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休日 ・ 夜間でも救急へ行くべき症状


休日 ・ 夜間でも救急へ行くべき症状



急な体調の変化、休日や夜間であったりすると、少し様子を見ようかとなるかと思いますが、中には、救急車を呼んでも、早く病院で見てもらった方が良い場合があります

なかなか、素人では判断も難しいかと思いますので、判断基準を示しておきます
あくまでもご参考として見ておいて下さい


救急相談電話で医師や看護師に相談が可能です



救急車を呼ぶべきかどうか判断に迷った場合、地域によって、救急相談電話で医師や看護師に相談が可能です
イザという時に慌てないために、電話番号を携帯電話に登録しておきましょう

電話番号 対象地域
一般 #7119 東京都、大阪府、奈良県、愛知県等 一部の自治体のみ
小児 #8000 全国で実施 深夜は対応していない都道府県もあり
独自で相談できる仕組みを作っている自治体もあります



仙台市 適切に救急車を利用できるよう 「仙台市救急車要請マニュアル」 作成 2017年12月5日



仙台市は、2017年12月5日、救急車を必要としている方が適切に救急車を利用できるよう「仙台市救急車要請マニュアル」を作成、ホームページ等にて公開しました

また、以前から総務省消防庁では、「救急車利用マニュアル」、「救急受診ガイド」を作成、公開しています

合わせて掲載しておきますので、参考になさって下さい




休日 ・ 夜間でも救急へ行くべき症状 〜成人・内科疾患編〜



胸痛症状


[怖いサイン]⇒突然出現した長時間続く痛み、脂汗、激痛、重苦しさ、息苦しさ

突然胸が締め付けられたり、何かが乗っているような重い圧迫感が長時間続き、脂汗が伝ったりするような場合は、心筋梗塞の可能性があります

また、痛む場所が変化し背中まで響き、裂けるような痛みや息苦しさを伴う場合には、大動脈解離や重い気胸のような命に関わる病気の可能性もあります

動けないような場合には救急車を呼びましょう

逆に、数十秒〜数分程度で消える針で皮膚を刺されるようなチクチクとした痛みや、体をひねったりピンポイントで押したりすると痛むような場合には、肋間神経痛や筋肉痛がほとんどです

夜間であれば、少し様子を見ても良いでしょう



まひ・しびれ症状


[怖いサイン]⇒ろれつが回らない、意識がボーっとする、急に片側の手足の動きが悪くなった

急なまひやしびれで怖いのは、やはり脳卒中(特に脳梗塞)です

症状は千差万別ですが、片側の手足の動きが悪くなったり、しびれたりすることが多いのが特徴です
人によってはろれつが回らなくなったり、めまいが主症状になったりすることもあります
発症から短時間で診断・治療を開始する必要がありますので、急いで受診しましょう

上記のような症状が出てその後に改善した場合には、脳卒中の予兆である一過性脳虚血発作の可能性もあります
このような場合は、救急車は必要ありませんが、脳梗塞予防が必要になるため、必ず早期に受診しましょう

逆に以前から、慢性的なしびれ感などがあって悪化してきたような場合には、急ぎでないことがほとんどです
まずは一度、救急相談電話に相談をしましょう



呼吸困難、息苦しさ


[怖いサイン]⇒唇や手足の皮膚の色が紫っぽい、ヒューヒューという音がする、胸や喉の痛みを伴う、蕁麻疹や皮膚・喉のかゆみを伴う

突然の息苦しさを起こす疾患はいくつかありますが、酸素が足りない場合、唇や手足の色が紫っぽくなります
このような場合には救急車を呼びましょう

特に恐ろしいのは蕁麻疹や喉の違和感を伴う場合です
アナフィラキシーの可能性がありますので、一刻も早い治療が必要です
肺血栓や気胸では、胸痛を伴います
強烈な喉の痛みがあり、つばを飲み込むのも苦労するような場合には、喉頭蓋炎などの可能性もあります
夜間でも救急へ受診した方が良いでしょう

息苦しさがなく、咳や熱、鼻水だけの風邪症状ならば、急いで受診する必要はないことがほとんどです
いずれにしても迷った場合には、まずは救急相談電話で医師や看護師に相談が可能です

夜間でも救急へ行くべき症状とは? coFFee doctors 2015年6月4日 10:00 」 より




仙台市救急車要請マニュアル



救急車を呼ぶかどうか迷った際、「仙台市救急車要請マニュアル」が良くまとまっていて参考になりますので、下記に引用掲載しておきます


仙台市救急車要請マニュアル1
仙台市救急車要請マニュアル2

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参考情報


救急車が必要なのはどんなとき?|仙台市
「仙台市救急車要請マニュアル」を作成しました(発表資料)|仙台市
総務省消防庁 救急車利用マニュアル
総務省消防庁 救急受診ガイド
平成21年度 第1回 仙台市救急業務基本問題検討会

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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2017年12月5日

救急車を要請すべき症状って? 仙台市がマニュアル作成 自己判定アプリなど掲載 産経新聞 12月05日 11:59


 仙台市は救急車を必要としている人が適切に救急車を利用できるようにすることを目指した「仙台市救急車要請マニュアル」を作成した。5日から配布を始める。
 同マニュアルはイラストを使って、救急車を要請すべき「緊急性が高い症状」を分かりやすく掲載。119番通報での質問内容や、救急車到着までに用意しておくとよいもの、自己判定用のスマートフォンのアプリ「救急受診ガイド」などを掲載。慌てた際に落ち着いて考える一助となる。
 同市によると、救急車の出場・搬送は年々増加傾向で、昨年の救急出場件数は前年比298件増の4万8363件。中でも急病によるものは3万1074件で前年比796件増と大きなウエートを占めている。
 市と県では、大人を対象とした夜間や休日の救急電話相談「#7119」を10月1日から開始、小児用の「#8000」と合わせてマニュアルに記載した。
 同マニュアルはA3判で両面カラー刷りで51万部作成。市内の各世帯や市の施設で配布する。市ホームページでも公開する。
 郡和子市長は「緊急性の高いものに理解を深めていただき、自宅の電話そばにおいて欲しい」と話している。


2015年6月4日

夜間でも救急へ行くべき症状とは? coFFee doctors 2015年6月4日 10:00


 救急医療の崩壊が騒がれるようになり、夜間の受診に慎重になる人が増えている一方、慎重になるあまり症状を悪化させてしまう人もいる。急いで受診したほうがよいときのサインとは?
 【夜間でも救急へ行くべき症状 〜成人・内科疾患編〜】
 ◎胸痛症状 [怖いサイン]⇒突然出現した長時間続く痛み、脂汗、激痛、重苦しさ、息苦しさ
突然胸が締め付けられたり、何かが乗っているような重い圧迫感が長時間続き、脂汗が伝ったりするような場合は、心筋梗塞の可能性があります。また、痛む場所が変化し背中まで響き、裂けるような痛みや息苦しさを伴う場合には、大動脈解離や重い気胸のような命に関わる病気の可能性もあります。動けないような場合には救急車を呼びましょう。
 逆に、数十秒〜数分程度で消える針で皮膚を刺されるようなチクチクとした痛みや、体をひねったりピンポイントで押したりすると痛むような場合には、肋間神経痛や筋肉痛がほとんどです。夜間であれば、少し様子を見ても良いでしょう。
 ◎まひ・しびれ症状 [怖いサイン]⇒ろれつが回らない、意識がボーっとする、急に片側の手足の動きが悪くなった
急なまひやしびれで怖いのは、やはり脳卒中(特に脳梗塞)です。


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