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そして 大王わさび農場へ


そして 大王わさび農場へ



この「 大王わさび農場 」、北アルプスからの湧き水を利用した安曇野わさび田湧水群の一角にあり、日本最大規模のわさび園、年間約120万人が訪れる安曇野随一の観光スポットとして、観光ガイド等に紹介されています

一度は行ってみる価値ありだと思います


さてこの 「 大王わさび農場 」、「 わさび農場 」の意味は当然分かりますが、何故にこの長野の地で、「 大王 」??

園内に「大王窟」というのがあり、由来が記されていました

記憶を頼りに書いていて、家に帰ってから調べた情報で補正していますので、正確にそこに掛かれていたことと一致しないかも知れませんが、概ね次のような説明が書かれていました ・・・ (と思う)

この安曇野の地は、その昔、魏石鬼八面大王(ぎしきはちめんだいおう)という世にも優れた怪力無双の首領がを治めていましたが、中央政権によって、たくさんの貢物や無理難題を押し付け、住民を苦しめられた住民を守るべく立ちあがった魏石鬼八面大王は、坂上田村麻呂率いる中央政権の軍勢と戦いましたが、劣勢となり岩窟に立てこもり抵抗するも最後には打ち取られてしまったという人物で、この「大王窟」はその際、魏石鬼八面大王が立てこもった岩窟を再現したものだそうです

なお、魏石鬼八面大王のあまりの強さに恐れをなした中央政権は、魏石鬼八面大王が、再び生きかえることのないようにとその遺体を分葬し、その胴体が現在の「 大王わさび農場 」の一角に埋められ、大王神社として祀られていますとのことです

「 大王わさび農場 」、魏石鬼八面大王にちなんで大王を冠したということで、ここは魏石鬼八面大王ゆかりの地だったんですね~ ・・・ (知らない人ですが)

坂上田村麻呂は知ってますよ
奈良時代の終わり頃から平安時代の初期にかけて活躍し、征夷大将軍になられたお方ですよね

まだ日本に妖怪やもののけ、怨霊がそこかしこでのし歩いていた時代ですよね
征夷大将軍といえど怨霊は恐ろしかったということでしょうか


で、肝心のわさび田についてまだ一言も触れていないことに気付きまして ・・・
そのわさびは、浅い谷筋の底を平たく整形、何本もの畝をつくり、間を清流の流れる中、その畝に整然と植えられていました

上に日よけのネットが貼られているため、上から覗き込んでも良く見えないのですが、そこは観光農園のいいところ
ちゃんと近くで見れるように見学路が整備されています

畝の間を絶え間なく流れる水のなんと清らかなこと
やっぱり、テレビで見ているだけでは伝わらないものがあります


そして、「 大王わさび農場 」ではずせないのが三連水車
ありましたありました
むか~し風の土壁小屋に寄り添うように万水川の清流にたたずむ水車がみっつ

さっそく近くへ行ってみてがっかり
この水車、水車小屋って、かの有名な黒澤明監督の映画のセットなんですね
しっかり説明が書かれていました

観光ガイドなんかに良く使われる三連水車の写真
やっぱり安曇野には水車が良く似合うと、勝手に思い込んでいただけの方が ・・・
世の中には知らない方がしあわせってことありますよね


出口の近くで、おみやげにわさびが売られています
チューブに入った練りワサビと本物のわさびをすりおろしたものでは、全然別物と言えるくらい、本物は甘くておいしいことを知っています

つい手が伸びかけますが、まだまだ続くこの先の旅程を考え、誘惑を断ち切るように、次の目的地、松本へ

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