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相鉄・東急直通線 相鉄・JR直通線 相鉄沿線 東京都心直結


相鉄・JR直通線 相鉄沿線 新宿・渋谷へ直結 2019年11月30日



相鉄 ・ JR直通線は、相鉄本線西谷駅から東海道貨物線横浜羽沢駅付近までの区間に連絡線を整備し、「相鉄 ・ 東急直通線」とともに「神奈川東部方面線」を構成する路線で、2019年11月30日開業、ヨコハマの電車とのイメージが強かった相鉄は、東京、横浜両都市への直通通勤路線に生まれ変わりました


都市鉄道利便増進事業 神奈川東部方面線 (相鉄・JR直通線 相鉄・東急直通線) 路線図

都市鉄道利便増進事業 神奈川東部方面線 (相鉄・JR直通線 相鉄・東急直通線) 路線図
現在、横浜での乗り換えが必要な相鉄沿線-都心間を直結
相鉄や東横線沿線から東海道新幹線へのアクセスも便利に

都市鉄道利便増進事業 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 」 より





相鉄・東急直通線 相鉄・JR直通線 相鉄沿線 東京都心直結 2022年度下期



相鉄 ・ 東急直通線は、羽沢横浜国大 (はざわよこはまこくだい)から新横浜駅(仮称)を経由し、東急東横線日吉駅までの区間に連絡線を整備する路線で、相鉄線と東急東横線 ・ 目黒線を結び、相鉄沿線と東京都心とを直結、神奈川県央部や横浜市西部から東京都心へのアクセスが大きく向上すると期待される新線で、2022年度下期の開業を目指しています

開業時期は、2016年8月26日、相鉄・東急直通線が、2019年4月から2022年度下期に、相鉄・JR直通線は、2018年度内から2019年度下期に、それぞれ延期繰り下げられています ※




「相鉄 ・ 東急直通線」は、相鉄本線の西谷駅(横浜市保土ヶ谷区)とJR東海道貨物線をつなぐ 約 2.7kmの新線「相鉄 ・ JR直通線」に設けられる羽沢駅(仮称、同市神奈川区)を起点に、東急東横線 ・ 目黒線の日吉駅(同市港北区)まで 約 10km(9980m)を結ぶ路線です

日吉駅への接続部分など一部を除く 8980mは地下線で、途中には、JR新横浜駅付近(同区)に、「新横浜駅」、東急東横線綱島駅(同区)付近に、「新綱島駅」(駅名はいずれも仮称)の 2駅が設置されます


相鉄線から他線に乗り入れて東京都心とを結ぶ連絡線は、2000年の運輸政策審議会答申第18号で、相鉄線二俣川駅(横浜市旭区)-新横浜-東急東横線大倉山駅(港北区)間の「神奈川東部方面線(仮称)」が「2015年までに開業することが適当」と位置付けられました

その後、既存施設を活用して、都市鉄道の利便性を高める整備手法を定めた制度、「都市鉄道等利便増進法」が 2005年に施行され、相鉄線から他社線に乗り入れる連絡線として、相鉄 ・ JR直通線が 2006年、相鉄 ・ 東急直通線が 2007年に、同制度に基づき、既存の路線を結ぶ新線を整備する「速達性向上計画」の認定を受けました

2014年9月10日現在、速達性向上計画の対象事業となっているのは全国でもこの 2路線だけです




新幹線「新横浜駅」へのアクセスも大幅向上



都市鉄道等利便増進法は、国と自治体がそれぞれ事業費の 3分の1を補助、残りの 3分の1は、鉄道建設 ・ 運輸施設整備支援機構 (鉄道 ・ 運輸機構) か第三セクターが調達して施設を整備し、完成後は鉄道事業者 (営業主体) が整備主体に使用料を払って営業する「上下分離方式」の整備手法になります

相鉄 ・ JR直通線 と 相鉄 ・ 東急直通線の場合は、整備主体が 鉄道 ・ 運輸機構、営業主体は 西谷-新横浜間が相鉄、新横浜-日吉間が東急となりますが、鉄道 ・ 運輸機構によると 営業主体の境となる新横浜駅の管理をどうするかは今のところ未定、事業費は 相鉄 ・ 東急直通線が 約 1957億円、相鉄 ・ JR直通線は 当初 約 683億円とされていましたが、2014年3月に 約 782億円へ変更されました


両線の開業後は、相鉄線からJR線経由で 新宿方面、東急線経由で 渋谷 ・ 目黒方面へ相互直通運転を実施する計画で、現在は 横浜乗り換えで 59分かかる二俣川-新宿間が 44分に、54分かかる二俣川-目黒間は 38分に短縮される予定です

相鉄線や東急東横線 ・ 目黒線沿線から東海道新幹線へのアクセスも大幅に向上し、現在 42分を要する相鉄線大和-新横浜間が 19分に、渋谷-新横浜間も現在の 41分から 30分に短縮されます




相鉄 ・ 東急直通 運行形態 使用車両とも未定



計画では、JR線方面が朝ラッシュ時 4本、その他の時間帯は 2~3本、東急線方面は ラッシュ時 10~14本、その他の時間帯は 4~6本の運行が想定され、現在の相鉄のダイヤでは、平日朝 7時台に 二俣川駅を発車する上り列車は 25本、直通線開業後、都心方面と横浜方面行き列車の割合がどのようになるかについて、同社によるとダイヤや列車の行先など運行形態は現在のところ決まっていないとのことです


相鉄の車両は最大幅 2.95mで、鉄道 ・ 運輸機構によると車両限界は 3m、対して 東急の車両限界は 2.82mとやや狭い為、既存の相鉄線から新横浜までは、幅の広い現在の相鉄車両が入線する可能性を考慮して造られますが、新横浜から先、東京都心よりは、東急線に乗り入れできるサイズの車両のみ入線できるトンネル幅となり、相鉄線よりやや幅の狭いトンネルで造られます

その為、東急線規格の車両は、東急線、相鉄線全線を運行できますが、相鉄線乗り入れ可能区間では、相鉄線規格の車両より、車両とホームの幅が 9cm余計に開く事になり、相鉄線規格の車両は、東急線区間には乗り入れできません

この点を含め、相鉄では、使用する車両について今のところ未定としています




相鉄 ・ 東急直通線の起点 羽沢横浜国大 (はざわよこはまこくだい)駅



相鉄のJR・東急直通線、新駅の名前は「羽沢横浜国大」 相鉄 ・ 東急直通線の起点となる 羽沢横浜国大 (はざわよこはまこくだい)駅(神奈川区羽沢南2)は、JR東海道貨物線の横浜羽沢駅と横浜市道環状2号線に挟まれた場所に位置、コンクリート2層構造の地下駅で、深さ約 13m、最大幅は 21.7m、駅舎は地上に建設され、地下の 1層目は機器室、2層目がホーム階となります

ホームは相対式 2面2線の配置で、長さは 10両編成に対応し 約 200m、ホーム幅は 6.6m、改札口 1ヵ所、エレベーター 2基、エスカレーター 4基に加え、相鉄 ・ 東急直通線の他 2駅も含め転落防止用のホームドアが設置される予定です
羽沢横浜国大 (はざわよこはまこくだい)駅(新駅)の外観イメージ (相模鉄道提供)
羽沢横浜国大 (はざわよこはまこくだい)駅(新駅)の内観イメージ (相模鉄道提供)

(上地図) 相鉄のJR・東急直通線、新駅の名前は「羽沢横浜国大」 「 相鉄のJR・東急直通線、新駅の名前は「羽沢横浜国大」 朝日新聞 12月12日 22:55 」 より
(中下イメージ図) 羽沢横浜国大 (はざわよこはまこくだい)駅(新駅)の外観イメージ ・ 内観イメージ (相模鉄道提供)

相模鉄道は、2017年12月13日、2019年度下期に開業予定のJRとの直通線(約 2.7キロ)にできる新駅(横浜市神奈川区羽沢南)の名称について、周辺住民のほか、直線距離で 約 700メートル離れている横浜国立大の学生や教職員を主な利用者と見込み、地域名の「羽沢」と「横浜国大」を併記、「羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)」にすると発表しました

新駅は直通線で相鉄線西谷駅とつながり、同線から乗り換えなしで都心と行き来できるようになることから通勤、通学などの利便性が高まるとともに、経由する必要がなくなる横浜駅の混雑解消も期待されています



羽沢駅の断面図。相対式ホーム2面2線で、ホームは10両編成に対応。駅舎は地上に建てられる 羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)駅の断面図

相対式ホーム2面2線で、ホームは10両編成に対応、駅舎は地上に建てられます

都心への新ルート、相鉄・東急直通線が工事本格化 日経コンストラクション 2014/09/10 」 より



西谷トンネルの全長は1441mで、西谷─羽沢間の大半を占める

西谷トンネルの全長は1441mで、西谷-羽沢間の大半を占めます

都心への新ルート、相鉄・東急直通線が工事本格化 日経コンストラクション 2014/09/10 」 より





相鉄 ・ 東急直通線 新横浜駅(仮称、港北区)



新横浜駅(仮称、港北区)は、JR新横浜駅の北側を通る横浜市道環状2号線の直下に位置する地下駅で、駅舎の最大幅は 28.5m、深さは 32.9m、駅はコンクリート 4層構造で、ホームはもっとも深い地下 4階、ホームの配置は折り返し列車の運行に対応し、幅 8.2m x 長さ 約 200mの島式ホーム 2面3線となります


駅コンコースは 地下1階、駅中央部の地下2階を ほぼ直角にクロスする横浜市営地下鉄ブルーラインと乗り換えできる構造、地上出入り口は、相鉄 ・ 東急直通線単独では 環状2号線をまたぐ円形歩道橋の周囲に 3ヶ所設けられる予定で、市営地下鉄の出入り口 1ヶ所も合わせると計 4ヶ所となります

相鉄 ・ 東急直通線の駅自体は JR新横浜駅と直結しませんが、市営地下鉄の出入り口を経由すればJRの駅とも地下で行き来できるようになる予定です


円形の歩道橋が駅前を通る横浜市道環状2号線をまたぎ、駅ビルがそびえたつJR新横浜駅
上空から俯瞰した新横浜駅(仮称、港北区)イメージ図
JR新横浜駅ビルから市営地下鉄の駅へつながる階段。相鉄・東急直通線とJRの駅は、市営地下鉄の通路を経由して地下で行き来できるようになる予定だ
相鉄 ・ 東急直通線の新横浜駅(仮称)はJR新横浜駅の北側、横浜市道環状2号線の下に設けられます
地下4層構造の相鉄・東急直通線新横浜駅(仮称)。地下1階がコンコース、地下2階は横浜市営地下鉄ブルーラインがクロスする。ホームは最も下の地下4階になる
新横浜駅の断面図。JR新横浜駅寄りを通る東電のシールドトンネルを避けるため、駅は環状2号線の中央ではなくやや北側に設けられる

新横浜から日吉まで、東横線造り替え含む大工事 日経コンストラクション 2014/09/19 」 より

円形の歩道橋が駅前を通る横浜市道環状2号線をまたぎ、駅ビルがそびえたつJR新横浜駅

この下に相鉄 ・ 東急直通線の新横浜駅(仮称)が設置されます



上空から俯瞰した新横浜駅(仮称、港北区)イメージ図

赤線で囲まれた部分の地下に駅ができます








JR新横浜駅ビルから市営地下鉄の駅へつながる階段

相鉄 ・ 東急直通線とJRの駅は、市営地下鉄の通路を経由して地下で行き来できるようになる予定です





相鉄 ・ 東急直通線の新横浜駅(仮称)はJR新横浜駅の北側、横浜市道環状2号線の下に設けられます









地下4層構造の相鉄 ・ 東急直通線新横浜駅(仮称)

地下1階がコンコース、地下2階は横浜市営地下鉄ブルーラインがクロスし、ホームは最も下の地下4階になります





新横浜駅の断面図

JR新横浜駅寄りを通る東電のシールドトンネルを避けるため、駅は環状2号線の中央ではなくやや北側に設けられます




新綱島駅(仮称)は 東急東横線綱島駅の東側約200mほどの位置



新綱島駅(仮称)は、東急東横線綱島駅の東側 約 200mほどの位置に設けられる 深さ 34.9m、幅 19.7mの地下駅で、ホームは 幅 8.2m、長さ 約 200mの島式 1面2線となる計画です

綱島といえば東京近郊の温泉地としてその名を知られる街で、相鉄 ・ 東急直通線の建設に対しては地域住民らから温泉への影響を懸念する声があり、これまでに反対集会も開かれていますが、鉄道 ・ 運輸機構によると「温泉が湧く層は地下 100mから 150m程度なのに対し、線路は地下 30m程度なので直接影響しない」ということですが、現場では水密性の高い鋼製地中連続壁を使った工事を行うなど、工法の面でも配慮するとしています


新綱島駅(仮称)は深さ34.9mで、駅延長245mのうち180mを開削工法で建設されます
温泉で知られる綱島。相鉄・東急直通線が直接温泉に影響することはないという
新綱島駅(仮称)は深さ34.9mで、駅延長245mのうち180mを開削工法で建設されます

(資料:鉄道・運輸機構)



温泉で知られる綱島

相鉄 ・ 東急直通線が直接温泉に影響することはないという

新横浜から日吉まで、東横線造り替え含む大工事 日経コンストラクション 2014/09/19 」 より






日吉駅付近で 地下区間から 地表区間へ



新綱島から東急東横線 ・ 目黒線の日吉駅までは 約 2.2kmで、このうち、日吉駅付近の 約 600mほどが地表区間、ほかは地下区間となり、新綱島-日吉の「綱島トンネル」は、大半の区間で東急東横線高架沿いを通るため、高架橋の基礎を避けて両側の側道の下に単線トンネルを 2本並べた形となります


日吉駅付近の工事区間。4つの工区に分かれている (資料:鉄道・運輸機構)

日吉駅付近の工事区間。4つの工区に分かれている (資料:鉄道・運輸機構)


4つの工区に分けられた日吉駅付近の縦断面図。箱形トンネル区間から2層高架区間、そして擁壁区間を経て日吉駅へとつながる(資料:鉄道・運輸機構)

4つの工区に分けられた日吉駅付近の縦断面図
箱形トンネル区間から2層高架区間、そして擁壁区間を経て日吉駅へとつながる (資料:鉄道・運輸機構)


日吉駅付近の施工順序。各工区でそれぞれ高架橋の受け替えや高架の拡幅・新設などが行われる(資料:鉄道・運輸機構)

日吉駅付近の施工順序。各工区でそれぞれ高架橋の受け替えや高架の拡幅・新設などが行われる (資料:鉄道・運輸機構)





日吉駅ホームを渋谷方に延伸



日吉駅は高台にある島式ホーム2面4線の地下駅で、東横線が外側の 1 ・ 4番線、当駅が終点の目黒線が内側の 2 ・ 3番線を使用しており、横浜方には目黒線折り返し用の引き上げ線が2本あり、相鉄 ・ 東急直通線の線路は 東横線の内側に新設するため、工事にあたって、東横線の線路を外側に移設するとともに引き上げ線を1本に削減、東横線と引上線の間に線路を通します

日吉駅から横浜方を見ると、東横線の線路は目黒線の引き上げ線終端部付近までが掘割、その先が高架となっており、その付近で相鉄 ・ 東急直通線が東横線と引き上げ線の間に入ってくることになります


日吉駅は、同時に、ホーム渋谷方にある電気室を付近の高架下に移設し、ホームを渋谷方に延伸します

東横線とともに、日吉駅から相鉄 ・ 東急直通線に乗り入れる目黒線は、現在の 6両編成から 8両編成に延長する構想がありますが、東急電鉄では、「現(2014年9月19日)時点では 8両編成化の計画は具体化していない」ということです


東横線と引き上げ線の位置関係を上から見る。相鉄・東急直通線は東横線・目黒線の両方に入線できる配線になる
日吉駅ホームの渋谷方。ホーム端にある電気室を付近の高架下に移設し、ホームを渋谷方に延伸する
相鉄・東急直通線が開業すれば、東横線・目黒線・横浜市営地下鉄グリーンラインと合わせ4路線が乗り入れる駅となる日吉駅。港北区の交通結節点としての重要性がより高まるだろう
東横線と引き上げ線の位置関係を上から見る

相鉄 ・ 東急直通線は、東横線 ・ 目黒線の両方に入線できる配線になります





日吉駅ホームの渋谷方

ホーム端にある電気室を付近の高架下に移設し、ホームが渋谷方に延伸されます





相鉄・東急直通線が開業すれば、東横線・目黒線・横浜市営地下鉄グリーンラインと合わせ4路線が乗り入れる駅となる日吉駅

港北区の交通結節点としての重要性がより高まります

新横浜から日吉まで、東横線造り替え含む大工事 日経コンストラクション 2014/09/19 」 より




※.相鉄・東急直通線 相鉄・JR直通線 開業時期繰り下げ 建設費4000億円超 

2016年8月26日


鉄道建設 ・ 運輸施設整備支援機構(鉄道 ・ 運輸機構)と相模鉄道(相鉄)、東急電鉄は、2016年8月26日(金)、相鉄・東急直通線、及び、相鉄・JR直通線の開業時期が繰り下がる見通しであることを発表しました

2016年8月26日 変更前 変更後 理由
相鉄・東急直通線 2019年4月 2022年度下期 用地取得に難航したことと、当初の想定よりも軟弱な地質であったことから補助工法が必要になったことなど
約 1957億円 約 2908億円
相鉄・JR直通線 2018年度内 2019年度下期 用地取得が難航したことや安全対策設備の検討に時間を要した
約 782億円 約 1114億円
合計 約 2739億円 約 4022億円

また、建設需要増大などを背景としたの建設物価の高騰や、土壌汚染対策法の変更をはじめとする法令などの改正、地質調査の結果を踏まえた工法変更などが重なり、建設費はこれまでの 約 2739億円から 約 4022億円に増える見通しです

なお、相鉄・JR直通線は、2013年4月23日、開業時期を 2015年4月から2018年度内繰り下げ、建設費も 約 683億円から 約 782億円となる見通しに変更しており、今回の開業時期繰り下げは 2回目となります

2013年4月23日 変更前 変更後 理由
相鉄・JR直通線 2015年4月 2018年度内 東海道貨物線との接続部の工事の遅れなど

相鉄・東急直通線 の当初事業予定費は、約 1,957億円です

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2019年11月30日

相鉄とJRの直通運転開始 神奈川と都心短縮、出発式 共同通信 2019/11/30 08:47


 相模鉄道(相鉄、横浜市)とJR線の直通運転が30日始まった。相鉄の西谷駅(同市)とJR東海道貨物線を結ぶ新線(約2.7キロ)を利用し、相鉄とJRの車両が相互に乗り入れる。神奈川県央部と東京都心部の移動時間短縮が期待される。
 相鉄の海老名駅(神奈川県海老名市)で30日早朝、JR新宿駅に乗り入れる1番列車の出発式が行われた。千原広司社長らがテープカット。横浜の海を再現した「ヨコハマネービーブルー」の新型車両の12000系電車が拍手の中、走りだした。
 念願だった都心乗り入れ。千原社長は「沿線の皆さまにメリットを十二分に感じてもらいたい」とあいさつした。


2019年11月30日

構想20年 都心乗り入れ 相鉄・JR直通線が開業 FNN 2019/11/30 08:25


 神奈川県を走る相鉄線とJRをつなぎ、都心に向かうことができる「相鉄・JR直通線」が開業した。
 「相鉄・JR直通線」は、新設した相鉄線の羽沢横浜国大駅からJRに乗り入れて、恵比寿や新宿など都心方面に向かうもの。
 始発の海老名駅では出発式が行われ、20年前から構想されていた都心乗り入れが実現した。


2019年11月30日

相鉄・JR直通線開業、海老名駅で出発式 - 新宿行1番列車は12000系 マイナビニュース 2019/11/30 07:10


 相模鉄道は相鉄・JR直通線開業当日の30日、新宿駅へ直通する1番列車の発車に合わせ、相鉄線海老名駅で出発式を開催した。相鉄・JR直通線用車両12000系を使用した1番列車は5時43分、海老名駅長と「そうにゃん」の出発合図で発車した。
 出発式では相模鉄道代表取締役社長の千原広司氏が挨拶。相鉄・JR直通線の開業により、「沿線地域の交通ネットワークが強化され、都心までのアクセスが格段に向上します。沿線の皆様の生活が変わり、地域社会の発展につながるものと確信しています。この相互直通によるメリットを十二分に感じていただきたい」と述べた。続けて、「都心にお住まいの方々には、相鉄線沿線を知っていただく大きな機会となります。開業後はぜひ直通線を利用し、相鉄線沿線に足をお運びいただきたい」とも語った。
 「これから出発する1番列車には、皆様の思いとこれからの希望を乗せて、新宿駅まで走り抜けてほしいと願っています」と千原社長。出発式には海老名市長の内野優氏、JR東日本執行役員横浜支社長の廣川隆氏も出席し、相模鉄道キャラクター「そうにゃん」も登場。千原社長ら出席者によるテープカットに続き、海老名発新宿行の1番列車を担当する運転士・車掌へ花束贈呈が行われた。


2019年11月30日

相鉄、一番列車が出発 悲願の都心乗り入れ、いざ新宿へ 朝日新聞 2019/11/30 06:37


 相模鉄道とJR線の相互直通運転が30日早朝に始まった。横浜市中心部と神奈川県央部を結ぶ相鉄は首都圏の大手私鉄では唯一、東京都心へ乗り入れておらず、都心直通は「悲願」だった。相鉄線の海老名駅(同県海老名市)では、新宿に直通する一番列車の出発式が開かれ、大勢の鉄道ファンらが詰めかけた。
 相鉄とJRは、相鉄線の西谷(にしや)(横浜市保土ケ谷区)と、この日開業した羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)(同市神奈川区)両駅の間に新たに設けた約2・7キロの連絡線経由で直通する。海老名発の直通列車は新駅を経てJR線に乗り入れ、武蔵小杉、渋谷などを経て新宿に向かう。
 海老名と新宿を結ぶ列車は1日46往復(92本)運転し、両駅を最速58分、二俣川(横浜市旭区)と新宿を最速44分で結ぶ。朝のラッシュ時は1時間に4本走らせ、一部は大宮方面に向かう。


2019年11月30日

「相鉄・JR直通線」開業 一番列車で出発式 短い新線と既存ルートで東京へ 乗りものニュース 2019/11/30 06:00


 相鉄線から乗り換えることなく東京方面へ行ける新線「相鉄・JR直通線」が開業。そこを通る一番列車の「出発式」が海老名駅で行われました。3年後はさらに、新横浜駅を経由して東急線とも直通する予定です。
 数十km先に効果をもたらす2kmの新線
 2019年11月30日(土)、神奈川県内を走る相模鉄道(相鉄)と東京方面のJR線をつなぐ新線「相鉄・JR直通線」が開業。このルートを通る一番列車(新宿行き特急)が、相鉄本線の海老名駅(神奈川県海老名市)を発車しました。
 発車を前にして行われた「出発式」では、相鉄の千原広司社長が「直通運転によって、都心までのアクセスが格段に向上し、沿線の皆様の生活が変わり地域社会の発展につながるものと確信しております」とあいさつ。新線の開業と東京方面に向かう直通列車のデビューを祝いました。
 相鉄・JR直通線は、相鉄本線の西谷駅(横浜市保土ケ谷区)から分岐して羽沢横浜国大駅(同・神奈川区)に至る、相鉄の新線です。羽沢横浜国大駅の近くにはJR東海道本線の貨物支線(羽沢線)があり、同駅と羽沢線をつなぐ線路も合わせて整備。これにより相鉄線とJR線(東京方面)の直通運転が可能になりました。


2019年11月30日

相鉄・JR東、相互直通運転を運行開始 羽沢横浜国大駅も開業、二俣川―新宿44分 神奈川新聞 2019/11/30 02:21


 相模鉄道(横浜市西区)とJR東日本(東京都)は30日、直通線の運行を始めた。相鉄の海老名駅とJR新宿駅を乗り換えなしで1日46往復し、横浜西部や県央部と東京都心との交通利便性を向上させる。二俣川−新宿は最短44分となり、横浜駅を経由する従来より15分ほど短縮される。
 相鉄が都心に乗り入れるのは、1917年のグループ創立以来初めて。海老名駅では同日早朝、JR新宿駅に乗り入れる1番列車の出発式が行われ、千原広司社長は「念願の開業を迎えることができた。沿線の生活が変わり、地域社会の発展につながると確信している」とあいさつした。早朝の駅には鉄道ファンらの姿も目立った。
 相鉄・JR直通線は、相鉄本線西谷駅で分岐し、新設した羽沢横浜国大駅からJR武蔵小杉に乗り入れ、渋谷などを経由して新宿駅まで運行する。通勤通学ラッシュ時は1時間に4本ペースで走り、一部は埼玉方面まで直通する。相鉄は直通線用に濃紺の車両12000系を導入した。


2018年1月29日

乗り過ごしたらトイレがヤバい? 相鉄線都心直通でココに気を付けて! J-CASTトレンド 2019/11/29 19:38


 神奈川県内を走る相模鉄道(相鉄、本社:横浜市)は、2019年11月30日からJR埼京線(以下、埼京線)との相互直通運転を開始する。
 神奈川県中部のベッドタウンと渋谷駅や新宿駅、池袋駅といった東京都心のターミナル駅とのアクセスが容易になるが、乗車する際の注意点もある。
 お台場、ビッグサイトに行くつもりが神奈川...
まず気を付けたいのが「乗り間違い」だ。直通運転の列車は相鉄本線(以下、相鉄線)の海老名駅(海老名市)を起点に、途中の西谷駅(横浜市)から新設された連絡線とJRの貨物線、JR横須賀線を走行。やがて大崎駅(東京品川区)で埼京線に入り、渋谷駅や新宿駅へと乗り入れる。
 一方、乗り入れ先の埼京線では、すでに東京の臨海部に向かうりんかい線へ直通運転している。新宿駅や渋谷駅から、お台場や、「コミックマーケット」などのイベントが行われる東京ビッグサイトにアクセスできる。ここに新たに相鉄線への直通運転が加われば、利用者の乗り間違いが発生する恐れがある。


2018年1月29日

相鉄がいよいよ都心乗り入れ JRと直通運転開始、沿線活性化へ ITmedia 2019/11/29 15:54


 11月30日、相模鉄道とJR東日本の相互直通運転がいよいよ始まる。これまで都内に乗り入れていなかった相鉄にとっては、念願の「都心とつながる」路線となる。二俣川〜新宿間の所要時間は最短で44分となり、相鉄線沿線から武蔵小杉や渋谷などへのアクセスが向上。また、一部の電車は埼玉県内まで直通し、運転エリアが広がる。
 直通運転開始に伴い、新駅「羽沢横浜国大駅」(横浜市)も開業。直通運転は、相鉄線西谷駅と羽沢横浜国大駅の間に新設した約2.7キロの連絡線を利用して行う。
 運行区間は相鉄線海老名駅〜JR新宿駅(朝通勤時間帯の一部列車は大宮方面まで)。1日46往復(92本)運行する。朝のピーク時間帯は1時間あたり4本、他の時間帯は2〜3本となる。主な区間の所要時間としては、二俣川〜新宿のほか、大和〜渋谷が最短45分、海老名〜武蔵小杉が最短36分と示されている。
 また、相鉄線の運行形態も一部変更。平日朝については、海老名発の特急の運行が、ラッシュピーク前はJR直通と横浜行き、ピーク時はJR直通、ピーク後は横浜行きとなる。また、上りのみ通勤特急と通勤急行を運行するほか、ピークの時間帯に海老名〜横浜間直通の各停を運行する。


2018年1月29日

相鉄の「悲願」成就へ 30日から都心乗り入れ始まる 朝日新聞 2019/11/29 12:00


 相模鉄道(相鉄)とJR線の相互直通運転が30日早朝に始まる。相鉄は首都圏の大手私鉄では唯一、東京都心への乗り入れをしておらず、都心直通は「悲願」だった。2022年度の下期には、東急の東横線、目黒線との直通運転も予定している。
 相鉄とJRの直通運転は、相鉄線の西谷(にしや)(横浜市保土ケ谷区)と、新たに開業する羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)(同市神奈川区)の両駅の間に新たに設けた約2・7キロの連絡線経由で行う。海老名(神奈川県海老名市)発の直通列車は、新駅を経てJR線に乗り入れ、武蔵小杉、渋谷などを経て新宿に向かう。
 海老名と新宿を結ぶ列車は1日46往復(92本)を運転。朝のラッシュ時には1時間に4本走らせ、一部は大宮方面まで向かう。


2018年1月26日

「羽沢横浜国大」駅を公開 30日から相鉄海老名ーJR新宿で直通運転 毎日新聞 2019/11/26 12:02


  相模鉄道の海老名駅とJR東日本の新宿駅を結ぶ直通線が30日に開業するのを前に、相模鉄道などは25日、新駅の「羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)」(横浜市神奈川区)を報道各社に初めて公開した。同駅では「発車式」があり、相模鉄道の千原広司社長が「開業後はぜひ直通線をご利用いただき、相鉄線沿線に足を運んでいただきたい」とPRした。
 相鉄本線の西谷(にしや)駅とJR東の東海道貨物線横浜羽沢駅付近の間に約2.7キロの連絡線を新設。この連絡線を利用して相鉄とJR東が相互乗り入れをする。直通運転の運転本数は1日46往復92本。朝のピーク時は1時間に4本で、一部の列車は大宮方面へも直通する。
 その他の時間は、1時間に2〜3本運転され、二俣川―新宿を最速44分▽大和―渋谷を同45分▽海老名―武蔵小杉を同36分でそれぞれつなぐ。直通線の開通により、県央部から都心へのアクセスや乗り換え回数の減少など利便性の向上や地域の活性化が期待される。直通運転では横浜の海をイメージした濃紺「ヨコハマネービーブルー」の車体が特徴の新型車両「12000系」が使用される。


2018年1月29日

ふたつの直通線開業で相鉄は大変化 新駅「羽沢横浜国大駅」の可能性は? 乗りものニュース 2018.01.29


 開業まで約2年となった相鉄・JR直通線と羽沢横浜国大駅。相鉄線の価値を根底から変えるといわれるプロジェクトの完成が、いよいよ間近に見えてきました。
 新駅は新しい交通の要衝に
 2018年1月17日(水)、相模鉄道(相鉄)が、2019年下期に開業を予定している「相鉄・JR直通線」羽沢横浜国大駅の建設現場見学会を報道関係者向けに実施しました。
 羽沢横浜国大駅は、JR東海道貨物線の横浜羽沢駅と、横浜の主要道路である環状2号線に挟まれた、横浜市神奈川区羽沢南2丁目の敷地に建設されている駅です。相鉄とJR東日本の分界駅で、さらに2022年下期に開業が予定されている「相鉄・東急直通線」の分岐点にもなるなど、完成すれば神奈川県東部の新しい交通の要衝となります。2017年12月には正式な駅名が決定し、地下のホーム部分には軌道が敷設されるなど、工事は佳境を迎えています。
 直通線の概要を見てみましょう。相鉄本線・西谷駅(横浜市保土ケ谷区)の横浜方で分岐した直通線は、1930mのトンネルを通って羽沢横浜国大駅に至ります。駅の北側で地上に出ると、JR直通線と東急直通線に分岐。JR直通線は1時間あたり2~4本程度を予定しており、横浜羽沢駅構内で東海道貨物線に合流すると、鶴見付近からJR湘南新宿ラインと同じルートに入ります。次の停車駅は武蔵小杉で、品川方面へは行かず全列車が新宿方面へ向かいます。


2017年12月13日

相鉄のJR直通線 神奈川区の新駅は 羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)駅 東京新聞 12月13日 08:10


 相模鉄道は、2019年度下期に開業予定のJRとの直通線(約2.7キロ)にできる新駅(横浜市神奈川区羽沢南)の名称を「羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)」にすると発表した。県と市の同意、国の認定を受けて正式に決まる。
 周辺住民のほか、直線距離で約700メートル離れている横浜国立大の学生や教職員を主な利用者と見込み、地域名の「羽沢」と「横浜国大」を併記した。
 新駅は直通線で相鉄線西谷駅とつながる。同線から乗り換えなしで都心と行き来できるようになることから通勤、通学などの利便性が高まる。経由が必要なくなる横浜駅の混雑解消も期待される。
 同時に整備している東急線との直通線は22年下期に開業予定。新駅から東急線日吉駅までの約10キロをつなぐ。新幹線の駅がある新横浜を通り、県外へのアクセスも向上する。
 新駅には改札口1カ所、エレベーター2基、エスカレーター4基に加え、転落防止のホームドアを設置する。同社は「駅名は住民の意見を聞いて決めた。地域に貢献できる駅にしたい」と話した。


2017年12月12日

相鉄のJR・東急直通線、新駅の名前は「羽沢横浜国大」 朝日新聞 12月12日 22:55


 相模鉄道は11日、JR線、東急線と直通運転する事業で新設される駅(横浜市神奈川区羽沢南2丁目)について、名称を「羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)」にすると発表した。今後、県や市と協議して正式に決める。相鉄とJRは、2019年度下期に直通運転を始める予定だ。
 新駅は、現在のJR東海道貨物線の横浜羽沢駅付近に設置。相鉄線西谷駅から新線を建設中で、列車は羽沢横浜国大駅からJR線に入り、東京方面に向かう。
 新駅は横浜国立大学から北西に約700メートル。地域の住民や学生ら大学関係者を主な利用者と見込む。住民らと意見交換し、地域名の「羽沢」と、近くの「横浜国大」を併記する駅名に決めた。駅には改札を一つ、エレベーター2基とエスカレーター4基を置く。
 羽沢横浜国大駅から、新横浜駅(仮称)を経由し、東急日吉駅に向けた連絡線も建設中で、22年度に開通予定。完成すれば、現在は県内にとどまる相鉄線が、JR、東急とそれぞれ相互直通運転を始め、県央地域から都心へのアクセス向上が期待されている。


2017年12月12日

相鉄・JR直通線の新駅名称が「羽沢横浜国大」に決定 2019年度中に開業 みんなの経済新聞ネットワーク 12月12日 08:19


 相模鉄道(横浜市西区北幸2)は12月11日、神奈川東部方面線事業の「相鉄・JR直通線」の新駅の開業時の正式な駅名を「羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)」(神奈川区羽沢南2)に決めたと発表した。(ヨコハマ経済新聞)
 神奈川東部方面線(「相鉄・JR直通線」「相鉄・東急直通線」)の完成路線図
 「相鉄・JR直通線」は、相鉄線の西谷駅(保土ケ谷区)とJR東海道貨物線・横浜羽沢駅(神奈川区)付近間を結ぶ約2.7キロの新線で、2019年度下期に開業予定。相鉄線とJR横須賀線・湘南新宿ラインが相互直通運転を行う。運行区間は海老名駅(相鉄本線)および湘南台駅(相鉄いずみ野線)〜西谷駅〜羽沢横浜国大駅〜大崎駅〜目黒駅〜渋谷駅から新宿駅方面につながる。
 羽沢横浜国大駅は、横浜羽沢駅の西側に設置。相対式2面2線のホームにホームドアが設置される。駅番号は「SO51」。改札口は1カ所でエレベーター2基、エスカレーター4基を設置する。
 駅舎のデザインコンセプトは「安全×安心×エレガント」で、素材に「鉄」「レンガ」「ガラス」などを使い、キーカラーである「ダークグレー」により案内サインなどの視認性の向上を図る。
 相鉄は、駅名選定理由として「駅利用を想定している皆さまからのど意見などを伺いながら検討を重ねた結果、今後、地域・大学の皆さまとともに、沿線価値の向上を目指していくという思いを込め、町名である『羽沢』と当駅周辺に立地する『横浜国大』を併記するこの駅名を選定した」としている。


2017年12月12日

相鉄新駅は「羽沢横浜国大駅」 神奈川新聞 12月12日 06:45


 相模鉄道(横浜市西区)は11日、2019年度下期に開業予定のJR線との直通線にできる新駅の名称を「羽沢横浜国大」に決定したと発表した。新駅設置は1999年3月に開業したゆめが丘、湘南台駅以来となる。町名の羽沢と駅から約700メートルの場所にある横浜国立大学の略称を併記した。同社は「地域に貢献するような駅になってほしい」と期待を込めている。 羽沢横浜国大駅は、同市神奈川区羽沢南2丁目に設置する。相鉄線西谷駅からJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近間に、約2・7キロの連絡線を新設。この連絡線を利用して相鉄線とJR線が相互直通運転を行う。 都心部へのアクセス向上へ、相鉄線は22年度下期に東急線とも直通運転を開始する計画で、新駅の羽沢横浜国大駅から東急線日吉駅まで約10キロの直通線を整備する。


2017年12月11日

相鉄・JR直通線、新駅名称は「羽沢横浜国大」駅に 鉄道新聞 12月11日 19:27


 相模鉄道はこのほど、相鉄・JR直通線で新設される羽沢駅(仮称)の名称を「羽沢横浜国大」駅とすると発表した。
 2019年度下期開業予定の相鉄・JR直通線は、相鉄本線西谷駅からJR東海道貨物線横浜羽沢駅(貨物駅)付近間に連絡線(約2.7km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線とJR線が相互直通運転を行うもの。この直通線開業に合わせて、同駅は横浜市神奈川区羽沢南二丁目に新設される。
 2022年度下期(予定)には、同駅から新横浜を経由して、東急東横線・目黒線日吉駅(横浜市港北区)までの相鉄・東急直通線(約10.0km)が完成し、東急線とも相互直通運転が開始される。詳細は同社ニュースリリースに掲載されている。


2017年12月11日

相鉄・JR直通線に新設「羽沢横浜国大」駅に! 相対式ホーム2面2線 マイナビニュース 12月11日 18:45


 相模鉄道は11日、相鉄・JR直通線に新設する羽沢駅(仮)の名称を「羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)」駅と発表した。神奈川東部方面線事業のうち、相鉄・JR直通線は2019年度下期の開業を予定しており、これに合わせて相対式ホーム2面2線の新駅が設置される。
 相鉄・JR直通線に新設される「羽沢横浜国大」駅の所在地は横浜市神奈川区羽沢南2丁目とされ、JR東海道貨物線の横浜羽沢駅(貨物駅)付近に位置する。新駅の南側に横浜国立大学があり、おもな利用者として羽沢地区の住民と横浜国立大学の関係者を想定しているという。そこで「地域・大学の皆さまとともに、沿線価値の向上を目指していく」との思いを込め、地域名と大学名を併記する「羽沢横浜国大」を駅名に選定した。今後は都市鉄道等利便増進法にもとづき、関係自治体との協議など手続きを行う。
 新駅のデザインコンセプトは「安全×安心×エレガント」で、2面2線の相対式ホームにホームドアが整備され、誰でも安心して利用できる駅をめざす。駅舎のデザインは相鉄グループが取り組む「デザインブランドアッププロジェクト」にもとづき、キーマテリアルの「鉄」「レンガ」「ガラス」、キーカラーの「ダークグレー」を用い、案内サインなどの視認性向上も図る。駅設備として改札口1カ所、エレベーター2基、エスカレーター4基も設置予定。新駅の駅ナンバリングは「SO51」となる。


2017年12月11日

相鉄・JR直通線の新駅名称「羽沢横浜国大」に 2019年度下期開業予定 乗りものニュース 12月11日 18:00


 新線「相鉄・JR直通線」に設置される羽沢駅(仮称)の名称が、「羽沢横浜国大」になる見通しです。
 鉄、レンガ、ガラスなどで駅舎デザイン
 相模鉄道は2017年12月11日(月)、建設を進めている新線「相鉄・JR直通線」に設置する羽沢駅(仮称)の名称を「羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)」駅にすると発表しました。
 相鉄・JR直通線は2019年度下期に開業予定。相鉄本線の西谷駅とJR東海道貨物線の横浜羽沢駅(貨物駅)を結ぶ約2.7kmの連絡線です。羽沢横浜国大駅は、この新線開業にあわせ、横浜市神奈川区羽沢南二丁目に設置されます。駅名は今後、都市鉄道等利便増進法に基づき、関係自治体との協議などの手続きを経て、正式に決定する見込みです。
 相模鉄道によると、新駅のおもな利用者は、羽沢地区の住民と横浜国立大学の関係者を想定。地元と協議を重ねた結果、町名の「羽沢」と、駅周辺に立地する「横浜国大」を併記する形にするといいます。
 駅は相対式2面2線、駅ナンバリングは「SO51」です。駅舎はダークグレーがキーカラーに、鉄、レンガ、ガラスがキーマテリアルとされます。改札口1か所、エレベーター2基、エスカレーター4基、ホームドアが設けられます。


2017年6月12日

相鉄、東急線のトンネルくぐれる新型車 日経 xTECH(クロステック) 2017/06/12


 2022年度下期開業を目指して新線建設工事が進む「相鉄・東急直通線」。相模鉄道(相鉄)は、東急東横線・目黒線を経由して渋谷・目黒方面と直通するこのルートを走る新型車両「20000系」を発表した。車体幅を、東急線のトンネルをくぐれるように2770mmに抑えた。
 相鉄沿線と都心を結ぶ新線は、この相鉄・東急直通線と、JR東海道貨物線・横須賀線などを経由する「相鉄・JR直通線」の2ルート。相鉄・JR直通線は、東急線経由よりも3年早い2019年度下期の開業を目指して工事が進む。
 相鉄が東急線経由で都心へ直通する車両を新造した理由の一つに「車両限界」がある。首都圏の私鉄のなかでも車両限界を大きくとる相鉄は、既存車両が東急線内を走れないというハードルがあった。
 そこで同社は、開発基準の一つに「相鉄・東急直通線の仕様に準じた大きさの車体」を置き、日立製作所「A-train」をベースにした20000系を新造。12月に1編成が登場し、営業運転に就く。


2016年12月5日

新幹線も便利に 建設中の神奈川東部方面線、その効果 しかし抱える課題 乗りものニュース 2016.12.05


 建設が進められている神奈川東部方面線。その開業で、東京~神奈川間の交通状況が大きく変わる可能性がありますが、2016年8月、開業が延期される見通しであることが明らかに。何が課題で、いまそこはどうなっているのでしょうか。
 関東で唯一だった大手私鉄が
 日本で「大手私鉄」と呼ばれる16社のうち、関東を走るのは9社。そのなかで、列車が東京都中心部に直通していないのは、横浜駅をターミナルとし神奈川県内に35.9kmの旅客線を持つ相模鉄道(相鉄)だけです。
 しかし近い将来、状況が変わります。現在、横浜市内で「神奈川東部方面線」の建設が進行中。それを経由し相鉄とJR東日本、東急電鉄が直通運転を行い、相鉄沿線と新宿、渋谷、目黒方面が乗り換え無しで直結される予定だからです。
 相模鉄道は2016年12月4日(日)、相鉄本線と神奈川東部方面線の分岐駅になる西谷駅(横浜市保土ケ谷区)付近で、線路新設の工事現場を報道陣に公開。合わせて進行状況などを明らかにしました。


2016年8月27日

相鉄線、JR・東急との直通運転を延期 最大3年半遅れ 朝日新聞 08月27日 14:25


 鉄道・運輸機構などは26日、相模鉄道がJR、東急とそれぞれ直通運転を始める事業の開始が、最大で3年半ほど遅れると発表した。延期による事業費の増額は約1283億円となり、総額で4千億円を超える見通しだ。
 この事業は、相鉄線西谷駅とJR東海道貨物線を新線でつなぎ、羽沢駅(仮称)を新設。さらに羽沢駅から新設の新横浜駅(仮称)を経由して、東急東横線・目黒線の日吉駅間に連絡線を敷設する。横浜駅を経由せず、県央地域から都内へのアクセスが可能になる構想だ。
 相鉄は2018年度にJR、19年4月に東急へ直通運転を開始する予定だった。だが用地取得が難航し、想定よりも地盤が軟らかく地盤改良の工事が必要となったことなどから、JRは19年度下期、東急は22年度下期に開業時期を変更した。
 2739億円を見込んでいた事業費も、工期の延長や建設資材の高騰から4022億円になると想定。事業費は国と、鉄道・運輸機構、県・横浜市がそれぞれ3分の1を負担する。


2016年8月27日

<鉄道3社>直通線、延期 東部方面線事業 用地取得が難航し /神奈川 毎日新聞 08月27日 12:24


 相模鉄道とJR東日本や東京急行電鉄の各社との直通線(神奈川東部方面線事業)について、鉄道建設・運輸施設整備支援機構などは26日、開業時期が遅れ、建設費も計約2739億円から約4022億円に増加することになったと発表した。用地取得の難航などを理由に上げている。
 相鉄・JRの直通線は、相鉄線西谷駅からJR東海道貨物線との接続点まで連絡線(約2・7キロ)を新設し、相互直通運転をする。相鉄・東急直通線は、東海道貨物線との接続点から東急東横線日吉駅までの間に連絡線(約10キロ)を新設し、相互直通運転をする。
 機構などによると、相鉄・JR直通線は当初2015年度の開業を目指していたが、作業時間の変更などで開業時期を18年度内に延期していたが、今回さらに19年度下期に変更した。建設費は約782億円から約1114億円に増えた。連絡線付近の用地取得が難航したことや列車の誤進入防止のための安全設備検討に時間を要したという。


2016年8月27日

東部方面線開業遅れ 用地取得が難航 神奈川新聞 2016年8月27日 07:00


 相模鉄道とJR、東急電鉄が相互直通運転を行う神奈川東部方面線の開業時期について、整備主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市中区)などは26日、相鉄・JR直通線が現行計画の2018年度内から19年度下期に、相鉄・東急直通線が同じく19年4月から22年度下期にずれ込む、と発表した。同方面線事業の計画変更は2回目。 同機構などによると、相鉄・JR直通線については用地取得が難航。さらに安全対策設備の検討に時間を要したといい、相鉄・東急直通線については用地取得の難航に加え、想定よりも地盤が軟弱で補助工事が必要になったという。 建設費も現行計画の2739億円から4022億円に増加する見通し。建設物価の高騰や法改正による汚染土壌の処理費用増加、法律の制定による可動式ホームドアの設置費用に加え、消費税率が当初の5%から8%に引き上がり、さらに10%を予定していることや、地質調査結果を踏まえた工法変更などが要因という。 同日の会見では、機構が「徹底したコスト縮減を図り、一日も早い開業を目指す」と説明。営業主体の東急電鉄は「整備効果を最大限引き出せるよう万全の準備を行っていく」、相模鉄道は「一日も早く開業できるよう努力する」とした。


2016年8月26日

相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線ともに開業延期 - 建設費4,000億円以上に マイナビ 2016年8月26日 18:55


 鉄道・運輸機構と相模鉄道、東京急行電鉄は26日、神奈川東部方面線事業の開業時期・建設費の変更について発表した。相鉄・JR直通線の開業時期は2018年度内から2019年度下期へ、相鉄・東急直通線の開業時期は2019年4月から2022年度下期へ、建設費は約2,739億円から約4,022億円へ変更される見通しとなった。
 神奈川東部方面線事業は、鉄道・運輸機構が整備主体、相模鉄道と東急電鉄が営業主体となり、相鉄・JR直通線(相鉄本線西谷駅からJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近まで)と相鉄・東急連絡線(横浜羽沢駅付近から新横浜駅付近を経由し、東急東横線・目黒線日吉駅まで)の2つの連絡線を整備。東京都心部から横浜市西部・神奈川県央部への速達性向上、新幹線とのアクセス向上を図るとともに、既設路線の混雑緩和や乗換え回数の減少、沿線地域の活性化への寄与も期待されている。


2016年8月26日

相鉄とJR、東急との相互直通運転が延期 用地取得の遅れで 産経新聞 08月26日 17:54


 相模鉄道は26日、JR東日本と東急電鉄との相互直通運転がそれぞれ延期になると発表した。工事を担当する鉄道・運輸機構が遅れることを各社に伝えた。
 鉄道・運輸機構は相鉄とJRの東海道貨物・横須賀線、東急東横線を接続する「神奈川東部方面線」の建設を進めているが、用地取得が難航しているため、工事が遅れるという。
 相鉄・JR直通線は、相鉄の西谷駅から東海道貨物線横浜羽沢駅付近までの区間に連絡線を整備する。これにより相鉄を東京都心部まで直通させ、JR横須賀線や埼京線へと乗り入れる。これまでは平成30年度内の開業を予定していたが、31年度下期に遅れる。
 また相鉄・東急直通線は、羽沢駅(仮称)から新横浜駅(仮称)を経由して東急東横線の日吉駅までの区間に連絡線を整備する。こちらは従来予定の31年4月から34年度下期へとずれこむ見通し。


2016年8月26日

建設中の相鉄直通新線、開業が1~3年延期へ 建設費も4000億円超に 乗りものニュース 2016.08.26 16:14


 相鉄線とJR東海道貨物線、東急東横線を結ぶ新線「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線」の開業時期が、用地取得の難航に伴う工事の遅れなどから繰り下がる見通しです。
計画変更は2回目
 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)と相模鉄道(相鉄)、東急電鉄は2016年8月26日(金)、建設を進めている「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線」の開業時期が繰り下がる見通しであることを発表しました。
 相鉄本線の西谷駅とJR東海道貨物線の羽沢駅(仮称)を結ぶ「相鉄・JR直通線」は、開業時期が2018年度内から2019年度下期に繰り下げ。羽沢駅(仮称)と東急東横線の日吉駅を結ぶ「相鉄・東急直通線」は2019年4月から2022年度下期に変更されます。
 その理由について、「相鉄・JR直通線」では用地取得が難航したことや安全対策設備の検討に時間を要したためとしており、また「相鉄・東急直通線」も用地取得に難航したことと、当初の想定よりも軟弱な地質であったことから補助工法が必要になったことなどを挙げています。


2016年8月26日

相鉄とJR、東急の連絡線、開業時期を延期 時事通信 08月26日 16:01


 神奈川県東部で相模鉄道とJR東日本〈9020〉、東京急行電鉄〈9005〉を結ぶ連絡線の建設に関し、整備主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構などは26日、相鉄・JR直通線を2018年度中から19年度下期に、相鉄・東急直通線を19年4月から22年度下期に、それぞれ開業時期を先送りすると発表した。


2014年9月19日

新横浜から日吉まで、東横線造り替え含む大工事 日経コンストラクション 2014/09/19


 「相鉄・JR直通線」の羽沢駅(仮称、横浜市神奈川区)を起点に東急東横線・目黒線の日吉駅(港北区)まで約10kmを結ぶ「相鉄・東急直通線」。前回の羽沢駅周辺に続き、今回は新横浜─日吉間の工事をリポートする。東急東横線を営業しながら高架橋を造り替えたり、直下にトンネルを掘削したりする大がかりな工事が待ち構える。
 相鉄・JR直通線の施設として建設されている羽沢駅を除けば、相鉄・東急直通線の施設で現在もっとも工事が進んでいるのは新横浜駅(仮称、港北区)だ。
 JR新横浜駅の北側を通る横浜市道環状2号線の直下に位置する地下駅で、駅舎の最大幅は28.5m、深さは32.9m。駅はコンクリート4層構造で、ホームはもっとも深い地下4階。ホームの配置は折り返し列車の運行に対応し、幅8.2m・長さ約200mの島式ホーム2面3線となる。


2014年9月10日

都心への新ルート、相鉄・東急直通線が工事本格化 日経コンストラクション 2014/09/10


 相鉄線と東急東横線・目黒線を結び、神奈川県央部や横浜市西部から東京都心へのアクセスが大きく向上すると期待される新線「相鉄・東急直通線」。2019年4月の開業を目指し、途中駅となる新横浜付近では工事が本格化してきた。
 同線とともに「神奈川東部方面線」を構成する「相鉄・JR直通線」も2018年度内の開業に向けて工事が進む。ヨコハマの電車のイメージが強かった相鉄が東京の中心部へ--。神奈川と東京を結ぶ新たな動脈は、次第にその姿を現しつつある。
 「相鉄・東急直通線」は、相鉄本線の西谷駅(横浜市保土ヶ谷区)とJR東海道貨物線をつなぐ約2.7kmの新線「相鉄・JR直通線」に設けられる羽沢駅(仮称、同市神奈川区)を起点に、東急東横線・目黒線の日吉駅(同市港北区)まで約10km(9980m)を結ぶ路線だ。
 日吉駅への接続部分など一部を除く8980mは地下線で、途中にはJR新横浜駅付近(同区)に「新横浜駅」、東急東横線綱島駅(同区)付近に「新綱島駅」(駅名はいずれも仮称)の2駅を設置する。


2013年4月24日

神奈川県で建設中の相鉄・JR直通線、工事の遅れで開業を2018年度内に延期 マイナビ 2013/04/24


 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(以下「鉄道・運輸機構」)と相模鉄道は23日、相鉄・JR直通線事業に関して、開業時期を2015年度内から2018年度内に変更すると発表した。建設費も約683億円から約782億円となる見通し。
 相鉄・JR直通線は、神奈川東部方面線の一部として、相鉄・東急直通線とともに進められている事業。相鉄本線西谷駅から東海道貨物線横浜羽沢駅付近までの区間に連絡線(約2.7km)を建設し、相鉄線とJR線の相互直通運転を実施。横浜市西部・神奈川県央部から東京都心部への速達性向上、横浜駅やJR東海道線での乗換回数の減少と混雑緩和を図る。
 同線の整備主体は鉄道・運輸機構、営業主体は相模鉄道。開業時期の変更について、鉄道・運輸機構は、「東海道貨物線との接続部の工事の遅れなど」を理由に挙げた。横浜羽沢駅構内での営業線の配線切替えをはじめ、旅客・貨物列車が運行されない短い作業時間帯で工事を進めなければならず、工期短縮の工夫を最大限行ってもなお、開業時期は2018年度内になる見通しだという。


2012年10月6日

神奈川県横浜市相鉄・東急直通線国交省が認可 - 新横浜経由で都心へ直通 マイナビ 2012/10/06


 相模鉄道と東京急行電鉄は5日、国土交通省より相鉄・東急直通線の工事施工認可を受けたと発表した。同線はすでに工事が進捗している相鉄・JR直通線(2015年4月開業予定)とともに、「神奈川東部方面線」の一部として整備される。
 同線の整備区間は相鉄・JR直通線の羽沢駅(仮称)から東急線日吉駅までの約10km。途中、新横浜駅(仮称)と新綱島駅(仮称)の設置を計画しており、羽沢駅(仮称)~新横浜駅(仮称)間の建設工事を相鉄が、新横浜駅(仮称)~日吉間の建設工事を東急が申請。国土交通省による工事施工認可に至った。
 相鉄・東急直通線の事業費は約1,957億円で、事業予定区間は2019年3月まで。開業予定は2019年4月としている。整備主体となるのは鉄道建設・運輸施設整備支援機構で、営業主体である相鉄と東急が同線を使用して相互直通運転を行う。
 完成後は、海老名駅および湘南台駅からの電車が、西谷駅(相鉄本線)より相鉄・JR直通線と相鉄・東急直通線を経由し、東急線渋谷・目黒方面へ運行される計画となっている。神奈川県央部・横浜市西部と東京都心部を直結するルートの完成で、乗換回数の減少や速達性の向上が図られることに。さらに東海道新幹線新横浜駅付近への新駅設置で、相鉄・東急沿線から新幹線へのアクセスが大幅に向上することも期待されている。


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