でわずかに土砂が吹き出した痕跡が確認され、気象庁は噴火警戒レベルを2に引き上げました。
 その後、去年10月には噴火警戒レベルを1に引き下げましたが、ことし(平成30年)2月19日から20日にかけて、硫黄山周辺で火山性地震が増加しました。


2018年4月19日

<霧島連山>硫黄山噴火…250年ぶり 警戒レベル3に 毎日新聞 2018年4月19日 15:57


 19日午後3時39分ごろ、宮崎、鹿児島県境にある霧島連山のえびの高原・硫黄山が噴火した。硫黄山の噴火は1768年以来で、250年ぶり。噴煙は最高で約500メートルまで上がり、火口周辺で大きな噴石の飛散も確認された。気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。宮崎、鹿児島両県によるとけが人はいない。
 同庁は、硫黄山から約2キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石や火砕流への警戒を呼びかけている。
 硫黄山では、今年2月後半から火山性地震が増加。小規模な噴火の恐れがあるとして、2月20日に噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2へ引き上げていた。
 硫黄山周辺には、足湯や温泉などの観光施設もあり、火口から約1キロには国民宿舎「えびの高原荘」がある。宮崎県えびの市は噴火警戒レベルの引き上げに伴い、無線放送でえびの高原一帯に速やかな避難を呼びかけた。
 霧島連山では、硫黄山の南東約5キロの新燃岳でも3月6日に7年ぶりの爆発的噴火が発生し、噴火警戒レベル3が継続している。


2018年4月19日

霧島連山 硫黄山で「噴火が発生」 気象庁 NHKニュース 04月19日 15:48


 気象庁によりますと、午後3時39分ごろ、宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島連山のえびの高原の硫黄山周辺で「噴火が発生した」ということです。気象庁は噴火速報を発表し、詳しい状況を調べています。 火山に立ち入っている人などは身の安全を確保してください。今後の情報に注意してください。 「噴火速報」は、一定の期間、噴火が発生していない火山で噴火が発生したり、すでに噴火が発生している火山で、より規模の大きな噴火が発生したりした場合に発表される情報です。今後の火山活動に注意が必要です。
 霧島連山の硫黄山では、ことし2月20日に火山性地震が増加して噴火警戒レベル2の火口周辺警報を発表し、山からおおむね1キロの範囲で、噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけていました。
【】NHKのロボットカメラの映像には、硫黄山の火口付近では黄色い地肌が見え、白い煙が勢いよく吹き出している様子が映っています。


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