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黒部ダム展望台 |
黒部ダム展望台黒部湖遊覧船に大満足したところで、この黒部湖へ最初に到着した際、関電トンネルトロリーバスの黒部ダム駅で案内板を見かけて気になっていた展望台へと向かいます 展望台は、遊覧船の船着き場から黒部湖を挟んだ対岸側にあります 再び 500m近くもある黒部ダムの堰堤を、時々、端っこから下を覗き込み、黒部渓谷の谷底や黒部湖の湖面を眺めるべく、その都度、その雄大さ、美しさを確認、右へ左へとジグザグに歩を進めます ようやく、ダムの大町側の付け根にたどり着くころ、ダムの右手（上流側）に、巨大なレリーフの在ることに気付きました 近づいて見ると、それは、「殉職者慰霊碑」 この世紀の大工事といわれた黒部ダムの建設工事に携わり、犠牲となられた方々を称える為、その魂をお慰めする為、工事の様子を表すレリーフに全員のお名前が刻まれています この黒部ダムの雄大さに触れる際には、犠牲になった方々のことも忘れてはいけないんだなと思います さて、黒部ダム展望台ですが、2通りの行き方があります 一つは、来るときに見かけた、地中にある黒部ダム駅から地中階段を登るルート これだと、まず黒部ダム駅に向かって 200m 5分進んだところで、100m 10分の階段を登ればすぐ到着なのですが、途中は全てコンクリートのトンネルの中 当然、もう一つの、山肌に取り付けられた外階段を登っていくルートを取ります 黒部ダム駅に通じるトンネルの前を通り過ぎ、お土産物屋さんとかの入っているレストハウス前を抜けるとほどなく、「放水観覧ステージ」が現われます 黒部ダムの観光放水、ダムの中腹から 2箇所円形に吹き出す放水の模様を斜め正面から間近に見られるスポットです そこから先は、コンクリートを吹き付けただけの山肌に取り付けられた階段を登って行くと、「ダム展望台」に到着です ここからは黒部ダムの全景を周囲の山々ともども俯瞰することができ、先程までいたダムの堰堤を見下ろします 「ダム展望台」からは、黒部ダム駅までの直通トンネルもあるのですが、「ダム展望台」からの黒部渓谷の雄大な景色を堪能した後、元来た道を引き返します 途中から、ちょっと脇に入れば、「新展望広場」なんてところにも行けます 黒部ダム、そうそう来れるところでもないので、見所はできるだけ寄っておきます 「放水観覧ステージ」まで戻ると、右手に「新展望広場」へと通じる道が分岐しています こちらも、「ダム展望台」への道同様、コンクリートを吹き付けられただけの山肌に沿って取り付けられた階段を下って行きます 「新展望広場」、「ダム展望台」より低い位置に設けられているだけあって、「ダム展望台」が黒部ダムを上から俯瞰する感じだったのに対し、こちら、「新展望広場」は、黒部ダムを正面に眺めるようなアングルで見ることができます 時間があれば、「ダム展望台」、「放水観覧ステージ」、「新展望広場」それぞれの角度から見る黒部ダムを堪能したいものです |