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東京外環 自動車道 千葉区間 松戸IC-高谷JCT間 京葉ジャンクション(JCT)


東京外かく環状道路 千葉区間 松戸IC-高谷JCT間



東京外かく環状道路は、都心部から半径 約 15kmの位置に計画されている 延長 約 85kmの環状道路で、一般道路の国道 298号と高速道路を合わせて「東京外かく環状道路」、高速道路の路線を「東京外環自動車道(外環道)」と呼びます

最初に完成した 1992年開通の外環道 埼玉区間に続き、その約 16年後となる 2018年6月2日、外環道 千葉区間 松戸IC(インターチェンジ)-高谷JCT(ジャンクション)間の延長 12.1kmが開通、並走する国道 298号の延長 11.4kmも同日に供用を開始したことにより、外環道 千葉区間の三郷南IC-高谷JCT間の延長 15.5kmが完成、総延長 約 85kmの外環道のうち約 6割が完成となりました


東京外かく環状道路は、都心部から半径 約 15kmの位置に計画されている 延長 約 85kmの環状道路で、一般道路の国道 298号と高速道路を合わせて「東京外かく環状道路」、高速道路の路線を「東京外環自動車道(外環道)」と呼びます


東京外かく環状道路 千葉区間 路線地図 (資料:東日本高速道路会社)
東京外かく環状道路 千葉区間は、主に地下に片側2車線の高速自動車国道(外環道)、地上に側道付き片側2車線の一般国道 298号が造られています

埼玉の三郷南ICから千葉の高谷JCTまでの延長 約 15.5kmが完成により、外環道によって関越自動車道と東北自動車道、常磐自動車道に加え、新たに京葉道路、首都高速道路湾岸線、東関東自動車道といった各放射道路が結ばれました


また、外環道の千葉区間と並走する国道298号も、国道6号から東京湾沿いを走る国道357号までの計 11.4kmも同時に開通、事業費は三郷南IC-高谷JCT間の高速道路が 約 9100億円、千葉県内の国道 298号と付随施設が 5635億円となっています

外環道千葉区間の開通によって、高谷JCT-三郷JCT間の所要時間は従来の 43分から 17分に、高谷JCT-川口JCT間は 54分から 28分に、高谷JCT-大泉JCT間は 60分から 42分になるなど、高谷JCTで外環道と接続する東関道から常磐道など他の高速道路へ行く所要時間は、首都高などを経由する場合と比べて 18分から 26分程度短縮されます


首都圏の交通円滑化や物流分野の生産性向上だけでなく、沿道地域の渋滞緩和や安全性向上、広域的な観光交流の促進など、様々な効果も期待されています


東京外かく環状道路 千葉区間 横断構造図 (資料:東日本高速道路会社)

東京外かく環状道路 千葉区間 (資料:東日本高速道路会社)



[高速道路] 東京外環自動車道 [一般道路] 国道298号
区間 埼玉県三郷市高州-千葉県市川市高谷 千葉県松戸市小山-千葉県市川市高谷
計画延長 15.5km 12.1km
設計速度 時速 80km 時速 60km
車線数 4車線 4車線
計画交通量 2万9600~4万9700台/日 3万1600~4万5600台/日
事業費 約 8959億円 約 5635億円
事業主体 東日本高速道路会社 国土交通省



東京外かく環状道路の千葉区間は、1969年、高架構造で計画されましたが、市街地を通過するため、環境に配慮した構造が再検討され、騒音を抑える目的で、一部が開口部が設けられた半地下構造である「掘割スリット構造」となり、同時に、環境施設帯なども整備されています
一般国道の上下線の間に設けられた開口部では、半地下構造の道路を車で走行していると発生する、柱と柱の間から差し込む日差しによるチラツキを防ぐため、網膜ルーバーと呼ばれる遮光板で覆われています
幅2.5mの柱が2.5m間隔で並び、自然換気できるので、車の排気ガスを外へ逃がすための換気所が不要になり、また、トンネル内で火災が起こった際、煙をそのまま排出できるというメリットもあります
開口部を覆う遮光ルーバーによって柱の隙間から断続的に差し込む日差しを和らげ、車を運転する際のちらつきを抑えるとともに、風雨を遮る効果もあります
開口部が設けられた半地下構造写真
東京外かく環状道路の千葉区間は、1969年、高架構造で計画されましたが、市街地を通過するため、環境に配慮した構造が再検討され、騒音を抑える目的で、一部が開口部が設けられた半地下構造である「掘割スリット構造」となり、同時に、環境施設帯なども整備されています


幅2.5mの柱が2.5m間隔で並び、自然換気できるので、車の排気ガスを外へ逃がすための換気所が不要になり、また、トンネル内で火災が起こった際、煙をそのまま排出できるというメリットもあります


一般国道の上下線の間に設けられた開口部では、半地下構造の道路を車で走行していると発生する、柱と柱の間から差し込む日差しによるチラツキを防ぐため、網膜ルーバーと呼ばれる遮光板で覆われています


開口部を覆う遮光ルーバーによって柱の隙間から断続的に差し込む日差しを和らげ、車を運転する際のちらつきを抑えるとともに、風雨を遮る効果もあります
国道464号北千葉道路と接続する予定の北千葉JCTを通過した。北千葉道路は、外環道と成田空港を最短で結ぶ計画延長43kmの幹線道路だ。外環道とつながる時期は未定となっている 国道464号北千葉道路と接続する予定の北千葉JCT建設予定地

北千葉道路との接続用ランプ等の準備工事が行われている

北千葉道路は、外環道と成田空港を最短で結ぶ計画延長43kmの幹線道路ですが、建設予定は未定となっています
外環道の千葉区間は全てハーフインターチェンジで、出入り口が片方向だけに限定されています 外環道の千葉区間は全てハーフインターチェンジで、出入り口が片方向だけに限定されています

隣接するICごとに入り口と出口が入れ替わるのが特徴で、外回りの場合、市川北ICには出口だけがあり、次の市川中央ICは入り口だけ、その次の市川南ICは出口だけとなっています
ハイウェイラジオの案内板が現れた。主要なジャンクションやインターチェンジの手前などで、交通情報を知ることができる ハイウェイラジオの案内板

主要なジャンクションやインターチェンジの手前などで、交通情報を知ることができます
京葉JCTの案内板 京葉JCTの案内板
高谷JCTの案内板 市川南ICを過ぎると、地下から高架へ向かう上り勾配が続きます

高谷JCTの案内板
高谷JCTから北を望む 高谷JCTから北を望む

高谷JCTからは三郷JCTまで 19km、川口JCTまで 31km、美女木(びじょぎ)JCTまで 40kmの案内板が出ています
高谷JCTの高架から地下へ向かう下り勾配が続きます 高谷JCTの高架から地下へ向かう下り勾配が続きます
市川南ICを過ぎると、京葉JCTが現れる。左へ分岐すると、京葉道路の東京方面となる首都高7号小松川線へつながる。開通時は、外環道の高谷JCT方面から京葉道路の千葉方面へは向かうことができない 市川南ICを過ぎると、京葉JCTが現れます

左へ分岐すると、京葉道路の東京方面となる首都高7号小松川線へつながりますが、開通時は、外環道の高谷JCT方面から京葉道路の千葉方面へは向かうことができません
京葉JCTの外環道の内回り本線には、京葉道路の東京方面と千葉方面から計2車線で合流する。その先には市川中央ICの出口がある 京葉JCTの外環道の内回り本線には、京葉道路の東京方面と千葉方面から計2車線で合流します

その先には市川中央ICの出口があります
市川中央IC。外環道の千葉区間は内回りも外回りと同様、隣接するICごとに入り口と出口が交互に現れる 市川中央IC

外環道の千葉区間は内回りも外回りと同様、隣接するICごとに入り口と出口が交互に現れます
外環道高架区間 外環道高架区間

国道298号は地上を通る一方、外環道は地下から高架に移ります

高架の一部には景観に配慮した透明な遮音壁が採用されており、圧迫感が少ない
矢切高架橋、常磐線跨(こ)線橋、外環葛飾大橋など、橋梁が断続的に続き、常磐線跨線橋は、国道6号とJR常磐線の上空を跨ぎます 矢切高架橋、常磐線跨(こ)線橋、外環葛飾大橋など、橋梁が断続的に続き、常磐線跨線橋は、国道6号とJR常磐線の上空を跨ぎます
外環道の川口JCTや常磐自動車道の柏ICなど、主要な地点までの所要時間を表示する電光掲示板があった 外環道の川口JCTや常磐自動車道の柏ICなど、主要な地点までの所要時間を表示する電光掲示板
この先は三郷南IC、三郷JCTなどへ続きます この先は三郷南IC、三郷JCTなどへ続きます
外環道外回り松戸IC付近 外環道外回り松戸IC付近

渋滞状況を路線図で確認できる案内板が設置されており、複数あるルートの中から、すいている方を選択できます
開通区間は、東京都葛飾区内も通過する。写真は都県境を流れる江戸川に架けた外環道の高架橋 開通区間は、東京都葛飾区内も通過する

写真は都県境を流れる江戸川に架けた外環道の高架橋
外環道で初めて導入された「ペースメーカーライト」
照明は青や赤以外にも様々な色を表現できるLEDが使われています
事故発生などの非常時は、ペースメーカーライトが赤色に点滅し、後続の運転者などに警告します
外環道で初めて導入された「ペースメーカーライト」

外回り本線の松戸IC付近にある下り勾配区間、高谷JCTの手前にある上り勾配区間、内回り本線の松戸IC付近から3%を超える上り勾配区間の計3区間に設置されています

照明灯具は1.2mの高さに10m間隔で取り付けられており、運転者が気づかないうちに車の速度が上がったり下がったりしないように、進行方向に一定のスピードで青色の光が点滅して移動します


照明は青や赤以外にも様々な色を表現できるLEDが使われています

開通前のカラフルな虹色点灯のデモンストレーション時の様子

開通後はまず見られません



事故発生などの非常時は、ペースメーカーライトが赤色に点滅し、後続の運転者などに警告します
トンネル内で事故が発生した場合、入り口を赤色の警告灯で激しく点滅させ、後続の運転者に危険を知らせます
トンネルの入り口から 200mまでの区間には、警告灯付きの照明を設置
トンネルの入り口から 200mまでの区間には、警告灯付きの照明を設置


トンネル内で事故が発生した場合、入り口を赤色の警告灯で激しく点滅させ、後続の運転者に危険を知らせます
避難階段は掘割スリット区間で約1km間隔、トンネル区間は約400m間隔で設置。扉を開けて階段を上がれば、地上に避難できる 避難階段は掘割スリット区間で約1km間隔、トンネル区間は約400m間隔で設置


扉を開けて階段を上がれば、地上に避難できます
松戸ICの手前にある地上へ出るための避難階段 松戸ICの手前にある地上へ出るための避難階段
階段を上ると出口専用の扉があり、外に出ることができます 階段を上ると出口専用の扉があり、外に出ることができます
非常電話は、受話器を上げてボタンを押すだけで、警察や消防などにつながります 非常電話は、受話器を上げてボタンを押すだけで、警察や消防などにつながります

「 光差す外環「神殿」で春のコンサート 日経 xTECH(クロステック) 2017/05/11 」 「 最初で最後のイベント、開通直前の外環を味わい尽くす 日経 xTECH(クロステック) 2018/05/25 」 「 いよいよ開通!外環千葉、密集地貫く半地下構造 日経 xTECH(クロステック) 2018/05/30 05:00 」 より



高谷JCTから常磐道、東北道、関越道までの所要時間の比較。首都高経由から外環道経由となることで短縮される(画像:NEXCO東日本) 高谷JCTから常磐道、東北道、関越道までの所要時間の比較。首都高経由から外環道経由となることで短縮される

(資料:東日本高速道路会社)






東京外環 自動車道 千葉区間 松戸IC-高谷JCT間 京葉ジャンクション(JCT)



東京外環 自動車道 京葉ジャンクション (JCT)は、建設中の東京外かく環状道路(外環道)千葉県区間(12.1km)と、首都高小松川線から千葉方面へと延びる京葉道とを結ぶジャンクション (JCT)で、2017年度に完成する予定です

京葉JCTのイメージ図(資料:NEXCO東日本)

京葉JCTのイメージ図 (資料:NEXCO東日本)


京葉道も外環道千葉県区間も、東日本高速道路会社(NEXCO東日本)が管理する高速道路で、外環道は千葉県区間も、開通済みの埼玉県区間同様、高速道部を中心に、その両側を国道部(国道298号)がはさむ道路で、京葉道の上を外環国道部、下を高速道部が通過、さらに高速道部の下にランプが通るという、多層構造となります


京葉JCTのイメージ (資料:NEXCO東日本)

京葉JCTのイメージ (資料:NEXCO東日本)


外環道の田尻エリア。国道298号の中央に高速道地下区間の開口部が見える(写真:大野雅人)
京葉道原木IC付近 (写真:大野雅人)<br>

(上写真) 外環道の田尻エリア。国道298号の中央に高速道地下区間の開口部が見える(写真:大野雅人)
(下写真) 京葉道原木IC付近 (写真:大野雅人)
「  首都高と京葉道に二つの新たな結節点 日経コンストラクション 2017/02/09 」 より

高速道+国道の外環道と京葉道を連絡させる京葉JCTでは、外環道千葉県区間の高速道部が地下を走り、国道部(国道298号)が地上を通ることから、京葉道を高架で越える国道部は空中に、地下を走る高速道部と京葉道を連絡する道は主に地中に建設されます

また、京葉JCTのすぐ東側には、既存の市川インターチェンジ(IC)があります


京葉JCTが完成し、外環道千葉県区間 ・ 埼玉県区間が開通すると、京葉道や湾岸道と、常磐道 ・ 東北道 ・ 関越道などが都心環状線を経由せずに行き来できるようになります

NEXCO東日本によれば、湾岸道と常磐道の間は、一般道を一部経由する現ルートで 40分かかるのに対し、外環道開通後は 15分になるということです

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外環道(東京外かく環状道路)|3環状
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東京外環自動車道 - Wikipedia

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関連記事を下記に紹介します



2018年6月2日

<外環道>三郷南−高谷間開通 都心通らずディズニーへ 毎日新聞 2018年6月2日 11:46


 東京外郭環状道路(外環道)の三郷南インターチェンジ(IC、埼玉県三郷市)−高谷ジャンクション(JCT、千葉県市川市)間の15.5キロが完成し、2日午前に記念式典があった。一般車両の通行は同日午後4時から。千葉の湾岸部と北関東エリアが都心部を通らずに直接高速道路でつながり、東京ディズニーリゾート(同県浦安市)へのアクセスも向上するなど、観光交流の促進や物流の効率化が期待されている。
 式典で、石井啓一国土交通相は「都心部の渋滞改善や、広域的な観光交流など、開通の効果は首都圏に広く及ぶ」と述べた。
 同区間の都市計画が決定した1969年から半世紀をかけての開通となった。これで外環道は6割が完成し、常磐道、東北道、関越道と三つのJCTでつながる。国交省によると、高谷JCTと三つのJCTの所要時間は都心部を通るこれまでのルートに比べ、約20〜30分短縮される。
 大泉JCT(東京都練馬区)−東名JCT(仮称、世田谷区)間の16キロは整備中で、東名JCT−首都高速湾岸線の20キロは着工の見通しが立っていない。


2018年6月2日

計画から半世紀越し…東京外環道千葉区間 6月2日開通 千葉から北関東へのアクセス向上 チバテレ 2018年6月2日 06:00


 外環道、東京外かく環状道路の千葉県区間が2日、開通し、千葉県内の湾岸エリアから北関東方面へのアクセスが大幅に向上します。外環道は都心から約15キロのエリアを環状につなぐ幹線道路で市川市の高谷JCTから埼玉県の三郷南ICまでの約15・5キロが2日16時に開通です。
 千葉県内の湾岸エリアから北関東方面へは、東関東自動車道や京葉道路から首都高速道路を通らずに行けるようになり、高谷JCTから東北道や関越道、常磐道への所要時間が最大で26分程度短縮されます。また、外環道に沿った4車線の国道も開通するほか、市川から松戸にかけて4か所のICが設置されます。
 松戸市の担当者は「この幹線道路の整備で生活道路への通過交通が減少し、県平均より3倍高い市道の事故発生率も下がることが見込まれる」と話しています。


2018年6月1日

<東京外環道>三郷南−高谷 あす半世紀越し開通 毎日新聞 06月01日 10:08


 東京外郭環状道路(外環道)の三郷南インターチェンジ(IC、埼玉県三郷市)−高谷ジャンクション(JCT、千葉県市川市)間が2日午後4時に開通する。開通するのは高速道路部分15.5キロと、併走する国道298号の同県松戸市上矢切−市川市高谷間の11.4キロ。1969年に都市計画が決定してから半世紀かけての開通で、物流と観光交流の促進や、市川、松戸両市内の渋滞改善などが期待される。
 今回の開通で外環道の6割が完成する。新たに設置されるJCT・ICは、三郷中央IC(三郷市)▽松戸IC(松戸市)▽市川北IC▽市川中央IC▽京葉JCT▽市川南IC▽高谷JCT(市川市)−−の7カ所。松戸市に高速道ICが開設されるのは初めて。
 外環道は常磐道、東北道、関越道とつながる。高谷JCTは首都高速湾岸線や東関東道と接続しており、千葉の湾岸部から都心部を通らずに北関東エリアにアクセスできるようになる。
 地元から期待されているのが、市川、松戸両市を結ぶ初の4車線(片道2車線)道路となる国道298号の開通で沿線地域の渋滞が改善されることだ。両市は交通量に比べ南北に縦断する道路のアクセスが悪く、県道の市川松戸線や松戸原木線など主要道の渋滞が慢性化している。


2018年6月1日

<外環道>三郷南−高谷、あす開通 千葉が近くに 物流の向上期待 /埼玉 毎日新聞 06月01日 00:00


 東京外郭環状道路(外環道)の三郷南インターチェンジ(IC、三郷市)−高谷ジャンクション(JCT、千葉県市川市)間が2日午後4時に開通する。開通するのは高速道路部分15・5キロと、併走する国道298号の千葉県松戸市上矢切−市川市高谷間の11・4キロ。1969年に都市計画が決定してから半世紀かけての開通で、埼玉県内から東京ディズニーリゾートなど湾岸エリアへのアクセス向上や物流の生産性向上などが期待される。【小林多美子】
 今回の開通で外環道の約6割が完成し、四つの放射道路(関越道、東北道、常磐道、東関東道)とつながる。新たに設置されるJCT・ICは、三郷中央IC▽松戸IC▽市川北IC▽市川中央IC▽京葉JCT▽市川南IC▽高谷JCT−−の7カ所。
 千葉の湾岸エリアから埼玉、栃木、群馬など関東各地に都心を通らずにアクセスが可能になるほか、東関東道から関越道、東北道、常磐道への所要時間が約18〜26分短縮される。具体的には、川口JCT(川口市)から高谷JCTの所要時間が54分から28分に、大泉JCT(東京都練馬区)から高谷JCTが60分から42分に、それぞれ短縮される。
 湾岸エリアには、東京ディズニーリゾートや日本最大級の大型ショッピングセンター、幕張メッセなど人気の観光施設が多く、アクセス向上や観光交流の促進も期待されている。


2018年5月31日

外環道の三郷南IC―高谷JCT間 2日に開通  湾岸アクセス向上に期待 上毛新聞 05月31日 00:00


 東京外郭環状道路(外環道)の三郷南インターチェンジ(IC、埼玉県)―高谷ジャンクション(JCT、千葉県)間の15・5キロが6月2日、開通する。千葉県の湾岸エリアから本県など北関東方面まで都心を通ることなくアクセス可能になり、群馬県内観光地への誘客や物流企業の業務効率化に追い風となりそうだ。湾岸エリアの人気テーマパークへの時間短縮が見込まれるなど、開通に期待を寄せる県民も少なくない。
 外環道は都心から半径約15キロ圏を走る総延長85キロの幹線道路。今回の開通で約6割が完成し、関越道、東北道、常磐道、東関東道の放射道路がつながる。


2018年5月30日

【外環道開通】南北高速道が直結 物流・観光より便利に 千葉日報 05月30日 10:15


 「渋滞が緩和されれば商品を店に配達する効率が良くなるし、松戸市と千葉市にある工場間の商品輸送もかなり良くなる」。山崎製パン松戸工場(松戸市)業態開発課の細谷清統括マネージャーは、東京外かく環状道路(外環道)の開通効果をこう見通す。
 外環道の開通により、東西に平行して走っていた京葉道路と東関東自動車道・首都高湾岸線が南北につながる。さらに東京都心を通らずに埼玉・栃木・群馬など関東各地にアクセスできるようになるため、千葉県沿岸部に多い物流企業にとっては高速道路の利便性向上が期待される。
 国土交通省の推計でも、市川・高谷ジャンクション(JCT)から埼玉・川口JCTの所要時間は54分から28分に短縮、さらに先の東京・大泉JCTまでは60分から42分に短縮されることが見込まれる。
 観光交流の促進も期待される効果だ。関東各地から都心を通らずに東京ディズニーリゾートや幕張新都心などへアクセスできるようになり、逆に本県から埼玉や北関東方面への観光アクセスも向上する。
 市川市は外環道開通を市のPRに生かそうと4月、市川北インターチェンジの近くに「道の駅いちかわ」を開業した。地元産品を扱う市場や地元食材を使うイタリアンレストランが入居し、ナシやトマト、ノリなど市の農水産物を売り込むほか、近隣の歴史・考古博物館や田園風景を気軽に見てもらおうと5月からレンタサイクルも始めた。


2018年5月30日

いよいよ開通!外環千葉、密集地貫く半地下構造 日経 xTECH(クロステック) 2018/05/30 05:00


 都心を半径約15kmで取り囲む東京外かく環状道路(外環道)の千葉区間が、計画から半世紀を経ていよいよ開通する。三郷南インターチェンジ(IC)―高谷ジャンクション(JCT)間の延長15.5kmが6月2日午後4時に開通。これと並走する国道298号の延長11.9kmも同日に供用を始める。
 外環道のうち延長12.1kmの千葉県内の区間は1969年に高架構造で都市計画決定したが、環境問題から計画を一時凍結。その後、掘割による半地下構造への計画変更(96年)を経て整備を進めてきた。事業費は三郷南IC―高谷JCT間の高速道路が約9100億円。千葉県内の国道298号と付随施設が5635億円。
 今回の開通で総延長約85kmの外環道のうち約6割が完成し、都心から放射状に伸びる東関東自動車道、常磐自動車道、東北自動車道、関越自動車道の4つの高速道路が外環道でつながる。高谷JCTで外環道と接続する東関道から常磐道など他の高速道路へ行く所要時間は、首都高などを経由する場合と比べて18分から26分程度短縮できる。


2018年5月29日

慢性渋滞解消へ期待 地域分断など依然課題も 【外環道開通 変わる千葉の交通網】 千葉日報 05月29日 12:00


 1969年の都市計画決定以来、ほぼ半世紀を経てようやく開通する東京外かく環状道路(外環道)。6月2日に開通するのは、高速道路部分が埼玉・三郷南インターチェンジ−市川・高谷ジャンクション間の15・5キロ、併走する国道298号が松戸市上矢切−市川市高谷間の11・4キロ。千葉県区間はいずれも市川市が大部分を占める。
 市域の東西を国道14号や京成電鉄の線路が横切る同市では、南北に移動する車の多くが交差点や踏切にぶつかり、慢性的に渋滞が発生している。さらに、渋滞を避けようと細い生活道路を通り抜ける車も多く、国土交通省によると市内市道での事故率は県内平均よりも高いのが現状だ。
 外環道は市域を南北に縦断する形で通り、高速に加え4車線の国道298号も併走するため、課題だった南北間の交通アクセスが向上し、渋滞解消や生活道路の安全確保が期待される。市街づくり推進課担当者は「国道14号にぶつかるという市川市の弱点が解消され、渋滞解消につながるだろう」と見通す。
 また、関東各地への高速アクセスの向上も見込まれ、国交省によると、例えば市川市役所から埼玉スタジアムへの所要時間は75分から35分に短縮される。
 同市にとって画期的な交通網の変化をもたらす外環道だが、事業進展には曲折があった。69年の都市計画決定当初、市は環境への影響などを理由に建設に反対。93年に騒音・公害対策や地域住民の横断施設の確保などを県に要望して受け入れに方針転換し、3千件規模の用地取得を経て完成にこぎ着けた。


2018年5月26日

東京外郭環状道路の三郷南IC―高谷JCTが開通へ ウォーキングイベント開催 TDLまで時間短縮も 埼玉新聞 05月26日 03:08


 6月2日午後4時に東京外郭環状道路の三郷南インターチェンジ(IC、埼玉県三郷市)−高谷ジャンクション(JCT、千葉県市川市)間(15・5キロ)が開通するのを前に、イベント「外環道を歩こう!ウォーキング三郷南」が開かれた。市の主催で約130人のシニアや親子連れたちが参加した。
 コースは片道1・5キロで往復3キロ区間。江戸川を越えて千葉県松戸市まで歩いた。途中、県境や経路案内図の前で写真を撮影する人たちの姿も。参加者からは「初めての道路を自分の足で歩くのは達成感があった」「良い経験になった」などの声が聞かれた。
 高谷JCTは東関東自動車道とつながり、東京ディズニーランド(千葉県浦安市)へは首都高速を通らずに行けるため、時間短縮となる。


2018年5月25日

最初で最後のイベント、開通直前の外環を味わい尽くす 日経 xTECH(クロステック) 2018/05/25


 2018年6月2日にいよいよ開通する東京外環自動車道(外環道)の千葉区間。開通を祝って5月中旬に催された様々なイベントに朝から晩まで密着した。
 会場となったのは、外環道本線の松戸インターチェンジ(IC)付近。イベントは大きく分けて以下の3つが用意された。
 松戸IC―高谷ジャンクション(JCT)間を自転車で走る「GAIKANサイクリング」
松戸ICから三郷南IC方面への総延長3kmにわたって、光と音響によるインスタレーションなどが楽しめる「MATSUDO DAN DAN HIGHWAY(マツド・ダン・ダン・ハイウェイ)」
写真展「俺の外環」とトークショー・ナイトツアー
 外環道は、東京都心から半径15kmほどの距離に計画された延長約85kmの環状道路だ。東京都と埼玉県、千葉県をまたぐ。一般道路の国道298号と高速道路を合わせて「東京外かく環状道路」、高速道路の路線を「東京外環自動車道(外環道)」と呼ぶ。
 最初に完成したのは埼玉区間で92年に開通。今回は千葉区間に当たる三郷南IC─高谷JCT間の15.5kmが開通する。国土交通省と東日本高速道路会社が事業を進めた。これにより、関越自動車道(大泉JCT)─首都高5号池袋線(美女木JCT)─東北自動車道(川口JCT)─常磐自動車道(三郷JCT)─京葉道路(京葉JCT)─首都高湾岸線(高谷JCT)が結ばれる。


2018年5月22日

外環道「千葉区間」開通でこう変わる! 首都高経由と比較し大幅時短、生活環境も向上 乗りものニュース 2018.05.22


 外環道の「千葉区間」、三郷南IC~高谷JCT間が2018年6月2日に開通。これに並行する一般道、国道298号の一部も同時開通し、周辺地域の交通状況を大きく改善させるといいます。
 東関東道と常磐道の行き来は43分から17分に
 外環道の「千葉区間」、三郷南IC~高谷JCT間が2018年6月2日(土)に開通。並行する一般道、国道298号の一部も同時開通します。これにより、クルマの流れはどう変わるのでしょうか。
 今回の開通により、外環道と京葉道路、東関東道および首都高湾岸線が結ばれます。外環道から放射状に延びる常磐道、東北道、関越道などと京葉道路、東関東道などの行き来は、これまで首都高経由が一般的でしたが、外環道を経由することで所要時間が短縮されます。
 NEXCO東日本の資料によると、高谷JCT~三郷JCT(常磐道)間は首都高C2中央環状線経由から外環道経由になることで、約26分短縮され、所要時間は43分から17分に。高谷JCT~川口JCT(東北道)間も同様に約26分短縮され、54分から28分になります。高谷JCT~大泉JCT(関越道)間も、首都高9号深川線および5号池袋線経由から約18分短縮、60分から42分になるそうです。


2018年5月16日

外環道「千葉区間」の全貌 50年かかった最新の高速道路、高架に掘割、地下JCTも(写真22枚) 乗りものニュース 2018.05.16


 外環道の「千葉区間」、三郷南IC~高谷JCT間が2018年6月2日に開通。都市化が進んだ沿道の環境に配慮し、高架や掘割構造などを組み合わせて構成されています。
 外環道の「千葉区間」、三郷南IC~高谷JCT間が2018年6月2日(土)に開通します。
 今回の開通区間は15.5km。うち5.9kmが高架、9.6kmが地下区間という構成です。途中には松戸、市川北、市川中央、市川南の各ICが新設されるほか(三郷南ICの北側に位置する三郷中央ICも同時開通)、京葉JCTで京葉道路と、高谷JCTでは東関東道および首都高湾岸線と接続します。
 三郷南ICから松戸ICまでの大部分は高架で、江戸川やJR常磐線をまたぎます。外環道の既存区間では高架橋に遮音壁という構造でしたが、この区間では遮音壁の下方を一部透明にするなどして、景観に配慮したとのこと。晴れていれば東京スカイツリーや、富士山も見えます。
 松戸ICからは地下の「掘割」区間へ。完全な地下トンネルではなく、道路の中央部が地上に向かって開いた構造で、その開いた部分に2.5m間隔で柱が立てられ、まるで地下トンネルに「スリット」(切れ込み)を入れたようになっています。


2018年5月16日

6月2日に開通する東京外環道 千葉県区間を公開 チバテレ 05月16日 16:01


 6月開通する外環道(東京外かく環状道路)の千葉県区間が15日、報道陣に公開されました。外環道の市川市高谷JCTから埼玉県三郷市の三郷南ICまでの約15・5キロが6月2日に開通します。このうち高谷JCTから松戸市の葛飾大橋にかけての千葉県区間が15日に公開されました。
 千葉県区間にはいずれも出入り口が一方向のみのハーフICが4か所あるほか、京葉JCTが京葉道路と、高谷JCTが東関東自動車道とそれぞれ接続します。そして、区間の大半が半地下構造の掘割となっていて、事故や火災などの際地上に避難できる非常用階段が約1キロごとに設置されています。
 また、交通標識には照明の光を集めるため、斜めに設置して見やすさを高める拡散プリズム型反射シートを全国で初めて導入したほか、高谷JCT付近の勾配による渋滞を防ぐため、規制速度に応じて光を点滅させるペースメーカーライトも設置されました。
 外環道は都心から約15キロのエリアを環状につなぐ幹線道路で、開通すれば千葉の湾岸エリアから北関東方面へは都心を通らずにアクセスでき、東北道や常磐道への所要時間が最大26分程度短縮される見込みです。


2018年5月16日

外環道・三郷南−高谷間が6月2日開通 都心の渋滞緩和も TOKYO MX NEWS 05月16日 11:55


 東京都心の渋滞緩和策として期待される、東京外環自動車道の三郷南インターチェンジ−高谷ジャンクション間、15.5キロが6月2日に開通します。開通を間近に控えた道路が報道陣に公開されました。
 今回開通するのは、三郷南インターチェンジ(埼玉県三郷市)−東京都葛飾区−高谷ジャンクション(千葉県市川市)間です。外環道は東京都心の外側を環状に結ぶ路線で、東京都内でも関越道・大泉ジャンクション(練馬区)−東名ジャンクション(世田谷区)間で工事が進められています。
 今回の開通で、首都高速湾岸線と京葉道路が新たに外環道とつながります。高谷ジャンクションから大泉ジャンクションの所要時間は、これまで都心を通ると平均60分かかりましたが、外環道経由では42分に短縮が見込まれています。NEXCO東日本・千葉工事事務所の金子博工務課長は「東京から千葉方面のアクセスと、並行する首都高中央環状線との代替路が形成されることで、都心の高速道路の渋滞緩和にもつながる。五輪時の移動にも重要な路線になってくる」と話しています。
 外環道はこれで約6割が完成します。湾岸エリアから関東各地に都心を通ることなく向かうことができるようになるため、物流の生産性向上も期待されています。


2018年5月12日

開通前に高速道路でサイクリング 6月2日オープンの東京外環 共同通信 05月12日 12:01


 東京外郭環状道路(外環道)の三郷南インターチェンジ(IC)=埼玉県三郷市=と、高谷ジャンクション(JCT)=千葉県市川市=間が6月に開通するのを前に12日、参加者が自転車で道路上を走るサイクリングイベントが開かれた。
 イベントは千葉日報社が主催し、小学生から上級者まで約1500人が参加。年齢や体力別に三つのクラスに分かれ、松戸IC(千葉県松戸市)と高谷JCTを往復する約20キロのコースを楽しんだ。
 地下の本線上に、空気で膨らませたアーチ状の仮設ゲートを設置。参加者はスタート合図でこぎ出した。
 三郷南IC―高谷JCT間の15.5キロは、6月2日に開通予定。


2018年3月23日

外環道の千葉県区間、6月2日開通 東関東道~関越道まで接続、通行料金改定 乗りものニュース 2018.03.23


 首都高湾岸線・東関東道、京葉道路、常磐道を南北につなぐ外環道の三郷南IC~高谷JCT間が開通。通行料金の上限額も改定されます。
 高谷JCT~三郷JCT間は約17分に
 国土交通省関東地方整備局とNEXCO東日本関東支社は2018年3月23日(金)、外環道の三郷南IC~高谷JCT間15.5kmが6月2日(土)に開通すると発表しました。
 道路は4車線(片道2車線)で整備。北から順に、三郷中央IC(既開通の三郷JCT~三郷南IC間)、松戸IC、市川北IC、市川中央IC、京葉JCT、市川南IC、高谷JCTが設けられます。京葉JCTは京葉道路と、高谷JCTは首都高湾岸線・東関東道とそれぞれ接続します。
 この区間の開通で、外環道の約6割が完成。東関東道、京葉道路、常磐道、東北道、関越道と接続し、都心を通ることなく相互の路線を行き来できるようになります。高谷JCTから三郷JCTまでの所要時間は現在の約43分から、開通後は約17分に。高谷JCTから大泉JCTまでは、約60分から約42分にそれぞれ短縮します。


2017年5月11日

光差す外環「神殿」で春のコンサート 日経 xTECH(クロステック) 2017/05/11


 2017年度開通を目指す東京外かく環状道路(外環道)・千葉区間の建設現場で4月30日、クラシックコンサートをメーンとする珍しいイベントがあると知り参加してみた。
 開催場所は、外環道の松戸インターチェンジ(IC)予定地。特別に開放された建設中の道路施設を活用した松戸市主催の期間限定プロジェクト「MATSUDO DAN DAN HIGHWAY (マツド・ダン・ダン・ハイウェイ)春のコンサート&オープンフィールド」だ。
 東京外かく環状道路は、都心部から半径約15kmの位置に計画されている延長約85kmの環状道路。主に地下に高速道路(外環道)、地上に一般道路を造る。現在は東京区間と千葉区間、埼玉区間の三郷南IC以南で整備が進められている。
 外環道の千葉区間は、松戸IC─(仮称)高谷JCT(ジャンクション)間の延長約12.1kmである。
 埼玉の三郷南ICから千葉の高谷JCTまでの延長約15.5kmが完成すると、外環道によって関越自動車道と東北自動車道、常磐自動車道に加え、新たに京葉道路、首都高速道路湾岸線・東関東自動車道といった各放射道路が結ばれる。


2017年2月9日

首都高と京葉道に二つの新たな結節点 日経コンストラクション 2017/02/09


 首都高速7号小松川線と中央環状線を接続させる小松川ジャンクション(JCT)と、京葉道路と東京外かく環状道路が交わる京葉JCT(仮称)の架橋工事が山場を迎えた。2月12、19日に両JCTを含む区間12.8kmを夜間通行止めにし、同時に架設する。
 墨田、江東、江戸川の3区を東西に走る首都高小松川線と、荒川沿いを南北に走る首都高中央環状線(C2)とは単純な立体交差で、連絡路がなく双方を行き来できなかった。連絡路を設置して2線を結ぶのが小松川JCTだ。
 新設する連絡路は、小松川線上り(都心方面車線)から中央環状線内回り(常磐道・東北道方面車線)へと向かう700mの“右折ルート”と、中央環状線外回り(湾岸線方面車線)から小松川線下り(千葉方面車線)へと向かう280mの“左折ルート”の2本。
 つまり、小松川JCTは都心への流入を減らす狙いがある。中央環状線の機能強化事業の一環だ。2019年度の完成を目指す。
 一方、小松川線から千葉方へ延びる京葉道。京葉JCTは、京葉道と建設中の東京外かく環状道路(外環道)千葉県区間(12.1km)を結ぶ連絡路などで構成される。京葉道も外環道千葉県区間も、東日本高速道路会社(NEXCO東日本)が管理する高速道路だ。


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