NHK アニメ「ねこねこ日本史」デーモン閣下の肖像権侵害無断使用　-　アラカルト辞典

NHK アニメ「ねこねこ日本史」デーモン閣下の肖像権侵害無断使用

NHKは、2018年3月27日、Ｅテレ放送アニメ「ねこねこ日本史」（水曜後 6:45～）の2018年2月28日放送分で、アーティストのデーモン閣下の肖像を“無断使用”したことを番組公式サイトで認め、謝罪しました

デーモン閣下は自身の肖像を無許可で使用されたとして2018年3月15日に自身のブログで猛批判していました

問題の放送にて NHKは、デーモン閣下を直接的に意識させるキャラクター「デーモン風高杉」を登場させましたが、デーモン閣下になんの断りも無く無断使用していたことが発覚、演出方法などについて「丁寧に相談等しながら進めるべきところ、これを欠いた」と釈明しました

番組公式サイトでは、「当（「ねこねこ日本史」）製作委員会が制作し、2018年2月28日に（NHK）Ｅテレにて放送された番組『ねこねこ日本史』第64話において、高杉晋作のキャラクターが、デーモン閣下を直接的に意識させる顔の模様、及び、扮装をして西洋諸国との条約締結交渉に臨み、大音量でロックを奏でて交渉をまとめるという表現がとられていました

また、当製作委員会のサイトの番組キャラクター紹介のコーナーにおいて、同キャラクターを『デーモン風高杉』の名称を付して紹介いたしました」と今回の事案を報告

「本来であれば、同キャラクターに上記顔の模様及び扮装を施した上で登場させること、及び、演出方法等について丁寧に相談等しながら進めるべきところ、これを欠いたことにより、デーモン閣下、関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけしました」と釈明、「皆様に深くお詫び申し上げるとともに、今後このようなことがないよう、一層留意してまいります」と謝罪しています

デーモン閣下は、自身のブログで、最新話「第64話　破天荒シンガー、高杉晋作！～破天荒MAX編」に登場した「デーモン風高杉」というキャラクターについて、「『風』ではなく『吾輩）』そのものであり、高杉の要素はむしろ微塵も感じられない」と怒りをあらわにし、さらに「名前も含めて明らかに『吾輩の姿の無断使用』である」と断じています

さらに、「君たちは天下の公共放送のスタッフだぞ。何で当たり前の『許諾確認の段取り』が踏めなかったのかね？」などと記し、NHKの姿勢を批判していました

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デーモン閣下似のキャラ無断使用、ＮＨＫが謝罪　読売新聞　2018年3月27日 15:46

　ＮＨＫは２７日、Ｅテレの番組「ねこねこ日本史」で、歌手のデーモン閣下さんの顔の模様や衣装を似せたキャラクターを無断で登場させていたことを、同番組の公式サイトで謝罪した。
　今年２月２８日の放送で、高杉晋作のキャラクターがデーモン閣下さんの姿になって登場。ロックを奏でながら外国との条約締結交渉をまとめる内容だった。デーモン閣下さんは公式ブログで無断使用に対して抗議していた。
　同サイトでは「演出方法について丁寧に相談等しながら進めるべきところ、これを欠いたことにより、デーモン閣下、関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけしました」としている。

2018年3月27日

ＮＨＫが謝罪　アニメ「ねこねこ日本史」でデーモン閣下の肖像を無断使用「丁寧な相談を欠いた」　スポニチアネックス　2018年3月27日 12:02

　ＮＨＫは２７日、ネコが歴史上の人物に扮したＥテレのアニメ「ねこねこ日本史」（水曜後６・４５）の２月２８日放送分で、アーティストのデーモン閣下の肖像を“無断使用”したことを番組公式サイトで謝罪した。デーモン閣下を直接的に意識させるキャラクター「デーモン風高杉」を登場させたが、演出方法などについて「丁寧に相談等しながら進めるべきところ、これを欠いた」と原因を説明し、釈明。デーモン閣下は自身の肖像を無許可で使用されたとして今月１５日にブログで猛批判していた。
　公式サイトは「当（「ねこねこ日本史」）製作委員会が制作し、２０１８年２月２８日に（ＮＨＫ）Ｅテレにて放送された番組『ねこねこ日本史』第６４話において、高杉晋作のキャラクターが、デーモン閣下を直接的に意識させる顔の模様及び扮装をして西洋諸国との条約締結交渉に臨み、大音量でロックを奏でて交渉をまとめるという表現がとられていました。また、当製作委員会のサイトの番組キャラクター紹介のコーナーにおいて、同キャラクターを『デーモン風高杉』の名称を付して紹介いたしました」と今回の事案を報告。

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