高年齢求職者給付金 |
高年齢求職者給付金65歳以降に新たな職を探す場合は、申請によって、『高年齢求職者給付金』が支給されます 『65歳以上の失業給付』といわれる制度で、65歳未満の『失業給付』と同様、前の職場から受け取った離職票など必要書類をハローワークに提出して手続きすることで、離職する前の 1年間に雇用保険に加入していた期間が通算 6か月以上あることが条件で、65歳未満の『失業給付』と違って年金とダブル受給もできます 例えば、離職前の月収が 20万円で雇用保険に 1年以上加入していれば、約 24万円が一時金として支給されます この『高年齢求職者給付金』は、雇用保険の加入期間などの条件を満たしていれば、70代になっても 80代になっても受け取ることができます 『65歳以上の失業給付』は、「65歳の誕生日前後」で仕事を辞めて新しい職を探そうとする場合、注意が必要で、「64歳までの人であれば、離職前の給与から算出される『基本手当日額』の最大 150日分が失業給付として受け取れる一方、65歳以上だと最大 50日分になってしまいます 64歳まで働いて、基本手当日額が上限額の人を想定して違いをシミュレーションすると、給付金は 70万円以上変わってきます 給付水準が下がるのは、「65歳に達した日(=65歳の誕生日の前日)」以降ですので、65歳の誕生日の「前々日」までに退職しておいた方が、『高年齢求職者給付金』を多くもらえることになります 「 週刊ポスト2018年5月4・11日号 」 より引用編集 |
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