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扇沢駅 急こう配の感動よ 再び ・・・ あれぇ~


扇沢駅 急こう配の感動よ 再び ・・・ あれぇ~



関電トンネルの中程に設けられたトロリーバス同士のすれ違い用の待避所で、しばらく停車したまま待っていると、前方からヘッドライトの明かりが ・・・
ゆっくりと対向車もこの待避所に滑り込んできて、少し幅広になっているとはいえ、通常の2車線道路程の幅はありません

(間隔的には)、幅ぎりぎりに2台の大型バスの車体が並ぶのはちょっとした驚異のイベントです
対向車はゆっくりと停車することなく後方へと消え去り、自分の乗っているバスもゆっくり、しかし、再び狭くなったトンネルへと突入していきました

下り線優先で、上り線が停車してすれ違いの下りを待つあたりも、国鉄から脈々と続く単線鉄道のルール通りです


トンネルの天井に設けられたトロリーバスの集電用の架線、分岐部分がどういう造り、構造になっているのか、興味津々でしたが、結局バスの中からは、暗くて良く分かりませんでした

鉄道好きの方は、きっと同じように興味を持たれることと思いますが、実物を見ることには、バスの先頭座席に陣取る必要がありそうです
それでも見えるかどうか分かりませんが、少なくとも中程に座った私には、暗くて、また、待避所付近でスピードを落としたとはいえ、一瞬のことで、全然見えませんでした


そして、大破砕帯、県境を過ぎると(順番は忘れてしまいましたので、順不同です)、楽しみにしている扇沢駅手前の急こう配は間もなくです

来た時に味わったあの驚き、感動よもう一度と思っていたのですが、帰りも来た時と確かに同じ勾配のはずで、やはりそれなりの急こう配であることに変わりまないはずなのに、2度目のせいか、坂を登るのと下るのでは感覚が違うのか、見える景色のせいなのか、とっても残念なことにさしたる驚きも感動もなく、バスは扇沢駅のプラットホームへ滑り込んでしまいました


扇沢駅前の駐車場で車に乗り込み、今日の宿をとってある松本へと一路車を走らせます

松本の市街地に入る頃にはすっかり日も落ち、信号やら町の明かりが煌々とともっている様は、すっかり普通の都市
ついさっきまで大自然の中にいたのがうそのように感じられ、帰ってきちゃったんだなとちょっとさびしい感じも

でも、まだまだ旅は続きます
今夜の宿は松本駅にほど近いビジネスホテル


ここのホテルの売りは、1階に併設するビジネスホテルのレストラン
ビジネスホテルホテルのレストランと侮ってはいけません

中華専門ですが、その種類、何と 100種類近く
ほんとかな~とちょっと疑いたくもなりますが、メニューには写真付きでたくさんの料理の数々が
恐るべし、松本!!


夕食付の宿泊客は、その中から数種類をセレクトするシステムです

日頃中華を食べ慣れている方には、普段食べれない様なものも、また、こういうところでこそ冒険もできる、というとってもおいしいシステムかもしれませんが、あまり普段食べ慣れていないものにとっては、メニューを選ぶだけで一苦労

まさしく、ねこに小判状態 ・・・ 鰹節が欲しいにゃ~ ・・・ といってみても、そこにはなく


メニューを何度も何度もめくってみるものの、写真と聞き慣れない料理名
味の創造がつきません

ようやく知ってる料理をセレクト、注文しました
100種類の料理はどこへ行ったんだ~~

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