アカカミアリ 静岡県静岡市 清水港 新興津コンテナターミナル 14匹 発見 2017年8月28日
アカカミアリ (兵庫県立人と自然の博物館提供)
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静岡県静岡市清水区の清水港で 2017年8月21日に外来種とみられるアリ 100匹以上が見つかった問題で、静岡県は、2017年8月28日、強い毒性を持つ特定外来生物「ヒアリ」
101匹とともに、「アカカミアリ」 14匹が確認されたと発表しました
静岡県によると、アカカミアリが見つかったのは、清水港新興津コンテナターミナル内、貨物船の保安検査をする「制限区域」で一般の人は立ち入りができないエリアで、環境省が中国や台湾などからの定期コンテナ航路がある全国
68の湾港を対象に行った一斉調査で、清水港に 2017年8月18日に設置した捕獲用トラップに入っていた他、周辺からも発見されました
トラップ 100個の内 5個や周辺から回収されたアリを専門機関が分析、101匹がヒアリ、14匹がヒアリに似た特定外来生物「アカカミアリ」と確認、既に全て殺処分、静岡県と環境省は今後、発見された場所から周辺
2キロの調査を行う予定です
ヒアリは 体長 2.5ミリ~6ミリで、刺されるとかゆみや発熱などが引き起こされ、最悪死に至ることもありますが、アカカミアリはヒアリに比べ、毒性は弱いということです
また、静岡県は、2017年8月24日にも新興津コンテナターミナルでアカカミアリと疑われるアリが見つかったとして、現地で駆除作業を行い、駆除作業中、コンクリートの割れ目にヒアリ類とみられる外来種のアリが数百匹見つかり、卵とみられるものを持つアリも確認され、専門機関で判定を進める方針です
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