霧島山 新燃岳 爆発的噴火 噴煙 2600メートル 警戒レベル3 継続 2018年6月22日
宮崎・鹿児島県境にある霧島連山・新燃岳(しんもえだけ 1421メートル)で、2018年6月22日午前9時9分ごろ、爆発的噴火が発生、噴煙は火口から
2600メートルまで上がり、大きな噴石の飛散が火口の中心から 1100メートルに達し、この噴火により宮崎地方気象台で身体にわずかに感じる程度の空振を観測しました
福岡管区気象台によると、霧島山 新燃岳で噴火が発生したのは 2018年5月14日以来、爆発的噴火が発生したのは4月5日以来で、約 2ヶ月半ぶりとなります
気象庁は引き続き噴火警戒レベル 3(入山規制)を維持、火砕流が概ね 2kmまで達する可能性があり、また、火口から 3キロ圏内で大きな噴石などへの警戒を呼びかけています
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあり、2011年と同様に爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがありますので注意が必要です
なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので、その点にも留意が必要です
(上写真) 噴煙を上げる新燃岳=2018年6月22日午前9時13分、宮崎・鹿児島県境 「 新燃岳が4月以来の爆発的噴火、噴煙2600メートル 朝日新聞 2018年6月22日 10:10 」 より
(下地図) 九州にある 17の活火山 「 気象庁|九州の活火山 」 より編集
霧島山 新燃岳 爆発的噴火 噴煙 2600メートル 警戒レベル3 継続 2018年6月27日
気象庁によると、宮崎、鹿児島県境にある霧島連山・新燃岳が、2018年6月22日以来5日振りの、2018年6月27日午後3時34分噴火し、噴煙が2200メートルまで上がりました
今後、宮崎県小林市、高原町などにやや多量の降灰が予想されるということで、注意を呼びかけています
霧島山 新燃岳 の位置図
霧島山 観測点配置図 「 気象庁|霧島山 観測点配置図 」 より
霧島山 (きりしまやま) 噴火警戒レベル
レベル |
キーワード |
対応 |
5 |
避難 |
危険な居住地域からの避難等が必要 |
4 |
避難準備 |
警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮者の避難等が必要 |
3 |
入山規制 |
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制 等
状況に応じて要配慮者の避難準備等 |
2 |
火口周辺規制 |
火口周辺への立入規制等 |
1 |
活火山であることに留意 |
状況に応じて火口内への立入規制等 |
注.避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なります
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