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NHK 放送センター 移転断念 現在の敷地内で建て替え


NHK 放送センター 移転断念 現在の敷地内で建て替え



NHKは、NHK放送センターを東京都渋谷区の神宮前地区への移転を目論み、2014年度(平成26年度)末時点で、約1千億円を積み立て、土地所有者の東京都と交渉していましたが、あまりにも巨額の費用が必要になるため移転を断念、2015年6月9日、現在の敷地内(東京都渋谷区神南1)で建て替える方針に転換したと発表しました


2015年6月10日現在のNHK放送センター

2015年6月10日現在のNHK放送センター

NHK放送センター、建て替えへ 東京五輪後に着工、建設費1,700億円 みんなの経済新聞 08月31日 11:29 」 より

移転候補地には、現放送センターに隣接する代々木公園や渋谷区神宮前の旧青山病院跡の都有地などが挙がっていましたが、建物の高さ制限が厳しかったり、都側に支払う土地代がかさんだりすることから断念しました


NHKは、外部の代替施設を利用しながら段階的に建て替えを進めるとし、新センターでは免震機能を強化するほか、超高精細な「8K」などの次世代放送に対応させる予定です


現在のNHK放送センターは、東京五輪を機に千代田区内幸町から移転、放送設備やスタジオを有するNHKの番組制作の拠点で、1972年(昭和47年)に完成した本館を始め、1965~1988年に建てられた四つの建物が、約 8万2600平方メートルの広大な敷地に並んでいます

NHKでは、1965(昭和40)年の第1期工事完成から 50年がたち、老朽化、狭あい化が進んでいるとして、移転を含め、,2011年度(平成23年度)から建て替えを検討、ラジオ放送開始100周年となる2025年(平成37年度)の新センター運用開始を目指していました


放送センター全ての施設を建て替えることを想定しているとみられていますが、詳細は今後検討していくとのことで、新設する建物の規模は、2014年度予算策定時に想定した、約 26万平方メートル(現在は 22万8346平方メートル)を基本に検討するとしています

2020年の東京五輪・パラリンピック終了後に着工、放送開始 100周年となる 2025年にニュースセンターとラジオセンター、情報系スタジオなどが入る施設の運用開始を目指し、その後、ドラマスタジオや事務室を順次建て替える予定です


NHKは、2011年度の決算から建設費用を積み立てており、2014年度の予算案では、建設費は 約 3,400億円と見積もられていましたが、用地決定を受けてあらためて算定するということです

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2015年6月10日

NHK放送センター、現在地で建て替えへ 東京五輪後着工、2025年一部運用開始 シブヤ経済新聞 2015年06月10日


 NHKは6月9日、渋谷・神南の放送センター(渋谷区神南1)を現在の場所で建て替えると発表した。
 同センターは、1965(昭和40)年の第1期工事完成から50年がたち、老朽化・狭あい化が進んでいることから建て替えを計画。移転を含め建設用地の選定を進めてきたが、現在の場所での建て替えを決めた。
 敷地面積は82645平方メートル。放送センター全ての施設を建て替えることを想定しているが詳細は今後検討していく。新設する建物の規模は、昨年度予算策定時に想定した約26万平方メートル(現在は22万8346平方メートル)を基本に検討するという。
 2020年の東京五輪・パラリンピック終了後に着工し、放送開始100周年となる2025年にニュースセンターとラジオセンター、情報系スタジオなどが入る施設の運用開始を目指す。その後、ドラマスタジオや事務室を順次建て替える予定。
 昨年度の予算案では建設費は約3,400億円と見積もっていたが、用地決定を受けてあらためて算定するという。NHKは2011年度の決算から建設費用を積み立てている。

NHK放送センター、現在地で建て替えへ 東京五輪後着工、2025年一部運用開始 シブヤ経済新聞 2015年06月10日 」 より


2015年6月2日

<NHK>放送センター、現有地で建て替え…正式発表 毎日新聞 2015年6月2日 19:55


 NHKは9日、東京都渋谷区の放送センターを現有地で建て替え、2025年に一部運用開始を目指すと正式に発表した。同日の経営委員会で議決した。
 建物の配置や工期、建設費などの基本計画を今後1年かけて策定する。完成は40年ごろになるという。NHKの籾井勝人(もみい・かつと)会長は現有地を選んだ理由について「地盤が強固で、災害報道の拠点としてふさわしい。新しい土地の買収資金がいらない」などと説明した。

<NHK>放送センター、現有地で建て替え…正式発表 毎日新聞 2015年6月2日 19:55 」 より


2015年6月2日

<NHK>放送センター、現在地で建て替えへ 毎日新聞 06月02日 21:15


 NHKは東京都渋谷区神南の放送センターを現在の敷地内で建て替える方針を固めたことが2日、分かった。9日の経営委員会に提案する。
 現在の放送センターは、東京五輪を機に千代田区内幸町から移転したもので、1965〜88年に建てられた四つの建物が約8万2600平方メートルの敷地に並ぶ。老朽化対策を理由に、ラジオ放送開始100周年となる2025年の新センター運用開始を目指している。
 関係者によると、効率的な建て替えのために移転も検討され、候補地には、放送センターに隣接する代々木公園や渋谷区神宮前の旧青山病院跡の都有地などが挙がっていた。建物の高さ制限が厳しかったり、都側に支払う土地代がかさんだりすることから見送った。一部施設を使いながらの建て替えになるため工期は長期化し、「完成は大幅に遅れる」との見方がある。

<NHK>放送センター、現在地で建て替えへ 毎日新聞 06月02日 21:15 」 より


2015年6月2日

NHK放送センター、現在地で建て替えへ 移転は断念 産経新聞 06月02日 11:18


 NHKが、本部に当たる東京都渋谷区の放送センターを現在の敷地内に建て替える方針を固めたことが2日、関係者への取材で分かった。NHKは同区の神宮前地区への移転を視野に入れ、土地所有者の東京都と交渉していたが、移転には多額の費用が必要になるため、断念する。
 NHKは外部の代替施設を利用しながら段階的に建て替えを進めることを検討しており、今後、具体的な工程をまとめる。これまでは平成37年度の新センター運用開始を目指し、26年度末時点で約1千億円を積み立てていた。
 放送センターは放送設備やスタジオを有するNHKの番組制作の拠点で、現センターの本館は昭和47年に完成。建物の老朽化が進み、NHKは平成23年度から建て替えを検討していた。新センターでは免震機能を強化するほか、超高精細な「8K」などの次世代放送に対応させる予定。

NHK放送センター、現在地で建て替えへ 移転は断念 産経新聞 06月02日 11:18 」 より


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