JTB 個人情報流出 約 679万人 氏名 性別 生年月日 メール 電話 等 |
JTB 個人情報流出 約 679万人 氏名 性別 生年月日 メール 電話 等 2016年6月14日旅行会社大手 JTB (ジェイティービー)は、2016年6月14日、インターネット販売を取り扱うグループ会社 「 i.JTB 」 (アイドットジェイティービー) のサーバに2016年3月、外部からの不正アクセスがあり、有効なパスポート番号約 4,300件を含む、約 793万人分(2016年6月24日 約 679万人分に訂正)の個人情報が流出した可能性があることが判明しました クレジットカード番号や、銀行口座情報の流出はないということです 個人情報が流出した可能性のある対象ユーザー個人情報が流出した可能性のある対象ユーザーは、2007年9月~2016年3月の間に、「JTBホームページ」、「るるぶトラベル」、「JAPANiCAN」の各JTBサイトや、提携サイトの NTTドコモ 「dトラベル」などで、JTB商品のオンライン予約を利用したユーザーです ただし、「JTB旅物語」、「高速バス」、「現地観光プラン、レジャーチケット、定期観光バス」、「レストラン」、「海外ダイナミックパッケージ」、「海外航空券」、「海外ホテル」、「海外現地オプショナルツアー」、「その他旅行関連商品(保険、積立等)」を予約したユーザーは対象外 流出した可能性のある個人情報流出した可能性のある情報は、氏名(漢字、カタカナ、ローマ字)、性別、生年月日、メールアドレス、住所、郵便番号、電話番号、パスポート番号、パスポート取得日の一部または全部で、件数は 約 793万人分に上り、この中で、パスポート番号、および、パスポート取得日は失効したものも含まれており、現在有効な番号は約4,300件です クレジットカード番号や、銀行口座情報、予約した旅行の内容は含まれていない(流出していない)ということです 個人情報流出 経緯不正アクセスの発端は、2016年3月15日、「 i.JTB 」 の社員が、取引先の航空会社を装ったメールの添付ファイルを開いたことで、「 i.JTB 」 のPC(パソコン)がウイルスに感染、2016年3月19日~24日の期間、「 i.JTB 」 のサーバ内部から外部への不信な通信が複数確認された その後、不審な通信を特定、遮断したのち、ネットワーク内の全サーバ、PCの調査を行ったところ、感染は、他のパソコン 5台とサーバー 2台に広がっており、2016年4月1日に、外部からの不正侵入者が 2016年3月21日に作成 ・ 削除したデータファイルの存在が確認された JTB (ジェイティービー)では、2016年5月13日、不正侵入者が作成 ・ 削除したファイルに個人情報が含まれていたことを確認、ファイルを復元したところ、約 793万人分の個人情報が含まれていたことが判明しました 個人情報流出 問題点取引先の航空会社を装ったメールは、差出人のアドレスの表示も航空会社で使われているものでしたが、差出人名は架空の人物で、JTBの幹部は、「知らない人からのメールはあけない訓練をしていた」と述べ、添付ファイルを開いたのは不用意だったとしています また、2016年4月中旬には個人情報への不正アクセスの可能性が高まったにもかかわらず、本社幹部に報告されたのは 約 1ヶ月で、高橋広行社長は、「不正アクセスが経営課題だという認識が不足していた」と述べています JTB (ジェイティービー)の 対応 対策JTB (ジェイティービー)では、外部への不審な通信の遮断、感染範囲の特定とウイルスの駆除、個人情報へのアクセス制御の強化を実施済みということで、2016年6月14日17時時点では、情報流出の事実を確認していない他、個人情報悪用による被害の報告もないとしています ただし、不審メルマガの相談件数は急増しており、対象ユーザーに対しては、登録メールアドレス宛に順次連絡し、また、専用窓口を設け、不審な連絡や被害を受けた場合は窓口までの連絡を呼びかけています 再発防止策では、業務用パソコンをインターネットやメールサーバーから分離、専務を最高責任者に据えた社長直轄の ITセキュリティ対策室を設置、不正アクセスに対し、迅速に通信遮断などが行える態勢にするとしています JTB 個人情報流出 不審メルマガの相談 100件 2016年6月24日旅行会社大手 JTB (ジェイティービー)は、顧客情報が不正アクセスされた問題で、2016年6月24日、観光庁から要請されていた追加調査の結果を発表、合わせて、「不審なメールマガジンが来た」など情報の悪用が疑われる相談が約 100件ある事を明らかにし、同社から流出した情報だと確認できれば補償する方針を示しました 対象の顧客は最大約 793万人としていたが、重複を除いた結果、約 679万人」に修正、ほぼ全員におわびのメールを送り済みだということです 流出情報の悪用が疑われる相談には、専用窓口が用意されています 問い合わせ窓口の専用フリーダイヤル(0120・589・272、午前9時〜午後8時半) |
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