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強毒アリ 「ヒアリ」 国内初被害 作業員刺される 軽い発疹症状 福岡市博多


強毒アリ 「ヒアリ」 国内初被害 作業員刺される 軽い発疹症状 福岡市博多 2017年7月27日



強毒アリ 「ヒアリ」 の特徴  (画像 環境省提供)

強毒アリ 「ヒアリ」 の特徴  (画像 環境省提供)

環境省は、2017年7月27日、博多港に近い福岡市博多区の運送会社敷地内で、30代男性作業員 1人が強毒アリ 「ヒアリ」 に刺され、病院で手当てを受けましたが、症状は軽く、入院の必要はないと発表しました

国内でのヒアリの侵入が2017年5月に確認されて以降、人が刺されたとの報告は初めてとなります


環境省によると、コンテナは、やはり、中国広東省から運ばれたもので、2017年7月24日に、福岡市東区の博多港に荷揚げされた後、運送会社敷地内に運ばれていました

作業員は、2017年7月27日午前10時半頃、電子機器が入った段ボール箱を搬出する作業で、コンテナを開けて荷物を運び出そうとしたところ、数匹のアリが体を上ってきて左腕を 1ヵ所刺され、直後に強い痛みを感じ、その後、周囲に発疹が出たということで、コンテナ内部には、アリが さなぎを含めて約 30匹おり、その後の調査でヒアリと確認されました

作業員は、「腕に 10匹ほどまとわりついたので振り払ったが、クラゲに刺されたような痛みを感じた」と説明しています


強毒アリ 「ヒアリ」 は強い毒をもち、尻についた針で人などを刺し、深刻なアレルギー症状である「アナフィラキシー」に陥り、重篤となり、最悪、死に至ることもある、恐ろしい外来生物で、日本には、全て中国から持ち込まれています

環境省が 2017年7月27日に開いた専門家会合では、侵入防止のため、コンテナ内部に毒餌を置くことが有効との指摘が出され、ヒアリを発見した時には、殺虫剤で処理し、薬剤で全体をいぶすことを検討するということです

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参考情報


fire antの意味 - 英和辞典 Weblio辞書
ヒアリ - Wikipedia

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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2017年7月27日

<ヒアリ>作業員「クラゲに刺されたような痛み」 毎日新聞 07月27日 23:10


 環境省は27日、博多港に近い福岡市博多区の倉庫で、コンテナから荷降ろししていた30代男性作業員がヒアリに刺されたと発表した。症状は軽く、病院で手当てを受けて帰宅したという。5月に国内で初めてヒアリの侵入が確認されて以降、人が刺されたとの報告は初めて。
 同省や福岡市によると、コンテナは中国広東省から運ばれ、24日に同市東区の博多港のアイランドシティに荷揚げされた。27日に倉庫に運ばれ、作業員は同日午前10時半ごろ、電子機器が入った段ボール箱を出す作業中に左腕を1カ所刺され、周囲に発疹が出た。
 コンテナには、さなぎを含めてヒアリ約30匹がおり、同日中に駆除した。男性は「腕に10匹ほどまとわりついたので振り払ったが、クラゲに刺されたような痛みを感じた」と説明しているという。
 ヒアリは強い毒をもち、攻撃性が強い。尻の針で刺されると、強い痛みやかゆみが生じ、アレルギー性の「アナフィラキシーショック」で呼吸困難などに陥ることもある。


2017年7月27日

作業員、ヒアリに刺される 全国初、健康被害なし 博多 朝日新聞 07月27日 22:20


 福岡市博多区の事業所の敷地内に運ばれたコンテナから27日、強い毒を持つ外来種のヒアリが見つかり、作業員1人が刺された。環境省と市が同日発表した。作業員は発疹が出たが、健康上の問題はなく、受診後に帰宅したという。環境省によると、ヒアリに刺された事例の報告は全国初という。
 コンテナ内部から荷物を搬出する際、サナギを含む30匹程度のアリが見つかり、作業員はチクリとした痛みを感じたという。事業者が殺虫剤を使って駆除。専門家がヒアリと同定した。コンテナは中国・広東省から23日に博多港に入り、24日に陸揚げされた。


2017年7月27日

ヒアリに作業員刺される=軽傷、国内初確認―福岡 時事通信 07月27日 22:17


 南米原産で強い毒を持つ特定外来生物「ヒアリ」が相次いで見つかっている問題で、環境省と福岡市は27日、同市内でコンテナから荷物を運び出していた30代の男性作業員が、ヒアリに刺されたと発表した。病院で手当てを受けたが、軽傷という。国内でヒアリに刺されたことが確認されたのは初めて。
 同省などによると、男性は27日、福岡市の倉庫でコンテナを開け、積み荷を取り出していたところ、数匹のアリに取り付かれ、左腕を1カ所刺された。直後に強い痛みを感じ、発疹の症状が出た。
 コンテナの内部には約30匹のアリとさなぎがいたが、駆除。環境省などに連絡し、ヒアリと確認された。全て働きアリだった。コンテナは中国広東省から博多港(福岡市)に運搬、陸揚げされた後、市内の倉庫に運ばれた。


2017年7月27日

ヒアリ:作業員刺される 軽い発疹症状 福岡で初の報告 毎日新聞 2017年7月27日 21時34分


 環境省は27日、博多港に近い福岡市博多区の運送会社敷地内で、コンテナ作業員1人がヒアリに刺されたと発表した。病院で手当てを受けたが、症状は軽く、入院の必要はないという。国内でヒアリの侵入が5月に確認されて以降、人が刺されたとの報告は初めて。
 同省によると、コンテナは中国広東省から運ばれ、24日に同市東区の博多港に荷揚げされた後、運送会社敷地内に運ばれた。作業員は27日、中身を搬出する作業中に1カ所刺され、その後、周囲に発疹が出たという。コンテナ内部にはアリが約30匹おり、その後の調査でヒアリと確認された。
 ヒアリは強い毒をもち、尻についた針で人などを刺す。深刻なアレルギー症状である「アナフィラキシー」に陥り、重篤になることもある。
 環境省が27日に開いた専門家会合では、侵入防止のため、コンテナ内部に毒餌を置くことが有効との指摘が出た。ヒアリを発見した時には、殺虫剤で処理し、薬剤で全体をいぶすことを検討するという。


2017年7月27日

ヒアリで初被害、作業員が刺され発疹…問題なし 読売新聞 07月27日 21:16


 環境省と福岡市は27日、福岡市東区の博多港で陸揚げされた輸入用のコンテナからヒアリ約30匹が見つかり、男性作業員1人が刺されたと発表した。
 国内でヒアリに刺される被害が確認されたのは初めて。作業員は皮膚に発疹が現れたが、病院で診察を受け、健康に問題はないという。
 コンテナは中国から輸入されたもので、陸揚げされたのは今月24日。福岡市博多区内にある事業者の敷地に運ばれ、27日午前に、30代の作業員がコンテナを開けて荷物を運び出そうとしたところ、数匹のアリが体を上ってきて左腕を刺されたという。コンテナは密封し、殺虫剤でアリを駆除した後、専門家が死骸を調べ、ヒアリと確認した。今のところ、女王アリは確認されていないという。
 ヒアリには体の末端に毒針があり、刺されると激しい痛みとともに腫れ上がる。まれに急性のアレルギー反応「アナフィラキシー」で死亡する例もある。


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